おしゃれ手紙

2021.11.03
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カテゴリ: 読書
地帝国の怪人

地上征服をたくらむ地底国人と少年科学者ジョンたちの戦いを描いたSFマンガ です。
少年科学者のジョンは、飛行機事故で死んだ父親の遺言を守って、安全で高速な「地底貫通列車」を発明しました。
ある日ジョンは、 人間なみの知能をもつウサギの耳男(みみお)と出会い 、ふたりは完成したばかりのロケット列車で地底へと向かいました。
しかし、彼らがたどりついた地球の中心には、地上征服をたくらむ女王の支配する、地底国があったのです。
ジョンや、ジョンを救出に向かったビルおじさんたちは、なんとか地上へ逃げもどり、ロケット列車第2号を造って、再び地底国へと向かいました。
 1948/02/20 単行本(不二書房)
手塚治虫の描き下ろし長編単行本の第3作目です。
哲学的・文学的な要素を盛りこみ、 主要人物が死ぬアンチ・ハッピーエンド にするなど、この当時の手塚治虫の、マンガの可能性に賭ける熱い意欲がうかがえる作品です。
その結果、現代のストーリマンガへと続く、本格的ストーリーマンガの第1号となりました。

 手術によって人間並みの知能を持った兎・耳男(みみお)というのは、鉄腕アトムを思わせる。
ロストワールド
太古の地球からちぎれ、宇宙の彼方へと飛び去ったママンゴ星が、500万年ぶりに地球に大接近してきました。
ある夜、私立探偵の伴俊作ことヒゲオヤジは殺人事件に出くわし、事件のカギをにぎる少年博士の敷島健一と出会います。
敷島博士は、ママンゴ星から落ちてきた石が、大きなエネルギーを出すことを発見し、それをエネルギー石と名付けました。
敷島博士は、エネルギー石を利用してロケットを作り、探検隊を組織してママンゴ星へと向かいました。

やがてロケットはママンゴ星へと着陸。
すると そこは、恐竜たちがのし歩き、羊歯(しだ)や蘇鉄(そてつ)が生いしげる太古の世界、すなわち前世紀(ロストワールド)だったのです。

●手塚漫画に必ずといっていいほど出てくるヒゲオヤジは、この頃からすでに出ていた。
本名が伴俊作って初めて知った。(^▽^)
●手塚漫画によく出てくる、ギャグのようなキャラクターに、■ ヒョウタンツギ ■というのがある。
マニアにとっては手塚漫画最大のスターでしょう。
妹さんのイタズラ描きから誕生し、画面に常に突然現われる、わけのわからない一種のギャグ生物。
赤塚不二夫氏のケムンパスや谷岡ヤスジ氏のムジドリなどに影響を与えたのかもしれません。
そんな意味でも日本漫画史上に残る貴重なキャラクターだと言えるでしょう。

その後、描き直し、子ども向けになるとまた部分的に描き直ししたという。
 解説に「ポールとヴィルジニ」のたとえが出ていて、久しぶりに思い出した。
内容は覚えていないけど、子どもの頃に読んだ。
今度、読んでみよう。
 漫画の最後にそれぞれ、1947年(昭和22年)、1948年(23年)というに描いたものがあるので作者の20代前半のもの。
手塚治虫年表
 20代前半で、やはり絵が稚拙なのはいなめないが、ストーリーのアイデアなどは、流石だ!

陽だまりの樹
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Last updated  2021.11.16 20:50:20
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