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すっかりラインアップの減ったラールセンのパイプ煙草の中で、「ファイン&エレガント」と共に生き残っているパウチ物が、今回吸っている「スイートアロマティック」です。この煙草を最初にレポートしたのは2011年8月の事でしたが、この時既に何度か吸っていました。 この煙草、以前は「ザ・マスターズブレンド」という名前で、ラールセンの他のパウチ物とはちょっと違う位置付けをされていて、パウチデザインもこれだけ特別仕様になっていました。その後、パウチデザインが変更される度にちょっとずつ呼び方が変わって来て、一時期は「ザ・マスターズブレンド」と「スイートアロマティック」の二つの呼び方が併記されていた時期もありました。で、今は「ザ・マスターズブレンド」という表記はなくなり、単に「スイートアロマティック」とだけ表記され、パウチも他のラールセンのパウチ物と色違いの同一デザインになっています。多分、ラインアップの減少に伴って、これだけ特別扱いする意味がなくなって来たのでしょう。流れとしては当然かも知れません。 同社のパウチ物の中で以前は特別扱いされていただけあって、この煙草の味わいはパウチ物の中でも出色の出来だと感じます。喫味の方向性としては同社の100g缶「シグナチュア」とかダン・タバコ社の50g缶「ブルーノート」と良く似ており、且つブレンドとしての出来栄えはそれらと肩を並べるぐらいだと個人的には思っています。それ位の出来だからこそ、ラールセンの減ってきたラインアップの中で、今でもしっかりと生き残っているのでしょう。 少々残念なのは、これも含めてラールセンの現行ラインアップの煙草が、どれも似たような方向性の喫味になってしまっている事です。それらは「果物系」とか「柑橘系」、或いは「爽やか」「華やか」といったキーワードで表現されるような喫味の着香物で、「マッタリ」とか「コク」、或いは「出汁系」「ナッツ系」といった言葉で表現されるような喫味の煙草がありません。私がパイプ煙草を嗜むようになる以前は非着香バージニア系のフレイク物さえあったラールセンのラインアップですが、そのフレイク物だけでなく、ラタキア物、ナッツ系、チョコレート系、非着香バージニア系もどんどんなくなって行き、今では一つのブランドとして「それで良いのか?」と言いたくなる程のラインアップしかありません。 ま、ブランドとして生き残っているだけでも良しとしなければならないのかも知れません。 ついつい愚痴を溢してしまってますが、「スイートアロマティック」自体は、とにかくパウチ物としては非常に良く出来た着香煙草ですから、きっとこれからも何度も吸う事になるでしょう。 美味しい煙草です。[良く出来た煙草ブログは此方 Click!]
2021.11.14
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今回はラールセンの「メロウ&テイスティ」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは2011年6月の事でした。 最近は随分とラインアップが減ってきたラールセンの煙草ですが、この「メロウ&テイスティ」は残るものだと思っていました。ところが、一部のネットショップさんで「在庫わずか」というような表記がなされていて、「まさかこれも廃止?」と心配になっています。 先日吸った「ファイン&エレガント」はマッタリ感がありつつも爽やかさが先行する味でしたが、今回の「メロウ&テイスティ」は果物的爽やかさがありつつも、バニラ系のマッタリ感が先行する味わいに仕上がっています。ですから、「ファイン&エレガント」と「メロウ&テイスティ」は上手いこと対称になっていて、ラインアップの構成要素として互いに補い合う良い関係になっているように思います。ですから「ファイン&エレガント」が残って「メロウ&テイスティ」は廃止になるという事が起これば、非常に残念だと感じます。杞憂に終われば良いのですが・・・。 まぁ、ね、ラールセン好きの一人である私としては、現状のラインアップがたった四つだけになっている時点で随分と寂しいので、今更「メロウ&テイスティ」が無くなっても大きな痛手になる訳ではないのですが・・・。 動向を見守って行きましょう。[良い関係の煙草ブログは此方 Click!]
2021.11.10
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もう何度も吸って記事にもしてますので、今更特に書く事もないのですが、今はラールセンの「ファイン&エレガント」を吸っています。私の常備煙草で、今回は常備分の入れ替えのため、以前に購入していた物を吸っています。因みに、最初にレポートしたのは、2011年4月でした。 この煙草の着香は一応柑橘系とされているのですが、酸味はさほど強くはありません。だいぶ爽やか寄りのマッタリ着香という感じです。マッタリ着香と言えばバニラ系着香が世間の主流なのですが、この煙草ではバニラもブレンドされているかも知れませんが、それを意識的に感知する事は出来ません。何だか独特なんですよねぇ。ちょっと他にはない着香の煙草です。 着香内容の方向性としては、ダン・タバコの「ブルーノート」とかラールセンの「シグナチュア」とかと同じだと思うのですが、それでも簡単に嗅ぎ分けられる程度の独自性が「ファイン&エレガント」にはあります。パウチ入りの安煙草ではありますが、これだけ独自性がありつつ、しかもかなり美味しい着香煙草というのは、実はとても珍しいと感じます。 「ラールセン」ブランドのパイプ煙草も随分と銘柄数が減って来ていますが、この「ファイン&エレガント」はしっかり生き残っています。それだけ売れているという事なのでしょう。納得です。 もし未だ吸った事がない着香好きの方がいらっしゃれば、ぜひ一度試してみて下さい。意外な出来の良さに驚くかも知れません。[出来の良い煙草ブログは此方 Click!]
2021.11.07
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今回も引き続きピーターソンの「スペシャルリザーブ」を吸っています。今回は2019年版です。勿論これについては発売された2019年12月に吸ってレポートしています。 「スペシャルリザーブ」の100g缶は、前年の2018年までは割りと平たい物だったのですが、この年から厚みのあるスクエアな感じの缶になっています。この形状の缶への変更は、ピーターソンの夏向けや年末年始向けの限定銘柄でも同時期に実施されており、更にピーターソンの製造元であるスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)の他のブランド、例えばラールセンの100g缶でも実施されています。要はSTG製の100g缶は全てこの形状に統一された訳です。 容器の統一というのは、個性の売込みよりもコスト削減が優先された結果であると思いますが、パイプ煙草市場が縮小していく過程に於いては致し方ない所なのでしょう。少々寂しい事ではありますが、それで延命出来るなら受け入れざるを得ません。まぁ、米国等ではバルク販売という容器が関係ない売り方もある訳ですし、煙草の内容に個性があれば、容器にまで無理に個性を求める必要はありません。 で、その個性なのですが、今回の「スペシャルリザーブ2019」にはそれなりにあるように思います。この煙草のナッツ&クリーム或いはココナッツミルクのような香りは、着香煙草の中でもあまり存在しません。個人的には、何時でも吸えるレギュラー品にもこういう香りの物があって欲しいと思うのですが、まぁ、定番でない香りの製品をレギュラー化するという冒険を今更実行するのは難しいのでしょう。 ただ、市場縮小の流れをそのまま受け入れるだけの企業活動だと、本当に消え去るのを待つだけという事になってしまうので、偶にはゲームチェンジャーを目指した思い切りの良い挑戦というのも見てみたい気もします。例えば、紙巻煙草メーカーが最近熱心に取り組んでいる加熱式煙草のような挑戦も「有り」だと思います。あれは原理的には紙巻煙草よりもパイプ喫煙に近い方式なので、パイプへの応用は比較的容易なのではないでしょうか。 パイプ煙草メーカーに未だ体力が残っている内に新たな挑戦をしてみて欲しい所です。[挑戦する煙草ブログは此方 Click!]
2021.11.03
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今回はピーターソンの「スペシャルリザーブ2018」を吸っています。やはり過去の限定物で、行き付けの煙草屋さんに長く在庫が残っていたのですが、この銘柄に関してはこれが最後の一缶になっていました。 この煙草は、限定物にしては珍しくコインカットになっていて、ブレンドはバージニアとケンタッキーなのだそうです。コインカットの煙草自体が日本では多くないので、しかも限定物となると非常に稀有な存在です。ですから私は、発売当初に吸ってレポートしただけでなく、その後も何度か吸っています。 着香については、蜂蜜着香が施してあるそうなのですが、それを喫煙中に意識する事は殆どありません。むしろ非着香バージニア&ペリク系のような甘味と酸味を感じる煙草らしい美味しい銘柄です。 で、つい先々月までは行き付けのお店にこの煙草は未だ数缶残っていて、まだ大丈夫そうだと私は油断していたのですが、この前行った時には残り一缶になっていて、慌ててその最後の一缶を買いました。何だか突然急激に在庫が捌けて行った感じです。何かあったのでしょうか。 ただ、元々これだけの稀有で美味しい限定物が何個も在庫に残っていた事自体が不思議と言えば不思議で、そういう意味では、これを今までに何個か買って吸えた私はラッキーだったのかも知れません。 思い返すと、この煙草のように非常に美味しかった記憶のある限定物は幾つかあって、もう一度吸いたいなと思う事が時々あります。限定物で、もう二度と吸えないから余計にそう思うのかも知れませんが、好評だった限定物のリバイバル販売とかの企画があると楽しいかも知れません。もしそういう企画が持ち上がったら、このピーターソン「スペシャルリザーブ2018」もそのラインアップ候補に入れて欲しいものです。[好評な煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.31
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行きつけの煙草屋さんに過去の限定銘柄が残っていると何だか気持ち良くないので、経済的に折り合いのつく範囲で買うようにしています。で、今回はピーターソンの2014年版「スペシャルリザーブ」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは2015年の3月なのですが、リリースされたのは当然2014年です。以来7年も経過するのに、行きつけの煙草屋さんにはまだ数個の在庫が残っています。 良く出来た着香煙草なのですが、この頃のピーターソンの他の限定物と同様に、缶の中のビニール袋がテープで軽く留めて閉じられているだけなので、流石に7年も経過すると煙草の乾燥が進んでしまいます。今回の缶も、乾燥が進んで辛みが出てしまっています。ただ、思っていた程でもなく許容範囲だったので、特に加湿もせずに吸っています。 想像した程には乾燥が進んでいないのは、結構な量のフレイクの欠片がブレンドされているためではないかと思っています。フレイクだと、体積の割りに表面積が少ないので、乾燥が進み難い事が想像されます。 更に、このフレイクの欠片は、多分バージニアストレートだと思われますが、この煙草の甘味の強さにも大いに貢献しているようです。経験上、フレイクの欠片がブレンドされている着香煙草は、着香分ではない部分の甘味が強く、美味しい煙草が多いです。 ・・・あれ? 何か前にも同じような事を書いた気がします。(笑) まぁ、同じ銘柄を何度も吸っていると、ブログネタも尽きて来るものです。でも、お店にはまだ在庫があるので、この煙草はまたいつか近い内に吸う事になるでしょう。そしてまた同じような記事を書くんだと思います。どうぞご容赦下さい。m(__)m[良く出来た煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.27
