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March 3, 2006

NARUTO短期連載小説第１話「～プロローグ～キメラの勾玉」

(3)

テーマ：お気に入りの漫画は？？(2234)

カテゴリ：企画

『キメラの勾玉』NARUTO-ナルト短期連載小説

予告編はこちらから
※通常更新履歴は日記にて記載しているのですが、連載中はFreepage List（フリーページ）「更新履歴（仮）」に記載します。

第１話「～プロローグ～キメラの勾玉」

「よし……行くぞ！」
　ガイの合図で、カカシ、紅、アスマはうなずき、四人は小さな研究室へと入っていった。中は四方八方、怪しい色の液体が入った瓶や、植物や小動物の入ったケースがおいてある。胸がむかつくほどの薬草のにおいでいっぱいである。
「ねぇ、コレ！！」

「ああ、間違いない」
　カカシは勾玉を見透かして、つぶやいた。そしてポーチへ入れる。
「さぁ、こんな辛気くせぇとこ早いとこ退散……」
　アスマは、突然苦痛に歪んだ顔をし倒れた。
「まずい！　毒煙がたかれている！」
　カカシはアスマを抱えると、ガイ、紅とともに急いで部屋の外へ出た。暗い廊下の両側は、檻が続いている。その廊下に、行く手をはばむ忍が十数名現れた。
「大蛇丸様の館に侵入するとは、たいしたヤツらだ。だが、ここで終わりだ……。俺達はただの雑魚じゃねぇぜ。フフフ……フハハハハァ！！！」
　忍のリーダーらしき人物が、歪んだ声で高笑いした。毒煙にやられた四人は、とても闘える状態ではなかった。

☆次回予告☆
退院したナルトは早速修業をしようとはりきるが……。

ナルト『オレってば今回ものすごく頑張っちゃうから、応援よろしくってばよ！』
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