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日本のHIP HOP/MCの「SoulJa」と「Misslim」のコラボシングル。最初はMisslimの正体は誰?とか言われてたらしいけど…。声聞けば1発でわかると思うし楽曲は「ANNIVERSARY」をサンプリングしてるし。1曲目「記念日」 SoulJa x Misslim作詞 呉田軽穂さん・SoulJa 作曲 呉田軽穂さん 編曲 佐藤博さん・SoulJaもう15年以上前だったか。このCD買った時は2.3度聴いてどこかにしまいこんだまま、どこにいったかわからなくて、年末に急にまたCD欲しくなって買い直した。正直、当時はふーん程度であまり聴き込まなかった。今、聴くとめちゃくちゃ良い!人ってその時々で胸に入ってくるのか、刺さるのか、何も感じないのか状況や年齢で大きく違うと最近強く感じるようになった。ユーミンの「きみなき世界」「コインの裏側」「夜明けの雲」「Laughter」「Flying Messenger」「Lost Highway」「巻き戻して思い出を」など発売当時は何とも感じなかった曲だったのに今ではドハマリしてずっと聴いてる。当時は「ANNIVERSARY」をいじっただけの曲のように思ってた。それ以上にその頃は「ANNIVERSARY」って曲もあまり好きじゃなかった。今ではユーミンの曲、1stアルバムから全て聴き直す度にいろんな事に気づいて感涙の毎日。今のユーミンが一番カッコよくて好きだから昔の曲を素直に聴き直せる。いろんなジャンルの楽曲を聴きすぎて、ずっと近くにあった大切な音楽を深く聴いてなかった。2曲目「home」 SoulJa x Misslim作詞・作曲 呉田軽穂さん・SoulJa 編曲:佐藤博この曲、久しぶりに聴いて感動で泣けた。今剛さんのGソロも最高だし、二人の歌が最高です。二人で作り上げた歌詞とメロディー、感動的です。ユーミンはこれまでに様々なアーティストとコラボしてきてて、そのほとんど持ってるけどそう言えばコラボ物のCDってあまり聴かない事が多い。いろいろあるのを引っ張り出して来て聴き返してみようと思う。今回の「記念日」のようにハマるかも知れない。CDとDVDの2枚組シングルでDVDには「記念日」のMVが収録されています。高校の卒業式での思いをドラマチックに作ってる。この最初の場面は「最後の春休み」を思い出させるような映像。MVにユーミンは登場しません。でもこんな場面が。20代になったばかりのユーミンの写真が登場。
2024年01月30日
堀内孝雄さんのアナログ盤でのベスト盤。名匠と呼ばれる現在の最高峰のカッティング技師「武沢茂さん」による入魂のカッティングサウンド!このアナログ盤シリーズはアリス、谷村新司さんも発売されています。さらに盤は180g 重量盤で安定したサウンドを楽しめます。ただ、選曲はマニアックなアリスファンには物足りないかも知れない。ベスト盤なので仕方ないのですが、最高の音質で聴ける事が重要。ベスト盤にしないで、アルバム単位で最高のカッティングをしてほしいと思ってしまう。堀内孝雄さんなら繊細にレコーディングされている名盤「忘れかけていたラブソング」や「ブラウン」「デイ・ブレイク」「デラシネ」「ソング・フォーエヴァー」などをリマスターも含め、この企画で再発してほしい。谷村新司さんのアナログベストは3種類発売されていますが、やはりちんぺいさんのアルバムも音にこだわり切ったアルバムが多く、特に「引き潮」は現在のテクノロジーで蘇らせてほしい。「引き潮」の歌詞カードには当時のディレクターからこのLPを聴くための注意が書いてあります。「このレコードは出来る限り高音質のアルバムを作りたいというアーティストの 強い要望により、76センチ/秒のテープ速度でレコーディングしました。 従ってかなりレベルの高いカッティングされていますので、 カートリッジの針圧を重めにして聞いて下さい」続くアルバム「黒い鷲」も凄く繊細なレコーディングが行われています。アリスなら「ALICE VI」にも同じような針圧についての注意が書かれています。アリスなら「ALICE II」「ALICE IV」「ALICE V」「ALICE VI」ちんぺいさんなら「海猫」「引き潮」「黒い鷲」「海を渡る蝶」「JADE-翡翠-」「獅子と薔薇」アナログ盤で再発してほしいアルバムは山ほどあります。少し前にレコード針を交換したので、べーやんのこの最新アナログ盤を聴いた。A面1曲目「影法師」2曲目「河」3曲目「ガキの頃のように」4曲目「カラスの女房」(ニュー・バージョン)5曲目「冗談じゃねえ」B面1曲目「恋唄綴り」2曲目「東京発」3曲目「遠くで汽笛を聞きながら」(ゴスペル・バージョン)4曲目「恋文」5曲目「灯(ともしび)」この中でアナログ盤で発売されたのは、3曲目「ガキの頃のように」と5曲目「冗談じゃねえ」の2曲のみで後は全てCD時代の楽曲。1曲目「影法師」は、2024年1月号の堀内孝雄さんのファンクラブのDVD会報の中で最新スタジオライブとして歌われています。今回は全曲カラオケで歌っていました。これまでギター1本で弾き語りで歌ってくれてる事が多く、できれば弾き語りで歌ってほしいと思ってしまいますが・・・。その中でべーやんも言ってましたが、この曲がソロ曲の中で一番カラオケで歌われている曲だそうです。「愛しき日々」や「恋唄綴り」を凌ぐカラオケ人気なのは驚いた。この最新カッティングバージョンで聴くと、物凄く心地良いサウンドになっていて聴き入ってしまう。1993年25枚目のシングル。2曲目「河」は、今回のこのアナログ盤で一番感動した音です。この曲自体も好きなのですが、このアナログ盤でじっくり聴くとより一層、この曲の良さが伝わってきます。2003年41枚目のシングル。3曲目「ガキの頃のように」もCDやアナログ盤シングルで聴くのとはまた印象が違って感動した。この曲も人気曲でソロコンサートでもよくセットリストに入る曲です。最新カッティングでよりボーカルが気持ちよく聞こえる。1988年15枚目のシングル。4曲目「カラスの女房」(ニュー・バージョン)元のシングルバージョンよりも少し落ちついたイントロとアレンジで演歌色を少し強くしたのがニューバージョン。べーやんの歌い方もかなり違っています。ニューバージョンは2004年42枚目のシングル。オリジナルは1998年35枚目のシングル。5曲目「冗談じゃねえ」はギリギリでアナログ盤シングル発売された曲。どんどんCDに移行してきてた時に発売されたシングル。EP盤、カセット、8cmCDと3種類発売された。1989年16枚目のシングル。B面1曲目「恋唄綴り」は100万枚売り上げ大ヒット曲。第32回日本レコード大賞、第21回日本歌謡大賞、全日本有線放送大賞グランプリ、と多くの賞を受賞した楽曲。何度も再発されました。1990年20枚目のシングル。2曲目「東京発」も2024年1月号の堀内孝雄さんのファンクラブのDVD会報の中で最新スタジオライブとして歌われています。このアナログ盤は本当に気持ち良い音になっています。1995年30枚目のシングル。3曲目「遠くで汽笛を聞きながら」(ゴスペル・バージョン)宮川彬良さんが編曲したゴスペルバージョンは発表当初はあまり好きではなかった。最初はシングル「不忍の恋」のカップリング曲として収録されました。その後にベスト盤「Thank You ~愛すべき男たち~」に収録。「不忍の恋」は大正演歌風なイントロから始まる「和」のイメージの強い曲でした。その流れで聴くので違和感があったのかも知れない。「Thank You ~愛すべき男たち~」の収録曲の流れで聴いてからよく聴くようになった。2006年46枚目のシングル、カップリング4曲目「恋文」はあまりベスト盤などでチョイスされなかったやや地味な印象の曲ですが、50周年記念のアルバムには選曲されました。日本テレビ系年末ドラマ『源義経』の主題歌だった曲です。このアナログ盤で聴くとよりべーやんの迫力あるボーカルが楽しめるように思う。1991年23枚目シングル。5曲目「灯(ともしび)」この曲も好きな曲ですが、アルバムラストがこの曲なのはちょっと・・・。ここは「遥かな轍」か「坂道」「山河」「愛しき日々」がいい。そりゃ「Day Break」や「忘れな詩」「愛と涙とやさしさと微笑」「懐かしい友のうたう歌」「道程(みち)」「俳優」「サークル・ゲーム」「Don't Stop My Love」「トラベリング・マン」「少年時代」「故郷には帰りたくない」「少年達よ」「涙を捨てる街」「限りないあこがれの中へ」などがラスト曲なら最高ですが、他の曲との流れでは合わないから・・・。自分がアナログ盤ベスト作るならA面1曲目「Change Your Mind」2曲目「バスを待ちながら」3曲目「あなたのすべてを」4曲目「ロンリー・ロンサム・ナイト」5曲目「目をとじて」6曲目「懐かしい友のうたう歌」B面1曲目「飛び立てジェット・プレーン」2曲目「限りないあこがれの中へ」3曲目「真赤なアカシア」4曲目「俳優」5曲目「愛と涙とやさしさと微笑」6曲目「Day Break」こんな最新リマスター、最新カッティングのアナログベスト盤出ないかな・・・。
2024年01月29日
小林麻美さんの6枚目のアルバム「GREY」のタイトルナンバー。1987年3月21日発売「GREY」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 後藤次利さんこの曲は後にユーミンは「宇宙図書館」のアルバムでセルフカヴァーしています。小林麻美さんのヴァージョンはボーカルに深くかかったリバーブの効果でより艶っぽい哀しさに引き込まれる。ユーミンのヴァージョンは「宇宙図書館」のアルバムのラストに収録されているため時空を超えるようなSF感を感じ見えてくる景色や人は全く違う。松任谷正隆さんの編曲が「命」や「時間」を強く感じさせる。後藤次利さんの編曲も素晴らしくシンプルなのに各楽器のフレーズを耳が追いかけてしまう。特に後藤次利さん本人が弾いてるベースのラインは感動的です。この曲、「宇宙図書館」が発売されて聴いてから、曲の凄さに気づいた。そして1987年の小林麻美さんのヴァージョンを聴き直すとあの頃に気づけなかった曲の良さや歌唱の良さを感じた。小林麻美さんの6thアルバム「GREY」は10曲中、9曲がユーミンの作詞作曲です。そしてプロデュースも松任谷由実さん本人です。編曲は全曲、後藤次利さんでサウンドプロデュースも後藤次利さんです。ミュージシャンも最高のメンバーで構成されています。記憶から忘れがちのアルバムですが、こうやってたまに聴くと素晴らしさを改めて実感できる。「宇宙図書館」はアートワークもビジュアルもアルバム内容も完璧で今でもまったく飽きる事なくよく聴いています。