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やっぱり時々吸いたくなるのが、このオーリック「ゴールデンスライスド」です。最初にレポートしたのは2011年9月ですが、以来、何度も吸っています。 日本国内で販売されているパイプ煙草の中で唯一ペブルカットの煙草で、且つ解されていないフレイク系煙草のパウチ入りという面でも唯一です。バージニア&ペリクという私の好きなブレンドタイプですし、フレイク系の煙草としては最低ラインの売価ですから、そりゃ頻繁に吸いたくなります。ですから、ちょっと前の一時期に輸入が止まった際は、随分と寂しい思いをしました。でも、同じ思いのユーザーが多かったのでしょう、程なく輸入が再開されたので、ホッと胸を撫で下ろしました。 この煙草は米国では50gや100gの丸缶で販売されているようですが、それへの詰め方はどうなっているのでしょう。日本向けのパウチでは、調度パウチにピッタリ収まるように長いペブルカットを綺麗に折りたたんで詰めてあるのですが、丸缶だとこんな綺麗には詰められないのではないでしょうか。そういう意味では、この煙草はパウチで販売するのが正解だと思います。 この煙草の場合、長いペブルカットを適当にちぎってから丸めてパイプに詰めるので、普通のフレイクに比べて手間がかかります。せっかく丸めただけで詰められるという手抜きが出来るフレイク系なのに、ちぎるという手間をわざわざ一つ増やしているという点では、ユーザーフレンドリーではないのですが、そこはプラグやロープ煙草と同様に、一手間入れなければ美味しく吸えない事が逆にパイプ喫煙の醍醐味の一つともなっています。手がかかるからこそ趣味としての面白さが生まれるという現象は、世間に星の数ほど存在します。 何でもかんでも自動化・省力化すれば良いという訳ではないのです。特に趣味の世界では。 ・・・何だか取り留めのない話になってしまいました。ちゃんちゃん。[醍醐味のある煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.24
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今回はスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)が製造している「メローブリーズ」ブランドから「フルアロマティック」を吸っています。これを最初にレポートしたのは2012年1月の事でした。 この「メローブリーズ」シリーズには以前に「マイルドアロマティック」という銘柄もあったのですが、現在日本に入っているのはこの「フルアロマティック」だけになっているようです。御多分に漏れずSTGも製造銘柄の整理が進んでいて、元々余り目立つ存在ではなかった「メローブリーズ」シリーズも縮小になったという事なのでしょう。 ・・・何か、こういう縮小・撤退話を書くのも飽きて来ました。(苦笑) この煙草を最初に吸った時には、湿気が強過ぎて、火付きと火持ちに問題がありましたが、今回開けたパウチでは湿気が適正で、イージーに吸う事が出来ています。味については、バーレー葉のピリピリした刺激はあるものの、ミルク系のマッタリとした味付けとのバランスが悪くなく、これはこれで個性があって良いと思います。 個性を感じる銘柄は大事に残しておきたいですよね。 という事で、今回はこの辺で。[個性を感じる煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.17
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前回に引き続き、ダン・タバコ(DTM)から50g丸缶入りとして出た本来パウチ入りの銘柄「ザモルトハウス」を吸い始めました。この煙草も、やはり丸缶は今回入荷分だけの限定品だそうです。 この煙草の初レポートは2012年8月で、以来、何度か吸って記事にしています。で、その度にかなり高い評価をしていて、缶物に匹敵する内容がある煙草だと書いて来ましたが、この度、遂に50g丸缶として発売されました。前回吸った「No.13」以上に缶入りが似合う煙草だと思います。 思えば、私がパイプ煙草を吸い始めた頃というのは、50gパウチ入りが1,200円前後で、そこから上が50g丸缶の価格帯という感じだったのですが、今では50gパウチで1,500円前後から2,000円手前、50g丸缶では一番安くて2,000円程度という感じにまでなってきました。ですから私の感覚では、今のパウチ入りの銘柄は全て缶入りになっていても全く抵抗を感じない価格です。 パウチ入りから缶入りへの変更という動きは、もしかすると他の銘柄でも今後起きるかも知れません。むしろ、こういう価格帯だと、缶入りにしないと逆に違和感が出てしまいそうです。 また、昔の50gパウチ入りの価格帯で売られているのは、今では40gパウチ入りの銘柄ですから、もしパウチ入りらしい低価格イメージ(ただし重量単価は同じ)で売りたいなら、50g入りから40g入りに変更するという流れもあり得るのではないでしょうか。実際、例えばJTのパイプ煙草では、以前は50gパウチ入りだったのが現在では40gパウチ入りになっているという銘柄もあります。値上がりで一人当たりの喫煙量も減って来ているでしょうから、1パックの小容量化も動きとしては当然です。小容量化は手巻きや紙巻の世界では随分前から起きています。 開封後の保管を考えると、パウチよりも缶の方が有利です。値上げで喫煙量が減って来るなら、1パックの消費により多くの日数を要するようになります。ですから、パウチ入りから缶入りに変更されるのは、歓迎されるべき事でしょう。 今後のメーカー側の動きに注目です。[注目の煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.13
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今回吸っているダン・タバコ(DTM)の「No.13」については、最初にレポートしたのは2014年8月ですが、今年の6月にも吸って記事にしています。 その今年6月の記事では、DTMのパウチの袋は綺麗に開封し難く、出来が良くないので、丸缶入りにすれば良いかも知れないと書きました。そしたら、この度本当に50g丸缶入りで発売されました。しかもご丁寧な事に、日本語の警告表示がガッツリ印刷されたラベルが貼られています。海外向けの既存の丸缶入りに日本語警告シールだけ貼ったのではない、モノホンの日本向け仕様の丸缶です。この煙草は海外でもパウチ入りで売られているのが普通のようですから、その中で日本向け専用に丸缶入りが発売されるのは、本当に驚きです。 私の記事を見て丸缶化を実行したとはタイミング的に考えられないので、私が記事を書く前から計画されていたのでしょう。逆に私の記事が未発表の計画を言い当てたかのようで、何だかちょっと嬉しかったりします。(笑) とは言え、今回の丸缶入りは限定品扱いになっているそうなので、今回入荷分が売切れたら終了し、レギュラー品はパウチ入りのままという事になりそうです。この煙草には、丸缶で売られていても違和感のない美味しさがあるので、丸缶の方をレギュラー化して欲しい所ですが、コスト的には厳しいのかも知れません。でも、この煙草はパウチ入りでも今では1,800円超の定価になっている訳で、これはちょっと前までの丸缶の価格帯です。ですから、もう少し値上げして2,000円近くの定価にして丸缶化しても、大勢に影響はないのではないかと思ってしまいます。逆に、値上げしてでも丸缶化した方が、個数は売れるのではないでしょうか。 今回の丸缶入りの定価はパウチ入りと同じではありますが、パウチ入りをキープして、少しでも安く販売した方が売れるのか、それとも値上げしてでも丸缶化した方が売れるのか。採算的にどちらが有利なのかは、今回の限定丸缶入りの発売で、ある程度の答えが出るのでしょう。 今後の輸入元の判断に注目しましょう。[注目の煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.10
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ここまでマックバレンの煙草を集中的に吸って来ましたが、今回の「バージニアフレイク」で取り合えず一段落させたいと思います。次からは先日購入した物の中から選んで行きます。という事で「バージニアフレイク」ですが、これを最初に吸ってレポートしたのは2015年4月でしたから、もう6年も前です。マックバレンの角缶のシリーズが日本に入ってきたのは、つい最近の事のように感じていましたが、実はもう6年以上も経っているんですね。「光陰矢の如し」とはこの事かと・・・。 今回の「バージニアフレイク」は勿論ストレート・バージニアのフレイクなのですが、マックバレンのストレート・バージニアと言えば「バージニア No.1」がまずは思い起こされます。あっちのカットはレディーラブド←ブロークンフレイクですから、元はフレイクの形態をしていたはずです。という事は、元々は「バージニアフレイク」だった煙草の切れ端とか解れた物とかを集めてパーッケージにしたのが「バージニア No.1」なのではないか・・・、そう考えてしまします。 けれども実際に吸ってみると、両者は明らかに違った喫味に仕上がっています。「バージニアフレイク」の方が熟成度が深く、味にまろやかさがあって、逆に「バージニア No.1」の方には少し青臭いような部分があります。カットの違いによる喫味の違いを超えた差があるように思えるのです。つまり、マックバレンは同じストレート・バージニアであるのに、異なる製造工程となっているフレイクを、少なくとも2種類以上は作っているという事になります。或いは、バージニア葉の産地や等級によってフレイクを作り分けているのかも知れません。製造工程にしろ原料葉タバコにしろ、最初から異なるフレイクを同じストレート・バージニアで作り分けているのだとすると、生産効率から考えて随分と大胆な事をしているなと感心してしまいます。同じ原材料を使って、少なくとも途中までは同じ製造工程にした方が、明らかに効率は良いはずです。 もしかしたら、同じ原材料を使いつつ、プレスして熟成する期間を長く取ったのが「バージニアフレイク」で、熟成期間を短くして多くの量を作っているのが「バージニア No.1」なのかも知れません。そういう作り方なら、生産効率の面から考えても納得出来ます。 いったいマックバレンはどのように二つの銘柄を作り分けているのでしょう。こういう事を考え始めると、夜も眠れません。・・・なんちゃって。(笑)[効率の良い煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.06
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今吸っているのはマックバレンの「ネイビーフレイク」です。これを最初に吸ってレポートしたのは2015年3月の事でしたが、今見返すと缶のサイズとデザインが変わっています。以前は、先日吸った「バニラフレイク」と同じく、最も小さなタイプの角缶でした。 さて、今回の煙草の名前にある「ネイビー」という言葉は、パイプ煙草の銘柄名として良く使われています。「ネイビー」=「海軍」という事なのですが、何で海軍が煙草の名前として使われるのか、今回は少し調べてみました。 大航海時代の海軍船員達は、ラム酒に漬けて乾燥させたロープ煙草(バージニア葉)を常に携帯していて、都度ナイフで刻んではパイプで吸っていたそうです。ここから、バージニア・ストレートでラム酒着香のロープ煙草やコインカット煙草が海軍船員イメージの煙草として「ネイビー」と呼ばれるようになり、更に煙草の工業製品化に伴って、同様にラム酒漬けにされたバージニア葉をプレスして切り出したプラグカットやフレイクカットの煙草も「ネイビー」とされるようになって行ったとの事。更に、バージニア・ストレートだけでなく、ペリクや他の葉種入りとか、固形の圧縮系煙草だけでなく、普通のラフカット等の物もネイビーと呼ばれたりして、今ではもう何だか良く分からない混沌とした状態になっているようです。 実際、今回の「ネイビーフレイク」もラム酒着香のフレイクという部分は確かに「ネイビー」っぽいですが、葉組はバーレー葉をメインとしてキャベンディッシュとバージニア葉のブレンドになっていますから、この辺は「ネイビー」から離れて来ています。 こういう名前や種類・カテゴリーに対するイイ加減さは煙草業界の特性で、例えばシャンパーニュ地方産の発泡ワインだけを「シャンパン」と呼ぶというような決まりがあるワインの世界とは随分と違う所です。それが良い事なのか悪い事なのかは意見が分かれる所でしょう。ま、名前がどうあれ、吸ってみて美味しければどうでもいいっていうのが正直な所ですが。(笑) あと、日本に於いてはどうでしょう。少なくとも海軍とパイプ煙草とは必ずしもイメージ的に結びつく部分はないように感じます。でも、一度「マドロス(船員)」(オランダ語)という言葉を出して来ると、パイプを吸っているイメージが少々あります。ただ、それでも特定のブレンドとか喫味とかとは繋がって来ません。多分それは日本に於けるパイプ喫煙の歴史の浅さに由来するのでしょう。昔の日本では、殆どの庶民が好んでいた「煙管」だけが煙草の吸い方でしたから、業種・業態による煙草の種類の違いはありませんでした。ただし、煙管の持ち方には身分による違いがあったようですが。 ま、そんなこんなで・・・。(笑)[結びつく煙草ブログは此方 Click!]
