ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 11, 2010
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nutcracker.jpg昨日今日と二晩連続でオケの本番がありました。


 自分としては、あんまり難しくもないし慣れ親しんだ曲ばかりで油断してましたが、やっぱりすごく素晴らしい楽曲たちであります。新たな発見がいろいろありました。ビオラ3プルの裏で弾きました。プルト相方はクリスさん。



   グリーク    ペールギュント第1組曲
   チャイコフスキー  胡桃割り人形組曲
    (アンコール:同組曲よりトレパーク)



 協奏曲の独奏バイオリニストは、かなり斬新な解釈でお弾きになってました。装飾音符もガンガン加えてたし、自作カデンツァもバリバリ炸裂。

 ペールギュントは、ビオラにト音記号で強引に弾かせるとこがあって苦しみました。アヤシイ音程で皆さまにご迷惑をかけちゃったかもしれません。名曲には違いないけれど、もう二度と弾く機会がなかったとしてもそれはそれで別に構わないかも(笑)。

 一方で、何度弾いても飽きないのは「胡桃割り」。ほんとはチャイコは嫌いな作曲家のひとりなのだけど、この曲だけは別。
 そして今回は、なんと暗闇のなか譜面台に灯りを取り付けて演奏しました。

 というのも、ここの音楽監督氏の内縁の妻?だかが「画伯」とのことで、彼女の製作したアニメーション(胡桃割りの話に基づく)を、舞台に吊るした大きな銀幕に映写しながらの演奏となりました。

 僕らは頭上で上映されてる動画を観たくてしょうがなかったけれども、演奏に集中しろ、と指揮者から厳しく釘を刺されてたので、おとなしく従いました。










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最終更新日  Dec 13, 2010 12:05:55 AM
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