私は旅先で可能ならピアスを買うことにしている。
トルコ石は綺麗だが、服を選ぶ。
組み込まれているショッピング3番目はトルコ石のお店だった。
連れて行かれるお店はどこもとても近代的で豪華な造りだ。
トルコ石の説明。
偽物はハンマーでたたくと割れる。本物は割れない。
そんなこと言って誰がハンマーでたたくものか。
何故か私は今日トルコブルーのニットを着ている。
お兄ちゃんがすかさず 「私を見て!って言ってるようなもんじゃないっすか」
ご一行様の殆どは女性なので皆様真剣にあれや、これやと見ている。
どれもいいお値段だ。
昨日ジャケットを買ったばかりだし、これからイスタンブールに行くのだ。
そんなの買いたくない。
「6万円にします。」
「私はお金がないの。ごめんなさい。買えないわ」
カトさんが通りかかり、 「彼女はレザーの店でも買い物したのでまけてくれ」 と言っている。
「わかりました。5万円にしましょう」
あなたね、5万円と言えばティファニーのピアスも買えるんですよ。
「ごめんなさい。高いから買えない。私は3万円しかありません」
3万なら買いたいと思っていた。可愛いし、造りもちゃんとしているから。
「店長を呼んできます。待ってください。でも3万円は不可能です」
店長が現れ、 「45000円にしましょう」
店長が来ても 5000円引きですか!?
疲れたので離れる。出口の付近で立っていた。
完全なる戦線離脱体制。
そろそろ時間ですと言う頃、 店長がサッと走ってきて私の耳元で囁く。
「私はあなたに3万円であのピアスを売ります」
私と同じデザインのペンダントトップを買われたおば様がいた。
「あら、お揃いねー。いくらだったの?」
「3万円です。」
「え゛っ、私は1個なのに35000円よ、あなたはピアスだから2個なのに」
おじさんをclick!
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