仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.05.23
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カテゴリ: 仙台
仙台に初めて来た頃、西多賀のエンドーで生活用品を買った思い出があるが、西多賀の地名は多賀城に対置した由緒ある名なのか、ぐらいに感じただけで深く考えなかった。

明治22年の町村制施行の際に、村名をめぐって争いになった。結果として、富沢、大野田、富田、鈎取、山田の5カ村が合併して「西多賀村」、高柳ほか4カ村が合併して「東多賀村」となる。東多賀村は昭和3年に閖上町に。

この争いのゆえんは、こうだ。富沢の多賀神社は景行天皇40年、日本武尊東征の際に勧請されたと伝わる仙台で最も古い神社で、名取郡の式内社とされた( 仙台市HP )。式内社とは、平安時代に全国多数の神社の中から官社として延喜神名式に記載されたもの。

しかし、名取市高柳の多賀神社こそが名取郡の式内社だとする説もあった。高柳の多賀神社は、名取市役所から名取ICや閖上に向かう直線の道路沿いに位置する( 名取市マップ )。

そんなわけで、村名をめぐって、「多賀」を取り合う争いになったのだそうだ。

参考:吉岡ほか(仙台漫歩編集委員会)『仙台漫歩』宝文堂、1984年







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最終更新日  2007.05.23 06:03:56
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