おしゃれ手紙

2013.10.23
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カテゴリ: 映画
ルノワール 陽だまりの裸婦:あらすじ ■♪音が出ます!

私の絵に、暗い色はいらない。

1915年、コートダジュールで人生の黄昏期を迎えていた印象派の巨匠ルノワール(ミシェル・ブーケ)は、病気のため満足に絵筆が握れなくなっていた。
さらに最愛の妻を亡くし、息子ジャン(ヴァンサン・ロティエ)が戦地で負傷したという知らせも届き、失意のどん底にいた。
しかしある日、彼の前に美しい娘アンドレ(クリスタ・テレ)が現れる。
光を纏ったような彼女は溢れんばかりの生命力と輝くような美しさをたたえ、ルノワールに画家としての活力を吹き込む。
ルノワールはアンドレを最後のモデルに、『浴女たち』の創作を始める。
それは後に、彼自身により生涯最高傑作と位置づけられるのだった……。
   印象派を代表するフランスの画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール。
彼の晩年の作品で最高傑作とも言われる「浴女たち」の誕生秘話に迫る人間ドラマ。
ウォン・カーウァイ監督作品で知られる台湾の撮影監督マーク・リーピンビンによる光と色彩に満ちた映像は、ルノワールの絵画を再現したかのようなムードを漂わせる。

   時代は1915年。
アール・ヌーボーが終わった時代。
しかし、あちこちに、アール・ヌーボーのなごりが・・・。
例えば、ルノアールのベッドのヘッド。
また、19世紀後半から有名になった、ジャポニスム=日本趣味も見られる。

部屋に置かれた屏風やアンドレが裸の上に羽織っている着物など、当時の画家たちが日本趣味を競うように
集めていたことが分かる。
   まるでルノワールの絵のように美しい映画だと思っていたら、撮影監督がマーク・リー・ピンビンという台湾生まれの人。
ウォン・カーウェイ監督の「華様年華」、雪定勲監督の「春の雪」、
「空気人形」
トラン・アン・ユン監督の■ 「ノルウェイの森」 ■などがあるが、偶然、全部見ている。

緑の木々や草の中に横たわる裸婦、
金髪に降りかかる光、
森の中を流れる川の美しさ・・・。

うっとりするようなシーンの連続だった。
   ルノワールは、1841年、貧しい家に生まれ、13歳から陶磁器の絵付け職人として働いていた。
画家になったのは、機械で絵付けをすることが出来るようになって、職を失ったのだ。

また、やっと世間から認められたと思った時期に重度のリウマチ疾患になる。

それでも絵を描く情熱はあり絵筆を持てないから包帯でくくりつけて描いていた。





だから私の絵は、美しく愛らしいものでなけれはならない。」

ピエール=オーギュスト・ルノワール

 ●この映画を見て、ルノワールの息子のジャンが映画監督として成功していたことを知った。
ルノワール+ルノワール展
   ●■ 私が愛した大統領 ■と時代は20~30年年くらいしか変わらないのにルノワール一家の暮らしぶりが19世紀的だった。

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2013年10月22日 *落ち穂拾い:やっこめ*
・・・・・・・





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Last updated  2013.10.23 19:41:38
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