2024年01月27日
1969年3月に発売されたイギリスのロックバンド「Pesky Gee!」のシングル。 Pesky Gee!は、デビューアルバム発売の後、翌年にBlack Widowと名前を変えて名盤「Sacrifice」をリリース!Black Widowの事は何度も書いてるように思うので、その前身のバンドPesky Gee!の事を。Pesky Gee!は1966年に結成され男女のツインボーカルでした。Vocal ・・・Kay Garret & Basil FrancisGuitar ・・・Jimmy GannonOrgan ・・・Jess TaylorBass ・・・・Bob BondDrums ・・・Clive BoxSax,Flute ・・・Clive JonesBrass ・・・・Alan Hornsby(サイケなジャケットもいい感じ)A面「Where is my mind」1969年に1stアルバム「Exclamation Mark」を発売して、その中からこの曲をシングルカット音質は良くないけど曲はカッコイイ!R&Bの要素も含んだROCKで当時は少し斬新だったのかも。アルバムのB面1曲目に収録されています。B面「A Place of heatbreak」1stアルバム「Exclamation Mark」のA面ラストに収録されています。キャッチーなリフだけど、展開は多くテンポもかなり変わっていきます。プログレな展開に引き込まれる。
2024年01月25日
シンガーソングライター、遠藤賢司さんの7枚目のアルバム。遠藤賢司さんと言えば1970年代前半の「夜汽車のブルース」「満足できるかな」「ほんとだよ」「カレーライス」「歓喜の歌」などを思い出す人が多いと思う。初期のアルバム3枚も好きですが、自分が衝撃だったのはこの「宇宙防衛軍」です。1980年秋の京都円山音楽堂での昼下がりコンサートだったかで、このアルバムから数曲歌った。光線銃のような武器を手に持ち絶叫してたのが強烈なインパクトで、それまでのややハードなフォーク、ロックのイメージがぶっとんだ。その時はこのアルバムの一つ前の「東京ワッショイ」を聴いた事がなかったので驚きも大きかった。その時に共演してた三上寛さんのインパクトも凄かったけど「宇宙防衛軍」は異彩を放ってた。(初めてCD化された時に買ったもの。あれから何種類か出てるのでリマスターされてるのかな…)1曲目「宇宙防衛軍」2曲目「通好みロック」3曲目「ザ・ガードマン」4曲目「東京演歌」5曲目「白銀の翼」6曲目「春のめざめ」 7曲目「喜びの歌」8曲目「哀愁の東京タワー」9曲目「夜汽車のブルース」10曲目「宇宙防衛軍のマーチ」11曲目「宇宙防衛軍放送局」12曲目「宇宙防衛軍放送局」このアルバムのミュージシャンは「四人囃子」のメンバーやを中心に土屋昌巳さんやゲストボーカルで平山みきさんも参加。編曲は四人囃子の佐久間正英さんです。高音でシャウトしてるのを聴くと大好きな自切俳人(北山修)さんのシャウトを思い出す。声の高さもよく似てる。1曲目「宇宙防衛軍」ふざけてるように思ってしまう人も多いと思うけど真面目に作ってるから楽しめます。自切俳人さんの「ハエ・ハエ・ハエ」もそうだけど、聴き込むほどに好きになる曲。2曲目「通好みロック」この曲も好きな曲。「マイ・シャローナ」をパロってるような感じもする曲。セリフの感じも自切俳人さんを彷彿させて凄くイイ!3曲目「ザ・ガードマン」宇津井健さん主演の大ヒットドラマ「ザ・ガードマン」のテーマ曲のメロディーに遠藤賢司さんが歌詞をつけて歌っています^^;聴いてると懐かしさがこみあげてくる。4曲目「東京演歌」遠藤賢司さんは演歌も好きなので、こんな本格的な演歌も作ってしまう。三橋美智也さん、こまどり姉妹、島倉千代子さんが好きらしい。ここに畠山みどりさん、森進一さん、八代亜紀さん、水前寺清子さんが加われば自分と同じ。5曲目「白銀の翼」プログレなイントロもカッコよく、歌が入ってくるとタイトなロックに。8曲目「哀愁の東京タワー」完全なムード歌謡です。ラテンなリズムも気持ち良く、デュエットの平山みきさんの歌唱も最高です。9曲目「夜汽車のブルース」1stアルバム「niyago」の1曲目をハードなロックにアレンジ。オリジナルもフォークロックな曲なのでそんなに違和感はなく楽しめる。10曲目「宇宙防衛軍のマーチ」前半の前衛的な現代音楽のような世界から、伊福部昭さんが作ったようなゴジラ映画で流れてきそうな曲。いきなりリタルダンドして曲が終わる感じ、それっぽくて笑ってしまう。CDには「踊ろよベイビー」と「外は雨だよ」のライブヴァージョンがボーナストラックとして収録されています。この「外は雨だよ」最高です!京都・円山音楽堂で「宇宙防衛軍」を歌ってるところ。
2024年01月24日
1966年4月発売のフランク・シナトラの大ヒット曲「Strangers In The Night」ミュージシャンPianos Bill Miller and Michel Rubini Guitars Al Casey, Bill Pitman, Glen Campbell and Tommy TedescoBass Chuck Berghofer - BassDrums Hal BlainePercussion Emil Richards and Eddie Brackett Jr.A面「Strangers In The Night」(邦題「夜のストレンジャー」)フランク・シナトラ本人は大ヒットしたにも関わらず、この曲の事を当時かなり嫌っていて、コンサートで「♪Love was just a glance away」の後の「 a warm embracing dance away」を「♪a lonesome pair of pants away」と替え歌にして歌った事があったとか。晩年はこの曲を大切にしていた。この曲を聴くと、子供の頃に流れてた光景が浮かぶ。深く包み込むような歌唱と美しいメロディ、素晴らしい演奏・・・大好きな曲です。ベット・ミドラーがカヴァーして大ヒットしたヴァージョンも最高です。(1976年リリース)B面「Oh, You Crazy Moon」「Strangers In The Night」の壮大なスタンダードナンバー的な雰囲気とは違い。B面のこの曲は気持ち良くスイングするJAZZナンバーです。かなり前にYoutubeでこの曲のライブ映像を観てから、この曲が以前よりさらに好きになった。最近、探してみたけどもう削除されてた。他にもライブ映像はあるけど、あの時に観たのがまた観たい、聴きたい。いろんなヒット曲とカップリングしてシングル発売しています。
2024年01月23日
ザ・ナターシャー・セブン『107 SONG BOOK』の記念すべき第一弾。「オリジナル・カーター・ファミリーをお手本に編」とサブタイトル通りにカーターファミリーのレパートリーを楽譜集とともにレコーディング。「107 SONG BOOK」の中でもかなり良く聴いたアルバム。一番良く聴いたのは「107 SONG BOOK Vol.5 春を待つ少女。」ですが。1曲目「私を待つ人がいる(アメリカ民謡)」2曲目「今宵恋に泣く(アメリカ民謡)」3曲目「柳の木の下に」4曲目「あなたを恋しています(アメリカ民謡)」5曲目「別れの恋唄 その1(アメリカ民謡)」6曲目「別れの恋唄 その2(アメリカ民謡)」7曲目「丘の上の校舎」8曲目「高い山に登って」9曲目「ひとり旅」10曲目「陽気に行こう(アメリカ民謡)」11曲目「わらぶきの屋根」12曲目「森かげの花(アメリカ民謡)」13曲目「どこにいればいいんだろう」14曲目「海の嵐(アメリカ伝承)」15曲目「青い海のお墓」16曲目「ワルツを踊りましょう」訳詞は全て高石ともやさん。アメリカ民謡以外の作曲はA.P. カーター。1曲目「私を待つ人がいる」は高石ともやさんが一時期フォークソングを歌うのを完全にやめて福井県の名田庄村に移住した。そこの生活で村人の人たちとも仲良くなっていき、この「私を待つ人がいる」をきっかけに歌うことを始めるようになったと何かで語っていました。1979年12月2日放送のFM番組「サウンド・アプローチ」の中でカーターファミリーのオリジナルをまず流して、続いてその曲を生演奏で聴かせて解説するという企画をしました。この時の回のラジオを録音したものを今でもよく聴いています。この時にもともやさんは「フォークソングやめてもう一回やり直した時、最初に作った歌がね、私を待つ人がいるって いつも村にいってね、仕事もないしね、朝起きて山に行って「♪あ〜あ〜」てやって 昼下がりにご飯食べて、でまた行って、夕方になるとおばあさんに必ず会う人がいてね、 「いや、こんにちは」って「いつも日暮れに迎えに行くのさ 私を待つ人がいる」ってね・・ もうあのー、このケンタッキーの歌が、まるで名田庄村の歌みたいなんでね、 あ!これは私の出発点の歌にしようと思って、自分流に歌ってたの で、それでね、今もナターシャーセブンのいつもオープニングテーマになってるですけどもね」と、話してオリジナルのカーターファミリーのレコードを流して、続いてナターシャーセブンの演奏で「私を待つ人がいる」を聞かせる。まだ1979年ごろは「私を待つ人がいる」がライブの1曲目の事が多かったですが、1980年ごろからには1曲目は「陽気に行こう」や「明日になればね」だったりした。1972年の「KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES」ではイントロがオートハープで始まります。