全57件 (57件中 1-50件目)
先日行った浜田へのツーリングの帰途で発覚したV7のテールランプの球切れにより、日没後怖い思いをしたので、早速テール球の交換をする事にした。テールランプを分解して、W球を取り出してみると、ソケット部分にP21/5Wと表示、背の高い方のフィラメントが切れていた。新しいバルブを購入しようとしてふと思った。電球は切れやすいので、ここは寿命と明るさで勝るLEDに交換してみる事も一考する価値がある。P21/5WはS25又はBAY15D又は1157規格なので、ネットで調べてみるとamazonで12V/24V兼用でW点灯のLEDバルブが2ヶで1,180円で出ていたので購入してみた。早速、取り付けてみると、眩いばかりに明るく光る。よしよし。ブレーキを掛けてみたら、明るさがより増す筈だが、変わらない?LEDなのでバルブの極性があるのかもと思い、接点を反対にして付けてみたが変化無し。どういう事だ。説明にはテールとストップのW球と書いてあった筈である。バルブを外して、バッテリーにソケットのマイナスを接触させ、2つある接点の片方にプラスを接触させたらバルブ全体が明るく光る。プラスをもう片方の接点に接触させても同じように全体が明るく光る。これってダメじゃね。撃沈である。中華製の安物は時々こういう事があるので、安く買ったつもりでも損をする事があるのだ。仕方がないので、今度はスタンレーのストップ/テール専用S25ダブルのLED球CA4887M(1,433円)を再注文した。取り付ける前にバッテリーに繋いでみると、プラス接点を変えると発光体の点灯数が変わる。これなら大丈夫だ。テールランプソケットに取り付け、点灯を確認、ブレーキを掛けるとより明るく光る。これで直った。やれやれである。ついでにヘッドライトもLEDに交換する事にした。以前車検が通りにくいので、ライトを純正からCIBIEに交換した時に、2017年に買って取り付けていたLEDバルブから色合いが旧車風で好みの純正のH4バルブに戻していたのだが、夜の高速で暗くて怖い思いをした事もあり、再びの取り付けとなる。LEDは後にヒートシンクが取り付けられているので、取り付け金具を大きく広げながらの作業になるが、取り付けは可能である。しかし、ダストカバーの穴にカプラーとヒートシンクが通らないので、ダストカバーは取り付け不可である。ここは仕方がないところであろう。エンジンを掛けてライトを点灯してみると、H4に比べて劇的に明るくなった白色の光りはLEDならではであろう。これなら夜でも安心して走れそうである。しかし、このバルブで車検が通るかどうかは不明である。車検時にはH4バルブも持参してみよう。取り外したテールランプとW球電球と中華製LED球スタンレーのLEDW球常時点灯時の光量ブレーキを掛けた時の光量レンズを付けた状態LEDとH4バルブLEDバルブを取り付けた状態 ダストカバー取り付け不可LEDバルブを点灯したヘッドライト
2024.10.04
コメント(0)
剣山スーパー林道ツーリングの準備を進めながら、V7もそろそろ車検が近づいて来たので、陸運局にネットで予約入れて置く事にした。8月15日の盆が一番空いているらしいので、15日の第1ラウンドを予約して一安心。ついでに書類も確認して置こうと車検証を見てビックリ。車検満了の日が8月7日となっているではないか。V7は新車時の納車が盆過ぎだったので、盆までに受ければ良いと勘違いしていたのである。これはえらい事になった。のんびりしている場合では無い。今日は土曜日なので、陸運局は明日まで休み。月、火は剣山スーパー林道ツーリングなので、空いているのは車検が切れる7日の水曜日しかないが、この日は朝から打合せの来客2社あり、午後からは会議なので時間的に無理だ。そうなると一旦車検を切って仮ナンバーを申請して後日行うしか方法が無い。しかし、面倒くさい事になるので、思案していたところに、ツーリングに一緒に行く事になっていた岡さんからのラインが入った。何でも「テントやシュラフ、酒類をクロスカブに積み込み、キャンプツーリングを楽しみにしていたのだが、風邪をこじらせ、治らないのでツーリングは行けない。」との事である。こうなると状況が少し変わって来た。ツーリングは単独で行く事になるので、出発時間は自由に設定出来る。5日月曜日の第1ラウンドに車検の予約ができれば、最悪出発が昼になっても、岳人の森キャンプ場には夕方には到着できるだろうという目論見だ。直ぐに15日の予約をキャンセルして、5日を調べたら第1ラウンドが△となっていたが予約は取れた。直ぐさま保険屋に電話して、休日のところ申し訳ないが、5日の朝までに自賠責の書類が欲しいのだが…。何とかしてくれとお願いすると、本日、私の所へ来る用事があったのだとの事。グッドタイミング。長女を連れて短パン姿で書類を作って来てくれた。次はV7の整備だ。日曜日は仕事が忙しいので、今日中に終えない事には月曜の朝一の車検に間に合わない。幸いオイル交換は終えており、フロントタイヤも少し古いがピレリの新品に付け替えている。今回は急いでいるので、取り敢えずブレーキパッドの確認とエアーフィルターの清掃、バッテリーの電圧、灯火類の確認、タイヤ空気圧を2.5気圧に調整、各部の締め付け確認等、それにマフラーをアゴスチーニから純正に交換にとどめ、車体を磨いて完了とする。ブレーキフルードは車検が終わってから交換する事にした。気になる事はヘッドライトの光軸調整だ。CIBIEに交換してからは大丈夫だが、光軸が狂っているかも知れず、前回壁にテープを貼った簡易調整をやろうにも、陸運局のHPに令和6年1月から二輪車のヘッドライト検査はロービームで検査する事とし、ハイビームでは検査しない。と書かれていたので、簡易調整はでハイビームでのマーキングをしているので調整出来ないのだ。これだけは出たとこ勝負にせざるを得ない。次は書類の作成と点検である。ネットからダウンロードして保存してあるPDFの継続検査申請書をAdobe InDesignで読み込んで前回必要事項を記入してある書類の走行距離計表示値と提出年月日を修正しプリントアウト。印を押せば完了。二輪車点検記録簿の項目にチェックを入れる。交換部品等の欄はエンジンオイルのみ記載。陸運局に持参する次の継続車検必要書類を用意する。1.自動車検査証2.継続検査申請書(HPからダウンロード)3.二輪車定期点検整備記録簿(HPからダウンロード)4.自賠責保険証書5.自動車納税証明書6.車検予約番号5日月曜の早朝、ツーリングに持って行く物の点検を終え、7時20分必要書類と財布を持って出発。暑いと思って覚悟していたのだが、朝の空気は思いの外涼しい。汗も出ない快適さだ。次回からは朝一の車検にしよう。途中に渋滞に巻き込まれ、到着予定時刻を10分オーバーして8時10分陸運局に到着。印紙の購入などを先に済まそうと窓口に行ったら、まだシャッターが降りているので、空いている窓口で聞いてみたら、印紙購入は8時30分から、ユーザー車検の窓口は9時少し前からだそうだ。ネットでは8時から受付開始と書いてあったので急いで来たのに…。重量税用紙に記入し、8時30分になるのを待って検査登録印紙1,800円と重量税印紙3,800円を購入。9時前になるのを待って、ユーザー車検の窓口で書類を見せると、名前の確認だけでコピー機のような機械から氏名や車体番号などが予め記載された自動車検査票が排出されるので、印紙を貼っていよいよ検査だ。二輪は何時もの4番レーンだ。手続きがスムーズに出来たので、4番目に並ぶ事が出来た。先頭のゼファー750は真庭からの参戦で道中は寒かったようだ。9時になり検査場が可動。一斉に検査員が出て来て検査が始まる。排ガス検査のセンサーは自分でマフラーに突っ込んで終わったら所定の位置に戻すよう指示され、スピード検知は前輪か後輪かと尋ねられ意表を突かれる初めての質問に戸惑ってしまった。そう言えばV7の前輪にはメーターケーブルは無い。縦置きエンジンでクルマと同じ構造なので、ドライブトレーンの何処かにあるのかも知れないが、今まで考えてもいなかった問題だ。ハッキリと確証はないがたぶん後輪ではないですかと答えた。これは調べておく必要がある。ブレーキテストを終え、いよいよ難関のヘッドライトなのだが、今まで通りハイビームでの計測となっていた。HPに書いてある事と違う。費用も掛かるので統一するのに時間が掛かるのだろうか?それとも各支局によって対応が違うのだろうか?良く分からないが、ハイビームなら簡易調整をやっておけば良かったが後の祭り。1回目。祈る気持ちで電光掲示板を凝視するも×。これは無理っぽい。角度の問題なら、上下左右のズレ角を聞いて自分で感調整してみても良いが、今日はどうしても昼前には帰り着きたいので、テスター屋の世話になろうかと思いながら、2回目の検査。通る気配は微塵も無かったが、突然電光掲示板に〇が付いた。何と奇跡が起こった。剣山の神が降臨されたのだ。訳が分からないが、何でも良い。通ればこっちのものだ。検印を貰い急いで継続車検の4番窓口に書類一式を提出。検査場で後に並んでいたSR400君とヘッドライト検査の話しで盛り上がっていると10分も待たない内に手続き完了となり、小さくなった車検証と自賠責保険証書、自動車納税証明書、二輪車定期点検整備記録簿は返却された。ヘッドライトの検査が合格したので、思いもよらず早い時間に車検を終えることができ、急いで帰宅。V7をドンキーベスに格納した足でフレンディーに乗り込み10時40分岳人の森キャンプ場に向けて出発だ。アゴスチーニのマフラー純正マフラーユーザー車検窓口と自動車検査票出力機検査場の可動を待つ受検バイク
