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府知事は55%の得票シェアで橋下が選ばれた。さしたる社会的業績もないが、知名度と面白さが受けて、またもや担ぎ上げられた。担ぎ上げたのが自民党であるのも、けったいだ。 こんな「まあ、ええやんか」「おもろいんとちがいまっか」の、軽率とは言いませんが、軽いノリの迎合体質がそもそも犯罪や学業のワースト記録やら行政の垂れ流し放漫赤字体質を作ってきたんとちがいまっか? 相手がインパクトなかったことにもよる結果であるが、この運と子作りパワーを生かして億万長者の橋下さんよシルバーやプアーにも「あんじょう頼みまっせ」。
2008年01月29日
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25年前に出版された『ほんものの酒を!』(三一書房)を古本で入手したが、日本消費者連盟による国産の日本酒、ウイスキー、ワイン、ビールの成分に対する告発本であり、合成添加物や成分の偽装表示について企業の内部データを示したりしながら大手メーカーの酒の欺瞞性を鋭く追及している。 現在、食の偽装が大きな社会問題となっているが、すでに25年前にこの偽装や無表示の酒の問題が社会に衝撃を与えていたのだ。 日本酒;3倍増醸、アルコール添加、糖類添加、調味料、オケ買い ウイスキー:合成着色料、香料、酸化防止剤、酸味料、未熟成年数原料混成、オケ買いなど ワイン:酸味料、酸化防止剤、着色料、香料、人口甘味料など ビール:大麦以外の穀物混入、酸化防止剤、消泡剤、分散剤、安定剤など 戦後の物資不足を引きずった酒を、文化人やサラリーマンは味や成分のことにはふれずに飲めれば有り難がっていたが、この時代、悪酔いや宿酔をよくしたし、多々見かけたものである。サントリーやキリン、月桂冠に代表されるように、当時は成分を隠した酒が堂々と宣伝に乗せて販売され、消費者も乗せられていたことになる。 この出版を機に酒の質の向上が図られてきたとは思うが、まだ隠された実体がありそうに思われる。 ・昔、よく飲んだトリスやレッドは現在も発売されているが、現在、ウイスキーの成分の正体はいかほどだろうか? ・ワインも酸化防止剤不使用をうたう品が最近出始めているが、これを使用したワインが依然多いのではないか? なお、日本酒は純米タイプが増えてきたが、植物由来の身体に悪い成分ではないとしても醸造用アルコールを添加したものが依然多い。
2008年01月27日
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元広告代理店仲間5人で新年会。阪神百貨店で秋田の「出羽鶴」純米吟醸をと調達して仲間の事務所に持参。初しぼりでなめらかな味わい、「刈穂」と同系の酒蔵の酒だけにいける。さらに仲間の一人が持参した「玉乃光」純米吟醸(500mlパック)を飲むが、こちらもなめらかな味わいでグーだ。パッケージにJunmai Ginjoと英文まで記されていた。 話題は、10年前に倒産して今はなき元会社が果たした大阪を中心とする消費文化の変革への貢献をいかに本にまとめ上げるかで喧々諤々となった。電通の「鬼十訓」ばかりが広告世界を築いたのではないと意気軒昂だが果たして、酔いの夢は結実するのであろうか。
2008年01月22日
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大阪には昔から店の扱う商品とかサービスの内容を、飾らずざっくばらんに動的、直裁的に表す、変わった店名が多いことに、四半世紀ぶりに帰阪してあらためて感心した。 特に印象的なのは、数年前、移り住んだ東三国のマンション近くに「またきてや」という小さな中華料理店が登場したときで、思わず噴出してしまったが、今も健在である。 このような大阪的な商売人文化を象徴するような、けったいな名称の店舗(珍名店)を写真で留めておこうとぼちぼち収めてきたところ30店に達した。 大阪の街の看板広告についてもいえようが、これら収集した珍名店を考現学的に分析すれば、大阪人の特異な思考法や価値観を再発見できるかと思う。