このヴァージョンはライブで聴いた事がないので初期のみでの演奏なのかも。そういえば1977年の宵々山コンサートでもイントロはフオートハープの演奏からだった。3曲目「柳の木の下に」もコンサートでよく聴いたので印象に強く残ってる。リードボーカルは坂庭しょうごさんです。ハスキーなハイトーンが気持ち良くて大好きなボーカリストでした。このレコーディングヴァージョンでは、ソフトに歌っていますが、コンサートでは突き抜けるような強い声で歌っていました。「♪し〜〜だれ柳が〜」って。サビから城田じゅんじさんも坂庭さんに負けないほどのハイトーンでハモるのも最高だった。「♪や〜〜なぎの木の下、土の下で眠ります」かなしい歌なのですが、二人のハイトーンボーカルに聞き惚れてました。7曲目「丘の上の校舎」も大好きな曲だった。中学生の頃に初めて行ったナターシャーセブンのコンサート。その時もこの曲を歌ってくれた。この曲の歌い出しの歌詞が自分の幼少期と重なる。「♪背よりも高い草はらを駆け抜けて いつでも唄ってた子供の頃」中学生の頃に聴いた感覚と、今、聴くのでは感じ方がまったく違う。初めて聴いてから40年以上経っても今でもこの曲を聴いて感動してるのが不思議。40年前にこの曲を40年後も聴いてるとは思ってもなかった。8曲目「高い山に登って」は何と言っても1979年「いこまいか」コンサートのオープニング曲!この曲も聴いてるといろんな場所の風景が頭に浮かんでくる。10曲目「陽気に行こう」はこれまで生きてきて何百回口ずさんだだろう。この曲を聴いたり口ずさんだりすると心がホッとしてトゲトゲしてた心が少し丸くなる感覚。1972年「KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES」の演奏はかなり違ってて新鮮ですが、「これじゃない感」が強い。この曲も1979年12月2日放送のFM番組「サウンド・アプローチ」で取り上げています。まずレコードでオリジナル「Keep on the Sunny Side(陽気にいこう)」を流してからナターシャーセブンの演奏でこの曲を歌う。11曲目「わらぶきの屋根」はコンサートでは聴いた事がなかったと思うけど、この曲を聴いてると母方の田舎の風景が鮮明に浮かび上がってくる。母の実家はわらぶきではなかったけど、自分が子供の頃は母の実家の周りの家にはわらぶきが多かった。「♪魚を追って山を越えて 日暮れて帰る 子供心に家のあかりが ありがたかった」今日は2017年に初CD化されたものを聴いてた。「107 SONG BOOK」が全てCD化されたのはうれしい。アナログ盤で聴く事の方が回数は多いけど、楽にPCででも簡単に聴けるのがいい。
2024年01月22日
クイーン、アルバム徹底研究シリーズ”エクスパンデッド・コレクターズ・エディションの第9弾として発売された1982年発表の「Hot Space」が2CD&1DVDセット。オフィシャル物としか思えない丁寧な作りですが、ブートです。CDの音質も良くDVDの映像画質も悪くない。「Action This Day」のMV ミルトンキーンズ野外ライブでリップシンクで撮影。DISC 1はOriginal Album Remix And Remasters 1〜11曲目とSingles/Alternate Remix And Versions が12〜19曲目。DISC 2はDemos / Alternate Remix And Versions として全18曲。DVDはAudio Album (Lyrics With Multiple Selections)1〜11曲目。Video Collectionが12〜32曲目。徹底研究シリーズと言うだけあって、「Hot Space」に関してほとんどの貴重な音源が網羅されています。なぜか「There Must Be More To Life Than This (William Orbit Mix)」が収録されています。この曲はフレディのソロアルバムに収録されてる曲です。マイケル・ジャクソンとデュエットしてるヴァージョンなども収録されています。デヴィッド・ボウイとの「アンダー・プレッシャー」の未完成初期バージョンなども収録。「Calling All Girls」のMV. 今日はDISC 2のことを。1曲目 Staying Power (Demo)2曲目 Back Chat (Demo)3曲目 Action This Day (Demo)4曲目 Life Is Real (Song For Lennon) (Demo)5曲目 Calling All Girls (Stripped Mix)6曲目 Las Palabras De Amor (The Words Of Love) (Demo)7曲目 Cool Cat (Original Mix with David Bowie)8曲目 Feel Like aka Under Pressure (Unreleased Sessions)9曲目 Dancer (Demo)10曲目 Under Pressure (Reconstructed Mix)11曲目 There Must Be More To Life Than This (Freddie Version)12曲目 Staying Power (Extended Remix)13曲目 Back Chat (Extended Remix)14曲目 Cool Cat (Take 2 with David Bowie)15曲目 Las Palabras De Amor (The Words Of Love) (Rejected Mix)16曲目 Under Pressure (Stripped Mix)17曲目 Under Pressure (2000 Club Mix)18曲目 There Must Be More To Life Than This (Gold Remix with Michael Jackson)1曲目 Staying Power (Demo)はこれまでにもいろんなブートに収録されていましたが、このCDの音質が一番良いように思う。ベースシンセにブーストかかってるような荒さがカッコいい!4曲目 Life Is Real (Song For Lennon) (Demo)はこのデモヴァージョンの方が生々しくて感動してしまう。6曲目 Las Palabras De Amor (The Words Of Love) (Demo)も感動、鳥肌もんです。7曲目 Cool Cat (Take 2 with David Bowie)はデビッドボウイとのデュエットヴァージョン。8曲目 「Feel Like aka Under Pressure」はレコーディングセッションの段階のヴァージョン。9曲目 Dancer (Demo)は必聴。歌は入ってませんが、打ち込みに合わせて弾いてるギターリフがこの曲の元の感じがわかっておもしろい。11曲目 There Must Be More To Life Than This (Freddie Version)は当然最高です!この曲はフレディのソロアルバムの曲ですが、本当に好きな曲。12曲目 Staying Power (Extended Remix)は12インチシングルヴァージョンです。CDでも良い音で聴けるのはうれしい。18曲目 There Must Be More To Life Than This (Gold Remix with Michael Jackson)はほぼ完成形のように思える。マイケルと交互に歌っています。アレンジもフレディのソロヴァージョンとはまったく違います。この「アルバム徹底研究シリーズ”エクスパンデッド・コレクターズ・エディション」シリーズはどれ買っても損しないと思う。貴重な音源、映像がまとめて聴けます。テレビ番組で「Under Pressure」 リップシンクじゃなく生演奏、生歌です。「Back Chat」のMV
2024年01月20日
月組公演を梅田芸術劇場で観てきました。芝居ではなく今回はコンサート形式のショーでした。次の公演で退団する月城かなとさんの歴史を振り返る雪組時代からの楽曲から始まったコンサート。月城さんが月組に組替えする少し前のやや最近の月組の歴史を振り返るような曲も懐かしく聴いた。「ファンシー・ダンス」のショーは選曲が好きだった。「Apasionado!!」も結構回数観に行ったような気がする。「月ノ塚音楽学園」と題したコントコーナーもあった。全体的に少しゆるい感じのほのぼのしたようなショーでした。(入り口でもらえたカード)タイトルの「GOAT」はスラングで「史上最高の」とかを表すのですが、「ヤギ」の事なのか?と最初は思ってた。自分が好きなバンド「Belphegor」のアルバムタイトルに「GOAT」が付くアルバムが2枚もあります。5thアルバム「Goatreich - Fleshcult」と7thアルバム「Bondage Goat Zombie」の2枚。この2枚とも物凄く気に入ってるアルバムです。「Belphegor」はオーストリアのベテランBlack Metalバンドで1995年デビューです。2022年には12枚目のアルバム「The Devils」をリリース。Black Metalの楽曲には「GOAT」がタイトルに付くものや、歌詞の中に「GOAT」が出て来る物がかなり多いので、今回の月組のタイトル「GOAT」にもすぐに反応してしまった。「Bondage Goat Zombie」って楽曲はライブセットリストでもラスト曲になったりする事も多い人気曲。(「Bondage Goat Zombie」のジャケット。「Goatreich - Fleshcult」のジャケットは ちょっとヤバいので載せるのやめとこ)ラスト曲といえば・・・今日のコンサートの本編ラスト的な曲が中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」でした。ほぼオリジナルを忠実に演奏されフルコーラスの演奏でした。Gソロのフレーズもかなり近くコピーしてました。宝塚で中島みゆきさんの曲を歌ったと言えばバウホールでの専科のエンカレッジコンサートで京三紗さんが「命の別名」を歌ったのを鮮明に覚えてる。かなり渋い選曲だし、京三紗さんが「命の別名」ってイメージとまったく違ってたのでかなり驚いたし感動した。転調もオリジナルのままにフルコーラス歌いました。演奏はシングルヴァージョンをコピーしてました。できればアルバムヴァージョンで聴きたかった。京三紗さんがファルセットをほとんど封印して地声で歌ってたのも良かった。(「銀の龍の背に乗って」のノベルティのうちわ、10枚ぐらいある)あの時の専科のエンカレッジコンサートは本当に感動した。矢代鴻さんの「想い出のサントロペ」も最高だった。完全に芝居のセリフのように聞こえる歌唱とパフォーマンスだった。汝鳥伶さんが歌った「グラナダ」も今でもCDでよく聴いてる。矢代鴻さんの「夢(Dream)」も最高です!萬あきらさんが演じ歌った「アコーディオン弾き」も本当に良かった。あの時、萬あきらさんは「最後のダンス」も歌ったんだった。2007年の2回目の専科のエンカレッジコンサートも凄く良かった。今日のコンサートの話に戻って、月城かなとさん、鳳月杏さん、風間柚乃さん3人で歌うコーナーも最高だった。3人の声でハモると美しかった。