2021.10.03
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マックバレンのフレイク物「オールドダークファイヤード」を吸い始めました。これを最初に吸ってレポートしたのは2015年4月の事でした。当時の記事を見返すと、缶のデザインが変わっている事に気付きます。警告表示の面積は増えていないようなので、単純なデザイン変更なのですが、最近は警告表示の面積を増やすためのデザイン変更が殆どなので、こういう普通の変更だと少しホッとします。 この煙草は「dark-fired」バーレーと「flue cured 」バージニアのブレンドなのだそうで、「dark-fired」が名前になっているくらいですから、そういうバーレーの味わいが個性となっている煙草という事になります。バーレーと言えば「バーレーキック」と呼ばれる独特の刺激や渋さが思い起こされますが、この煙草には渋さは微妙に感じられるものの、キックされるような刺激はありません。多分そこが「dark-fired」による効果なのでしょう。上手い事コクだけが残された感じです。 で、そこにバージニアの甘味が少し加わり、コクよりの絶妙なバランスをもった喫味に仕上がっています。ちょっと渋好みですが、美味しい煙草です。成程、マックバレンの「HH」シリーズの中ではトップクラスの人気を誇ると言われるだけはあります。 マックバレンの角缶フレイクのシリーズは、ほんの数年前から日本に入ってくるようになった比較的新しい銘柄ですが、この煙草も含めて、かなり高い完成度があります。また、角缶から丸缶に変わってしまうフレイク物が多い中で、未だに角缶を守っている稀有な煙草でもあります。 未だ試した事がない方は、ぜひ吸ってみて下さい。[稀有な煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.29
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前回吸ったマックバレン「バニラクリーム」のカット違いの姉妹品的扱いになっている「バニラフレイク」を吸い始めました。缶には「vanilla cream Flake Cut」と表記してありますから、本当は「バニラクリーム・フレイク」と呼んだ方が適切なんでしょうが、何故か日本では輸入元・販売店ともに「バニラフレイク」と呼んでいます。 この煙草を最初に吸ってレポートしたのは2015年4月で、この煙草の日本での発売がその前年でした。一方、ルーズカット版の方は、2011年に初めて吸った時の段階で、既に発売から暫く経っていたと記憶しています。ですから、フレイク版はルーズカット版よりもだいぶ遅れて発売になった事になります。 前回ルーズカット版の記事でも書いた通り、ルーズカット版とフレイク版との製造工程上の関係性は良く分かりませんが、少なくとも着香の方向性が同じなのは吸い始めて直ぐに分かります。けれども、トータルの喫味として同じに感じるかと言えば、実はかなり違うように感じます。フレイク版の方が着香が薄いと言うか、浅いと言うか、着香のベースとなっている葉の元の味わいがより強く出ているように感じます。バニラ風味のお菓子的な部分が後退し、煙草感の方が前にあるとも言えます。着香内容は同じでしょうから、着香の仕方や、製造工程上の着香タイミングとかに違いがあるのかも知れませんし、単にカットの違いによって生じる喫味の違いの範疇なのかも知れません。とにかく、姉妹品として扱うのが適切なのかどうか疑わしくなる程の喫味の違いです。まぁ、販売価格もかなり違いますから、これぐらいの違いがあって当たり前ではあるのですが・・・。 それと、缶のタイプの話も少し。 この煙草の缶は、発売当初から変わらず、角缶の中でも最も小さなタイプになっています。以前は、ダンヒル「フレイク」とかエリンモア「フレイク」とかもこのサイズだったのですが、今では多分これだけになってしまいました。このサイズに善くも50gもの煙草が入るもんだと感心してしまいますが、持ち運びにも適していますし、私としては個人的に最も好きなタイプの缶です。この缶にみっちりとフレイクが詰まっている様子は、見ていてちょっと嬉しくなります。 今後も是非とも継続して欲しい缶です。 という事で。[継続して欲しい煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.26
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今はマックバレンの「バニラクリーム」を吸っています。これを最初に吸ってレポートしたのは、2011年10月の事でした。名前の通りの甘~いバニラの着香煙草です。 この「バニラクリーム」を吸い終わったら、次は同社の「バニラフレイク」を吸う予定なのですが、どうやらこの二つはカット違いの姉妹品のようなのです。それを今更気付くというのもアレなんですが、何しろフレイクの方が発売されたのは随分と後だったので・・・。 「バニラクリーム」の方のパッケージには「VANILLA CREAM Loose Cut」と書かれています。一方「バニラフレイク」の方は「vanilla cream Flake Cut」と書かれています。大文字 or 小文字の違いとかはありますが(ただし以前のパウチは今の缶と同じように小文字表記でした)、凡そカット違いの同銘柄の体をなしています。しかも、パッケージデザインも、パウチと角缶の違いこそあれ、殆ど同じです。 「バニラクリーム」の方の葉を良く見てみると、ラフカットとリボンカット、それに細かく解されたフレイクの欠片のような物も混ざっています。ですから、これは「バニラフレイク」を良く解しただけ、或いは「バニラフレイク」で中途半端に余った葉を刻んだだけというような、先に「フレイク」ありきというパターンで作られた煙草ではないと思われます。「フレイク」の方が後からリリースされた銘柄ですし、「フレイク」が先に存在したという事はなさそうです。 それでは、「フレイク」の方が「バニラクリーム」の葉をカットする前に圧縮固形化して、そこから板状に切り出してフレイクにした物かと言えば、それも違うような気がします。何故なら「バニラクリーム」の方には、明らかに解されたフレイクの欠片がブレンドされているからです。フレイクの欠片が混ざっている葉を、改めて圧縮固形化してフレイクに加工するという工程は、ちょっと想像し難いと思います。フレイクを解してから改めて圧縮し直してフレイクにするなんて手間はかけていないでしょう。 このように、明らかに姉妹品扱いされているにも関わらず、これら二つの銘柄の製造工程上の関係性が良く分かりません。少なくとも着香内容のレシピは同じなのでしょうが・・・。 この事を考え始めると、夜も寝られません。・・・なんちゃって(笑)[明らかな煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.22
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今回はマックバレンの「ラタキアフレイク」を吸っています。これを最初に吸ってレポートしたのは2015年7月の事でした。当時、フレイクカットのラタキアブレンドを吸ったのが、これが最初でした。 世間にラタキアブレンドのフレイク物は多くはありませんが、それでもサミュエル・ガーウィズ(SG)の「バルカンフレイク」のようなゴリゴリのラタキア腐敗臭漂う強烈ラタキアブレンドから、同じくSGの「ボシーフレイク」のように余りラタキアに支配させないブレンドまで、意外と様々なブレンドが存在します。そうした中で今回のマックバレン「ラタキアフレイク」は、比較的軽めで硬質な部類に属するラタキアブレンドになるかと思います。 こうしたブレンドなら、ラタキアに慣れない人でも比較的取っ付きやすく、そういう意味で初のラタキアブレンドのフレイク物として吸った当時の私はラッキーだったと思います。もしこれより先に前述の「バルカンフレイク」のようなゴリゴリのラタキア物フレイクを吸っていたら、吸い切るまで随分と苦労しただろう事が想像されます。(笑) そう考えると、少なくとも初心者の内は、銘柄毎に初めて吸って行く順番というのは意外に重要なのかも知れません。いきなり最初から強烈な銘柄にぶつかってしまうと、一缶を途中で捨ててしまったり、最悪はパイプ喫煙への道を諦めてしまいかねません。私の場合は、初のラタキア物だったダンヒル「MM965」や、初ロープ煙草だったSG「ブラックXX」とかは、一缶を吸い切るまでに何か月もかかっています。ですから、ラタキア物ならラットレーにあるようなラタキア感の希薄な銘柄から始めるべきでしたし、ロープ煙草でも強烈な「ブラックXX」よりマイルドな「ブラウン No.4」から始めていた方がスムーズに入って行けただろうにと思います。 初心者がどういう順番で各銘柄を吸って行くべきかについては、そういう議論を見た事がありません。パイプ喫煙人生に於いて初心者である期間というのは相対的に非常に短いですから、パイプ煙草に関する他の議論に比べて、初心者が吸って行くべき順番というのは取るに足らない事だと考えられているのでしょう。また、現役のパイプスモーカーの皆さんは、吸って行く順番に関する指針などない中で育って来てしまった方達ばかりですから、指針に必要性など感じないと思います。けれども、指針がなかったためにパイプ喫煙への道を諦めてしまった人というのは、それを声に出して訴えるという事はしませんから、意外に多いのかも知れないのに、その存在が見えて来ません。 今後、パイプ煙草の市場を守って行くためには、パイプ喫煙人口を保っていく必要があり、初心者を引き込んで育てて行くのは欠かす事の出来ない重要事項です。誰でも入門しやすいように道を整えておくのは先達の義務でしょう。 このブログでも、そういう事を意識した記事内容を今後検討して行きたいと思います。[先達の煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.19
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今回吸っているのはマックバレンの「ミクスチャー」です。この煙草を初めてレポートしたのは2013年8月でした。 前回吸った「バージニア No.1」と今回の「ミクスチャー」は価格も同じですし、どちらのカットもレディラブドがメインとなっていて、似ている部分が多いです。けれども「ミクスチャー」の方はバージニアだけでなく、バーレー、キャベンディッシュ、ケンタッキーがブレンドされているとの事で、その分だけ味に深みと豊かさがあります。 前回の「バージニア No.1」の記事では、その味を目当てに買って吸う事が殆どないというような事を書きましたが、今回の「ミクスチャー」に関しては、味を目当てに買う事も有り得ると思っています。こっちの方が私の好みに合います。でも、逆に味で勝負する事になるので、他に数多存在する美味しい煙草に紛れて、実際にこれまで吸った回数は「バージニア No.1」ほど多くはありません。「バージニア No.1」はパイプの慣らしに最適だという他にはない特性があるので、他では代替し難いという強みがあるのです。実は何度かパイプの慣らしで「ミクスチャー」を使った事があるのですが、やはりどうしても微妙に味がパイプに残ってしまって、「バージニア No.1」ほどニュートラルな慣らしは出来なかった記憶があります。ですから結局のところ、パイプの慣らしに使う煙草は「バージニア No.1」に戻ってしまいました。 ・・・この辺、美味しいと思う銘柄の方が吸う頻度が少なくなるとは、かなり皮肉な結果です。 美味しいかどうかとは別に、「これでないとダメなんだ」という特性を持っている方が強いという典型的な例だと思います。パイプ煙草の世界にも、そういう話がある訳です。[最適な煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.12
