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2014.09.03
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カテゴリ: 生命科学
【論文投稿】


秋が来たことをPiyotaに実感させる最大の行事はといえば、研究支援部局が開催する「科研費説明会」である。これからおよそ2カ月くらいで、申請書を仕上げて提出し、来年度以降の研究費を確保しなければならない。ラボにとって死活問題である。

さて、当たり前のことだが、研究費というのは研究成果がない研究者には助成されない。もっというと論文が出ていない研究者の研究申請は、採択されない。しかしPiyotaラボ、昨年来あまりぱっとした論文が無い。共同研究者が1本ずつ2本論文を書いてくれた、ありがたい。いま一本の共同研究者が書いた論文は、相当のトップジャーナルというところで査読中であり先日リビジョンしたばかりだ。だが、うちのラボが主となった研究成果の論文は、まだ採用されていない。なぜなら、 投稿していないから だ。買わない宝くじが決して当たることがないように、投稿していない論文が採択されることもない。

言い訳かもしれないが、今年は、むしろ特許に力点をおいて仕事を進めており、2月に一件、7月に1件、それぞれまったく別の種類のシーズを世に送り出した。だがそれにしても、そういうものはどうやら科研費の評価においてはあまり評価されないのだ。良い論文を書いて、それを正しくアピールする、それが重要なのだ。

というわけで、先月から準備してきた論文の一つを、本日投稿する。大学院生がとても頑張ってくれた。


【御守】
今回の論文、天然変性タンパク質の試料調製の方法に関する論文である。これまで天然変性タンパク質を大腸菌で発現し安定同位体を導入するのに必要な要素技術は確立されていなかったので、我々はその条件最適化を行った。

それについて論文を投稿するにあたり、「安産祈願」ということで御守りを使用した。

日向の国(宮崎県日向市) 鵜戸神宮 である。

ここは九州大学のI先生が、天然変性の文科省「新学術」の領域会議の第二回を宮崎日南海岸にて開催してくださったときに、レクリエーションということでバスツアーをして連れてきてくださった、日向灘を望む断崖絶壁に拓かれた、印象深い神社である。デスクの引き出しを探っていたら、この鵜戸神宮の学業御守りが出てきた。天然変性に縁のある神社ということで、この御守りを使わせていただくことにして、論文を発射(投稿)した。

ちなみにこちらの主祭神は「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊」「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」、神社のご神徳は縁結び・安産・育児・海上安全である。このうち、安産(無事論文が出ますように)海上安全(いじわるな査読者にあたりませんように)は論文投稿出版過程上きわめて重要なイシューなので、こちらの御守りに投稿論文の守護をお願いした次第である。

さて、この鵜戸神宮にはもう一つ、特筆すべき 逸話 がある。わが国の剣術の三大源流の一つ、陰流~新陰流~柳生新陰流~直心影流の流れにおける、開祖、 愛洲移香斎 久忠(1452~1538)が、修行のために籠ったとされるのが、この鵜戸神宮なのだ。この鵜戸神宮にて、「蜘蛛の変じた老翁より秘太刀の極意を授かり」陰流を興した、とされる。

つまり、もしアイデアに困ったら、ここ鵜戸神宮に日参し、ここに籠り論文を執筆すればよいのだ。新しい流派の一つも興せること請け合いである。

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最終更新日  2014.09.25 14:08:36
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