2024.08.07
コメント(0)
今年の8月はV7ドンキーの車検が控えているので、オイル交換をしておこうと、オドメーターの距離と前回交換時の距離を比べて計算してみたら交換距離が1,200キロもオーバーしていた。そんなに長距離は乗っていないので、大丈夫だろうと思っていたのだが、チョロチョロ乗って積み重なったのだろう。急いでオイルを探してみると、amazonでエーゼットのバイク用4サイクルエンジンオイル4L 10Wー50 MA2規格 100%化学合成油が驚きの3,400円で売られていた。V7の整備書には10Wー60を使用せよと書いてあるが、販売店の店主は10Wー50で何も問題は無いと言い切るので新車時から10Wー50を使用しているが本当に何も問題は無い。10Wー50でも種類は少ないので、今まではカストロールを使っていたが、それよりも規格が上のMA2で、しかも値段が安い。エーゼットなので、信頼のおけるメーカーでもあることから、購入してみた。届いたオイルは蓋がスクリューキャップとなっており、注ぎ口も付属しているという親切対応だ。オイルの色は薄く透明感があり、サラサラという感じだ。バイクのトップブリッジにタイダウンを通して、ホイストで水平に少し吊り、サイドスタンドに端材を挟み車体を水平に保ちオイル交換の準備を行う。ホイストがあると本当に便利だ。重いバイクでも吊り上げれば倒れる心配がないので、メンテジャッキの出番はもう無い。V7のドレンボルトはオイルパンの前方に19ミリ、後方に17ミリの2箇所となっているので、オイル注入口のキャップを外して前方から抜く。オイルを出し切ったら、次に後方を抜く。4,000キロ走行のオイルは真っ黒という程ではないが、流石に黒く汚れていた。次回からは3,000キロ毎の交換を守ろう。ボルトを締めてオイルを注入、レベルゲージの中央当たりにある線が最低ラインで、それより上の押し型の範囲内であればOKだ。少しアイドリングをして30分後に再点検。適正ラインにあったのでオイル交換完了とする。オイル交換距離を1,200キロオーバーしたオドメーターエーゼットのバイク用4サイクルエンジンオイル4L 10Wー50 MA2規格 100%化学合成油オイルパン前部から排出されるオイル
2024.07.29
コメント(0)
5月29日、30日に1泊2日で阿蘇ツーリングを計画していたのだが、梅雨が早まって丁度29日に梅雨入りしてしまったため、ツーリングは敢えなく中止。ホテルもフェリーもキャンセルとなった。このツーリングにあたり、準備していたものが1つあった。V7ドンキーのブレーキとクラッチレバーだ。長距離ツーリングなので、旅先で転倒、立ちごけなどに遭遇した際に一番破損し易いレバーを何とかしたかったのである。現在は両レバー共純正のアルミ製レバーが付いているのだが、可倒式では無いためバイクを倒すと必ず曲がるか折れてしまう事が予想できる。従って市販品の可倒式にしてリスクを少しでも軽減する目的で探してみた。メーカー品の高級な物は必要無いので色と形状だけで、V7用をamazonで探してみたら中国製と覚しき物が見つかった。色は赤/黒の可倒式が左右セットで3,410円ナリ。V7用なので純正品を外してポン付けで取り付けできた。カラーもV7の赤フレームに溶け込んで思った通り違和感は無い。中国製とは言え、細部に渡っての仕上げは美しく、可倒部分のガタもない。取り付けにあたっては、六角ネジでレバーの長さも調整できるので純正と同じ長さにする事ができた。オマケに両方のレバー共6段階の調整ダイヤルが付いているので、微妙な調整が可能である。最初はクラッチの調整ダイアルを3段にして試乗してみたが、切れがすこぶる悪い。5段にするとバッチリであった。レバーが少し角張っているので、握った時の指の感触に違和感があったが、慣れるとそうでもない。これでバイクを倒してもレバーが折れる事はないだろうが、念のために外した純正レバーをシート下に忍ばせておきたい。V7純正のアルミレバー純正レバーと可倒式レバー長さの調整が出来る可倒式レバー可倒部分を倒した状態のレバーブレーキ側クラッチ側両方のレバーを交換したV7
2023.06.02
コメント(2)
V7ドンキーは2016(平成28年)に新車で購入してからバッテリーを一度も交換していない。最近ではトリクル充電器という便利な物があるので、バッテリーに充電器を繋ぎっぱなしにしていても、満充電になると自己放電分を補うために微量の電流を流し続けて満充電状態を維持するのである。これを取り付けていたお蔭で、実に6年もの間ノントラブルで活躍してくれたのだが、此処に来てセルを回す力が少し落ちたように感じる事があったので、予防措置として交換する事にした。amazonで調べてみると純正品のユアサバッテリーは1.5万円。台湾ユアサでも1万円を超える。セローのバッテリーはノーブランドを使っているが、トリクル充電器のお蔭で6年ほど持つことが実証されているので、ブランド品のユアサもノーブランドも遜色がないという結論から、NOEブランドのYTX14-BSの互換品BTX14-BSを4,860円で購入した。純正ユアサを車体から外して電圧を測ってみたら12.51Vだった。電圧が12.5Vを切るとバッテリー交換の目安なので、やはりギリギリという所であった。新品のバッテリーを取り付け電圧を測ってみたら意外と低く12.96Vだったので、放電してフル充電になっていないのだろうと思い、トリクル充電器に繋いで一晩充電して、翌朝電圧を測ってみたら13.18V出ていた。13Vを上回れば問題ないのでこれで何年持つか試してみよう。車体から外したユアサバッテリーは12.51VユアサバッテリーとONEバッテリー車体に取り付けたONEバッテリーは12.96V一晩充電したら13.18V
2022.10.27
コメント(2)
点検整備が終わったので、いよいよ車検だ。最近はネットで予約が取れるので簡単で良い。8月5日の午後の予定が空いていたので、予約を入れて当日を迎えた。午後からの車検なので昼過ぎに出発すれば十分間に合うと思い、呑気にYouTubeの「ヤフオクで買った水没TZR250」の修理動画を見ていたら、空が俄に掻き曇り黒雲が押し寄せ突然の豪雨となった。豪雨は長くは続かなかったが、2時近くまで降ったり止んだりとなったため、この日の車検は仕方なく中止とし、ネットで予約解除を行い仕切り直しとなった。リベンジ車検は土、日を挟んで8日の月曜日の午後、気温は36°雨の心配はないが暑い。兎に角暑い。今回の車検は、前回ライトカウルを外していたために、車高の数値が異なる事を指摘されたので、車検証の変更も行う事とする。車検証の変更は軽微な記載変更と大幅な変更があった場合の構造変更の2種類があるようなので、車検と構造変更をどちらを先に受けなければならないかの疑問と共に窓口で聞いてみる事にする。ユーザー車検の窓口は12時45分から開いており、スマホに転送した予約番号を見せるだけで、既に必要事項が印字された書類が交付される。6cmの車高変更は構造変更。記載変更は2cmまでとの事。また、車検と構造変更はどちらが先でも良いとの事であった。と、なればフロントタイヤとライトの光軸に不安がある車検から行う事にして、二輪コースに並ぶ。既に3台のレッドバロンのバイクが検査を受けていた。間も無くV7ドンキーの順番となり、指示器、灯火類、ホーンの検査、打音検査、排ガス検査、車体の計測検査等が行われたが、フロントタイヤの溝の事は不問であった。どうやらまだ十分残っていたようだ。次のブレーキ、メーター検査を終え最後の関門、ライトの光軸検査である。前回の車検前にCIBIEのレンズカットが施されているライトに交換しているので、光軸題が散る事はないのだが、上下の軸が合っているのかが不安だ。満を持して検査器機の前に止めて、いよいよ計測である。光量不足が無いように念のためにアクセルを吹かして計測に入る。