仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2011.05.15
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カテゴリ: 宮城
夫婦1万組あたりのDV相談件数が最も少ないのが、宮城県の1.4だそうだ。次いで、三重県1.9や新潟県2.1などが続く。最低は佐賀県の15.5で、これをもって、夫婦円満の宮城、DVの佐賀、と評している本があった。
(佐藤拓『データ比較「住みにくい県」には理由がある』祥伝社、2009年)

データ比較と地域分析を単純に結びつけるのは良くないし、ましてや住みやすさをランク付けすることなどは、慎重を要するべきである。科学ジャーナリストという肩書きのようだが、タイトルのとおりに理由がそれこそ社会科学の観点からしっかり説明されているわけでもない。

もっとも、数字そのものは客観的な事実であるだろうから、一応統計を見てみた( 内閣府 )。平成22年の4月から6月までの相談件数である。

青森148
岩手336
宮城163
秋田218

福島332

佐賀477
全国 19,149

たしかに宮城は少なめではある。これが傾向的に統計上有意だとすれば、地域性を論じるためには、まずは相談体制の事情(相談しやすさ、他の窓口の状況、電話受付体制など)、また、同一相談者の数え方、などを丹念に調べることが必要だろう。

児童虐待、家族間暴力などは、個人主義に反するパターナリズムの原理だろう。そこにある生命や身体の危機を救うべきは、誰しも異論がない。しかし、どこまで行政や社会が介入できるか、あるいはすべきか、難しい問題だ。





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最終更新日  2011.05.15 12:12:53
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