2024年01月19日
29年前のこの時間、自分は何をしてただろうかって考えてた。西の空が真っ赤に染まってて父親とバス道に出て迫ってくる火を心配そうに無言で見てた。街灯も消えてて真っ暗な中、炎の赤さと炎に映し出される真っ黒な煙が目に焼き付いてる。自分と父親の周りにも多くの人たちが心配そうに西から迫る炎を見つめてた。その時、小さな子の怯えたような震えた泣き声が耳について今でもリアルに響く。みんな同じように泣きたい気持ちだった。自分の家は全壊でどこからどう片付けて、どう生きて行こうかとその夜は悲観的になってた。阪神・淡路大震災で無くした物は多すぎた。それはあの場で経験した人はみんな同じ。両親と一緒に住んでなかったので、震災直後に電話して生存を確認できて、そこから渋滞と壊れた道路を避けながら普段なら30分あれば行ける道のりを11時間かかってやっと両親に会えた時に、酷い状態の家の前で神様に感謝したのを覚えてる。そこからの記憶は不思議な感じで断片的にしか思い出せない。5日間ほどどう生きてたのか何をしてたのか記憶が飛んでしまってる。確かに覚えてるのは父親の横で呆然と無言で西の空を見ていた光景や臭いや子供の泣き声だけは忘れない。杉田二郎さんが震災から3年後にこんな曲を歌った。「子供の心」作詞 きたやまおさむさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 塩入俊哉さん幼稚園の頃のこと迷子になって 見知らぬ町ではぐれて夜になってもう誰にも会えないだろうと 世界から見捨てられたと思い込みました何かにぶつかって擦り傷つくって 切れた見えない額から一筋流れた血を見て死ぬかと心配しました 目の前が真っ赤に染まりましたあの子供の気持ちがわかりますか あの子供の心は忘れましたかあなたの心の小さな子供は 今、今何を感じていますか神戸の子供達は何を感じたでしょう大地が激しく揺れて町が壊れて両親と別れてさ迷うあの日の彼ら笑っていましたか泣いていましたかあの子供の気持ちがわかりますか あの子供の心は忘れましたかあなたの心の小さな子供は 今、今何を感じていますかこの曲は1998年の「杉田 二郎 30周年記念コンサート「絆」 ~きたやま おさむ作品を唄う~」で初めて発表されライブバージョンのみでした。2016年にアルバム「やわらかい心」で初スタジオレコーディング。この曲を初めて聴いた時に自分達と同じように炎を見上げてた泣いてる子供の声を思い出す。今日は無性にこの曲が聴きたくなって何度も聴いていました。きたやまおさむさんと杉田二郎さんで作った「祈り~prayer~」という曲も心に響いた。「明日何がおこる 地球のどこかで 今眠れないのは 明日が見えないから 愛だけで私たち 本当に生きて 死んでいけるの」こんな歌詞で始まるこの曲も、あの夜の自分が眠れずに考えていたような事。あの時から毎年、毎年、この日が来ると心が重くなって体調がいつもと違うように感じる。こんな風に時間を過ごしてる人が物凄く多いんだろうなと思う。頭の中で封印していたあまりのも悲惨な光景や声を少しずつ甦らせて向き合ってる。今までなら思い出しそうになると、すぐに目を開けて違う事を考えて封印してきた。29年前のあの日から自分は違う人間になったほど変わったかもしれない。
2024年01月18日
ガロの7枚目のシングル。1973年12月10日発売。3rdシングル「学生街の喫茶店」の大ヒット以降、6枚連続で山上路夫さんが担当。(「学生街の喫茶店」が時差で大ヒットしたので4thシングルのみメンバーオリジナル)山上路夫さんは天地真理さんの「虹をわたって」以降の大ヒット曲のほとんどを担当。A面「一枚の楽譜」作詞 山上路夫さん 作曲 村井邦彦さん 編曲 大野克夫さんこの曲はフォーク色はほとんどなく軽快な8ビートのロック歌謡です。小学生だった自分もこの曲が好きでよく口ずさんでいた。3人の発声やハーモニーもアイドルグループのような印象でした(あいざき進也さん的な)。「ロマンス」もけっこうアイドルっぽい雰囲気が強かったか…。堀内護さん(MARK)がリードボーカルは声質も甘いのでアイドルっぽく人気も凄かった。「ピクニック」が一番アイドル路線だったかも。大野真澄さん(VOCAL)がリードボーカルの曲は渋めで大人っぽくなる。「姫鏡台」なんて渋くてカッコいい。日高富明さん(TOMMY)がリードボーカルの曲は沢田研二さん的なロック歌謡なカッコ良さがありました。B面「憶えているかい」作詞 山上路夫さん 作曲 村井邦彦さん 編曲 有馬すすむさんこの曲も凄く好きな曲。おしゃれなソフトロックでギターソロとかも洋楽のようで渋くておしゃれです。多分、トミーが弾いてるのだと思う。アルバムにも名曲が多いので、また今度はアルバムの事も書こうと思う。
2024年01月17日
アメリカのシンガーソングライター「Randy VanWarmer」のデビューシングル。「ランディ・ヴァンウォーマー」の名前は知らなくても、この曲は知ってる人が多いと思う。学生の頃に夜中のFMでこの曲を初めて耳にした時、すぐにメモして翌日レコード屋に行ったのを思い出す。近所の小さなレコード店には置いてなくて、注文して2.3日後に手にした。A面「Just When I Needed You Most」(邦題「アメリカン・モーニング」)キラキラしたギターの音と透明感のある唯一無二の美しい声。激しいRockも聴く一方、こんな落ち着ける美しい曲にもハマって聴き込んでた10代の頃。アメリカの郊外の緑の多い町の気怠くコーヒーを淹れてテラスでボーッとしてるような・・・そんな印象で聴いてたけど、歌詞は、荷物をまとめた恋人が雨の朝、ドアも閉めずに去って行ったって内容です。邦題の「アメリカン・モーニング」ってタイトルが明るさを想像してしまう。ランディ・ヴァンウォーマーはファルセットを多用した美しい高音で惹きつけます。メロディラインも素晴らしくて、何十年かぶりにシングル盤で聴いても感動が新鮮です。B面「Your Light」(邦題「あなたの輝き」)レコード店でシングル盤を手にして家に帰ってさっそく針を落とした。「アメリカン・モーニング」の美しさに感動してB面を聴いた。A面以上に自分の心には刺さったのを覚えてる。今でもこのB面の方がさらに好きです。「アメリカン・モーニング」はアコギの音を前に出して少しフォーキーな印象もあるのですが、この曲はピアノが前に出ているソフトロックな印象。歌詞は恋人に愛を伝えるラブソングです。間奏のアルトサックスのソロがまた最高です。ランディ・ヴァンウォーマーは20年前の1月12日に48歳の若さで白血病で亡くなりました。この2曲が収録されてる1stアルバム「 Warmer」には、この2曲以上の名曲も多く収録されています。今、頭に浮かぶ特に好きな曲は、3rdアルバム「Beat Of Love」に収録されてる「I Guess It Never Hurts To Hurt Sometimes」が、たまらなく好きです。「I Guess It Never Hurts To Hurt Sometimes」は地味な曲なんだけどハマってしまうと抜けられなくなるような名曲です。
2024年01月16日
1990年9月25日 オーストリアの「ウイーン・コンチェルトハウス」で開催された谷村新司さんのコンサートの映像作品を久しぶりに観た。約1時間に短縮編集されたライブ映像です。谷村新司さんwith ウィーン交響楽団プロジェクトとして日本でもツアーした後、最後の日がウイーン、コンチェルトハウスでした。当時はVHSとレーザーディスクで発売されていました。2001年3月に中国でDVDとして発売。海賊版の可能性がかなり高いのですが、アリス関係の映像作品は中国で多くDVD化されて発売されていました。このDVDは前半が堀内孝雄さんのMV集で後半がちんぺいさんのウイーンライブ。画質はレーザーディスクとほぼ変わらない。ただDVDなのでLDデッキをつなげなくても、いつでも観られるのは便利。(ちんぺいさんとべーやんがカップリングになってるDVD)(レーザーディスク)「DREAMS COME TRUE」のライブ映像が観たくて、この作品を観ることにした。誰が選曲したのかわからないけど、せっかくウィーン交響楽団プロジェクトとレコーディングし、ウィーン交響楽団プロジェクトの演奏でそれもウイーンでライブができるのだから、アルバム「プライス・オブ・ラブ」やヨーロッパ三部作から演奏されたものを多く収録すればいいのにって発売当時から思ってた。1曲目「GLOBAL THEATER-地球劇場-」2曲目「22歳」3曲目「DREAMS COME TRUE」4曲目「ビートルズ・メドレー(ウィーン交響楽団プロジェクトの演奏)5曲目「9月のマリー ヴィエナ讃歌」6曲目「陽はまた昇る」7曲目「英雄」8曲目「昴」9曲目「忘れないで」(この日のちんぺいさんの歌唱は神がかっていました。ノーカットBlu-ray版が出る事を望む)(MCは英語です)(オーストリア語でもMCを)(この曲もまたライブで聴きたかった…)(「ウィーン交響楽団プロジェクト」の演奏)(ウイーンでの歌唱は格別なものがある。この曲の中で登場するカフェのマスター夫妻も客席に)「英雄」「昴」「忘れないで」と歌い終えるたびに観客の拍手は凄まじく、ちんぺいさんも感無量の表情です。
