ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 24, 2006
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 この数年、常に頭の片隅で「今度の週末にこそ絶対にやろう」と思いつつ、そのままにして放っていることがあって、それはCDの整理。


 ちなみに今までは、チョー適当に積み上げてた。そうなると、頻繁に聴くCDが必然的に一箇所にまとまってくる。便利といえば便利。でも、特定のCDを探そうと思うと難しい。
 いろいろ悩んだ末、まず大きく四つに分類し、さらにアルファベット順又は五十音順に並べることに決定!

1. クラシック(作曲者名のアルファベット順)
2. 英語のポップス、非クラシック(歌手名のアルファベット順)
3. 英語以外の外国語のポップス、非クラシック(歌手名のアルファベット順)
4. 日本語のポップス、非クラシック(歌手名の五十音順)

 我ながら完璧な分類っ!と悦に入っていたら、それがなかなかうまくいかない。



 ジャズ風バッハ、みたいなCDはクラシックに分類すべきか。
 ピアソラや ペルト はクラシックで良しとしよう。
 クライズラー&カンパニーのCDはクラシックだけど、葉加瀬太郎博士のは、やっぱり非クラシック?
 古澤巌/ステファン・グラッペリ共演のジャズバイオリンのCDはジャズ扱いするにしても、古澤氏の他のCDはたぶんクラシックなのでは。
 ヨーヨー・マさんも、いろいろと怪しいCDを出してくださってるよーな。

 純クラシックでも、例えばメンデルスゾーンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が同時収録されてるCDは、ABC順でどこに収納すべきか?  M endelssohn のほうが T chaikovsky より先だからM? 
 でも、この原則でいくと、チャイコ氏は、ベートーベンやブラームス、ドボルザークにはもちろん、シューベルトやシューマンにすら僅差で負けてしまう。ちょっとかわいそう。彼が勝てるのは、えーと、Vivaldi?
 チャイコフスキーとエルガーの弦楽セレナーデが入ったCDの場合は、チャイコさんを優先することにした。エルガーも大好きだけど、チャイコの「おぉ人事」は、なんてったってニッポンじゅうの会社員たちを 震撼

 この際、特別に C haikovsky って綴ってさしあげてもいい。実際、そう思い込んでる人も多いわけだし(僕だけ?)。

 あいうえお順だとチャイコは結構上位かも。
 でも、そうすると今度はバッハ、ベートーベン、ブラームスが下位に転落してしまう。それはそれで納得いかない!

 モーツァルトは、いずれにせよ上位には来ないけど、敬意を表して特別のコーナーでも設けてあげたい。CDの枚数も多いし。


 まーいっか(笑)。ますます混沌と化しているよーな気がするけど。

 さて、「ピアノ小品集」のように、いろんな作曲者がごちゃまぜになってるCDは、一番最後(Zの後)に収納することにした。でもメインがショパン(Chopin)だったら、Cのところ。
 ちなみに、僕はかなり大きくなるまで、ショパンと Chopin は別人だと思ってた。練習曲専門の作曲家 「ちょぴん」さん がいるのかと思ってた(笑)。

 ハチャトゥリアンはHではなく K hatchaturian ってのがポイント。
 ショスタコービチ Schostakovich にいたっては、フランスやカナダ製のCDだと綴りが違って、なんと「 ちょすたこ 」Chostakovich!

 あーややこしい。

 世の皆さんはどのようにCDを整理なさってるのか、ちょっと気になります。





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最終更新日  Jun 26, 2006 05:21:56 PM
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