神頼みをしながら電光掲示板を凝視していると、×のマークが現れた。アウトである。もう一度再検査をするも結果は同じ。検査員に聞いてみると、光軸が僅かに上過ぎるので、ほんの少し下に下げて調整して下さい。僅かですよ。とアドバイスを戴いた。有り難い事である。早速、駐車場でライトを感覚で下に僅かに下げて再挑戦。今度は1回目で○が表示され合格であったが、下側ギリギリだったようである。やれやれである。しかし、今回は構造変更も行わなければならないので、続いて測定レーンに並ぶ。月曜日とあってか、工事車両やバス、ジェットスキー搭載用トレーラーを牽引したトラックが炎天下の下、何台も並んでいる中にバイクを止めたが、暑くて死にそうなので、バイクを置いて検査場の日陰に避難。長い順番待ちの後、やっと順番が来て、構造変更検査に入ったのだが、何故か車体重量測定と後輪加重測定を行い、検査完了。車高の計測は?と尋ねると、車検で測定済みですとの事。そんなものなのね。申請窓口で書類を提出して、これまた長い時間待ってようやく車検証の交付となった。帰って娘に車検の時間が今までで一番長かったと愚痴を言ったら、月曜に行くからそうなるのは当たり前!と軽く鼻で笑われた。最近はOCR(検査申請書)はネットで無料ダウンロードできるようになっているので、事前に専用3号様式に印字して持参したのだが、構造変更は1号様式となるため、書き替える嵌めになったが、用紙代は無料となっていた。当日のユーザー車検の支払いは重量税3,800円、検査登録料2,000円(継続車検1,700円、構造変更300円)合計5,800円であった。車検に並ぶV7ドンキー構造変更に並ぶV7
2022.08.11
コメント(0)
V7ドンキーの前回のオイル交換から3,000キロが近づいたので交換を行う事にした。今回はオイルのみだ。オイルは前回同様カストロールの10Wー50を入れる事にする。交換作業はドンキーベースでは初めてとなるが、センタースタンドが無くても、ホイストがあるのでバイクを簡単に直立さす事ができる。今まではメンテナンスジャッキを車体下のフレームを左右に繋ぐパイプに掛けて持ち上げていたのだが、車体の左右に大きな力が掛かると不安定感は拭えなかった。しかし、今回はホイストで吊すので、バイクが倒れる心配は無いのだが、V7はセパハンなので、タイダウンのフックをハンドルに掛ける箇所が無い。トップブリッジも無理だ。購入店で教えて貰った左右のエキパイのフランジ辺りも試したがタイダウンの金具がメッキタンクに当たりそうなので止めた。残る箇所は三つ叉の真下のフレームを包むようにして持ち上げる方法だ。タイダウンを通して、ホイストで持ち上げてみると上手く持ち上がった。持ち上げると言ってもオイル交換をするだけなので、車体が真っ直ぐになっていれば良いのだ。従って、安定性を高めるためタイヤは浮かさない状態でレベルを使って水平を調整した。オイルキャップを外して、オイルパンの前側にあるドレンを緩めてオイルを抜く。排出されるオイルは黒く汚れてはいるが、真っ黒という程でも無い。前側が終わると今度は後ろ側にあるドレンを外してオイルを抜く。V7はドレンが前後に2箇所付いているので、少し面倒だが、作業性は良いので大した手間でも無い。今回はオイル量を測らずに、レベルゲージだけで量の調整をしたが、1.7L位入ったようである。エンジンを掛けて30分置いて、点検してみたら、若干多いようだが問題無いレベルなので、終了とする。これで長距離ツーリングにも安心して出掛ける事ができるのだ。タイダウンを通し、ホイストで水平に持ち上げた車体前側のドレンから排出されるオイル前後のドレンボルトとレベルゲージを兼ねたオイルキャップカストロールの10Wー5012,950キロを指すオドメーター
2020.10.24
コメント(0)
V7ドンキーの車検が迫って来たので、天気予報で降水確率の一番低い日を選んだら8月6日と出た。ネットで予約を入れて簡単な整備を行う。ブレーキは前後共パッドの残量もあるし、フルードの変色もないので、今回は交換を見送った。タイヤはフロントの純正のピレリが減ってはいるが、車検には通る溝の深さがあるので交換はもう少し先にする。リアは新品同様なので問題ない。タイヤの空気圧はかなり減っていたので規定のフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。OHVエンジンなので車検毎にタペット調整をするのが望ましいようだが、異音も無いので今回は見送り。アゴスチーニのステンレスマフラーは外して純正に付け替える。灯火類は問題ない。難関のヘッドライトはCIBIEに交換したので、今回は光量不足になる事はないだろうが、光軸は調整が必要だ。何時もの雨戸調整の雨戸を昨年末に取り払ってしまったので、ドンキーベースに調整場所を作る事にした。板壁から丁度5mのコンクリートの床に長さ20cmのビニールテープを貼り、バイクに跨がった状態でライトの中心(ライトステーの取り付けボルト)までの高さを測ると0.895m。0.895mー(5m×0.895m÷100)=0.850mなので、板壁の0.850mの高さに10センチ程の長さのビニールテープを貼る。バイクに跨がってコンクリート床のビニールテープにヘッドライトを合わせて、前方の壁を照射。光軸がビニールテープに合っていたらOKなのだが、5センチ程下にズレていたので、ライトをビニールテープに合わせて少し上向きにして調整完了である。前回の車検では、ヘッドライトの光量不足に泣かされたので、用心のために、180W相当のH4ハロゲンバルブとH4LEDバルブを工具と共にカバンに忍ばせた。今日は午後1時からの予約なので、40分前に出発する。持ち物は車検証、自賠責証書、納税証明書、印鑑、現金である。晴れているのは良いのだが、バイクの温度計は既に35°を表示している。流石に暑い。しかも、純正のペコペコペコと迫力の無いマフラー音が頼りない。5分前には陸運局に到着、1時前なのに係りの職員から予約番号を告げる前に書類を渡されながら説明を受けた。サービス向上になっているのか?窓口で重量税3,800円と検査登録費1,700円の計5,500円分の印紙を貼って貰って検査レーンへ向かう。今回の心配事はヘッドライトの光軸調整のみだが、たぶん大丈夫だろうと変な自信があった。バイク専用レーンには誰もおらず、直ぐに検査となった。灯火類OK、右のマフラーに測定器を突っ込んで排ガス測定。ところが何と×。なんで?マフラーは純正に戻しているのに?係員に聞いてみようとしたら「スミマセン、間違って一番厳しい数値にセットしていました。」との事。もう一度やり直してOK。スマホで写真を撮っていたら「写真はダメです。」との事。以前まではよかったのだが、厳しくなったのだろう。しかし幸先が悪い。何か悪い予感がしてきた。今回は打音検査は無く、ハンドル幅と高さを測定。すると、高さが6cm低いと言い出した。そんな事は無いだろうと言って再度測ったが6センチ低い。ミニカウルだ。純正で付いていたあの野暮ったい「7」の大きなゼッケンが書かれたカウルは直ぐに外していたのだ。前回の車検では何の問題も無く通ったのに、今回はその6cmが引っ掛かったのだ。係員は300円払って構造変更が必要との認識を示したが、前回はそんな事は言われなかったと食い下がったら、もう一度測ってくれたがやはり6cm低い、涙目になった私の顔を見て、次の車検の時にまた指摘されるかもしれないが、今回はOKとの温情を頂いた。ブレーキ、メーター誤差のテストを終え、いよいよ最後のライトテストだ。スイッチをハイにしてややエンジンを吹かしながら測定器の表示パネルを凝視する。光量はある。何せCIBIEだ。大丈夫だ。必ず合格する。だが、結果は敢えなく×。「光軸が20上です。」との事。「ライトを触っても良いか。」と聞くとOKとの事。少し上向きにして測定するも×。よく聞いてみると20上とは光軸が中心より上側に当たっていると言う事だそうだ。それなら下向きにしなければならないのに更に上向きにしたので全くダメ。もう一度調整をやり直して、2回目のトライを行う事となる。大体の当たりをつけて微妙に調整して測定するも×。これは想定内、20上との事なので、ライトを僅か下げて見るが×。係員に汗と鼻汁と涙目になって懇願するような顔を向けて微調整を行うと再度テストしてくれた。結果はOKであった。やれやれである。テスター屋へ持ち込まずに何とか切り抜けたので助かったが、検査員の温情があったればこそである。泣きながら感謝したい。車検証を貰って一目散に退散する。ドンキーベースに帰って、光軸をビニールテープの印に合わせてみたら、かなり上を照射していた。印を下げて貼り直す。計算式が間違っていたのか、私の施行が悪かったのか分からないがこれで次回の光軸調整は大丈夫だろうと思える。いや、思いたい。アゴスチーニのマフラー床に貼った5mラインビニールテープの印に光軸を合わせる合格通知を貰っての帰途ドンキーベースに到着して一件落着のV7ドンキー
