仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2015.02.10
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カテゴリ: 仙台
さいきん、田村昭『東北お国ぶり』(宝文堂、1970年)を読みながら何件か記事を書いた。

珍しい苗字として、留守(るす)さんが紹介されている。鎌倉時代に奥州の留守職となった伊沢左近将監家景は留守を名乗るようになった。

現在もこの姓はある。電話で「留守さんを(お願いします)」と言われて、「(ハイ)留守です」と答えると、相手は留守と思ってガチャリと切るなど、困ってしまう。

また、生江(なまえ)さんが同じ職場にいて、「名前は?」と問われて「生江です」と返事をしても素直に受け取られなかった。

むかしの仙台逓信局での実話だそうだ。田村さんのご勤務された経験から綴られているのだろうが、氏のウィットの利いた文章とともに、心あたたまる話だ。(当のご本人様方は、さぞかし苦労だったでしょう。)





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最終更新日  2015.02.10 21:54:53
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