まだ少サンプルであるが、若干の考察を加えてみた。1.珍名店が多い場所は、新世界や天神橋筋など庶民的な街である。心斎橋や梅田のように格好つけて客寄せする必要がないからだろう。2.飾らぬ大衆的店舗に珍名店が多い。定食屋など大衆食堂、大衆居酒屋、立ち呑み屋、たこ焼き屋などがその代表である。3.○○してや、という大阪弁の「動詞+や」(助動詞で「しておくれ」を意味する)を商店の「屋」「家」に置き換えたネーミング。「きてやこうて屋」(衣料品)、「よって屋」「うまい屋」(たこ焼き)、「よってこ家」(焼肉)、「らく屋」「てあて屋」(マッサージ)などがそれである。東京やその他の地域では、話し言葉上このような「や」の転換はあまり考えられないことである。4.自分を堂々と卑下したネーミング。この珍名の老舗的な「づぼらや」にはじまり、の「あほや」(たこ焼き屋)、「あほぼん寺」(居酒屋)、「宮本むなし」(定食屋)、「駄楽屋書房」や大阪発祥の「がんこ」(寿司ほか和食店)までがその系譜である。5.大阪弁の挨拶言葉をそのままずばり店名にしたもの。「どうも」「とりあえず」(定食屋)、「あんじょう」「よってこ」(立ち呑み屋)、「またきてや」(焼肉店)、「おたべや」(うどん屋)、「(世の中?)ぜにや」(居酒屋)などがその例である。6.ちょっと大そうなネーミング。ドッグ総合ショップの「ドッグアミューズメント・迎賓館」や英語の定冠詞を付した定食チェーン「ザ・めしや」、立ち呑みでありながら「銀座屋」があてはまろう。もともと着倒れだった大阪に飽食のコンセプトを創り上げた老舗珍名店「くいだおれ」もこの範疇に入れてよい。7.安易な語呂合わせネーミング店。「とくや」(激安店)、「珍呑や」「たまり場」(居酒屋)など。8.めちゃくどいネーミングの店。「ごはんやさん朝昼晩」「手羽小僧by小さいおっちゃんの店」 これらの珍名を付ける店も店と思われるかもしれないが、このような名称が大阪庶民の笑いを誘って受ける土壌があるからこそ、このような名付けがなされると言える。 小さいながらも目立ちゃええんや的な面が大阪では強いのだが、これで大店舗になったりチェーン店展開をするに至った店もある。「くいだおれ」「ずぼらや」「がんこ」「ザ・めしや」「宮本むなし」(日本一のご飯屋を目指す)がそうだ。
2008年01月20日
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先日、古本でゲットした『日本酒がこんなに美味しいなんて』(高城孝司著)を読む。日本酒の魅力と愉しみ方を分かりやすく記している書である。 特に参考になったのが、日本酒の種別の飲み方についてである。順序として以下が好ましいとの教えであるが、余輩も先ず感覚が鈍らない冒頭に「吟醸酒」を飲むようにしているが、これはほぼ正解であった。 自分としては、食前酒としての発泡日本酒の代りにうす濁り酒であってもよいかと思う。 日本酒の飲酒順序とは。1.発泡日本酒(食前酒として低アルコールを冷やで) 2.大吟醸酒(8~12℃で、前菜と) 3.吟醸酒(5~10℃) 4.純米酒常温(刺身や煮物、天ぷらと) 5.純米酒燗酒(鍋やコクのある料理と) 6.熟成酒(肉、魚のメイン料理と) 酒肴をあまり召さない自分にとっては、ここまでのコース料理をこなすことはまずないが、酒の順番としては日頃迷うこともあったが、スッキリ整理されていて大いに参考になった。
2008年01月19日
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十日戎のおり、天満宮に中学生が集団で来ており、合格祈願の絵馬を求め吊るしている光景に出会った。 今週日曜日には、帰省地のスーパーに受験生の合格を祈念するようグッズが並んでいた。グッズは「勝つ」とか「受かる」とか語呂合わせ的なネーミングの物が多く、真剣さというよりも遊び心で笑いを誘う物である。今の受験生は楽観的なのか、ゆとりがあるようだ。 縁起を楽しむ学生や親が多そうなのに驚くとともに、メーカーや流通業者の招魂じゃなく商魂の逞しさには感心した次第。 受験勝運グッズを日経トレンディネットなどから挙げてみた。 ・キットカット(きっと勝つ) ・ウカール(スナック菓子カールのアレンジ) ・ダルマサイダー(受かれば両目に墨を入れる) ・ハイレルモン(明治のハイレモンのアレンジ) ・勝ちグミチョコ ・キッポー(吉報)(ポッキーの逆さ写真パッケージ) ・ジャイアントコーン(幸運) ・TOPPA(ロッテのチョコレート菓子) ・カナエルコーン(東鳩) ・勝ちの種(亀田製菓) ・チキンラーメン受験生応援カップ) ・さけ茶漬け(永谷園、おみくじ付き) ほか沢山あります。