2020.08.07
コメント(4)
V7ドンキーの車検が近くなって来たので、2年前の悪夢が頭をよぎる。あの憎きヘッドライトだ。V7の純正ヘッドライトはリフレクターの形状が悪いのか、ハイビームだと基準の15000カンデラまで届かないので車検に不合格となってしまうのだ。前回は店主から教えて貰ったウルトラCで難所を切り抜ける事が出来たが、同じ手を使うにはテスターセンターで3,240円を払って調整を行って貰わなくてはならないので、他の手を考えていたのだが、妙案が思いつかない。店主の話やネットを検索すると、確実なのはライトをケースごと交換する方法である。V7に適合するライトはあの有名なシビエである。昔はライトと言えば信頼と光軸の美しさで舶来のシビエかマーシャルが憧れであったが、何せ高額なので、国産の小糸かPIAAで 我慢していた。更に調べて行くと、MOTO CIBIE HM20なるバイク専用ヘッドライトが適合するようである。MOTO CIBIEにはライトケースがメッキとブラックの2種類用意されていたが、メッキ製は現在廃番となっているようである。どちらかと言うと断然メッキが欲しかったのに誠に残念であるが、致し方ない。MOTO CIBIE HM20 ブラック 180∅ H4 12V60/55W 専用ボディ、リム、ポジションソケット付16,229円ナリ。フル装備の割りに思ったよりも安かったので、10万円の給付金もある事だし、購入に踏み切った。CIBIEをネットで検索するも公式ホームページはおろか、情報が極めて少ないのは何故だろうかと思い調べてみたら、CIBIEはフランスのメーカーだったが、フランスのValeo(ヴァレオ)に買収されて、ブランド名だけ残っているらしい。今ではPIAAもヴァレオの傘下となっているようである。何だかなぁ~。届いた段ボールには、あのCIBIEのロゴ入りの黄色いステカーが貼ってあった。感動である。この歳になってやっと憧れのCIBIEを手にする喜びは何物にも代えがたい。先日工作車に取り付けたMOMOと言い、この度のCIBIEと言い、若い頃憧れていたブランド品が政府の給付金のお蔭で手に入ったのである。安倍さん有り難う。震える手で開封するとビニール袋に入れられたピカピカのCIBIEが鎮座していた。ほんの少し黄味を帯びたガラスのレンズはCIBIE独特の美しいカットラインが施され、旧車の雰囲気がたまらない。V7を含め最近のバイクはプラののっぺらレンズのマルチリフレクターに取って変わってしまって、まるで味気がない。それに比べるとCIBIEの美しさが一層際立つ。レンズの中央付近に小さく型抜きされたCIBIEの文字が控えめで、何とも好感が持てる。欲を言えばライトケースがプラでは無く鉄製なら完璧であったが、V7純正もプラだったので贅沢は言うまい。作業は純正ヘッドライトの取り外しから始める。リムの下部にあるビスを1本抜き取るだけでライトケースからリムが外れる。ライトとポジションが一体となったカプラを抜いて、ケース両サイドのボルトを外せばライトは簡単に外す事が出来るのは良いのだが、ライトケースに残ったオス型カプラを外すには、ケースと一体となった爪を起こしながら素早くカプラを引き抜かねばならず、ケースの爪が割れはしないかと冷や汗物であった。ネット情報ではCIBIEのライトケースはV7純正に比べて僅かに小さいので、ライトステーとの間にスペーサーを入れる必要があるとの事だったが、2014年にマイナーチェンジが行われたV7レーサー最終バージョンの現車では何故か純正部品のようにピッタリ合ったので、その必要はなかった。CIBIEのライトにはH4のハロゲンバルブも付属されていたが、ポジションは配線のみでバルブは無い。安い物なのでこんな所でケチらず入れておけば良いのに…..。V7の配線が加工無しでそのまま使えるので、同梱のポジション配線は使用しない。バルブは純正から交換していたLEDを取り付けようかと迷ったが、CIBIEなら明るく見えるかも知れないし、H4のレトロな色具合の方が雰囲気が良いので、そのままとした。夜間乗ってみて明るさが足らないようならLEDを取り付ける事にする。ポジションは交換していたオレンジLEDを付け替えた。カプラを繋いでリムをライトケースに嵌め込み、3本のビスで固定すれば完成なのだが、CIBIEライトのもう一つの欠点は左右の光軸調整機能が付いていない事である。ライトステーを左右に動かす事は無いので、上下の調整だけ出来れば良いとの考えだろうが、普通どのバイクにも左右の調整機能は備わっているのが普通だと思うのだが……。CIBIEは全てそうなのだろうか?何はともあれ待望のCIBIEが付いた。やはりカットライン入りのレンズは美しいし、丸みを帯びて前方に少し膨らんだ造形も好感が持てる。ライトを付けてみると、柔らかなH4バルブの光りが照射された。V7純正のH4よりも明るいように思える。夜に乗って見るのが楽しみである。これで、今夏の車検は大手を振って一発合格間違い無しである。今日は前祝いでキリン一番絞りと地酒2合に焼き豆腐の「アテ」で車検完全勝利の祝杯を挙げるとしよう。CIBIEが到着カプラを外すのが大変だったV7のライトケースライトケースから取り外したV7純正の配線とカプラH4バルブが装着されるCIBIE(左)とLEDバルブを装着したV7用(右)CIBIEのライトケース(左)とV7のライトケース(右)ライトステーに隙間無くピッタリ収まったCIBIEのライトケース取付が完了したCIBIEのライト 美しい!レンズが前方に膨らんだCIBIEのライト点灯したCIBIEのライトV7純正とCIBIEのライト
2020.07.05
コメント(4)
コンピュタートラブルで始動不能となっていたV7ドンキーであったが、大仕事も一段落したので、そろそろ修理する事にした。しかし修理と言ってもPCで行うのだ。販売店に電話すると、アップデータプログラムがあれば、数分で直るが、無い場合は、データをイタリアに送って、指示を仰がなくてはならないので、数日かかる事になり、イタリアからパスワードとデータが送られて初めてインストール出来る事になるそうである。アップデータがあるか無いかは、バイクのソケットにPCを繋げなければ分からないと言う事である。どちらにせよバイクを販売店まで運ばなければならないのである。そこで、工作車の出番となる。予めバックミラーを外して、工作車に積み込む。車体が小さいので簡単に積載する事ができた。約30分で販売店のガレージに横付けして、V7を降ろす。何時もと変わらず店主と奥さんが笑顔で出迎えてくれた。手際良くシートを外し、サイドカバーを外して、バッテリーの電圧を測る。少し低めなので用心に充電器を接続して、ヒューズボックスの隣に埋め込んであるPC接続カプラーとPCを専用アダプターを介して接続する。WindowsPCはオイル缶の上だ。PCの画面に現れたのは英語だ。日本語バージョンもあったようだが、バグが多くて使い物にならないので、英語バージョンに切り替えたそうだ。隣で奥さんが英語をスラスラと訳して行く。バイク屋の奥さんにしておくには勿体ないような流暢な英語に感心した。V7を探して行くと、有り難い事にアップデータプログラムが見つかった。これで何とかなりそうだ。インストールの手順を間違えたら大変な事になるので、慎重にダブル確認で行う。表示に従ってメインスイッチを切ったり入れたりで、何とかインストール成功と出た。PCの接続を解除して、エンジンを掛けてみる。一発で掛かった。しかも、タコの針は1500回転でピタリと止まっている。呆気なく元のように直ったのだ。1分間アイドルして店主が試運転に出掛ける。帰って来て1分間アイドルしてエンジンを止める。この作業が初期設定に反映され、学習するとると言う事らしいが本当にそんな事で勉強しているのか怪しいものだ。しかし、アップデータがあって本当に良かった。助かった。コンピュータのトラブルは他のV7で起こっているのをブログで読んでいたので、決してあり得ない事では無いと思っていたが、メンテナンスフリーの筈のインジェクション仕様の脆弱さを身を以て体験する嵌めとなった。アップデータという事は何がしら不具合が出たので、それを修正するプログラムと言う事だろう。と言う事は今度は大丈夫と言う事だろうか。安心するのはまだ早いかも知れないが、一応安心しておこう。V7を購入する時にネットで中古を安く買うか、専門店で新車を買うか悩んだが、初めての外車でありそれもイタリア車とあって、トラブルや修理の対処が自分では無理と判断して専門店で購入した事は正解であった。今回のようなコンピュータトラブルの場合、ディーラーに持ち込まないと絶対に直らない。買ってもいない所へ持ち込むと法外な修理費を請求されても文句が言えないだろう。今回は、キーをONにした時に、テールランプが点灯してバッテリーが消耗する事を防ぐため、テールのヒューズを抜いて作業を行った。その時に、頭を削って加工したヒューズが千切れたので、エーモンの分岐コネクタヒューズに取り替えて貰って、奥さんから氷入りの麦茶を頂いたので、修理費込みで千円で済んだ。専門店で買った事は吉と出たようである。V7の情報としては、V7レーサーは今年度はラインアップから消え在庫があるのみ。来年度復活するかは不明。軸足を750から850に移しつつあり、近い将来ルマンの復活があるかも?あの憧れの名車ルマンを是非復活して頂きたいものだ。でも、PC制御なのでいらない。工作車に搭載したV7アダプタを介してPCに接続バイクとPCを接続してデータを取得するアップデータの画面アップデータをインストール中バイクの電源もON