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今回はマックバレンの「バージニア No.1」を吸っています。パイプの慣らし喫煙とそれでパウチに残った分を普通に吸うという以外で、この煙草をちゃんと一から開封して味を噛み締めながら吸うのは随分と久し振りなような気がします。因みに、この煙草を最初にレポートしたのは2011年9月だったのですが、その時既に3パック目の購入&喫煙となっていました。 非着香バージニア・ストレートの煙草としては価格的にも市場での流通量的にも最も入手しやすい銘柄ですから、現役パイプスモーカーなら誰しも一度は吸った事がある銘柄だと思います。常喫銘柄にしている方も多いのではないでしょうか。非着香でバージニアのみのブレンドなので、パイプに余計な味が付きませんし、且つ財布に優しい煙草ですから、パイプの慣らし喫煙には最適の煙草です。私もパイプの慣らしは殆どこの煙草で行います。逆に、普通に味わうために買う事があるかと聞かれると、私の場合はここ何年もそういう事がありませんでした。多分、いつでも直ぐに買って吸えるという安心感から、逆にわざわざ好んで買うという気持ちにならなかったのだと思います。 また、私がパイプの慣らし用として以外には積極的に吸って来なかった原因は、実はその喫味にもあります。ベーシックな喫味ではありますが、実際そんな言うほど美味しい煙草ではないと感じているのです。お米で言えば、味を追求したブランド米に押されて最近とんと見掛けなくなった標準米のような味わいとでも言いましょうか・・・。必要十分な味わいですが、わざわざ味を目当てに狙って買う程ではない、というのが私の評価です。 今まで数々の非着香バージニア・ストレートの煙草を吸って来ましたが、味わいの奥深さとかコクの豊かさといった部分で、「バージニア No.1」はやはり価格なりの出来でしかないと感じます。特に、熟成感がかなり浅く、ちょっと薬品的な青臭さがあって、それが夢中にさせない薄っぺらさを生んでいるように感じます。まぁ、そこがこの煙草の個性ではあるのですが。 また、逆にそういう底の浅さが、パイプに妙な癖を付けたくない慣らし喫煙の用途には非常に適しているとも言えます。 私はこれからもこの煙草を何度も買うと思いますが、それはパイプの慣らしを行う際ばかりで、味を目当てに吸いたくなって買うというパターンは今後も殆どないだろうと思います。 これが、今回久し振りに味わいながら吸った「バージニア No.1」への私の感想です。[夢中にさせる煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.08
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今回はマックバレンの「セブンシーズ・ロイヤル」を吸っています。一連の「セブンシーズ」シリーズの最後になります。この煙草を最初に吸ってレポートしたのは、2011年の12月でした。 この煙草も湿気がやや強く、やはりこれはシリーズ共通の特性のようです。ただ、この煙草は緩めに詰めてしまえば一応普通に吸える範疇の湿気だと思います。味としてはマイルドなバニラ&フルーツ系で、割りとオーソドックスな着香内容だと思います。個性的な部分が殆ど感じられないのは残念ですが、安くて小容量のパウチ物ですし、これはこれで安心して買えるので悪くないです。 マックバレンという会社は、これまでいくつかのパウチ物シリーズを販売してきましたが、その大半は既に廃止になっています。私が吸ってきた中では、「ベルベット」と「キューブ」のシリーズが完全になくなり、「チョイス」シリーズが残り1銘柄のみとなっています。一方、マックバレンの缶物は、割りと最近になって日本に入ってくるようになりました。多分今後は高級化路線を志向していかないと煙草会社は生き残れないかも知れないので、パウチ物から缶物への移行はこれからも続いて行くでしょう。ですから、「セブンシーズ」シリーズの余命もそれほど長くはないかも知れません。 でも、安くて買いやすいパウチ物パイプ煙草というのは、一般庶民のパイプスモーカーにとっては欠かせない存在ですし、市場規模を確保するのにも必要です。ですから「セブンシーズ」シリーズのような煙草は大事にして行きたいものです。[大事にしたい煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.05
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今回はマックバレンの「セブンシーズ・チェリー」を吸っています。この煙草を最初に吸ってレポートしたのは2012年2月だったのですが、それが私の初チェリー着香煙草でした。その後色々なチェリー着香の煙草を試してみて改めて感じるのは、この「セブンシーズ・チェリー」はチェリー着香の中でも比較的マイルドで、違和感が少ないという事です。個人的にドギツいチェリー着香というのは、煙草のベーシックな味わいとは少し方向性が違っているように感じていて、強いチェリー着香には余り手を出したくなりません。そういう違和感が、この「セブンシーズ・チェリー」には少ないように感じます。 さて、マックバレンの「セブンシーズ」シリーズは、「レギュラー」「ロイヤル」「ゴールド」の3銘柄が先に日本に輸入され、今回の「チェリー」は後から日本向けラインアップに加えられた格好になっています。また、海外で販売されている同シリーズには「ブラック」という銘柄もあり、これは日本に入って来ていません。同じシリーズなのに、輸入されるタイミングが違ったり、そもそも輸入されない銘柄があったりするのは何故なのでしょう。 先に輸入された3銘柄は、比較的オーソドックスな着香内容で、割りと万人向けな喫味です。一方チェリー着香というのは、私もそうですが、煙草の着香としては違和感を覚える人が日本人には多いのかも知れません。実際、日本で販売されているチェリー着香の煙草は、かなりの少数派です。そうした事を輸入元が見て、チェリー着香を日本に入れるのを躊躇したのかも知れません。ただ、この煙草の場合、チェリーとしてはドギツくないので、日本人にも受け入れられるかも知れないと考え、後からラインアップに加えたと・・・。そんな風に私は想像しています。 それじゃあ日本に輸入されていない「ブラック」って、よほど日本人好みからかけ離れてるんだろうなと想像してしまいます。米国某情報サイトでは「Flavors of dark fruit and cream meld with Virginias and Burleys in this toasted Cavendish blend from Mac Baren. 7 Seas Black has a wonderful and complex aroma.」と説明されています。ダークな果物&クリームという事で、マッタリ系で重めの着香のようですから、そんなに特殊な喫味であるようには思えないのですが、どうなんでしょう。 で、この「ブラック」を輸入しないという判断は輸入元が下したものなんだと思いますが、そういうのもどうなんだろうと個人的には思います。それを積極的に買うかどうかはユーザー=市場が決めるべき事であって、試しに市場に出す事もなく輸入元が独自に判断してユーザーの選択肢を狭めてしまうというのは、今一つスッキリしない感があります。特に同じシリーズの銘柄で、輸入するしないに差があるというのは、余計に居心地が悪いです。 煙草もどんどん値上がりしている昨今、1パックの価格が安い「セブンシーズ」シリーズの需要は日本でも確実にあると思うのですが・・・。輸入元さん、ここは一つ「ブラック」も日本に入れてみてはいかがでしょう。少なくとも1個は私が買います。(笑)[独自の煙草ブログは此方 Click!]
2021.09.01
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マックバレンの「セブンシーズ・レギュラー」を吸っています。やっぱり40g入りだと消費が早くて、あと1ボウルで吸い切ってしまえそうです。 前回吸った「セブンシーズ・ゴールド」は湿気が強い煙草で、上手に吸うのが意外に難しいのですが、今回の「レギュラー」はそこまでではありません。湿気は強めではありますが、「ゴールド」程ではないので、まぁ、何とか普通に吸える範疇ではないかと思います。気持ち緩めに詰めて吸えば良いだけです。とは言え、パイプを始めたばかりの人が吸うには、やはり難易度は高めでしょうか。 味はちょっとビターなバニラミルクチョコレートです。見た目ではしっかりブラックキャベンディッシュがブレンドされているのですが、喫煙後半でもそのベースとなっているであろうバーレー葉の渋さは出て来ません。この辺はやはり欧州本土系の着香煙草で、バーレーの渋さが前に出がちになる米国系着香とは少し違う所です。 あと書いておくべきことは何だろう・・・。まぁ、マックバレンは今の所は比較的安定してパイプ煙草を供給してくれてますし、「セブンシーズ」シリーズも何事もなく常に店頭に並んでいます。こういう状態だと、ブログネタとしては面白くなりません。(笑) ま、それも悪い事ではないでしょう。逆に、願わくばこの安定状態が長く続いて欲しいとも感じます。 最近は、学生サークルの中に煙草クラブの類が幾つもあると聞きます。喫煙するのが当たり前だった私の学生時代にはなかった事です。当たり前ではなくなったために、逆に趣味として煙草を扱うサークルやクラブの類が出来てきたという、少々皮肉な現象です。・・・ですから、クラブの類が昔からあったパイプ煙草界隈というのは、相当昔からマイナーな存在になっていたという事でしょうか。 大昔はパイプ喫煙も当たり前だったのだろうと思いますが、日本パイプスモーカズクラブが第一回全日本パイプスモーキング選手権大会を東京で開催したのが1972年で、日本パイプクラブ連盟が設立されたのが1974年だそうですから、この辺りでは既にパイプ喫煙は日本でマイナーな存在になっていたのでしょう。でなければ、わざわざ仲間を探し集めてクラブの類を作ろうという気持ちにはならなかったでしょう。 パイプ煙草は、既にマイナーな分野になって久しいという訳です。[安定した煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.29
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今回から暫くの間マックバレンの各銘柄を集中的に吸って行こうと思っています。最初は「セブンシーズ・ゴールド」です。実はこれ、私が人生で初めて買ったパイプ煙草3銘柄の内の一つでして、そういう事もあって最初に吸う事にしました。 マックバレンの「セブンシーズ」シリーズの現在の価格は、1パウチ40g入りで1,070円です。これは50gで換算すると1,338円ですから、酷く値上がりしてきた昨今のパイプ煙草の中では、かなり買いやすい価格設定になっています。このため初心者に推奨される事が多いようなのですが(実際、私の人生初パイプ煙草の一つとしてお店の人から推奨されました)、特に今回の「ゴールド」に関しては初心者は避けた方が良い煙草だと私は思っています。 何故なら、この煙草は湿気が非常に強く、パイプへの詰め方と吸い方にかなり気を使う必要があるからです。湿気が強く、葉が柔らかいので、いつもの感触でパイプに詰めると詰め過ぎになって、ドローが悪くなります。また、湿気を考慮して緩めに詰めても、燃え進みが遅く、煙の量が少ないので、ついつい強めにドローしてしまい、口の中が荒れやすいです。この辺のコントロールは難しく、特に初心者の場合は、上手く吸えないのが自分のテクニックのせいなのか、煙草のせいなのか分からず、シンドイ思いをすると思うのです。私もそうでした。 ですから、買いやすい価格=初心者向けという訳ではないのです。とは言え、パイプ煙草に慣れてくると、ついつい上の価格帯の銘柄に目が行きがちで、安いパウチ物には「安かろう悪かろう」で手を出さなくなったりします。まぁ、確かにこの「セブンシーズ」シリーズは、価格以上に美味しい煙草とは言い難い・・・。このため、誰に向けて「セブンシーズ」シリーズを推奨すれば良いのか、判断が難しい所です。 ・・・う~ん、吸い方が難しいけど価格は安いという事だと、財布がピンチの時の一般スモーカー向けという事になるでしょうか。・・・あれ? それって俺の事?(^^; (笑)[推奨される煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.25
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ダン・タバコ(DTM)の「スイートバニラハニーデュー」を吸い始めました。「SWEET VANILLA HONEYDEW」を略して「S.V.H.」です。缶のラベルの半分以上を警告表示が占めるようになったので、煙草の名前の表記が略されてしまっています。表示の半分以上が共通の警告表示で、製品名が略式表記になるなんて、ラベルの機能としては逆だと思うんですが・・・。orz この煙草を最初に吸ってレポートしたのは、2012年10月の事でした。ほぼリボンカットに近い所まで良く解されたレディラブドの煙草で、初めて吸った当時はバニラより蜂蜜の方の香りを良く感じたのですが、今回の喫煙では蜂蜜よりバニラを強く感じます。ブレンドには黒い葉は含まれていないので、ブラックキャベンディッシュは入っておらず、バージニア葉に直接バニラ系の着香を施しているようです。因みに、米国某情報サイトによると、葉組はバージニア葉だけのようです。そのためか、ブラックキャベンディッシュのベースとして良く使われるバーレー葉特有の渋さやコクのない、ストレートで素直な味わいに仕上がっていると感じます。何の抵抗もなく美味しく吸える良い着香煙草だと思います。 DTMはドイツのメーカーですが、英国系を除く欧州本土系のメーカーには、バーレー葉を使わない、もしくはバーレー葉に強く主張させない着香煙草が多いように思います。対して米国系の煙草では、着香 or 非着香に関わらず、バーレー葉が前面に出て来ている銘柄が多いです。バーレー葉の使い方に欧州本土系と米国系の違いがある訳ですが、これは何に由来するのでしょう。 単に好みの問題だとしても、欧州からの移民で成り立っている米国と、その移民の出所である欧州とで、そんなに好みの違いが出るというのも不思議なものです。この辺の比較文化論的研究があれば読んでみたい気もします。 という事で、ここでDTMの集中喫煙を一旦終了し、そろそろ次のブランドに行こうと思います。次はマックバレンを吸う予定です。尤も、ここも銘柄数が多いブランドなので、多分全部は吸わないと思いますが・・・。で、まずは買いやすい「セブンシーズ」から行きます。お楽しみに。[素直な煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.22