2024年01月15日
1994年1月1日発売の島倉千代子さんのシングル。 1曲目「昔も今も・・・女」作詞 たかたかしさん 作曲 幸耕平さん 編曲 若草恵さん京都・嵯峨野を舞台にした楽曲です。嵐山なんてもう何十年も行ってないなぁ。嵯峨野嵐山駅から野宮神社の竹林の小径から祇王寺…良い気候の頃ならぶらぶら歩くには丁度良い距離。40分ほどで着きそう。別れを決心しきれない女性が桜の散る季節に一人で迷いながら歩くには辛そうな道。自分は嵐山に行くにはいつも阪急電車。阪急嵐山駅から渡月橋を渡って野宮神社まで歩くなら20分ほどかな。こんな事書いてたら、京都に行きたくなってきた。若草恵さんのアレンジは和物歌謡曲っぽいイントロから京都嵯峨野のイメージが浮かぶ。(内田あかりさんの「浮世絵の街」ほどの和物歌謡ではない)島倉さんの歌唱はジャケット写真のイメージそのもので、しっとりと哀しげに歌っています。2曲目「恋女」作詞 たかたかしさん 作曲 幸耕平さん 編曲 杉村俊博さんカップリング曲はよりニューアダルトミュージック寄りなアレンジです。軽快なテンポのキャッチーな曲なので、こっちをA面にしても良かったような気もする。アコーディオンを効果的に使っててシャンソンのように聞こえたりもします。この曲がもう30年も前の曲とか… つい最近の曲のような感覚で聴いてしまう。昨日、35年ほど付き合いのある友人と久しぶりに食事に。16時に待ち合わせして目的の店に着くと、夜は17時からの営業だったので、すぐ近くの湊川神社に行ってきた。物心ついた頃からここの神社にはよく来てた。自分が小学生低学年の頃までは神門とくぐり境内に入ると、すぐ右側に鳩の餌を売ってるおばあさんがいて、いつも10円か20円だかで買ってもらってた。適当な広告紙やら包み紙を小さな円錐形の器にして、中にはトウモロコシ、粟、麦の乾燥させたものが入ってた。その餌を買うと、鳩が周りの木の上から一斉に降りて来て自分の周りに集まってくる。それが楽しくて小さい頃は鳩に餌をあげにいくのが目的で湊川神社に行ってた。神門をくぐって左側には日本最古のオリーブの木があります。樹齢150年以上なんだとか。そして大鳥居をくぐり御本殿の手前に子供の頃から大好きな狛犬があります。その狛犬までに他の2種類の狛犬を過ぎるのですが、奥にある自分が好きな狛犬は青銅で作られています。少し珍しい狛犬だと思う。物心ついた頃からのゴジラ好きだった自分は向かって右側の狛犬がゴジラのように見えてカッコ良くて大好きでした。(右側の狛犬)(左側の狛犬にはツノがあり少しゴメスのように見える。この狛犬も凄く好きだった)湊川神社でお参りして、境内の中を散策してたらあっという間に1時間過ぎてた。前から行きたかった広東料理の店に。料理も美味しかったし、10年もののかめ出し紹興酒が最高で、熱燗で何杯呑んだだろう…(写真は前菜しか撮ってなかった。良さそうな店だとピータンは前菜で必ず注文する。 ここのピータンはアンモニア臭なくかなり美味しいピータンでした。 ピータンって紹興酒に合う。熱燗の紹興酒にザラメを少し入れて、干し梅入れたら完璧!)
2024年01月13日
10年ほど前に書いた事があるのですが、あまり知られていない八代亜紀さんの名唱なので、さらに詳しく書こうかと。この曲自体は、谷村新司さんの5枚目のソロアルバム「喝采」のB面3曲目に収録されていた曲。(1979年4月20日発売)ちんぺいさんがこの曲をライブのセットリストに、この「喝采」が発売されて2ヶ月後に開催された「アダモ」とのジョイントコンサートの時だけだったと思います。ソロとして初めてのコンサートでした。(その時からアリス活動停止まで、ソロコンサートは一度も開催される事はなかった)このマニアックな楽曲を八代亜紀さんは1980年10月に開催されたデビュー8周年記念のリサイタルでフルコーラスを歌った!この曲はちんぺいさんのレコードでも7分近い大作。八代さんはさらに曲の雰囲気を作るためにバンドネオンの演奏と八木治郎さんの司会でパリの「ムーラン・ルージュ」の事を話して一気にシャンソンの世界を作り上げています。ちんぺいさんのファンなら、この曲が本格的なシャンソンとしてレコーディングされている事はわかっていると思います。ちんぺいさんは1976年の3rdソロアルバム「引き潮」辺りから本格的なシャンソンを作り歌うようになっています。ちんぺいさん自身まだ26〜27歳でシャンソンにもどっぷりハマってた事は、ちんぺいさんをずっと聴いてたファンしか知らないと思います。3rdソロアルバム「引き潮」を聴いてもらえば分かると思いますが、アリスとはまったく違う音を作り上げています。前作の2nd「海猫」からすでに完全にアリスとは線を引いて完全にソロでしか出来ない音楽を追求しはじめていました。「昴」をつくるずっとずっと前です。自分は3rdアルバム「引き潮」の凄さをもっと知ってほしいとずっと思ってる。Jazz、シャンソン、Rockとフォークを微塵も感じさせないアルバム。中でも「暗い桟橋」って曲はピアノ1本とトランペットのみでマニアックなシャンソンの世界を作り上げてて、カッコ良さで言うならアルバムの中で一番カッコいい曲です。とにかく「引き潮」に収録されてる曲は全曲最高に好きです。話がまた脱線しまくりなので戻して。アルバム「喝采」は「引き潮」をキャッチーに洗練させたようなイメージを自分は持っているアルバムです。中でも「Left Alone」「真夜中のカーニバル」「ムーランルージュ物語-哀しみのライト-」は「引き潮」のマニアックな色をかなり残してる曲のように思う。「暗い桟橋」が「Left Alone」、「煙草のけむり」が「真夜中のカーニバル」、「春雷のあとで…」が「ムーランルージュ物語-哀しみのライト-」へと、更に進化させたような印象。八代亜紀さんの話に戻して・・・「ムーランルージュ物語」を八代亜紀さんが歌うと、ちんぺいさんとはまったく違う世界が広がってきます。7分46秒たっぷりとちんぺいさんのシャンソンの世界を聴かせてくれます。ちんぺいさんと同じキーで1オクターブ上で歌っていると思います。これが物凄い効果を出していて、かっこいい八代さんの歌唱が楽しめます。この曲のためだけにきっとバンドネオン奏者も入れていると思う。この日のコンサートはダン池田とニューブリードという最高峰のビッグバンドが入っていますが、必要以上の楽器は一切使わずにちんぺいさんのオリジナルアレンジを基本大事にして、さらに八代亜紀さんの世界を作り上げる細かいアレンジを加えているのも素晴らしい。「八周年記念 八代亜紀リサイタル'80」は2013年にCD化されています。レコード探さなくても聴く事ができます。「港町絶唱」までのシングル曲の名曲もたっぷり聴けます!もちろん!ちんぺいさんが八代亜紀さんに提供した「哀歌 -エレジー」も歌っています。他のオリジナル曲とは一線を画すように5分も使って特別にこのコンサート用にアレンジしたヴァージョンで聴かせてくれます。自分が最後に観た八代亜紀さんの50周年記念のコンサートでも本編のラストで歌われた。八代さんがこの曲に特別な思いがある事は昔から感じてた。「八周年記念 八代亜紀リサイタル'80」での「哀歌 -エレジー」はちんぺいさんのファンにも聴いてほしいと思う凄い歌唱です!50周年記念で発売された「八代亜紀ベストヒット・ニューレコーディングス」でも「哀歌 -エレジー」は12曲の中にもちろん選ばれています。この新たにレコーディングした「哀歌 -エレジー」の方がオリジナルよりも更に良い事には本当に驚かされた。・・・・そういえば、このライブ盤で「ムーランルージュ物語」の次に歌われたのが「ダンシング・オールナイト」です。「ムーランルージュ物語」でじっとりと少し重くなった空気を変えるように、派手に「ダンシング・オールナイト」を歌うちんぺいさんが亡くなって、そのあとにもんたよしのりさんが亡くなって、12月30日に八代亜紀さんが亡くなった。何か不思議な関連を感じてしまった。ちんぺいさんのアルバム「喝采」は現在発売されていません。上の紙ジャケ盤は24bitリマスターで、下の最初のCD化の音と比べたら数段音が良くなっています。ソロアルバム全てリマスター紙ジャケで発売してほしい。できればボーナストラック付きならなお良い!ボートラはライブヴァージョンやアウトテイク集とか。
2024年01月12日
アメリカのジャズシンガー/エンターテイナーのFrank Sinatraの1966年発売のシングル。A面「The Moon Was Yellow」(邦題「黄色いお月さま」)作詞・作曲 Edgar Leslie Fred E. Ahlert1966年発売のアルバム「Moonlight Sinatra」のラストに収録されてる曲をシングルカット。この曲は2ヴァージョンがスタジオレコーディングされてるようです。このシングルのヴァージョンは静かにしっとりとギターとフルートのイントロから始まる、静かなラテンジャズです。もうひとつのヴァージョンは、仰々しく派手に交響楽団の演奏でサビから歌い出すヴァージョンはフラメンコ調のラテンアレンジでブラスセクションを多く使ってる。派手なヴァージョンもいいけど、やはり静かなムード歌謡チックなラテンの方がしっくりくる。フランクシナトラの歌声に軽く絡んでくるようなフルートのアレンジが最高です。月をテーマにしたアルバム「Moonlight Sinatra」は超おすすめ。全曲、タイトルに「Moon」が付いています。B面「Summer Wind」(邦題「夏のそよ風」)作詞・作曲 Johnny Mercer Heinz Meierこの曲はアルバム「Moonlight Sinatra」の次のアルバム「Strangers in the Night」に収録されている曲。この曲は大好きな曲です。シナトラの最高の歌声で聴くために作られたような曲。でもこの曲はカヴァー曲で元はドイツ語で書かれててそれを聴いたJohnny Mercer が英語に書き直した。ビッグバンドの演奏とアレンジも最高です。