2019.06.30
コメント(8)
昨日、の夕刻、細いビスが必要になり、急いでいた事もありV7ドンキーでホームセンターまで買い物に行こうとして、久し振りにエンジンを掛けようとした。何時ものように、キーでハンドルロックを解除し、スイッチON。スピードとタコの針が一旦振り切れて0に戻る。ここでおもむろにセルボタンを押すとエンジンが始動するのだが、エンジンは掛かったものの直ぐにエンスト。あれぇ~。おかしいなぁ。こんな事は初めてである。もう一度エンジンを掛けると今度はタコの針が一気に5000回転まで跳ね上がって直ぐにエンスト。キーを一旦OFFにして何回やっても同じ症状でエンストを起こす。明らかにコンピュターが狂っている。以前ブログで、MOTOGuzziの同様の症状を読んだことがある。しかも1万キロを越えたあたりから、よく出る症状らしい。しかし、新車で買ったのにあちこちがよく壊れるバイクである。これがイタリア品質なのか。コンピュターの誤作動は日本製なら当然無料修理と思われるが、Guzziの場合どうなのだろうか?このところ超忙しくツーリングにも行けないので、修理は急がない。販売店にメールでもしておこう。
2019.06.03
コメント(4)
V7ドンキーを何とか車検に通したので、大儀にならない内にマフラーとヘッドライトバルブを元に戻す。車検のために取り付けていた純正マフラーは、久し振りに音を聞いた。低音だが缶詰の缶を被せたような乾いた音が混じり、アゴスチーニに比べるとやはり安っぽい。アゴスチーニを取り付ける前に日頃手が届きにくい裏側をピカールで磨いた。アゴスチーニはステンレスなので汚れないし、錆びないのがよろしい。磨いていると左側のマフラーの裏に3センチ程の擦り傷が見つかった。丁度リアサスの辺りだったので、急いでサスの点検をしたが、傷も無く当たった形跡も無い。その他の箇所も確認したが接触箇所はない。不思議だ。何処に当たったのだろうか。今まで乗っていてマフラーを何かに接触させた記憶は無い。まぁ見えないところなので、見なかった事にしよう。次はライトバルブをLEDに交換だ。もう何回も同じ作業をしているので、目をつむっていても出来そうである。このバルブも次回の車検の時までには何とかしたい。久留米市にあるヴァイタルスピリットなるGUZZI販売店のHPを見るとV7用ヘッドライトバルブとしてLED H4バルブ6000K/2800ML/4980円を用意してあるのだが、車検に通るとは書いていない。どうなんだろう。生け贄になってみようか。取り付けが終わったのでエンジンを掛けてみる。やはり聞き慣れたアゴスチーニの低音は迫力があり、文句の付けようがない。ライトも問題無く明るく点灯。やっと元に戻った。V7純正マフラー左マフラー裏のスリ傷アゴスチーニのマフラー
2018.08.12
コメント(0)
車検までにオイル漏れの修理とオイル交換、タイヤ交換、12ヶ月点検を済ませたのでネットで予約を行う。酷暑の日が続くためかどうかは分からないが、1週間どの日も、どの時間も○だったので2日後の午前9時を予約した。そしてユーザー車検の前日の夜に雨戸から5mの位置に前輪をセットしたV7を止めて光軸調整を行う。雨戸に当たる光りの具合は車検から帰って来たばかりのバイクのライトを当てた写真を頼りに行った。光軸はドンピシャとは行かないが、車検に通る誤差範囲ならこの方法で何とかなる事は実証済みである。いよいよ当日、8時過ぎに家を出る。スタンドで給油して岡山陸運支局に向かうのだが、既にバイクの温度計は30度を表示している。今日も汗だくになってしまうだろうと、覚悟をしていたが、思いの外風が気持ち良く、暑さを感じないまま陸運支局へ到着。オドメーターの走行距離をメモして、ユーザー車検の窓口で、スマホに保存していた予約番号を見せると、必要箇所を印字した書類を渡された。当日記入の箇所を埋めて、重量税3800円と検査登録費1700円を払って、検査レーンへ並ぶ。バイクは専用レーンとなり、既にハーレーとボロボロのHONDAブロスが並んでいた。順番が来たので、エンジンを掛けて書類を渡すと、右マフラーに排ガス検知棒が突っ込まれる。マフラーは純正に戻しているので、安心して様子を見る。当然OKだ。灯火類、ウインカー、ホーンなどの確認、打音検査全てOKだ。続いてブレーキ検査、速度検査だが、これも全てOK。最後が難関のライト検査である。光軸は前夜調整したが、自信はない。不合格ならテスターセンターで調整して貰えばよいので、気は楽だ。それよりも3年前の新車登録時に「GUZZIは光軸が散ってしまうのでOKを貰うのが大変だった。」と店主が言っていた事が気になる。それと先日修理完了のV7を引き取りに行ったときに、「車検のライトは個体差があって何とも言えないので当日あがいて下さい。」との言葉が更に気になる。検査機の前でライトをハイにして祈る。暫くして表示板に×が出た。アカン。アウトだ。検査員が再検査を行う旨伝えに来た。ダメなのは光軸か光量か聞く間もなく再検査突入だ。心の余裕もない。今出来る事はアクセルを捻って回転を上げて発電量を上げてみる事ぐらいだったが、表示板は虚しくも×である。検査員が来て、「光度が足りない」という。ぬぁ~にぃ~。ライトが暗いぃ~。「これ新車ですよ」と食い下がるも、「3年経っているのでバルブの劣化か、バッテリーの電圧不足か、色々な要因が考えられるので、特定は難しいかも知れない」と素っ気ない。う~む困った。困ったが、今日の残り2回となった検査で対策を考えなければならないので、光度と光軸の検査結果を詳しく聞いた。ライトの検査の合格ラインは光度が15000カンデラ以上でないと不合格であるが、V7は13200カンデラしかなかったので、数値不足。光軸は合っていたそうである。店主が話した内容だと「光軸がぼやけるので、調整が難しい」という内容だったので、てっきり軸の事でライトの上下左右の調整が微妙だと言う事と捉えていたのだが、どうも違うようだ。光軸が散るので、その分光量が不足すると言う事らしい。CB750の時代なら光量不足で不合格となる事も頷けるが、LEDが標準となりつつある今の時代の、しかも新車のバイクが光量不足とは、イタリアは40年遅れていると言う事であろうか。全くワインを飲んでいる場合じゃないぜよ。イタリア人の悪口を言っていても埒は明かないので、テスターセンターで対策を練る事にした。職員に光度不足で車検に落ちた事を詳細に話すと、「バイクは何ですか?」と尋ねられたので、「モトグッチです。」と答えると、「あぁグッチねぇ。○○○さんのとこですね。グッチは光軸が散るんですよね。」と教えてくれた。どうもGUZZIのライト検査では皆さん手を焼いているようだ。取り敢えず対策を練るために、テスターに掛けてみると、ハイビームの光軸が2つの強弱に分かれているではないか。光度も15000カンデラに届かない。最初の対策として旧車でやる手法。ライトからバルブを取り出し、3箇所の爪を少し折り曲げて再装着。テスターに掛けてみたが、15000カンデラには届かない。この対策ではダメだ。他の方法を探るべく今度は店主に電話してみたら、100W相当のH4バルブに交換する提案があったが、これからそのバルブを手に入れるには時間が掛かりすぎる。すると、とんでもない提案をしてきた。正にウルトラCだ。その方法を書きたいのは山々だが、とても公開できるような内容ではないので、伏せておくが、そのウルトラCをテスターセンターの職員に告げて、指示通りの調整を行って貰う。職員もやった事があるらしく、手順を間違えないようにと念を押されながら作業を終えた。テスターで測ってみると何と18000カンデラが出ている。光軸もバッチリOKだ。しかし、その代償として、想定内とは言えテスター料3240円を投資する羽目になった。車体番号を確認して2回目の検査にトライ。念のために、アクセルを開けて回転を上げながら、表示板を凝視すると、やっと○が出た。やれやれである。書類を提出して、継続車検証を受け取って家に辿り着いたら11時を回っていた。これであと2年は大丈夫だが、課題も残った。V7のヘッドライトはどうやら、レンズかリフレクターに問題があるようだ。レンズは昔のバイクのようにカットラインが一切無く、のっぺらぼうなので、リフレクターが怪しいような気もするが分からない。改善策としては、バルブをスタンレーのH4ハイパーハロゲン(100W相当)に交換するか、車検対応のLEDバルブに交換するか。いっその事、ヘッドライトそのものを車外品に交換してしまうのも手だが、取り付け出来るライトがあるかどうかである。2年掛けて検討してみよう。二輪専用の5番レーンに並ぶV7排ガスと打音検査を受けるV7見事に不合格となったヘッドライトツメを曲げたバルブ