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ダン・タバコ(DTM)の「ブラックブレンド」を吸っています。この煙草を最初に吸ってレポートしたのは2014年の4月の事でした。7年ぶりの喫煙という事になります。 今回の缶は最初のレポートの時とデザインが変わっていません。ですから、今回の缶は製造時期が随分と前なのでしょう。警告表示が直接印刷されずに剥がせるシールタイプの缶で、しかも警告シール用のスペースが設けられていないデザインだと何だかホッとします。やっぱりパイプ煙草の缶はこうでないと。まぁ、でも昔の缶のままだという事は、余り売れないので在庫がなかなか捌けていないという事でもありますが・・・。orz 警告表示のない缶デザインが欲しい方は、今の内に買っておいて下さい。・・・あ、いや、こうやって煽ると、せっかくの古い缶デザインのロットも早く無くなってしまうな・・・。 名前から想像出来るかと思いますが、この煙草はダークでブラックな感じのコッテリ系着香煙草です。着香内容としては、バニラ・蜂蜜・洋酒・果物の混合という感じで、少々酸味もあるのですが、不思議と重厚な雰囲気になっています。これはこれで美味しい煙草です。 ・・・古い缶デザインの煙草だと、何だか愛おしくて、余計に美味しく感じるのでありました。(笑)[愛おしい煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.15
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ロバート・マッコーネル(製造はコールハス)から限定銘柄が出ましたので吸ってみます。名前は「リミテッドリザーブ」となっていて、特に年号の類が記載されている訳ではないので、毎年リリースする予定ではないようです。 では、早速開けてみましょう。 開封時の香りは、ほぼチェリーです。う~ん、何となく柑橘系寄りかも。ブレンド内容はバージニアとブラックキャベンディッシュ、それとバーレーだそうですから、割りとスタンダードな着香煙草のようです。カットはリボンカットとラフカットの混合で、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時とは随分とニュアンスの異なる香りが来ました。メインには何かの花のようなフローラル系の香りがあり、そこに柑橘系の爽やかな香りも混ざっています。非常に華やかです。味の方はフルーツ系で、甘味よりも果物系の酸味の方が前にある感じです。やはり柑橘系の味わいが目立ちます。 火付きは普通だと思いますが、火持ちはそれほど良くありません。やや湿気の強い感触だったので、それが原因でしょう。ただ、だからと言って少し乾燥させてから吸うと、せっかくの着香が抜けてしまいそうなので、少々我慢して、このまま吸った方が良さそうです。 喫煙中盤も序盤と同じ喫味が続きます。 この煙草の購入時にお店から頂いた説明書きによると、この煙草は「パイプ喫煙と紅茶の嗜みという、英国の古き良き二つの伝統の融合を試みた野心作」「午後の紅茶と共に味わう菓子をたばこの喫味として表現し、紅茶と合わせるというコンセプト」なのだそうです。生憎、手元に紅茶がないので、紅茶との組み合わせがどうなのかを試せないのですが、英国国旗がデザインされた缶から、そういう製作意図は理解できます。ただ、確か英国は長らく煙草への着香を禁止していた歴史があったかと思うのですが、そういう伝統に対して着香煙草をぶつけてくるというのは、ある意味非常に大胆で、この煙草がコンセプト的に「野心作」であるのは事実です。 喫煙終盤で、チェリー系の喫味が戻ってきました。多分、喫煙の進行具合によって香気成分の出方が違ってくるのでしょう。それによって、開封時と喫煙序盤・中盤・終盤で喫味が変化してくるのだと思います。こういう変化があると、喫煙に飽きる事がなくて良いです。 という事で喫煙終了。後味はフルーツ系で、残り香はフローラル&チェリー系でした。 全体的に見て、着香煙草としては非常に良く出来た美味しい煙草だったと思います。ただ、まぁ、あの説明書きにあったような「野心作」かと聞かれたら、ちょっと違うような気がします。野心的なコンセプトというのは理解できますが、その結果が良く出来た着香煙草、しかも着香煙草として良く出来てはいても、割りと普通な着香煙草にまとまってしまっているという、何とも微妙な事になっています。 コンセプトとかイギリスがどうのとか、そういう事は忘れて、普通に美味しい着香煙草として楽しむのが良さそうです。[野心的な煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.11
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ラットレーの新50g缶の最後は「ハローザウインド」です。良く解されたレディラプドで、バージニア&ペリクにケンタッキーが入ったブレンドなのだそうです。美味しく飽きの来ない常喫系の煙草です。 これを最初に吸ってレポートしたのは2018年9月だったのですが、当時国内販売されていた全銘柄を吸い切った最後の銘柄がこれでした。もちろん、その後に出た新製品とか限定品とかも順次レポートしていますが、未喫銘柄をひたすら吸ってレポートし続けるスタイルは、この煙草のレポートが最後でした。 ・・・思えば、このブログを開設したのは2006年11月、煙草の記事を書き始めたのが2011年2月でした。気付くと、開設後5,000日を超え、総アクセス数も500万を超えています。長かったようでもあり、短かったようでもあり・・・。特に総アクセス数に関しては、来ていただいた皆様に大変感謝しております。 パイプ喫煙に関しては、煙草記事を書き始める前の2010年9月頃から始めているのですが、そこから国内販売銘柄全部を吸い切るまで8年を要しています。国内販売品だけでも吸い切るまで8年もかかってしまうなんて、改めてパイプ煙草の多様さに驚かされます。しかも、吸う前に廃止になってしまって、結局吸えなかった銘柄が幾つもありますし、国内に入って来ていない銘柄も世界にはまだまだ沢山あります。本当に「どんだけぇ~?」って感じです。(笑) さて、次の節目は開設1万日&総アクセス1千万ですが、そこまで後15年かかるとして、果たしてパイプ煙草市場がそれまで存在し続けているでしょうか。少なくとも随分と様変わりしている事が予想されますが、何とか私が平和に吸っていられる状態であり続けてほしいと願っています。 煙草よ、永遠なれ。[平和な煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.08
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ラットレーの新50g缶の続きです。今は「スリーノギンズ」を吸っています。ラタキア物で、今回の新50g缶の中では最もラタキア感が強いと思うのですが、世間一般の基準からすると、ラタキアの度合いは低い方だと思います。日常的にはラタキアを余り吸わない私でも、この「スリーノギンズ」くらいまでのラタキア感なら、それほど身構えずに吸えます。 さて、今回の「スリーノギンズ」を含めて、ラットレーの新50g缶のラタキア物は全てラタキア感が少ないブレンドだった訳ですが、元から50g缶だったラットレーの銘柄の中には、もっとラタキアが強い物もあります。例えば「レッドラッパリー」とかは、ほぼラタキアに支配された喫味で、私にはラタキア以外の味の部分がほとんど分からないくらいでした。(それでも他のブランドの強ラタキアに比べればカワイイものですが。) 前にも書きましたが、100g缶というのは、常喫しないのであれば少し多い量です。ですから、これまで100g缶でのみ供給されていた銘柄は、ラットレーが常喫用に最適なブレンドだと考えていた可能性があります。或いは、ユーザーサイドにそういう傾向があったのかも知れません。その100g缶のラタキア物が、弱いラタキアばかりだった訳ですから、ラットレーのラタキアに対する考え方というのは、つまりそういう事なのでしょう。強いラタキアは常喫には適していないと。 実際、強いラタキアに対する私の周囲(非喫煙者)の評判は、決して良いものではありません。一般の人はラタキアの匂いを嗅ぐ事はあっても、あの味を味わう事がないのですから、匂いでしか評価は出来ません。そうなると、お世辞にも良い香りだと言い難いラタキアの評価は良いはずがなく、従って強いラタキア臭を四六時中漂わせるのは少し憚られ、常喫はできません。ラットレーのラタキアに対する考え方は、こうした面に由来すると思われますし、とても適切な判断だと私は思います。 私の周囲には、元々パイプスモーカーそのものが少なく、強いラタキアを常喫している人がいないのですが、強いラタキアを実際に常喫している方というのは、世間的にどれくらいいらっしゃるのでしょうか。ネット上では「ラタキアこそがパイプ煙草の旨さの根源だ」的な、所謂ラタキア至上主義の意見を見かけたりしますが、それで周囲の非喫煙者との折り合いをどう取っているのか大変気になります。もし、非常に効果的な消臭方法があって実践なさっているのであれば、私も見習って遠慮なくラタキア物を吸えるようになりたい・・・。 喫煙者が減って、煙草の匂いに慣れない人が増えている昨今、世間の風当たりを上手く避けつつ、いつまでも美味しい煙草が吸っていられるようにする事は、大変重要になって来ています。[美味しい煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.04
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ラットレーの新50g缶の続きです。今回は「ダークフレグラント」です。私が最初に吸ってレポートしたのは2018年8月でした。 最初に吸った当時、多分何処か国内の販売サイトの情報だったと思うのですが、この煙草は微量のラタキアが入ったブレンドだと聞いていて、でも実際に吸ってみるとラタキアの喫味が全くなく、本当はどうなのだろうと困惑したものです。 で、今回吸ってみて、やっぱり「ダークフレグラント」にラタキアは入っていないと感じます。米国某情報サイトの記述通り、ブラックキャベンディッシュとペリクのブレンドなのだろうと思います。ペリクについては、実は良く感じ取れないのですが、ブラックキャベンディッシュについては、見た目も真っ黒ですし、はっきりと分かります。しかも、バーレー葉ベースのブラックキャベンディッシュではなく、バージニア葉ベースのそれであるのが喫味から推測できます。 ・・・どうもネット上に於ける日本語で書かれたパイプ煙草に関する情報には、内容が少々疑わしいものが割りと散見されるような気がします。個人が発信している情報なら、それでも仕方ない面もありますが、輸入元や販売店が発信している情報でもそうなのですから、いったいどうなっているんだと感じます。 多分、日本国内ではパイプ煙草に関わる人の数が少ないので、各種情報に対する精査が行き届かないのでしょう。情報というのは、多くの人によって精査されないと磨かれないものです。 国内発信の情報が疑わしいという事になると、ユーザーの目は海外に向きます。そうなると国内が空洞化して、ますます国内発信の情報が貧弱になります。悪循環です。出来る事なら、この悪循環は断ち切りたい・・・。 パイプ煙草に関わる供給者サイドもユーザーサイドも、もっと頑張って市場を広げる努力をする必要があるかも知れません。多分、そうしないと自分達自身が益々苦しくなって来る気がします。 私も頑張って、このブログを続けていきます。(●≧ω≦)9 (笑)[頑張る煙草ブログは此方 Click!]
