ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 22, 2006
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 今日は、かつて短期間だけ所属していた ロンドンRオーケストラ のリハーサルに顔を出してきました。このオケ、こてこてのアマチュアの団体のはずなのに、いろんな曲の楽譜を所有していて、毎週異なる曲を練習するという風変わりなオケ。本番の演奏会というものがないので、僕のようなさすらいの旅人(?)でも、楽器を片手にふらっと立ち寄ることができるのが魅力。

 今日の練習曲目は、自分にとっては、ちょうど何ヶ月か前に第1バイオリンで本番に乗った モーツァルトの交響曲39番 でした。今日は第2バイオリンを弾かせてもらいました。

 やっぱり1楽章の冒頭が特に印象的な曲です。3楽章も弾いててすごく楽しい。4楽章はセカンドもナニゲに重要なことをやってます。
 定番曲とは言え、指揮者が変われば、そしてオケが変われば、ほんとに驚くほど全く違う響きになるんだということを今さらながら実感しました。

 僕は大人数のオケで弾くのも少人数の室内楽で弾くのもどちらも好きなのですが、選曲の融通がききにくいという点で、オケの場合はどうしても受け身になってしまいがちです。選曲に口を出せる立場じゃない楽員は、幹部の決めた曲に従うほかありません。自分の弾きたい曲が回ってくるまでじっと何年も 何十年も 待つしかないのが現状。
 だから、このRオケを見てると羨ましくなります。演奏したい曲をみんなでワイワイ持ち寄るとこも楽しそうだし、ときどきコンチェルトの独奏をしたいとのたまう団員も出現して、そういうツワモノにも一瞬だけどソリスト気分を味わわせてあげることもできるわけですし。


 今日も久しぶりにみんなと呑みたかったけど、別の用事が立て込んでたので参加できませんでした。唯一の心残りです。
 またいつか機会があればこのオケに遊びに来ようと思っています。





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最終更新日  Nov 30, 2006 11:18:38 AMコメント(0) | コメントを書く


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