2018.08.09
コメント(7)
購入店にタイヤ交換と車検前の点検をお願いするために、デミオを引き連れV7を持ち込んだ。カルダンギアからのオイル漏れがあったので、オイル交換はどうしようかと思い様子をみていたのだが、オイルが滴り落ちる事は無かったので、交換したのだが、どうであろうか。早速、ギアを確認するも、滴ってはいない。何とかセーフかと思いきや、ギヤの下側を触ってみると指にオイルが付く。店主曰く「漏れとるな」アウトである。タイヤ交換のついでにカルダンギアもバラす事になった。ガスケットの交換である。新車から3年もたないガスケットとはどんな物か。それとも高速を多用したためにファイナルギアに圧力を掛けすぎたのだろうか。店主に聞くと「漏れる時には漏れる」一度漏れても止まる事は希にあるが、殆どはガスケット交換になる。どうして漏れるかは分からないそうである。折角交換したオイルが無駄になってしまった。このガスケットは320円だが、リアホイールを外して、ドライブシャフトからファイナルギア(カルダンギア)を引き抜いての作業となる。マニアルも無い状態で、未知の機構に挑戦して墓穴を掘ると取り返しがつかなくなるので、潔くお願いした。ダイナモカバーからのオイル漏れも止まっている形跡は無く、少量だが漏れている。V7Ⅱになるとダイナモカバーの上にABS装置が付いているので、作業は難しくなるが、このV7には付いていないので、楽だったようである。ダイナモカバーガスケットは1200円なので、今度漏れたら自分でやってみよう。ギアオイルのドレンボルトにてんこ盛りに付着した金属粉について聞いてみたら、「GUZZIはどれもそんなもんです。見なかった事にしておいて下さい。」との明快な回答をいただいた。その他の作業は12ヶ月点検と気休めのパラメーターリセット、タペット調整、プラグ交換、前後ブレーキフルード交換、カルダンギアのオイル交換+モリブデン追加、リアタイヤIRC ROAD WINNER RX-02に交換と結構盛り沢山になってしまった。これでやっと車検を受ける準備が全て整った。後は自賠責を継続して、ネットで車検の予約を取るだけだ。ドライブシャフトから引き抜いてバラしたファイナルギア赤丸で囲んだ所がオイル漏れの箇所ダイナモカバーを外した状態(このV7は湿式である)新品タイヤのパターンIRC ROAD WINNER RX-02(購入店ではこのタイヤを注文したのは初めてだそうである)
2018.08.07
コメント(0)
マフラーとヘッドライトバルブの交換を終えたので、このまま点検に出そうと思って、リアブレーキフルードを見たら、真っ黒に汚れていた。ついでにブレーキの点検もして見ることにした。リアのブレーキパッドは十分な厚みがあり大丈夫だったが、V7のリアブレーキはカルダンギアが右側にあるため、左側に付いている。フットブレーキペダルは右に側にあるので、フルードを入れ替えるには右のブレーキペダルを踏みながら、左のキャリパーのブリーダーバルブを緩めなければならない。普通のバイクなら右側にブレーキがあるので、容易いことなのだが、どう考えても一人では無理である。カルダンギアを左にしておけば良いものを….。全く整備性が悪い。と、言う事でフルードの交換は諦めて、リザーブタンクの汚れたフルードをスポイドで吸い出して、新しいフルードを継ぎ足して終わりにした。次はフロントブレーキだ。マスターシンリンダーのカップを開けてみるとフルードは満杯だった。色は少し黒ずんでいたが、リアに比べるとかなり綺麗だったので、交換は見合わせた。パッドの減りを調べようとキャリパーを外しに掛かったが、何と取り付けは内六角で、しかも7ミリだった。何で7ミリ?今まで7ミリの六角レンチなんぞ使った事が無いし、持ってもいない。何と言うイケズをするのだろうか。今後の事もあるので、仕方なくホームセンターで7ミリのヘックスビットソケットを買って来た。2本の内六角を緩めてキャリパーを外して見ると、パッドの厚さは十分であった。7ミリのヘックスビットソケット(コーケン)を突っ込んだキャリパーサポート厚み十分のブレーキパッド
2018.08.04
コメント(0)
販売店からタイヤ入荷のメールが入ったので、ライトバルブの交換を行う。ライトバルブは純正のハロゲンからLEDに交換しているので、元に戻すのである。LEDバルブは省エネに加えハロゲンに比べ劇的に明るくなるのは良いのだが、光軸がぼやけてHiとLoのメリハリが弱い。車検対応の国産高級バルブなら問題ないと思われるが、中華の安物なので、車検には通りそうもない。そこで、マフラーに続いてバルブも交換して置くことにしたのだ。V7のヘッドライトバルブの交換はマフラーよりも更に簡単だ。ライトモールの下に付いているビス1本を外すだけで、ケースからレンズ付きのモールが外れる。3線のコネクタを抜いて、スプリング金具を外すだけでバルブが抜ける。純正のハロゲンを取り付け、逆順に元に戻すと出来上がり。使用工具はプラスドライバー1本だけである。エンジンを掛けてライトが点灯する事を確かめた。後は車検に出す前に戸袋で一応の光軸調整を行うだけだ。ライトモールの下側にあるビス1本を外すとライトが外れるLEDバルブが取り付けられたライト純正のハロゲンに交換したライト
2018.07.27
コメント(0)
毎日うだるような暑さが続いており、日中は外にいるだけで汗が噴き出る。熱中症防止のため、外の仕事は朝5時から行うようにしているので、ツーリングに行く気にもなれず、TYのタンク修理も止まったままだ。V7のオイル交換だけは何とか済ませたが、車検満了まで先週で1ヶ月を切ったので、そろそろ車検準備を行わなければならない。最初の車検である今回は、ユーザー車検を終えた後に、販売店でリアタイヤを交換して貰い、ついでに点検を受ける予定でいたのだが、5月の信州ツーリングで高速を走りすぎたためか、リアタイヤの中央が一気に磨り減ってしまった。車検を通過させるには、溝が0.8ミリ以上ないと不合格になってしまうが、どうみても0.8ミリ以上はない。恐らく不合格になる事が予想されるので、予定を変更。先にタイヤ交換と点検を行って、車検を通す事にした。現在のリアタイヤはピレリのSPORT DEMON 130/80-17であるが、他のタイヤも試してみたいので、探してみた。メッツラーは高価なので、ピレリとメッツラーを外して、ミシュラン(PILOT ACTIV)、ブリジストン(BATTLAX BT-45)、IRC(ROAD WINNER RX-02)の中で一番安いタイヤを注文して欲しいとメールしたらIRCを発注したと返事が来た。タイヤの準備完了のメールが来る前に、アゴスチーニのマフラーを純正に戻す必要がある。段ボールに仕舞った純正マフラーを出してみると、ピカピカだ。それもそうだ、たった2ヶ月弱しか使っていなかったのだから殆ど新品なのは当たり前だ。V7のマフラーの取り外しは至って簡単だ。エキパイに連結するバンドの10ミリボルト1本を緩め、マフラー取り付けステーのキャップボルト1本を外すだけで、エキパイから引き抜ける。ガスケットも何も無いので楽勝である。純正マフラーが付いたので、今日はここまでとるする。マフラーバンドのボルト(マフラーはアゴスチーニ)マフラー取り付けステーの六角ボルト(マフラーはアゴスチーニ)エキパイからマフラーを抜いた状態純正マフラーの取り付け(カラーは使用しない)ピカピカの純正マフラー
2018.07.23
コメント(0)