2021.08.01
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ラットレーの新50g缶ですが、今回は「ジャックスミクスチャー」を吸っています。ラタキア物です。私が最初に吸ってレポートしたのは、2018年の7月の事でした。 これもラットレーが得意とする「ラタキアに支配させないラタキア物」なのですが、前に吸った「プロフェッショナルミクスチャー」や「ハイランドタージ」或いは「アカウンタンツミクスチャー」よりはラタキアが前にいます。弱いとは言え、ラタキアの存在感がこの程度あれば、ラタキア好きの方でも納得出来るのではないでしょうか。 また、これくらいラタキアが感じられれば、ラタキア入門用に最適なのではないかと思います。これより弱いと何時まで経ってもラタキアに慣れられないでしょうし、逆にもっと強力にラタキアが主張してくると、かつて初めてラタキア物を吸った時の私のように、50g缶でさえ消費するのに何ヵ月もかかってしまって、最悪は吸い切れずに捨ててしまう事になるかも知れません(私は何とか吸い切りましたが)。 まぁ、パイプスモーカーはラタキアを吸わなければならないという規則がある訳ではないので、ラタキアが気に入らなければ別に吸わなくても良いのですが、他の煙草分野にはないパイプ界独特の煙草葉加工品なので、経験するだけしといて損はないと思います。で、その「試し」に最適なのが、これぐらいの効き具合のラタキア物だと思うのです。これを吸ってみて気に入れば、もっと強いラタキア物に行くと良いでしょうし、気に入らなければ非ラタキア物に戻ればいいんです。 そういう「試し」に吸ってみるためにも、50g缶になったのは良い事だと思います。[独特の煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.28
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ラットレーの新50g缶シリーズ、今回は「アカウンタンツミクスチャー」です。これの100g缶は、2018年5月にレポートしています。 これの100g缶が黒いラベルでしたので、50g缶でも黒っぽいラベルになっています。でもちょっと黒の感じが違っているような気がします。100g缶では本当に黒かったのですが、この50g缶では少しグレーっぽい、そしてやや緑がかった黒になっています。この黒の方がちょっとモダンな感じです。 ラタキア物の煙草で、前に吸った「プロフェッショナルミクスチャー」や「ハイランドタージ」に比べるとラタキアの存在感があるブレンドになっています。とは言え、ラタキアがそこまで強い主張をして来る訳ではないので、ラタキアに慣れていない人でも比較的取っ付きやすい銘柄だと思います。私としては、ラタキアの存在感はこれくらいまでがイイ所だと思っています。 ラットレーには、こういう「ラタキアに支配させないラタキアブレンド」というのが幾つもありますが、ラタキア好き或いはラタキア至上主義の方々はこういうブレンドをどのように評価なさっているのでしょうか。私の身近にそういう方がいらっしゃらないので、そういう方々の評価というのを詳しく聞いた事がありません。・・・完全に論外で無視されているから評価記事も出て来ないって事だったりして・・・。orz マニアックだった100g缶だけの供給から、広く受け入れられやすい50g缶での供給が始まって、これから評価記事が増えて来るかも知れません。それに期待しましょう。[期待の煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.25
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ラットレーの新50g缶シリーズですが、今回は「ブラウンクルーニー」を吸っています。100g缶の方を最初に吸ってレポートしたのは、2015年11月でした。 米国某情報サイトによると、ブレンド内容は「ケンタッキー、バージニア、ペリク」なのだそうで、大きく分ければバージニア&ペリク(Va&Pe)という事になろうかと思います。カットは良く解されたレディラブドで、扱いやすい煙草だと思います。 ところで、先日の記事では100g缶でのみ供給されていた理由を考えたのですが、今回は50g缶での供給が始まったデメリットを考えてみたいと思います。それは、100g缶にあった特別感の喪失だと考えます。 ラットレーの100g缶と言えば、やはり「一見さんお断り」的な敷居の高さがあって、これを吸う者にとっては、それが一種の優越感に似た特別な満足感の源になっていた面があるように思います。「ラットレーの100g缶を吸ってるほど、俺はパイプ玄人なんだぜ~!」という感覚です。正直に申し上げると、ラットレーの100g缶を常喫していた訳ではない私でさえ、それを吸っている時はそういう感覚が多少ありました。 そうした特別感が、取っ付きやすい50g缶にはありません。勿論、ラットレーの地味なラベルに由来するマニアック感や、ブレンド内容に由来する本格感は残っているので、特別感が完全に喪失された訳ではないのですが、マニアックなラットレーの中でも特にマニアックな100g缶という二重の特別感は損なわれたと言えます。これまで100g缶を吸っていた者にとって、これはデメリットでしょう。 とは言え、このデメリットはこれまで100g缶を愛飲して来た者に限っての話であって、敷居が低くなる事は、これまで吸った事のない者にとっては歓迎すべき事ですし、拡販を狙う供給者側にとってもメリットになります。少数の100g缶愛用者の満足感なんぞ、何ぼのもんじゃい・・・って感じでしょうか。(笑) ま、現代ではそもそもパイプスモーカーである事自体に「俺はスペシャルな喫煙者だぜ~!」的な特別感がある訳ですし、それ以上の特別感はもう必要ないでしょう。それよりも、裾野を広げて市場を守るという事の方が今は重要になって来ているように思います。[特別感のある煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.18
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ラットレーの新50g缶の続きです。今回は「ハイランドタージ」を吸っています。ラタキア物なのですが、これもラットレーの得意な「ラタキアに支配されないラタキア物」で、ブレンドのメインはバージニア&オリエントぐらいの感じでしょうか。 ところで、今まで100g缶でのみ供給されていた銘柄が、この度50g缶でも供給されるようになって、それは大変良い事だと思うのですが、逆に考えてみると、どうして今まで100g缶でしか供給されていない銘柄があったのでしょう? 例えば、W.O.ラールセンでも100g缶でのみ供給されている銘柄がありますが、それは50gパウチや50g缶(既に廃盤)の銘柄よりも重量単価が高く、上位ラインアップという位置付けがされていました。こういう風に、ランク分けの結果として販売形態も変えるというのは理解できます。ところがラットレーの場合、100g缶銘柄の重量単価は他の50g缶銘柄の重量単価と同じだったりします。ランク分けではないのです。それでは、一体何を理由に100g缶でのみの供給だったのでしょう。 100g缶だった銘柄を全体的にザッと見てみると、バージニア系とラタキア系のみで着香物はありません。喫味としては、どれも所謂「本格派」と言える内容ですが、際立って尖った所はなく、どっちかと言えば常喫系の銘柄ばかりのように見えます。・・・なるほど、ラットレーが考える「常喫系」の煙草を、それに相応しい100g缶で供給していたという事なのかも知れません。それなら納得が行きます。常喫するなら、50g缶でチマチマ消費して行くのではなく、100g缶でドンと行くという考え方も出来るでしょう。 勿論、ラットレーから何らかのアナウンスがあった訳ではないので、これは私の単なる推測でしかないのですが、ラットレーが考える「常喫に適した銘柄」を100g缶で供給していたというのは、可能性として有り得るのではないかと思います。この辺はラットレーの担当者に聞いてみたい所です。[納得の行く煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.14
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ラットレーの新50g缶シリーズを吸っています。今回は「プロフェッショナルミクスチャー」です。100g缶については、2018年9月にレポートしています。 ラットレーと言えば黄色のラベルが思い浮かびますが、中には幾つか例外があって、新たに50g缶になった9銘柄の内では「アカウンタンツミクスチャー」と今回の「プロフェッショナルミクスチャー」の二つが黄色でないラベルになっています。この二つは100g缶でも黄色でないラベルになっていて、50g缶でもそれを引き継いだという形です。 そう言えば、確か2016年から2017年頃だったかと思うのですが、ラットレーから新製品が大量にリリースされた事があって、その時にはグレーのラベルの50g丸缶とか、白ラベルの角缶とかが幾つも出て、ちょっと驚いたのを覚えています。この辺、供給者サイドでは色々やってみたいようで、中には「ブラックマロリー」のように何かの絵が入っているラベルも、かなり以前からあったりします。でも個人的には、ラットレーには渋い黄色のラベルで統一してて欲しいと思うのですが・・・。 ま、色の話はさておき、今回の「プロフェッショナルミクスチャー」は、どこがどう「プロフェッショナル」なのか良く分からないのですが、とにかくラタキアが何処にいるのか探さないと見つからないようなラタキア・ブレンドです。ラタキアに支配させないラタキア物を作らせたらラットレーが一番だと思いますし、そういうラタキアの使い方は私の好みに合います。こういう銘柄が50g缶でも手に入るようになったのは嬉しい事です。[嬉しい煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.11
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ラットレーには100g缶でしか供給されていない銘柄が幾つもあって、美味しい銘柄が多いのですが、100g缶ともなるとなかなか買いにくいためか、ちょっとマニアックな存在になっています。やはり失敗するかも知れないと考えると、100g缶の銘柄を試すのは勇気がいります。そういう事をメーカーサイドで意識したのかどうか分かりませんが、ラットレーの100g缶銘柄が今年から50g缶でも供給されるようになりました。これは大変に良い事なのではないでしょうか。 この度50g缶での供給が始まったのは全部で9銘柄です。もちろん私は100g缶で全て吸った事があるのですが、一つの節目ですので、今回は9銘柄全てを買って吸い直したいと思います。で、最初に吸うのは、ラットレーの中では一番好きな「ブラックバージニア」です。 この煙草の100g缶を初めて吸ってレポートしたのは、2015年10月の事でした。その時の衝撃は今でも覚えています。こんなに独自性があって、尚且つ非常に美味しい煙草があったのかと感動したものです。真っ黒な葉から来る煙には、豊かなコクと甘味、それに微かな苦みと酸味があって、見事なバランスを保っています。100g缶だったために今まで手を出せなかった方には、この機会に是非とも試していただきたい銘柄です。 50g缶になっても中身は変わっていないと思いますが、私としては大好きな銘柄なだけに、次に買う時は100g缶にすると思います。飽き難い味ですし、個人的にはマニアックな100g缶を吸う事に多少の快感もあるからです。(笑) 因みに、50g缶の価格は100g缶の丁度半分ですから、どっちを買っても重量単価は同じです。ですから、100gを買うなら、50g缶を二つ買った方が、開封後の味の劣化の影響を受け難いという面はあるかも知れません。でも、100g缶を吸うのって、やっぱちょっと嬉しくないですか? まぁ、そういう事で、これから暫くの間は、ラットレーの新50g缶を続けて吸って行きます。[嬉しい煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.07
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ダン・タバコ社(DTM)の「テイクユアタイム」を吸っています。旧称は「テイクイットイージー」で、私が最初に吸ってレポートしたのは2011年7月でした。 多分、旧称の「イージー」という部分が問題にされて名称が変えられたのだと思うのですが、それはもう何年か前で、パイプ煙草の規制絡みの名称変更としては割りと早い時期だったと思います。ラベルデザインも、今では表の半分以上が警告表示となり、釣り人と鳥の雰囲気あるラベルデザインは本当に小さくなってしまいました。それでも絵とロゴを上手く重ねたりして工夫し、何とか鑑賞に耐え得るデザインに仕上げている所に、デザイナーの涙ぐましい努力が垣間見えます。 DTMらしい上手に作られた着香煙草で、美味しく当たり障りのない着香内容なのに、不思議と飽き難い微妙な線を行っている良品です。缶デザインと伴に、永く生き残って欲しい銘柄だと思います。 缶デザインと言えば、同じくDTM製の「ダディーズフェボライトバッキー」は廃盤になって久しいですが、あれの缶デザインは素敵でした。ああいう素敵な缶デザインの銘柄は、もう二度と現れないだろうなと思うと、随分と寂しい気持ちになります。 という事で、集中的に吸って来たDTM製品ですが、ここで一旦中断し、次回からは50g缶での供給が始まったラットレーの煙草を吸って行きたいと思います。DTMの他の製品にについては、ラットレーが終わってから再開したいと思います。お楽しみに![素敵な煙草ブログは此方 Click!]
