
怒り
への処方箋
怒りは人を苦しめます
。ひとたび爆発すれば、制御を失ってしまい、自分でも予測不能なリアクションをとってしまったり、思っても見なかった言葉が口から出てしまったりして、その場に居合わせた人々を傷つけたり怒らせたりします。周囲の人々を巻き込み、同時に自分自身をも痛めつけて、「 またやってしまった・・・
」と、人は罪悪感に陥ってしまうのです。
聖書は「 怒っても
、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。」(エペソ4:26)
」と教えます。
このように、神様はわたしたち人間に豊かな感情を与えてくださいました。怒りもそのうちの一つです。ですから、怒ることそのものを聖書は否定していませんが、 怒りにはあなたの自制(セルフコントロール)を失わせてしまう危険性がある
ことを、聖書は諭しているのです。
あなたは最近、どのようなことで腹を立てたり怒ったりしたでしょうか。後で振り返ってみると、「 なぜ、あんなことをしてしまったのだろう
」とか、「 どうして、あんなことを言ってしまったのだろう
」とか、反省と後悔の念が湧き出すような出来事が多いのではないでしょうか。怒りは、一度コントロールを失ってしまうと、私たちの大切な思いも時間もエネルギーも、すべてを浪費させてしまう恐ろしいものです。
ですから、どようににして信仰によって怒りに対処すべきか、一緒に考えて見ましょう。
●あなたを苦しめる「迷信」
怒りによって罪悪感がもたらされる原因に私たちがいつのまにか信じている「 迷信
」というものがあります。わたしたちが生まれ育った地域にも古くから言い伝えられている迷信と呼ばれるものがいくつかあるはずです。例えば、「 夜爪を切ってはいけない
」「 食べてすぐ寝ると牛になる
」 「 夜、口笛を吹くと蛇(泥棒)が来る
」といった言い伝えをみなさんも小さい頃聞いたことがあるでしょう。昨日、北九州は大雨とカミナリが凄かったですが、 息子が「カミナリがなると、へそを取られるよ」と言ったので、二人で思わずへそを手で押さえてしましました。
辞書を調べると、迷信とは「 科学的根拠がなく、社会生活に支障をきたすことが多いとされる信念・信仰。誤って信じること
」とあります。
●三つの迷信
「怒り」に関しては三つの迷信があります。一つ一つをご一緒に見て行きましょう。
迷信1.人は生まれつき攻撃的な生き物。怒ることは当然。
私たちの身の回りには、いつも何かに対して怒っている人をたまに見かけます。それはまるで、ハイエナが今日一日の食べ物を求めて動物の死骸を探し回っている様子にとても似ていて、常に「 怒りの種
」を探し回っているような人です。「 怒って当然だよ
」と、自分が怒ることを正当化して、あたかも「 人生の目的は怒ること
」であるかのように、ことあるごとに怒りながら不平不満や悪口で罵ったりする人に、あなたも一度は遭遇したことがあるでしょう。
もしかしたら今、あなた自身が「 繰り返し怒る自分
」に対して苦しんでいるのかもしれません。しかし、原因がどうであれ、「 怒ることが私の人生の使命だ
」 という考え方は、迷信の一つに過ぎません
。
これの迷信に対して、真実はこうです。
真実1.人は神に愛され、神 と人を愛するために造られました。
つまり、人は生まれつき 愛する能力を与えられた存在
です。 ですから、怒ることがあなたの人生の目的ではありません。
また、 自分が怒ることで、「
わたし こそ正しい
」ことを正当化しようとする
人も多いようです。まるで遠山の金さんのように世の中をバッサバッサと裁いていくような気分なのでしょうか。しかし ながら、怒り続ければ正しい人になれるわけではありません。
正しいのは神様だけ
です。そして、私たち人間は神の御前 ではみな等しく罪人であり、イエス・キリストの救いとゆるしなくしては誰も義とされないのです。
もし、その怒りが 「自己中心的な生き方」から生み出されるものであるならば、周囲の人々を傷つけることになるでしょう。そのような罪を、キリストは担って十字架で命を捧げてくださいました。それは、あなたと神様との愛の交わりが回復されて、キリストの愛をふんだんに受けたあなたが、 関わるすべてを愛するために遣わされると いう神様の計画
があるのです。
神様はあなたを「怒るために」造られたのではありません。 愛され、愛する目的のために 命を与えられ、今日も生かされている
のです。
神は愛です。 愛にとどまる人
は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。(1ヨハネ4:16)
DAY10「怒りへの処方箋:迷信2」へつづく
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バックナンバー:
DAY1 罪悪感はどこから?
/ DAY2 なぜ罪悪感を持ち続けてしまうのか
/ DAY3 罪悪感という罠に陥ってしまうのはなぜ?
/ DAY4 罪悪感に陥りやすいタイプ1
/ DAY5 罪悪感に陥りやすいタイプ2
/ DAY6 罪悪感に陥りやすいタイプ3
/ DAY7 罪悪感に陥りやすいタイプ4
/ DAY8 罪悪感に陥りやすいタイプ5
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