先日の西日本豪雨で同業者の家の側溝に浸入した土砂を除去するために、朝4時半に起きて借り物の軽トラで出掛けた。暑くなる前に作業を終えたので、延び延びになっていたV7のオイル交換を行う事にした。先ず用意するものは、業務用扇風機とタオルだ。これがないと倒れてしまいそうな猛暑だ。作業に掛かろうとして、メンテジャッキをTYに使っているのが見えた。これがないとV7は水平に持ち上がらないのだ。仕方が無いので、四輪用ジャッキ2台でTYを支え、メンテジャッキを車体から引き抜いて、V字アダプターに付け替える。サイドスタンドを上げて車体を水平に保ちながら、フレームの左右を繋ぐパイプの真下にV字アダプターをセットして、車体が安定するまで持ち上げると、両輪が接地したまま水平になる。これで準備が整った。先ずはエンジンオイルからだ。給油キャップを外して、前側のドレンボルト(19ミリ)を外すと黒く汚れたオイルが排出される。次は後ろ側のドレンボルト(17ミリ)を外す。次にオイルパンの右下にある13ミリのボルトを外すと、オイルフィルターが抜け落ちて来る。新しいフィルターに付け替えて、ドレンを締めてオイルを注ぐ。メンテブックではフィルター交換時のオイルの量は2Lと記載されているが、1.9L程でアッパーラインに達したので、一先ず終了とする。因みにV7のオイルゲージはネジを締め込まずに油面を見ることになっている。次はトランスミッションオイルである。17ミリのドレンボルトはエキパイの連結パイプが邪魔になって、ソケットが差し込めないので、KTCのユニバーサルジョイントを使用した。普段はあまり使う事はないが、こういう時には重宝するツールである。ドレンボルトに17ミリのソケットをはめ込み、ユニバーサルジョイント、エクステンションバーの長、エクステンションバーの短を繋ぐと、ソケットレンチが使える位置になるのである。注油口は何故か内六角になっている。しかも10ミリだ。たまたま持っていたから良かったのだが、あまり多用する大きさではない内六角を使う必要性が分からない。ボルトだと頭が飛び出て美しく無いからだろうか。それなら薄ボルトでも良いような….。しかし、それだけでは終わらないのだ。注油口の内六角に10ミリのヘックスビットソケットを挿し込もうとすると、リアブレーキのマスターシリンダーカバーが邪魔になるのでビス2本を緩めなくてはならない。全く面倒くさい作りになっている。磁石が付いたドレンを外してみると、鉄粉がてんこ盛りに付着していた。オイルを排出してみると、殆ど汚れのない飴色のオイルが出て来た。かなり粘度が高いようで、排出に時間が掛かる。ドレンを締めて、レヴテックのオイルを入れるのであるが、このオイルはハーレー用という事なのか、容量が1クォートとなっている。米国の1クォートは0.946Lであるが英国の1クォートは1.137Lとなっている。よく見たら購入したレヴテックは0.946Lと表記してあった。ハーレー用なので当然アメリカクォートなのね。メンテブックでは1Lとなっているが、少々少なくても大丈夫だろう。しかし、ここでまた問題が持ち上がった。注油口が水平に開いているので、ジョウゴを差し入れる事が出来ないのだ。オイルジョッキのノズルを外してあてがってみたが、ノズル口が大きすぎてダメ。何かホース状の物は無いものかと探してみたら、洗面台用の細めのジャバラホースが出て来たので、オイルジョッキノズルの先に差し込みビニールテープを巻き付けた注油装置を作った。ノズルの先を注油口の奥に差し込み、計量カップに移したオイルを注ぐと、上手い具合に入って行く。1クォート全て飲み込んだが、最後の方でオイルが少し逆流してきたように見えたので、1クォートでも大丈夫だろう。最後にカルダンギアオイルだ。このギアは上部に17ミリの注入ボルト、サイドに内六角10ミリの油面調整用ボルト、下部に17ミリのドレンボルトが取り付けられている。ドレンを外してみるとこちらはモリブデンがてんこ盛りになっている。排出されるオイルは始めの内は飴色だが段々と黒ずんで来て最後は真っ黒だ。やはりモリブデンが配合されているようだ。メンテブックによるとギアオイルの規定量は170ccだが、サイドに調整口があり、入れ過ぎたら排出されるので、オイル量をキッチリと量る必要はない。それでも170ccをキチッと計ってジョウゴで入れようとしたが、ジョウゴの口が大きすぎて入らない。仕方が無いので、紙でジョウゴを作ってオイルを注ぐ。全部入れたが調製口からはオイルが出て来ないので、追加したら直ぐに出て来た。入れ過ぎだ。やはり170ccで丁度良いようである。最後に、エンジンを掛けて暫くアイドリングを行い、エンジンオイル量を測ったらアッパーレベルで変わりがなっかったので、これで良しとした。これでV7の全てのオイル交換が出来たのだが、ギア関係は初めてだったので、手間取ってしまった。次回からはもっとスムーズに出来るだろう。トランスミッションオイルの注入はジャッキから降ろして、サイドスタンドを立てて行った方がやり易いと思われる。黒く汚れたエンジンオイルオイルパンから抜き取り中のオイルフィルター新品のフィルター(左)と抜き出したフィルター(右)新品のオイルフィルター/取り付け用の蓋にはOリングが嵌まるユニバーサルジョイントを使って17ミリソケットをドレンに嵌める鉄粉がてんこ盛りのドレンボルトドレンから排出される汚れが少ないギアオイルリアブレーキのマスターシリンダーカバーのビスを緩めて角度を変える自作の延長ジャバラホースカルダンギアから排出されるギアオイルモリブデンがてんこ盛りのドレンボルトオーバーフローで排出されたギアオイル丁度アッパーレベルまで入れたエンジンオイル
2018.07.19
コメント(4)
5月の信州ツーリングでオドメーターが10,000kmを越えたので、4回目のオイル交換を行う距離となった。今回はエンジンオイルだけではなく、オイルフィルター、ミッションオイル、カルダンギアオイルも交換の時期に来ているのだ。購入店によると、エンジンオイルは初回は1,000km、次からは3,000km毎の交換。粘度はメンテブックによると10W-60だが、10W-50で良いそうだ。オイルフィルターはオイル交換3回に1回の割合で交換との事。ミッションとカルダンギアオイルは10,000km毎の交換。GUZZIの整備書ではカルダンギアオイルにモリブデンを混ぜなくても良いと書いてあるそうだが、店では少し混ぜているそうである。信州ツーリングで漏れたオイルを見る限り、飴色のオイルだったので、普通のギアオイルが入れられていると思われる。正確には交換時に判明するだろう。エンジンオイルは炎暑の夏場でも問題無かったので、前回同様カストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MA 全合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L/4,000円、送料650円を取り寄せた。購入店を変えたのでトータルで前回よりも50円安く上がった。オイルは缶のデザインが変更されている以外は変更が無いようだ。オイルフィルターはチャンピオンのV7用を1,894円で購入。輸入品で在庫1だった。合わせてギアオイルを買おうとしたのだが、カルダンギア用のオイルが無かったので、レヴテックのトランスミッションオイルSAE80W-90を合わせて取り寄せた。メンテブックによると、85W-90を使用と書いてあるが、85Wがないのだ。ギアなのでそんなに神経を尖らす必要も無いだろうという事で80W-90にしたと言う訳だ。最後はカルダンギアオイルなのだが、これが85W-140となかなか無い粘度だ。エンジンオイルとギアオイルの粘度数値はSAEの規格が異なるため、そのまま比べる事は出来ないが、それにしてもこの数値のギアオイルはカルダンギア(デフ)ならではなのだろうか。やっと探したのがガルフのPGギアオイル85W-140/1L/2,044 円だ。これは四輪用のようで、ジムカーナ、ダートラ、ラリーなどにお薦めの高粘度オイルなので、ミッションに使用すると低温時にシフトが入りづらくなるそうである。これでやっとオイル交換の準備が整った。左からトランスミッションオイル/カルダンギアオイル/オイルフィルター/エンジンオイル
2018.07.17
コメント(0)