2021.07.04
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今はダン・タバコ社の「マラード」を吸っています。これを最初に吸ってレポートしたのは2017年7月でしたから、約4年前です。 前回吸ったのがたった4年前であるのに、当時の缶と比べると微妙にラベルが変化しています。警告表示のためのスペースが少し大きくなって、表面の丁度半分になっています。それでも最新の缶デザインに比べたら警告表示の面積は少ない方で、最新の缶だと表面の2/3ぐらいを警告表示が占めています。ですから、「マラード」の今回の缶は、まだちょっと古いタイプという事になろうかと思います。 煙草としては、多分バージニア・ストレートのレディラブドという事になろうかと思うのですが、米国の某情報サイトでは缶デザインがほぼ同じ「The Mallard Flake - plus Perique」という銘柄しか記載されておらず、しかもそれはバージニア&ペリクのフレイクカットの煙草という事になっています。どうやら世界には、同じ「マラード」でも複数のバージョンが存在するようです。ちょっと分かり難いです。う~む・・・。 ま、そんなこんなで。(笑)[最新の煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.30
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ダン・タバコ(DTM)の「ダビンチ」を吸っています。最初に吸ってレポートしたのが2011年8月でしたから、もう10年振りです。 DTMの缶はデザインの面白い物が多いですが、この「ダビンチ」もOKサインをしているモナ・リザが描かれていて、楽しいデザインになっています。とは言え、10年前の缶に比べると、警告表示に押されてモナ・リザちゃんがとても小さくなり、ちょっと寂しい絵柄になってしまっています。 警告表示が大きくなるのは世界的な潮流なので仕方ないとして、我々を楽しませてくれる缶毎のデザインの部分は、そろそろ大きく見直した方が良いかも知れません。例えば、缶の表の面は銘柄名のロゴと警告表示だけにして、警告文の表示義務のない缶裏とか蓋裏に楽しいデザインの絵柄を入れるというような事か出来ないでしょうか。中の紙蓋に絵を描いても良さそうです。店頭展示では見えない部分に隠れたオシャレをするというのも「粋」だと思います。 明治から戦前にかけて紙巻煙草の紙箱の中には、綺麗な絵が描かれた「シガレットカード」と呼ばれるオマケが入っていて、消費者を楽しませていたと聞きます。煙草の入れ物の見える部分が警告表示で占領されてしまうのなら、「シガレットカード」のような物が復活して、我々を楽しませて欲しい所です。[オシャレな煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.27
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ダン・タバコ社(DTM)シリーズの続きです。今回はパウチ物の「ザモルトハウス」です。 先日吸った同じくDTMのパウチ物「No.13」と同様に、この「ザモルトハウス」のパウチも開封が難しく、刃物を使わないと上手く開けられません。この辺は、DTMに是非とも改善して欲しいと言いたい所です。 一方、この煙草その物の出来は非常に良いと思います。ウィスキー系の着香煙草で、フレイクを良く解したレディラプドという形態をしており、ほぼ非着香のバージニア系フレイクのような味わいを楽しめます。似たような煙草であるマックバレン「バージニアNo.1」と比べ、解れ具合はより細かく、味わいもより深く感じます。味の奥深さで言えば、同じくウィスキー系着香のボルクムリーフよりもあるかも知れません。甘味も「ザモルトハウス」の方があるようです。 そういう煙草であるのに、知名度や人気度では「バージニアNo.1」やボルクムリーフよりも一段低いように見えます。やはりDTMの缶物に人気銘柄が多いので、DTMには缶物のイメージが強く残ってしまい、パウチ物は視野から外れがちになってしまうのでしょう。煙草の内容ではなく、パッケージングの違いで少々損をしているように見えるのは、実に残念です。 日本ではパウチ入りで売っている銘柄が、米国では缶入りで売られている事が良くあります。パウチ物は「安物」というイメージが強く、米国では安くても逆に売れないと聞いた事があります。それと似たような現象なのかも知れません。(もっとも、米国に於いてパウチ物はバルク売りに食われちゃってるからかも知れませんが。) 「もっと中身を見ようよ」と消費者に対して言うべきか。それとも「外見も大事だよ」と供給者に言うべきか。少なくとも私は中身を良く見る消費者でありたいと思います。[内容を良く見る煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.23
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ダン・タバコ(DTM)の「デビルズホリデー」を吸い始めました。これを私が初めて吸ってレポートしたのは2016年12月の事でした。チェリーがメインの果物系着香煙草です。 これは100g缶なのですが、初めて吸った当時と比べると、ベースデザインは同じですが、缶タイプもラベルも大きく変わりました。特にラベルは悲惨なもので、下半分以上を警告表示が占めています。しかも日本語の警告が完全に印刷されたラベルなので、剥がす事も出来ません。orz それと、このラベルで気になる事がもう一つあります。缶の側面に当たる部分に「made under authority of Dan Tobacco by TSUGE PIPE Co.,LTD.」と印刷されているのです。これって、おかしくないですか? これだとダン・タバコ社のライセンスの下で柘製作所が製造したという意味になってしまいませんか? 紙のラベルは日本語が印刷されていますから柘製作所が製作した物かも知れませんが、煙草その物を柘製作所が作っている筈がありません。「デビルズホリデー」は米国とかでもDTMの煙草として販売されていて、DTMが製造している銘柄で間違いないのですが・・・。それとも私の英語力の問題ですか? こんな事を言ってしまうのもアレですが、どうも柘製作所が輸入するパイプ煙草界隈には理解し難い事柄が多過ぎるように感じます。ちょっと前にラベルについて記事にしたソラーニも、輸入は柘製作所ですし。一体どうなっているんでしょう?[気になる煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.20
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ダン・タバコ(DTM)のパウチ物「No.13」を吸っています。最初に吸ったのが2014年で、その時は「No.13カプチーノ」とパウチに記載されていたのですが、今は「No.13イタリアンスタイル」となっています。 前に吸った時は、洋酒系の喫味が前面にあったものの、コーヒー系の味も感じ取れていたのですが、今回の喫煙ではコーヒーを殆ど感じ取れません。言われてみればコーヒー牛乳っぽさが微かにあるかもと思うくらいです。かと言って、この味の何処がイタリアンスタイルなのかも良く分かりません。(笑) でも、この手のパウチ物にしてはかなり美味しい部類に入る煙草だと思います。何しろ、ガッツリ着香の煙草なのに甘味が最後までしっかり出ていて、楽しめるのが良いです。ブレンドされているブロークンフレイクが良い仕事をしているのでしょう。DTMはこのクラスでも良い製品を作る力があります。 この煙草で気になるのは、パウチの袋の出来が良くない事でしょうか。普通のパウチであれば、内側の封がしてある部分が簡単に剥がれて開けやすいのですが、このパウチでは、封を剥がそうと力を入れると、口が開くよりも先に周囲のビニールがビリビリに破れてしまって、綺麗に開ける事が出来ません。結果的に、一旦開けた後に口を閉じて仕舞う際も、密閉が随分と甘くなって、乾燥が進みやすいです。開封後の保管方法を工夫すれば何て事ない話なのですが、あまり気持ちの良いものではありません。これなら、少し価格を上げてでも丸缶にした方がいいかも知れません。それに見合う煙草のクォリティーはあると思うので。 DTMのパウチ物は、丸缶物に比べると随分地味な存在です。けれども、内容的にはDTMの他の丸缶物に負けない美味しさがあります。[他に負けない煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.13
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今回から暫くの間、ダン・タバコ社(DTM)の煙草を集中的に吸って行こうと思います。まずは、DTMと言えばコレ! 一番人気と思われる傑作着香煙草「ブルーノート」です。 果物系をメインに、バニラやチョコレート系の香りも混ざり、非常に美味しい煙草です。リボンカットをメインにラフカットが混ざるブレンドですが、良く見ると良く解されたブロークンフレイクも混ざっていて、そこから適度な甘味が出ているようです。私の経験上、ブロークンフレイク混じりの着香煙草は、甘味も良く出ている事が多いです。で、その甘さが果物系の酸味と合わさり、重過ぎず軽過ぎない、丁度良い味わいを生み出しています。朝でも昼でも寝る前でも楽しめて、且つ退屈しない喫味だと思います。 ダン・タバコ社(DAN TOBACCO MANUFACTURING GMBH)はドイツの会社で、1972年創業という事ですから、パイプ煙草のメーカーとしては非常に若い会社と言えます。創業者が未だに経営者です。それだけ若い会社なのに、今は非常に人気の高いブランドに成長しています。それは経営の上手さもあったのでしょうが、やはり作るパイプ煙草の美味さが一番の要因でしょう。現在のパイプスモーカーにはライト層よりも一家言持っているヘビーなユーザーが多いと思われますが、そういう人達を唸らせる物を作らないと、これだけ急激にはメジャーになれなかったでしょう。そういうヘビーユーザーを唸らせる銘柄の代表が、正に今回吸っている「ブルーノート」だと思います。 勿論、好みの問題もあります。バージニア原理主義者とかラタキア至上主義の人もいるでしょう。けれども、そういう人達からも「ブルーノート」への悪口は殆ど聞かれる事がありません。勿論、着香好きなら「ブルーノート」が一つの基準になるくらいです。それ程の傑作銘柄だと思います。 まぁ、何を今更という話ではありますが、吸う度にこういう事が頭に浮かぶ銘柄だという事です。[基準になる煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.09
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立て続けに吸って来たスタンウェルの最後は「クラシック」ですが、これは既に輸入が終了し、残るは流通在庫のみです。私のいつもの煙草屋さんには未だ在庫がありましたが、国内ネットショップでは既に無くなっているお店も多いようです。 これを私が最初に吸ってレポートしたのは2011年10月ですが、その時の評価は私としては良いものでした。それは今回の喫煙でも変わりませんでした。果物系の美味しい着香煙草です。これが無くなってしまうのは大変残念です。 スタンウェルのパイプ煙草はスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)製ですが、そのSTG製パイプ煙草も随分と減ってきた印象です。ただ、全体として銘柄数は減って来ているものの、一方ではピーターソン銘の旧ダンヒル銘柄に三つの銘柄が追加されるなど、頑張っている部分もあるので、プランタのような撤退劇には暫くはならないように思います。いや、そうならない事を祈っています。特に私はSTG製の煙草と相性が良いので、撤退されると大変困ります。 頑張れ! STG![頑張る煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.06
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前回に引き続きスタンウェルを吸っています。今回は「バニラ」です。 この煙草の香りは、バニラだと言われれば確かにバニラにも感じますが、もし何も知らずに吸ったら、果物系とかトロピカルフルーツとか、そういう割りと爽やか系の物に感じると思います。私がこの煙草を最初に吸ったのは2012年11月でしたが、その時のレポートにも果物系の喫味が強い事を記しています。 バニラ着香のパイプ煙草と言えば、割りと重たくベタベタした甘い香りと味というイメージがあるかと思うのですが、スタンウェルの「バニラ」は軽くサッパリとした喫味に仕上がっています。「バニラ」と言うからには実際にバニラが使われているのでしょうが、その他の要素の組み合わせ方によっては様々な性格を持たせる事が出来るのでしょう。供給者サイドの「バニラ」の解釈も色々ある訳です。 逆に、同じ「バニラ」でも様々な解釈或いは内容が有り得るからこそ、各社・各ブランドから「バニラ」がリリースされているのでしょう。皆が同じ「バニラ」なら、ここまで多くの種類の「バニラ」が出る事はなかったと思います。 「バニラ」というだけでもこれだけ奥深いのですから、本当に香りと味の世界というのは底が知れません。その世界をノンカロリー(笑)で楽しめるパイプ煙草は、素晴らしい趣味だと思います。[素晴らしい煙草ブログは此方 Click!]