2008年01月16日
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13日(日)の朝8時からNHKテレビ「ビジネス新伝説・ルソンの壺」で大阪地酒メーカーの米国進出の紹介がされた。「利休梅」「無垢根」などの銘柄をもつ大門酒造のことである。 この交野にある蔵には一昨年の夏、「初飲み切り会」に行って各種の酒を試飲したことがあり、大門康剛社長や英国人のフィリップ杜氏に会ったことがある。番組は大門社長に取材する形で彼のインド、米国での放浪時代の話をはさんで、米国の輸入代理店との提携するなどして、カリフォルニアやニューヨークに地歩を築くまでのストーリーであった。 「日本酒をワインのように世界中で飲まれるものにしたい」との目標のもと、日本の酒を取り巻く伝統文化の魅力と高品質をアピールする、英語でのブランドやラベルを工夫することが基本戦略であったと語っている。 関税や輸送費の関係で純米吟醸720mlで2,500円位と高くつくが、食通の米国人の間では「Junmai Ginjo」がワイングラスで飲まれている場面が映っていた。 次はロシア市場が有望らしいが、とにかく海外で日本酒の評価が高いのは嬉しい哉だ。
2008年01月15日
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今日、近鉄主催の「酒蔵みてある記」は、「三重の寒梅」の丸彦酒造(四日市)であった。 本来は近鉄の最寄の駅前に集合し、6kmを史跡を巡りながらハイキングをして最後に酒蔵に辿り着き、試飲や抽選会に参加するものであるが、今朝は冷え込みも厳しく、昨夜、泊まった妹宅で5合の酒を飲んで酔い寝した身では、とてもハイクに参加するのはおぼつかなく、妹宅の近くであるのを幸い、10時に蔵まで車で直接送ってもらった。 まだ、ハイカーは到着しておらず、義弟と吟醸酒、生しぼり、濁り酒と甘酒を試飲し、蔵の中をゆっくり見学できた。15,000リットルのマンモスタンクをはじめステンレスタンクが10基ほどある近代化された蔵である。杜氏はおらず自社で製造している、鈴鹿山系の伏流水を使っているなど、若い男性は説明してくれた。抜け駆けのようなものであった罰か景品は当たらなかった。 蔵の外に出てみると、ハイカーが10人ほど来ていた。ところが、どんどん増え初めて100数十人に達し、酒を買う人も多くいたが、酒蔵が魅力なのか、ハイキングが楽しみなのか、よくもまあこんなに参加するものだと、あっけにとられた次第。ほとんどが年配層でリュックを背負って参加しており、女性も1/3ほどを占める。 道理で、近鉄さんも毎年、沿線の酒蔵(今年は25蔵)でこなん企画を続けているのだと感心しきり。吟醸酒(360ml)を二本買って帰った。
2008年01月14日
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津にある浄土真宗高田派の本山で「お七夜」と称する開祖への報恩講が開かれている。末寺の僧侶が集って7日に亘りお経を挙げる儀式である。 門前には屋台が50軒ほど出店しており、すごい人出。「大阪で二番目に人気がある店」との惹句のたこ焼き屋には長い列が出来ていた。口卑しくない?余輩は何も召すことはなかった。 今年、50年忌にあたる父の納骨も当本山にされているが、この日、帰省したので妹の車に乗せてもらってお参りができた次第。 見たような老いの顔あり報恩講(淀風庵)
2008年01月14日