2024年01月11日
八代亜紀さんが亡くなったと信じたくないニュースを耳にした。夏過ぎからしばらく療養するために活動を休止するとは知ってましたが、春頃には復帰して関西でもライブしてくれるだろうと楽しみにしてた。コンサートでは特に優しく温かく柔らかい人柄が溢れててホールの中はいつも、ほんわかした空気だった事も忘れずに、これからも八代亜紀さんの歌を聴き続ける。2010年3月20日発売のアルバム「Mr. SOMETHING BLUE」を聴いてた。いくつかあるJAZZアルバムの中から一枚、これを選んだ。八代亜紀さんの音楽のルーツはJAZZな事は有名です。八代亜紀さんの父親がいつも蓄音機でJAZZやアメリカの歌を聴いてたのもあり、JAZZが体に沁み込んでいた。ある日、父親が子供の八代さんにプレゼントした「Julie London」のアルバム。八代さんのドレスの感じや初期の髪型は完全に「Julie London」を意識していると思う。ド演歌を歌うようになったのはプロになってからのようです。クラブやキャバレーでもJAZZ歌手として出演していました。「Mr. SOMETHING BLUE」の事を書こうと思ったけど、その後に50周年記念に発売された5枚組BOXからDisc 3の「八代バラエティー」を聴いた。5枚の中で一番聴く回数が少なかったDisc 3。その1曲目が「ワタシウタ」です。この曲は2020年3月に50周年記念シングル「明日に生きる愛の歌」と両A面として発売されました。このシングルが発売された時にも書いてると思うけど、八代亜紀さんの大ヒット曲のタイトルが12曲も歌詞の中に入っている50周年の企画曲。50周年BOXにはDVDを1枚含みます。そのDVDの中にこの「ワタシウタ」のMVが収録されています。「ワタシウタ」作詞・作曲 片山圭司さん 編曲 鎌田雅人さん
2024年01月10日
谷村新司さんが亡くなって、3ヶ月が過ぎました。そっか…毎年楽しみにしてた春の国立劇場でのリサイタルや全国ツアーはもう二度とないのかと、そんな事を考えてました。ちんぺいさんのライブ映像を観ようと、凄い数のライブ映像の中からチョイスしたのは、1989年夏、大阪フェスティバルホールでの「獅子と薔薇」のアルバム発売時の「CORAZON III」1990年9月NHKホールでの「Price of Love」発売時の「with ウィーン交響楽団プロジェクト」1993年夏、「バサラ」発売時の「沖縄野外コンサート」この3本のライブを観ていました。少し時代が偏ったけどちんぺいさんが40代になった1989年から順に観たくなった。「輪舞」発売時の「CORAZON IV」は少し前に観た所だったので飛ばした。(気がつけばこのブログも1500万アクセス超えてた)3本のライブ映像を観て、心にずっしり響いたのは、1989年大阪フェスでのライブのラストの2曲。「家路 -私が死んだ日-」「THE NAME」この時のコンサートは「群青」「英雄」「昴」本編ラストの「冬のメリーゴーランド」の順に歌われ、アンコールは「家路 -私が死んだ日-」「THE NAME」の2曲。このいつもの流れとは少し違うセットリストも自分は大好きでした。(このツアーでの「英雄」でのライティングは強烈にカッコよかった!)雪の紙吹雪が大量に降りしきる中「冬のメリーゴーランド」の熱唱で幕が降りる。再び幕があがると、ちんぺいさん舞台の真ん中に座っている。ピアノ1本のみで「家路 -私が死んだ日-」を歌う。アンコールではMCはなく、この2曲を歌う。なので、「THE NAME」の事については「群青」を歌う前のMCで語られた。この話はいくつかのツアーで話されたので、ちんぺいさんのコンサートに通い詰めた人なら記憶に残っていると思う。「去年の冬の終わりでした。大切な友人がひとりこの世から去りました。 ま、友人と申しましても明治生まれの方でしたから…。 その御老人とは年に一回、歌いながら全国をまわった時、九州は博多でお会いしたんです。 お会いすると必ず家に連れて行ってくださって、その御老人自らお茶を点ててくださる。 それをいただきながら、いろんなお話を伺うのが旅の楽しみのひとつでした。 そんな話の途中、突然そのご老人がこんな事をおっしゃった「谷村くんは名前はなんだっけ」 「しんじです」「どう書くんだ」「新しく司ると書きます」 「良い名前だ。いい名前だよ。ご両親の思いがよく込められてる」 恥ずかしいですけど、僕はその時はじめてです。自分の名前について考えたの、 でも考えるとそうですよね。親から子にそしてその子が親になってまた親から子に残してやれる肩身。 その血の流れのような宿命的な物とは別に万感の思いを込めて残していってやれる肩身…それは 名前だけかも知れないなって。 だから両親が名前をくれた時の思いだけは忘れないようにしなくちゃいけないなって思ったのも 寒い冬の夜でした。 そして1989年1月7日…同じような寒い冬の夜に我々の昭和という時代が終わりました」暗転になると「群青」のイントロ。凄く感動したのを覚えてる。『THE NAME』 作詞・作曲 谷村新司さん 編曲 服部克久さん印象的なピアノのイントロに寄り添う美しいストリングスの響き。ライブではスタジオ盤のテンポよりも少し早めにしています。ちんぺいさんの歌唱はレコードよりも更に柔らかく優しく歌いかける。1988年12月の青山からツアーが始まり、この収録した次の日が大千秋楽。何十回も歌い、そして完成した形がこの歌唱なんだと思う。ツアー序盤の時と歌の表情がかなり違う事に気づかされる。この曲は、いつかきっとまた歌ってくれるだろうと願ってたけど叶わなかった。「昴」同等の名曲が山ほどある事を本当に知ってほしいと思う。レコード、CDではロンドン交響楽団の演奏で包み込まれるような大きな波の中で自由に歌い上げるちんぺいさんの歌唱はもちろん最高です。この曲に関してはライブでのシンプルなアレンジで聴いた方が感動した。歌い熟れて出来上がったちんぺいさんの「THE NAME」の歌唱。この年の12月にちんぺいさんのお父様が亡くなった。この大阪のコンサートでは千秋楽前のこの人、大千秋楽ではこの曲を歌うちんぺいさんの目は始終、涙が光ってた。きっと父親の事を強く思いながら歌ってたのだと思う。「♪ Oh あなたにいつも見つめられて 感じた勇気忘れない」の部分で声を震わせてた。「家路 -私が死んだ日-」「THE NAME」の2曲は60歳過ぎたちんぺいさんの歌唱で聴きたかった。17枚目のソロアルバム「獅子と薔薇」は超名作であると、うるさいほど何度も書いてると思うけど、ちんぺいさんにとっては通過点の一つで、そこに戻って自慢する気なんて微塵もなかったのだと思う。ヨーロッパ三部作なんて、普通にできない事をしてる。でも過ぎた事には拘らないのがカッコいい。その部分も最後まで貫いてた。谷村新司リサイタル1989『A STORY BEGINS -CORAZON III』/大阪フェスティバルホール<テレビ中継のセットリスト>1曲目「獅子と薔薇」2曲目「青い薔薇」 3曲目「ジョニーの子守唄」 4曲目「冬の稲妻」 5曲目「涙の誓い」 6曲目「狂った果実」 7曲目「チャンピオン」8曲目「今はもうだれも」〜「ジョニーの子守唄」 9曲目「秋のソナタ」 10曲目「陽はまた昇る」11曲目「レストランの片隅で」 12曲目「群青」13曲目「英雄」 14曲目「昴」 15曲目「冬のメリーゴーランド」 16曲目「家路-私が死んだ日-」 17曲目「THE NAME」(自虐ネタを言ったあとでの客席の反応でよく見せた表情)(キメポースで拍手や指笛を煽る表情)(真冬から始まったツアー。衣装はそのままで夏に突入。汗が凄かった)(提供が「食道園」なのが・・・。1社提供じゃなく名前が出たのは「食道園」だけですが、 中でのCMは「ポートピアランド」「東条湖ランド」「ハウス とんがりコーン」「足立宝石店」「銀座ジュエリーマキ」「アカプルコ」など、夜中の番組だったので関西ローカルCMが多い。「食道園」は今も現役バリバリです。20年以上行ってないけど、久しぶりに行きたくなってきた。焼肉はあんまり好きじゃないので「しゃぶしゃぶ」を食べに行ってた。「すき焼き」も美味しかった記憶がある。ちょっと調べたら北新地店は今でも夜中の3時まで営業してる!大阪に住んでる時、夜の11時ごろから2時過ぎまでウダウダと飲みながら食事してたような気がする。あとは西梅田の「DON SHOP」も朝まで開いてたので朝まで飲むためによく行ってた。80年代〜90年代は朝まで飲める場所は居酒屋だけじゃなく、いろいろあったなぁ。
2024年01月09日
