仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.02.15
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カテゴリ: 東北
岩手県初の県立中学校の名称が内定したそうだ(岩手日日新聞 記事 )。平成21年4月開校の「一関一高に併設する県立中学校」だ。

名称は「県立一関第一高等学校附属中学校」とし、6月の県議会で正式決定の見通し。

校名検討の内容として、「県立一関中」「県立一関第一中」では現在ある「一関市立一関中」と混乱すること、「附属」を冠することで中高一貫校を表現できること、などが示された。また旧一関藩校名を入れた「附属教成館中学校」などの案も示されたが、単純に附属中の方が分かりやすいとの意見でまとまった。

なお、公募については併設で選定に制約があり、他県の例がほとんどないことから行わなかった。また、校歌は高校と同一、校章も高校とほぼ同様とする、という。

以上が報道の内容だが、なるほど附属中という表現はシンプルで良いと思う。また安易に公募に走らなかったのも教育委員会や学校の見識を感じる。藩校の名を用いるのも一案だが、やっぱり最も自然なこの案が良いと思う。

わが宮城県の中高一貫(併設型)は、二華中・二華高と決まった( 資料 )。母体となる県第二女子高も共学化するから一緒に改名したもので、中高が同じ名称で統一されており、これもわかりやすいと思う。

ところで名称公募については、宮城県では石巻好文館高校の例がある( 資料 資料 )、なんか軽薄で無責任さを感じてしまうし、しかも半年くらいの長期間で募集するというのも、一体何なんだろうと思う。

公募を嫌うのは私個人の特殊な感性かも知れない。県教委というより、学校関係者(同窓会など)の意思などで左右されている事情もおそらくあるだろう。現に公募する場合しない場合さまざまだから。とすれば、関係者の意識もどんなものなのだろうか。言い過ぎか。

■関連する過去の記事
中高一貫校と東北 (08年1月15日)
藩校サミットin鶴岡 (07年6月21日)





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最終更新日  2008.02.15 20:14:54コメント(0) | コメントを書く


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