2021.06.02
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今回からスタンウェルをまとめて吸います。今回は「メランジェ」です。 これを最初にレポートしたのは2012年10月でした。当時は「メランジ『ュ』」と呼んでしまっていましたし、これがアプリコットの着香とは気付いていませんでした。(笑) まぁ、今でもアプリコット(杏)の味はこれだとハッキリと言える訳ではありませんが・・・。とにかく、そういう着香の煙草です。 それにしても、スタンウェルのパイプ煙草も随分と減ってしまいました。国内某ネットショップさんでは既に2銘柄しか残っておらず、私の方でこの頃確保できた銘柄も三つだけです。特に、「ガラナ」と「キール&アップル」という他にはない着香の銘柄がなくなってしまったのは残念です。これは海外でも同じで、米国某ネットショップでも既に2銘柄しか売っていません。 スタンウェルはパイプ本体を作るデンマークのメーカー(パイプ煙草はスカンジナビアン・タバコ・グループからのOEM)ですが、そちらの方でも事業整理が進んでおり、量産型パイプ(下位ラインか?)の製造は国外(多分イタリア)に製造拠点を移してしまっているようです。まぁ、煙草産業の斜陽化と、事業のグローバル化という二つの大きな流れの中にいるという事なのでしょう。色々と残念ではありますが、それでも生き残って行ってくれれば良しとしなければなりません。 頑張れスタンウェル![生き残る煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.30
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パッケージがリニューアルされて再発売になったベントレーのシリーズの最後に吸う銘柄は「クラシックワン」です。 ベントレーのシリーズの中で、これだけ名称が変更になっていません。元から「クラシックワン」という名前でした。最初から名前に味や食べ物を表す単語が入っていないので、名称変更を免れたのでしょう。また、名称変更されていない銘柄があるという事は、供給者自らは名称変更をしたかった訳ではないという事が分かります。変えなくて良いなら変えたくなかった・・・、そういう思いが透けて見えます。 この煙草を最初にレポートしたのは2017年10月でした。その時と中身は変わっていないようです。比較的浅い熟成のバージニア&オリエントのブレンドで、カットは良く解されたレディラブドです。割りとスタンダードなバージニア系非着香煙草という風合いなので、誰でも身構える事なく吸えると思います。ただ逆に、この煙草でないとダメなんだという部分もないので、もうちょっと個性が欲しかったという面もあります。思い切ってフレイクのままにしても良かったかも知れません。 そういう訳で、リニューアルしたベントレーを集中的に吸って来た訳ですが、中身よりも名称変更とパッケージ変更にばかり気を取られてしまった感があります。特に名称変更については、何かスッキリしない感覚が残り、それがちょっと残念な喫煙となりました。次に吸う機会があったら、もうちょっと気持ち良く吸いたいものです。[気持ち良い煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.26
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今回もベントレーの続きです。「ロンドンカーマイン」です。 この煙草の旧称は「ロンドンパイン」でした。ここでも「パイン」という食べ物の名前が「カーマイン(洋紅色)」という色の名前になっています。う~む・・・。 旧称時代の2018年3月に最初のレポートを書いていますが、今回の喫煙でもその時と同じ感想を持ちました。ラタキアに支配されないラタキア物で、微かな果物系の喫味もあります。ですから、ラタキアに慣れない人でも何とか行ける煙草ではないでしょうか。 ・・・あと書き残しておくべき話は・・・、紙箱と中のパッケージの話は書きましたし、名前の変更の事も書きました。中身が変わっていない事も既出です。このシリーズについて書くべき事は、もうないかも知れません。orz 次に吸う銘柄が一連のベントレーの最後になりますが、その前に既にネタ切れです。(笑)[行ける煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.23
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紙箱入りになったベントレーを続けて吸っています。今は「バージニアルビー」を吸っているのですが、これの旧称は「バージニアハニー」でした。この銘柄でも、食べ物や味を表す「ハニー」が、非食物である「ルビー」に変更になっています。ベントレーの他の銘柄での変更と全く同じ変え方です。やっぱり何処かからの圧力で変えさせられたとしか思えない変え方です。煙草は味と香りを楽しむ嗜好品であるという事が分かっていない・・・。 この煙草の旧称時代の2017年11月に最初のレポートを書きましたが、今回の喫煙でも当時と同じ感想を持ちました。当時「洋酒と蜂蜜の非常にまとまりの良い落ち着いた喫味を最後まで楽しめる良い煙草でした。強い主張がなく、馴染みやすい味で、常喫や『ながら』喫煙に適しています。」と書いた通り、今回もそういう感想です。 こういう落ち着いた味わいの着香煙草を吸うと、何故かホッとします。私が着香煙草好きという事でもあるのですが、ラタキア物だと周囲の反応に対して過敏に身構えてしまいますし、非着香バージニア物だと妙に喫煙に意識が集中し過ぎてしまいます。また、過剰に派手な着香でも、完全にはリラックス出来ていない事が多いように思います。ですから、ある意味ちょっと地味なくらいの着香煙草が一番リラックス出来ます。「バージニアルビー」はそういう煙草だと思います。 地味な事は悪い事ではなく、もっと評価されるべき特質だと改めて感じます。[評価されるべき煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.19
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新パッケージになったベントレーの三つ目「ロイヤルゴールド」を吸い始めました。旧称は「ロイヤルバニラ」で、私はその旧称時代の2014年1月と2018年1月に吸って記事にしています。ただし、2014年に吸った缶と2018年に吸った缶では、中身が変わっていたと思われ、恐らくその最初のリニューアルの際に製造元が替わったのではないかと推測しています。 この「ロイヤルゴールド」でも、旧称の「ロイヤルバニラ」の味や香りを示す「バニラ」の部分が、色や非食品である「ゴールド」に変更されています。前に吸った「オリエンタルアンバー」や「プランターズパープル」と同じ変え方です。・・・やはり何処かからの圧力を感じます。 さて、今回の「ロイヤルゴールド」ではミルク的な喫味は感じないので、2018年に吸ったリニューアル後の「ロイヤルバニラ」と同じであり、2014年に吸った「ロイヤルバニラ」とは別物ではないかと思います。果物的な喫味があるので、私としてはこっちの方が好きで、元に戻ってなくて良かったです。 果物系の喫味によって少しシャープな味わいになり、ベタベタ or まったりしない仕上がりの着香煙草です。シャキッとしたい昼間の時間帯に吸うのが良さそうです。[シャキッとした煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.16
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復活したベントレーのパイプ煙草を引き続き吸っています。今回取り上げるのは「プランターズパープル」です。これは以前は「プランターズスイート」という名前で、旧称時代の2016年10月にレポートしています。味等については旧称時代と同じと思われ、チェリーに近い果物系の着香が美味しい煙草です。 因みに、2016年10月の記事では製造元をシェスター社としていますが、少なくとも現在はダン・タバコ社(DTM)になっているようです。2016年当時のラインアップは、既に一度リニューアルされた後のものなので、もしかしたら当時のリニューアル前の銘柄がシェスター社製で、リニューアル後はDTM製になっていたのかも知れません。 でも、製造元が前回から変わっていないとして、今回どうして名称変更をしたのでしょう。例えば、ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカのように、レプリカ元からクレームがあったとか、或いは「マイルド」とかの強弱を表すような単語が煙草で使えなくなっての変更とか、そういう事なら分かるのですが、今回のベントレーの名称変更は理由が今一つ分かりません。前回吸った「オリエンタルアンバー」では「スパイス」が「アンバー」になっていて、今回の「プランターズパープル」では「スイート」が「パープル」になっています。何れも味を示す単語が色や非食品の単語に替わっています。もしかして、「マイルド」のような強弱を示す単語と同様に、味を連想させる単語も使用してはならない事になったのでしょうか。味と香りを楽しむ趣味である煙草の名前であるのに・・・。 名前を変更する事によって新製品と誤認させて売り上げを伸ばすという販売戦略を疑ったりもしたのですが、今回は未だ吸っていない「クラシックワン」は名称変更していないので、そうではなさそうです。「クラシックワン」には味を表現する単語が含まれていませんから、やはり味を想起させる単語を使用しないようにしたという線が濃そうです。 味の表現をも使えなくしたのは、供給者側の自主的な判断なのでしょうか。それとも第三者による圧力なのでしょうか。煙草の良し悪しを決める最も重要な要素である「味」についての表現を名前で使わないようにするとか、煙草の事を良く知っている人の仕業とは到底思えません。 ・・・何だか今回の記事は面白くない話になってしまいましたが、今回の「プランターズパープル」については、なかなか良く出来た美味しい着香煙草だと思っています。名前なんていう外面的な部分に気を取られる事なく、我々は淡々と煙草を楽しんで行きたいものです。[煙草の事を良く知っている煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.12
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私は気付いていなかったのですが、暫く日本市場から姿を消していた「ベントレー」ブランドのパイプ煙草が、パッケージと名前を変更して復活したようです。姿を消していたと言っても、そんなに売れているイメージはありませんでしたから、国内流通在庫はずっと残っていたと思われます。ですから、あまり「復活!」の有難味は感じられないというのが正直な所です。 今回取り上げる「オリエンタルアンバー」は旧称を「オリエンタルスパイス」と言い、私は2017年9月にレポートしています。軽いラタキア銘柄で、製造はダン・タバコ社(DTM)です。 今回のロットで、前の50g丸缶から四角い紙箱50g入りに変更になったのですが、その箱は二枚目の写真の通り、割りと凝った作りの高級そうな物です。いやぁ、でも消費者のこっちとしては、高級そうな紙箱より、乾燥し難い丸缶の方が良いのですが・・・。それに、紙箱の中の銀色のビニール袋は手では非常に開けにくく、無理に手で開封するとビリビリに不規則に破れ、保管の際の密閉度が悪くなります。ビニール物のパッケージが手で開けにくいというのは、DTM製パイプ煙草に共通して見られる欠点で、DTMのパウチ物も手では綺麗に開きません。この辺は、丸缶よりはコストを抑えたいけど、パウチにして安物感は出したくない、或いは「ベントレー」という高級車ブランドに相応しい個性を出したい等といった供給者サイドの思惑なのでしょうが、どうなんでしょうねぇ・・・。少なくともユーザーフレンドリーではないです。 喫味の方は、以前レポートした時と変わっていないように思います。ラタキアに支配されないラタキア物、或いはスパイス程度に抑えたラタキアを加えたバージニア・ブレンドといった風な煙草です。ラタキア至上主義の方には物足りないとは思うのですが、私はこれくらいのラタキアの使い方が好みです。 まぁ、パッケージは別として、流石DTM製のパイプ煙草です。味については間違いはないと思います。[間違いない煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.09
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