アメリカのフォークシンガー「Eric Andersen」が1966年発売したアルバムに収録。この曲は当時、アメリカの黒人の基本的人権を要求する活動家の友人に向けて書いた曲のようです。「疲れた脚のブーツを脱いで休んで行かないか 私はあなたを笑わせる事が出来るかも知れない」と、友人に戻って来ないか?と書いた曲。このアルバムからは「疲れた靴」の他、「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」「腰まで泥まみれ」「綿つみの歌」「ミッドナイト・スペシャル」もライブで何度も聴けた曲。高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのヴァージョンはまた違った景色が見える。この曲を初めて聴いたのは中学生の頃だったので素直に優しく温かい歌声と歌詞に惹かれて、感動していた。ナターシャー・セブンのコンサートでは何度も聴いた。「107 SONG BOOK Vol.08 お! スザンナ。アメリカの古い歌編」のスタジオ録音のヴァージョンも好きですが、一番よく聴くオフィシャルで出ているヴァージョンは「いこまいか。」のライブヴァージョン。今日、この曲が聴きたくてアナログ盤「いこまいか。」を引っ張り出してきて聴いた。「♪笑い話をしてあげようか〜」の後に入る坂庭省悟さんの高音の「♪フゥ〜ウ〜」のコーラスを聴いた瞬間に涙が出た。ライブで何度もこの曲を歌ってる姿を観てるので、この部分はともやさんがどんな表情してたとかメンバー同士が顔を見合わせながら歌ってる姿が鮮明に頭に浮かぶ。キラキラした音のイントロのギターを真剣な眼差しで弾いてる純二さんの顔も浮かぶ。サビから入ってくる省悟さんの高音コーラスパートと共に美しい3人のハーモニーには感動の鳥肌です。木田高介さんのほんわかした存在も本当に好きだった。このライブ盤も超おすすめ。ナターシャー・セブンはもちろん、杉田二郎さん、自切俳人、ダウンタウンブギウギバンドの演奏も最高です!ジローちゃんの「題名のない愛の唄」「積木」「やわらかい心」最高です!「疲れた靴」君は長い道のりを歩いてきた辛い言葉を浴びせられて泥にまみれて足も重いでも罵る者はすぐ背中を見せる疲れた靴を脱いで休んで行かないか笑い話をしてあげようか君の瞳は輝いている黄昏と夜明けを求めながら歳をとってくると、何でもないふとした優しい歌詞や歌い回しに泣けてきたりする。今の時期になるといつも寒い風の中、口をついて出てくる曲がある「春を待つ少女」冷たい風の丘に咲く光る花はネコヤナギ今日もたたずむ娘ひとり海を見つめて誰を待つ光る花はネコヤナギ春の日を待ちながらかける娘は光の中どこへ行く娘この曲はシモンズもカヴァーしています。高石ともやとザ・ナターシャー・セブンでスタジオ録音は2ヴァージョン、ライブヴァージョンは多くあります。「1972 コンサート -KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES- 」のヴァージョンは自分がいつもコンサートで聴いてたアレンジとは違うので何かしっくり来ないのですが、他のライブヴァージョンはどのヴァージョンにも思い入れがある。いきなり高石友也さんのアカペラから始まるヴァージョンも好きだった。その時はフィドルがかなりフィーチャーされてるアレンジでした。「107 SONG BOOK Vol.05 春を待つ少女。」のヴァージョンがやはり一番よく聴いたのでこのヴァージョンのキラキラしたギターソロに胸を震える。進藤了彦さんが加入してからのナターシャー・セブンもライブもよく観た。円山音楽堂は楽しかった思い出が山ほどある。
2024年01月08日
1991年12月16日発売の山崎ハコさんの19枚目のアルバム。このアルバムはなぜか、今日現在ウィキペディアにも掲載されていないアルバム。どこかで見たディスコグラフィにもこのアルバムは掲載されていなかった。ハコさんの歴史から消されたアルバムなのだろうか?1曲目「ベイシティを流れて」2曲目「港まで」3曲目「あばずれ」4曲目「Again To Me」5曲目「セイディア」6曲目「BAND」7曲目「元気か」8曲目「時代にはぐれて」9曲目「親友みたいに」10曲目「スクリーン」全曲 作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 森一美さんこのアルバムからライブで歌われた曲はかなり少ないと思う。このアルバムの次の「メンフィスまで」の中からならセットリストに入ってた曲が多かった。自分もそんなに聴くアルバムではないけど、たまにこうやって聴いてみると良い曲が多い事を思い出す。17thアルバム「SA・SU・GA」からの流れのロック色強めなアレンジが多く収録されています。バックバンドがないとライブでやりにくい曲が多いのですが、ギター1本で歌ってもカッコイイだろうなと思える曲も多い。レコーディングもバンドサウンドに拘ってるようなアレンジと演奏です。タイトな演奏がストレートなハコさんのボーカルにハマり切っててカッコイイ!かなり久しぶりに聴いて感動したのと、このアルバムの事をブログで書いてなかった事に驚く。書いた気になってたのと思うけど。7曲目「元気か」のタイトなリズムのバンドサウンドがたまらなくイイ!ハコさんの歌も勢いがあってゾクゾクする。1曲目「ベイシティを流れて」は80年代前半の頃のハコさんのような楽曲アレンジ。この曲が急に有線などで流れてきたとしたら「風の色」や「ダージリン」に入ってた曲だったかなって勘違いしてしまいそう。サビまで聴けば「流行歌が聞こえる」に収録されてる曲だと当然、わかるけど。9曲目「親友みたいに」はレゲエアレンジの曲で、歌詞は少し珍しいように思う。ハコさんはレゲエな曲は多くありますが、この曲が一番本格的なレゲエっぽい空気を感じる。2曲目「港まで」もレゲエです。この曲もおしゃれなアレンジと艶っぽいハコさんの歌唱が最高です。このアルバム、もう少し知られてもいいと思うな。ハコさんファンでも買ってない人もいるんじゃないかな。確か廃盤なので再発するべき。6曲目「BAND」はミディアムスローのやや重めな曲。バンドをやってる者には刺さる歌詞だった。こんな歌詞もハコさんには珍しい方だと思う。10曲目「スクリーン」はアルバムラスト曲です。フレットレスベースを前に出してて、これがカッコイイ!8曲目「時代にはぐれて」ミディアムスローの3連曲。この曲もブルースロックなハコさんのカッコよさを堪能できる曲です。3曲目「あばずれ」は音の作り的には「道を探せ」を思い出すようなアンプラグドなロック。ハコさんの歌い回しも渋くて最高です。ローズピアノのソロもカッコいい!4曲目「Again To Me」は初めて聴いた時の印象はとくに良くもなかったのに、聴くほどに妙にハマってしまった曲。5曲目「セイディア」もレゲエっぽいアレンジとおしゃれなメロディーラインとハコさんの楽曲ではやや珍しいタイプの曲です。廃盤にしているには勿体無いアルバムです。BGMビクターも山崎ハコさんのアルバムの再発、リマスターを早くすればいいのに。レコーディングメンバー
2024年01月07日
天地真理さんのクローバーシリーズ第二弾「虹をわたって」売り上げ枚数などのデータはないのですが、きっとかなりの枚数売れていると思います。デビュー曲「水色の恋」を除く「虹をわたって」までのシングル曲が3曲と大人気だったチェリッシュのカヴァー1曲の4曲構成。それで600円なので、最低でも30万枚〜50万枚は売り上げてると想像できます。小学生の自分でもこのシリーズは必ず買ってたし、友人でも買っている人が何人もいた。A面1曲目「虹をわたって」作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲は1973年春の選抜高等学校野球大会の入場行進に使われ、天地真理さん本人も実況席で出演しました。この日、自分もバックネット裏近くの席にいました。自分の姉が少女コーラス隊として出場してて立川澄人さんと合唱で出演していました。そのおかげで開会式の良い席をもらえた。姉の行ってた学校のコーラス部が毎年、開会式に出演してたのだったと思う。天地真理さんもかなり遠くからだけど、肉眼で観る事ができた。この時が初めて生の天地真理さんを観た時でした。あれから現在までこんなに天地真理さんにハマってしまうとは、あの時は当然、想像もしてなかた。開会式では天地真理さんの歌唱はありませんでした。この曲はオリコン1位を二週連続、そして11週間にわたりオリコンのベスト10に入り続け23週間にわたってオリコン100以内に入り続けた超ロングラン大ヒット曲です。2曲目「ひまわりの小径」作詞 林春生さん 作曲 筒美京平さん 編曲 馬飼野俊一さんチェリッシュのオリジナルはもちろん良いのですが、この天地真理さんヴァージョンのアレンジと演奏が素晴らしくMIXも本当にイイ!そして天地真理さん声質にも良く合ってる曲です。アルバムではチェリッシュのカヴァーは4曲もしていますが、1974年以降にライブでセットリストに入った事はなかった。B面1曲目「ちいさな恋」作詞 安井かずみさん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 馬飼野俊一さんデビュー曲「水色の恋」に続く2枚目のシングル曲。この曲はオリコン1位を4週連続、そして12週間にわたってベスト10以内に22週間にわたってオリコンベスト100位以内に入り続けた大ヒット曲。1974年8月の梅田コマ劇場でのショーの時に生で初めて聴いた。もうこの時点で最後のサビ繰り返しの「♪なぜか揺れてる バラの花 はずかしそうな 恋の歌」はカットされていました。その後もこの部分を歌った事はなかったと思う。1975年春のツアーでは、あまりにもテンポが速すぎて落ち着きのない「ちいさな恋」でした。1975年8月梅田コマ劇場ではテンポは元に戻ったけど1コーラスのみの歌唱でメドレーの中の1曲に組み込まれていました。1976年1月からの「全国ツアー」ではまたテンポが速くなりサビ繰り返しなしの2コーラスを歌唱。1976年夏の梅田コマ劇場ではセットリストから外れた。1976年9月からの「そよ風に誘われてツアー」でもセットリスト入りしなかった。2曲目「ひとりじゃないの」作詞 小谷夏さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲はシングルヴァージョンとアルバムヴァージョンがあります。誰もが知っているヴァージョンはシングルヴァージョンですが、ライブではアルバムヴァージョンのアレンジで歌われた事もあった。ライブ盤「天地真理オン・ステージ」ではアルバムヴァージョン、ライブ盤「私は天地真理」ではシングルヴァージョン。この曲もロングラン大ヒット曲で6週間オリコン1位を続けると12週間ベスト10内に入り続け、24週間、100位以内に入り続けました。
2024年01月06日
