仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.07.21
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カテゴリ: 教育
昨日は小学校の終業式。我が家の子たちも通知票と荷物をもって帰ったようだ。夜に帰宅すると、1年生の下の子は初めての終業式だが、もらったもらったと大喜びしている。喜んでいるのは、通知票ではなくて、「きゅうしょくペロリ賞」の方だ。

ペロリ賞は、給食を15回以上完食した人がもらうそうだ。1学期に50回以上は給食があっただろうから、15回で表彰するというのは、相当残している実態があるのだ。祖母によれば、子供以外の周囲からも話を聞いているのだろうが、給食の量が結構多くて残す児童が多いようだ。上の子も、給食は量が多いと言っている。

う~ん、私には信じられない話だ。給食を残す、なんて。さもしい根性だが、オレなら、家で食わなくても学校の給食はお代わりしたはず。1度おかずにアリが入っていた時以外は、残した記憶はない。給食が楽しみで学校に行ったようなものだ。

豊かな時代の象徴なのか、過食を戒める風潮なのか。量が多くて太ッチョになるという声もあるそうだ。妻や祖母も、どうもそれを気にかけているようでもある。

1年生の子の担任の先生は、ことし新任の先生だ。先生も初の終業式で、大変ご苦労様でしたと言いたい。児童も親も地域も一筋縄では行かない昨今の学校事情だろうが、とにかく子供は学校が楽しいと言っていますから、まずは満点ですよ。
ついつい仕事柄(実は無関係だが)、先生の立場に立ってしまう。毎日、ペロリする児童をチェックして、賞状を書くのも、手間がかかっただろう。

こっそり子供には言った。給食は全部食えよ、と。





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最終更新日  2006.07.21 06:54:55
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