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一昨日は、天神橋筋の古本屋を漁りがてら天満宮と堀川神社で十日戎の神事を参観。世相を映してか、明るくない表情で真剣に祈る庶民が本当に多かった。 おかげで酒の古本ゲットは8冊と大収穫であった。とくに天牛書店で6冊2,400円のところ持ち金が足らず、堅い女店員を口説いてやっとこさ20円値切ったのが収穫だ。歩いた距離は5kmにもなろうか。 重い古本を持って梅田で、福岡から帰奈した磯さんと再会。新阪急食道街の立ち呑み金盃と純米酒のある木曽路、仕上げは天神橋の古本カフェ、ワイルドパンチで飲む。
2008年01月12日
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朝、4ヵ月毎の定期健診にゆく。これが病院か?と思うぐらいに元気そうな患者がいっぱいで活気にあふれている。 結果は問題なかったが、その科は週2日の診療に縮小され、担当医は来月に辞めるそうである。また、健康保険証の持参を忘れていたため、いったん実費を払うはめになった。 そうだ、「蕪村・呉春展」をやっている逸翁美術館に行こうと池田にやってきたが、開催は12日からである。 それじゃ、「インスタントラーメン記念館」を覗いてみようと行ってみたら、火曜日は休館であった。近くの百福亭という故・安藤百福会長にちなむラーメン店で醤油ラーメンを賞味できたので救われた感じ。 また、商店街の端にある「呉春」の酒蔵の周囲を回ってみたところ、日本酒の香りがほのかに漂ってきて、寒造りが佳境に入っているんだなあと、ほんわかした気分になった。寒造り中の佐賀唐津の井上満杜氏を思い浮かべた。 寒造り渚の如く米沈む(山口誓子) 奥深きその情けこそ寒づくり(宗因) 並蔵はひびきの灘や寒作り(其角)
2008年01月08日
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今日、知人から頂いた酒は白雪の「長寿蔵・純米吟醸しぼりたて生原酒」(契約田の山田錦100%使用、限定品)と1970年大阪万博時にタイムカプセルで保存された麹菌を使用した「クラシック白雪・純米酒」といずれも貴重な酒だ。 前者は吟醸香がやんわり、なめらかで淡い味わい、後者は嫌味なくしっかりした旨味である。 長寿とか、年輪を感じさせる酒で縁起が良い。 年酒酌む孫のようなる児の笑顔
2008年01月03日
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空はひろびろと、田舎に帰ったような澄んでいる。今年は田舎には帰らずにゆっくりした気分で過ごしている。 仏壇の前で、はるか昔に亡き父と現在病床の母、そして里帰りした妹達と年賀の食卓を囲む情景を思い浮かべた。みんなかなりの齢で、笑みを静かに浮かべて飲み交わしている。そのような時は在りえないのに、在りし日のように温かく懐かしい想いがつのる。 世の中、なかなか思うように行かないものです。感謝と詫びこもごもで掌を合わせた。 今、家人が古タオルで雑巾を縫っている。数本の針に糸を通しておいたのは私です。
2008年01月02日
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あけましておめでとうございます。初句です。 純米の旨きといいつ年酒酌む ささやかな御節眺めつまた一盃 (淀風庵) なお、2時ごろから京都に向かい八坂神社に初詣、昨年の感謝を表す。元旦に出かけたのは初めてだが、すごい人出だ。 ただ、京都にもかかわらず、着物姿の人は滅多に見かけず、どちらかというとむさ苦しい服装が溢れていた。 昼、夜を外食、喫茶店にも2軒寄る。阪急百貨店の魚の料理店で特別純米の「悠」(富山)を冷やで飲んだが、これが純米酒の飲み始め。 「健全な酒は健全な肉体と健全な精神を司る」という自製モットーで今年も元気に過ごそう!
2008年01月01日
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