1973年5月10日発売のガロの5枚目のシングル。「学生街の喫茶店」がシングルリリースから半年経った頃から売れ始め、このシングルが出た頃には100万枚を売り上げていました。ガロブームの中、発売されたシングル。A面「君の誕生日」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 すぎやまこういちさん3枚目のシングル「学生街の喫茶店」の次にリリースされたシングルは「涙はいらない」でした。この「涙はいらない」は初期にビー・ジーズを彷彿させる爽やかフォークでした。その時点ではまだ「学生街の喫茶店」はまったくヒットしていませんでした。(この時点では「学生街の喫茶店」はまだB面でA面曲は「美しすぎて」でした)「学生街の喫茶店」が大ヒット、そしてその流れを汲んだような曲が「君の誕生日」です。レコード会社の思惑通りにこの曲も大ヒット。そして、この曲の1番と2番の間の間奏は「学生街の喫茶店」の歌メロがそのまま使われています。同じ「すぎやまこういちさん」の作曲なので何の問題もないのですが、かなり大胆に思えた。B面「散歩」作詞 山上路夫さん 作曲 村井邦彦さん 編曲 有馬すすむさんこの曲もA面になってたらヒットしたと思う曲。少しカーペンターズを感じる曲で、アレンジもカッコよく子供の頃から好きだった。
2024年01月05日
イギリスのロックバンド「Led Zeppelin」の1973年11月日本発売のシングル。(アメリカでは1973年3月28日発売)昨日、ヒプノシスの作品の事を書いてたのもあってZepの「Houses Of The Holy」が聴きたくなった。そのアルバムに収録されてるシングル盤。バンド構成Robert Plant – VocalsJimmy Page – GuitarsJohn Paul Jones – Bass, Piano, Mellotron, Organ, SynthesizerJohn Bonham – DrumsA面「D'yer Mak'er」(ディジャ・メイク・ハー)ジャケットには「ディ・ジャ・メイク・ハー 」と表記されていますが、日本盤のアルバムには「ディジャ・メイク・ハー」と書かれています。5枚目のアルバム「Houses Of The Holy」からの第二弾シングルカット。シングルカット第一弾はアルバムA面3曲目「Over The Hills And Far Away」で「D'yer Mak'er」はB面2曲目。レゲエとドゥーワップを組み合わせた曲を作ろうとした事からこの曲が完成したとか。シングルヒットしたにも関わらずライブではフルコーラスで演奏された事もなく、セットリストに入った事もない曲です。アルバム「Houses Of The Holy」の中では自分は好きな方じゃない曲だけど、たまに急に聴きたくなったりする。アルバム「Houses Of The Holy」だと「No Quarter」「The Song Remains The Same」「The Ocean」「The Rain Song」「Dancing Days」の順で好きな曲。歌詞は「俺がこんなに泣いたのに行かないでおくれ」「愛しているから行かないでおくれ」と出て行こうとする女性にすがりついている歌詞です。子供の頃は訳詞もついてなかったので、この曲は何を歌ってるんだろうってずっと思ってた。B面「The Crunge」アルバムA面ラストに収録されてる曲。ファンクなアレンジの曲だけど、変拍子の嵐でわざと踊る事が出来ないソウルソングに作られています。この曲も単体でライブのセットリストに入った事はなく、フリーソロの中でドラムがこのリズムを叩き出すと、ベースがたまに合わせてイントロの例のフレーズを弾き出す事があったようですが、ギターが参加してくる事はほとんどなかったとか。Led Zeppelin自体、聴いたのは何年ぶりだろ?って感じ。今日は堰を切ったように「Houses Of The Holy」「Led Zeppelin III」「Physical Graffiti」と3枚のアルバムを連続で聴いてた。ハマってずっと聴いてた20代の頃が懐かしい。「Houses Of The Holy」のCDも新しく発売されると買ってしまう。でも、一番よく聴くのはダントツにアナログ盤だけど。
2024年01月04日
松任谷由実さんの1983年発売アルバム「VOYAGER」A面ラストに収録されてた曲。(ユーミンの1984年発売の映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」から)この曲がライブで歌われる時の演出はいつも驚かされたり感動させられたりでこの曲のイントロが流れ出しただけで、ワクワクしてしまう。1984年「YUMING BLOOD」ツアーの本編最後で歌われた時の演出は凄かった。初めてライブで歌ったツアーだったのもあって、鳥肌が止まらない中、リフレインをずっと聴いてたのを思い出す。それほど何度もセットリストに入った事はない曲ですが、その度にインパクトが強くて印象に強く残る。これまでに5ツアーで歌われたと思う。最近では「TIME MACHINE」ツアーではギャレス・エドワーズ監督の「モンスターズ」の夜のシーンで2体の地球外生物が婚姻色を出してるような光を出して求愛してるような場面を思い出させるような映像にも感動だった。70年代から歌の中にSFを入れたのは日本ではユーミンが最初なんじゃないかと思う。そして、初の本格的な映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」の中での「不思議な体験」の場面が凄く好きです。この映像作品はイギリスのアート集団「ヒプノシス」を中心メンバーとして結成したストーム・トーガソンが監督しています!ストーム・トーガソンも初めての長編映像作品でやりたい事が凝縮して詰め込まれてるような作品です。ヒプノシスが担当したロックアルバムのアートワークは60年代後半〜80年代まで数え切れないほどあります。超有名アルバムからマニアックなロックアルバムまで。自分がいま頭に浮かぶ好きなアルバムアートワークはQuatermass の「Quatermass」ってアルバム、The Moody Bluesの「Caught Live + 5」The Alan Parsons Projectの「Pyramid」、Peter Gabriel「Car」、Led Zeppelin「Houses of the Holy」「Presence」、Black Sabbath「Technical Ecstasy」、Renaissance「Turn of the Cards」、・・・そしてユーミンの「昨晩お会いしましょう」と「VOYAGER」。全てブログに書いたアルバムばかりだと思う。「Quatermass」・・・好きで凄い何度も聴いてた。意外と知られてないバンドですが、めちゃくちゃオススメのアルバム。レインボーが好きな人は「Black Sheep Of The Family」のオリジナルなので知ってると思う。「One Blind Mice」なんてカッコ良すぎる曲!「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」を久しぶりに観ていて、そのあとで「不思議な体験」をいろんなライブヴァージョンなどでも聴いてた。そして2002年にDVD版で再発売した時の特典映像には監督のストーム・トーガソンのインタビューを収録!
2024年01月03日
イギリスのプログレッシブ・ロック「The Moody Blues」の1970年6月発売の日本盤シングル。日本以外の国では「Candle Of Life」はB面で「Question」がA面です。バンド構成Justin Hayward – 12-string acoustic Guitar, Lead vocalsJohn Lodge – Bass, backing vocalsMike Pinder – Mellotron, backing vocalsRay Thomas – Tambourine, backing vocalsGraeme Edge – Drums, percussionA面「Candle Of Life」この曲は5枚目のアルバム「To Our Children's Children's Children」のB面4曲目に収録されている曲のシングルカット。(5枚目のアルバムは1969年発売)アルバムの中でもこの曲は特に好きで20代の頃によく聴いてた曲です。この曲のストリングスアレンジを聴いていると瀬尾一三さんって「The Moody Blues」の影響をかなり受けてるのじゃないかと思う。他の「The Moody Blues」のアレンジでもそう思うフレーズがよく出てくる。アルバムでは次の曲「Sun Is Still Shining」に繋がってるのですが、ここの流れはいつも鳥肌です。このアルバム自体、通して聴くことは比較的少なかったアルバムだけど、部分、部分で好きな所が山ほどある。B面「Question」6枚目のアルバム「A Question Of Balance」の1曲目に収録されてる人気曲。イントロから凄いインパクトです。アコーステックギターを16ビートで搔き鳴らす!アルバムも大ヒット、このシングルもイギリスでは2位に、オランダでは1位になった。そして1988年にはロンドン交響楽団とのコラボで再びレコーディングされました。なぜか日本で「The Moody Blues」はあまり人気がないような気がするけど、プロモーションのしかたがダメだったのだろうか。日本人受けするバンドだと思うんだけど。マニアックなロックファン、プログレファンは必ずと言っていいほど聴くバンドじゃないかな。2024年になる瞬間,今年は高田渡さんの映画をDVDで観てた。高田渡さんの事を書こうかと思ったけど、長くなりそうなのでまた今度にしようと思い、その前に20時頃からThe Moody Bluesのアルバムを立て続けに3枚聴いてたのでその中からの書く事に。アルバムもシングルもまだ書いていないものが多い。高田渡さんはまだ一度も書いてないかもしれない。映画「タカダワタル的」はかなりおすすめな映画です。ドキュメント映画ですが、気づけば物語のように観てる不思議な映画。三上寛さんやみなみらんぼうさん、坂庭しょうごさんや松田幸一さんの事は何度も書いてるのに高田渡さんの事はなぜか書いてなかった。
2024年01月01日
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