2023年10月14日
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アメリカのGrindcore『Cattle Decapitation』の8枚目のフルアルバム。
2019年発売の「Death Atlas」から4年、今年の5月にこのアルバムがリリースされました。
最近はDeath、Grindcore、Blackmetal系の音楽は以前ほど聴かなくなっていますが、
いくつかのバンドは新譜が出ると必ず買っています。
その中の一つのバンドが「キャトル・デカピテイション」です。

この手の音楽を一番よく聴きまくってたのは10年前ぐらいかな。
このバンドの「Monolith of Inhumanity」が出た頃ぐらい。
「Cattle Decapitation」はそれ以前から聴いてたバンドですが、
「The Harvest Floor」「Monolith of Inhumanity」辺りから


2019年リリースの前作「Death Atlas」が最高だったので、新作をずっと心待ちにしてた。





バンド構成
Vocals – Travis Ryan
Guitar(Lead) – Josh Elmore
Guitar(Rhythm) – Belisario Dimuzio
Bass – Olivier Pinard
Drums – David McGraw

Keyboards [Additional Keyboards] – Dave Otero (10曲目)
Keyboards, Synth, Drums – Dis Pater (1曲目, 3曲目, 10曲目)

メンバー全員がベジタリアンな事も有名。その事が歌詞のテーマになっている物もあったりする。
動物実験、搾取、環境破壊、動物の権利などを歌っている曲が多い。

「Humanure」「Karma.Bloody.Karma」「The Harvest Floor」の
3枚のアルバムジャケットは特にベジタリアンを過激に表現した印象だった。
「Humanure」の家畜の牛が人間の遺体を排泄しているジャケットはかなりの衝撃とインパクトだった。


1曲目「Terrasitic Adaptation」
2曲目「We Eat Our Young」

4曲目「The Insignificants」
5曲目「The Storm Upstairs」
6曲目「...And The World Will Go On Without You」
7曲目「A Photic Doom」
8曲目「Dead End Residents」
9曲目「Solastalgia」
10曲目「Just Another Body」


今回のジャケットは人型の蛹から昆虫化した人間が羽化した姿・・・なのかな。




1曲目「Terrasitic Adaptation」から強烈なインパクトで前作同様に大満足な凄さ。

ラスト曲10曲目「Just Another Body」には感動させられた。
前の曲はエグさも強烈な曲、「Solastalgia」で凄い圧迫感の直後にオアシスを感じるような
この曲のイントロ。
10分超えの大作で構成も素晴らしく後半のクリーンボイスで歌うパートも感動的。
ドラマチックなアルバムの締めくくり方で、聴き終えると満足感が半端ない。

3曲目「Scourge Of The Offspring」はアルバム買ってすぐに聴いた時のインパクトが凄かった。
アルバム買ってからもう5ヶ月も経ちますが、その間も何度も聴いてます。
毎回、この曲に惹かれる。何となくMudvayneを感じる部分があったりするのもイイ!

4曲目「The Insignificants」も凄く好きな曲でドラマチックでスペイシー。
7曲目「A Photic Doom」もたまらなくカッコいい!

このアルバム、確実に「Cattle Decapitation」のベスト3に入るほど気に入ってます。





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最終更新日  2023年10月14日 04時06分28秒
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