Diane de Poitiers　に挑む

3件目のお店には今まで見た中では イケメン のお兄さんがいた。

「ドンドルマアイスのもとはない?」

「アイスクリームは冬には置いてない」
「アイスクリームじゃなくて、アイスクリームを作る粉なの」
「粉?うちにはないけど隣にはあるかもしれない。行こう」

行こうって・・

ここにはあなた一人しかいないわけだし。

しかし、お兄さんはにこやかに先頭にたって、お店を出た。

いくら隣だからって、お店をあけていいの?

お隣でお兄さんが聞いてくれた。

やっぱりない。

ここのお店も若いお兄さんだ。 「日本人?」

「そうなの」

「何日いるの?」

「明日にはkonyaに出発」

「楽しんでね」

「ありがとう」 冬なのでアイスクリームがないのはわかるんだが、

「もと」 がないと言うのも不思議だ。

不思議といえば、この何軒か入ったお店がぜーんぶ同じ広さで

同じような物しか扱っていないことだ。

kioskよりは物の種類がないし、

隣同士で同じ物を売って商売になるの??

それにしてもトルコ人は親切だ。

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