信州ツーリングで発覚したV7ドンキーのカルダンギアのオイル漏れ。お岩の顔は治ったが、皆生温泉に伊勢に出雲にとクルマを使っての所要が多かったので、気にはなっていたがほったらかしになっていた。ホイールにオイルが飛び散っているが今はもう乾いている。ドレンボルト付近も触ると指先にオイルが付く程度になっている。梅雨の合間を縫って、久し振りに購入店に状況報告に向かうと、客は誰もおらず、何時ものようににこやかな奥さんと、店主が迎えてくれた。オイル漏れの事を切り出す前にツーリングの話題になったので、信州ツーリングの話しをしたら奥さんがビックリ。同じ頃夫婦で信州ツーリングを楽しんだらしい。我々は5月24、25日、店主夫婦は5月21~23日の1泊3日?だ。何でも21日の夜仕事を終えてハイエースにGuzzi2台を積み込んで、夜走りで信州に向かい、朝方到着。そのまま一睡もせずにGuzziで美ヶ原などを走り回り、ビーナスラインの奥にある宿で1泊。翌日は雨模様だったので、軽く50キロほど走ってお仕舞いにしたそうである。我々の1泊2日往復1200キロ弱はかなり過激だと思っていたのだが、こっちの方が過激である。誘われても絶対行きません。やっとオイル漏れの話しができる状況になったので、「これこれ、しかじか」とカルダンギアを見せながら説明すると、Guzziにはよくある事で、高速道路などを回転を上げて走っていると、ギア内の内圧が高まってオイル漏れを起こす事があるそうである。そのため。昔のGuzziはオイル注入ボルトにパイプを繋いで内圧を逃がすようにしていたそうである。現在のV7はオイル注入ボルトに穴が開いていて、そこから内圧を逃がすようになっているのだが、オイルやゴミなどで穴が詰まる事があるので、漏れがあった場合は分解前にこの穴の掃除をするようにマニアルに書いてあるそうである。しかし、このボルトはどう見てもエアー抜きの穴が開いているようには思えないので、店主に聞いてみたら、ボルトの穴の上から雨水対策でカバーが被せてあるので普通のボルトのように見えるのだが、実はカバーの隙間からエアーが抜けるようになっているとの事。なるほど。早速、ボルトを外して高圧エアーを吹いて貫通を確かめる。ボルトを締めて、飛び散ったオイルを綺麗に拭いて、様子をみる事にした。帰ってバイクを駐めたら、新聞紙を敷いて確かめる。オイルがもれるようならギア内の2枚のガスケットと2枚のパッキンを交換との事である。ギアオイルの注ぎ足しについては、カルダンギアからの漏れはホイールへ派手に飛び散るので、ビックリするが、実際に漏れている量は僅かなので、あまり気にする必要はないようである。ついでに、もう一つ右側エンジンからの僅かなオイル漏れについて尋ねてみる。既にオイルは乾いていて漏れてはないようだが、怪しそうな箇所を辿って行くと、どうやらオルタネーターカバーから出ている電気コードを通すゴムパッキンの隙間からのようである。V7は平成26年のマイナーチェンジからアイドリング時の電気量アップのために発電機が大型化され、それに伴い乾式だったオルタネーターがオイルを回す湿式となったので、シールが甘いとオイルが滲むようになったようである。今後、オイルが滲むようであれば、ゴムパッキンの交換になるだろう。これも様子見である。何ともシャキッとしない。曖昧な。奥歯に物が挟まったような。釈然としない。もやもやした。ええ加減なところが伊太利亜車である。気になっていたリアタイヤもそろそろ交換時期に来ているとの指摘を受けたが、まだ山が残っているフロントも一緒に替えた方が良いとの事。どうしたものか。悩むところである。走行1万キロでのタイヤ交換は平均レベルだそうである。カルダンギアのオイル注入ボルトボルトに開いた圧力調整穴ボルトにとりつけられたカバー
2018.06.11
コメント(3)
V7ドンキーにスマホホルダーと電源供給用のUSB配線を終えたが、このままではスマホのナビ画面は見えるが、ヘルメットを被っていると音声は聞こえない。画面だけでは分かりづらいので、音声が聞ける器機を探してみた。ブルートゥースで会話が出来る機種は高価であり、必要無いので、ナビの音声や音楽が聴けるだけの機能に絞ったデイトナの「聴くだけブルートゥース2」を楽天で8,694円で購入してみた。本体とスピーカーセット、スピーカー貼りつけ用丸型テープ等と至って簡単である。良い点は、ヘルメットにクリップ留めする本体が小振りで違和感がない。本体からスピーカーへの配線が細いのでインナーの隙間に入れやすい。本体の電源はバッテリーではなく、単4乾電池なので連続12時間の使用で消耗しても入手し易いし、小さいので予備も持っておける。不満な点は、スピーカー接続端子が2.5∅4極専用端子で特殊なために、市販のスピーカーセットは加工しないと付けられない。ナビ使用中、電話は一瞬スマホ画面に表示されるが、切れてしまう。スピーカーからは着信音は聞こえない。ヘルメットに電池を入れた本体をセットして、スピーカーを取り付け、ブルートゥースのペアリングを終えたら、使用可能だ。早速、近くの駅までナビをセットして試運転を行う。電源のON、OFFとボリュームの上げ下げは本体のスイッチで行うのだが、手袋をしたままでも操作できるように考えられている。V7はエンジン音が大きいので音量は大きめとなってしまうが、良く聞こえる。スマホのコントロールセンターを表示して、本体の音量調節をすると、音量がバー表示されるので、ボリュームの位置が一目で分かるのは便利だ。音楽を聴きながら、ナビの案内も同時にできるようだ。よしよし。これでツーリングが便利になった。デイトナの聴くだけブルートゥース2ヘルメットへ装着した本体
2018.05.03
コメント(2)
iPhoneを充電したり、PCに繋いだりする時には特殊なライトニングUSBケーブルを使用する。USBポートを何処へ設置するか現物がないと分からなかったので、ケーブルは買わずにいたのだ。結局、USBポートは右ハンドルに設置したので、必要な長さは10cmもあれば十分だと分かった。一番短いライトニングUSBケーブルを調べてみると、amazonで10cm送料込み380円で出ていた。充電専用でデータの転送は出来ないようであるが、充電だけで十分である。届いたケーブルは何だか短い。10cmという事だったのでケーブル長と思っていたのだが全体で10cmだった。それでも何とかなるだろうと接続してみたら、届かない。撃沈である。また、つまらない物を買ってしまった。気を取り直して、再度探索。amazonで高級感溢れるロイシエル製の20cm平型きしめんタイプが送料込み399円で出ていたので早速購入。こちらは両端の接続端子を除いて20cmだった。早速、iPhoneとUSBポートを接続して、キーをONにしてみるとiPhoneのバッテリーアイコンが充電中に変わった。399円でも何とかなったようだ。これで、V7ドンキーへのスマホ取り付け作業の全てを終える事が出来た。あとはツーリングに行くだけだ。撃沈の10cmケーブルと買い直した20cmケーブルiPhoneとUSBソケットを繋いだロイシエルのケーブル
2018.04.21
コメント(0)
スマホホルダーのバイクへの取り付けが何とかなったので、次はスマホの充電用電源の確保である。ツーリング中にナビアプリを多用するとバッテリーの消耗が激しいので、充電しながらの使用が必然となる。中華製の安物もあったが、値段があまり変わらないので信頼のデイトナ製のバイク専用電源をamazonで送料無料1,709円で手に入れた。パッケージの裏にはMADE IN CHINAと書いてあった。どうなんだろうなぁ。信頼するしかないか。この電源はUSBが1ポートタイプであったが、他に取り付ける予定の物がない事と、ハンドル回りをなるべくスッキリさせたかったので、1ポートとしたのだ。コードの長さに応じて電源のピックアップを行いたいので、USBポートの設置から始める。当初はホルダーと一緒にアルミ棒に取り付ける予定であったが、ポートが目立ってしまう事と、スマホ脱着のボタンを押しにくい事から、右ハンドルに変更した。何せセパハンなので場所が狭く、フロントブレーキスイッチを一旦外してコードを取り回し、ブレーキホルダーを僅かに外側に移動する事によってやっと取り付ける事が出来た。苦労した甲斐があってポートは殆ど目立たない。このセットの電源はバッテリー直付となっており、途中のコネクタを差し替える事によって別売のバッテリー充電器が使えるようになっている。が、この繋ぎ方だと、メインスイッチをOFFにしても常時電気が流れているので、バッテリーがすぐに上がってしまう。そこで、電源はヒューズから取る事にした。V7の説明書を見ると、ヒューズボックスの前側から ストップライト、テールライト、ホーン10A。GPS設置用、ロービーム/ハイビーム、パッシング15A。ECU、エンジンキル、スタートリレー、メーターパネル、インジェクションロードリレー15A。メーターパネル、方向指示器5A。MIU、G3、ECU 5A。メインヒューズ、コイル、インジェクター30A。となっている。ストップライトの10AはETCで使っているので、ライトの15Aを使用する。ヒューズを抜いて、上部に金属が覗いている片側を削ってヒューズを剥き出しにして、ハンダでプラス線を直付する。マイナスはバッテリーのマイナスに繋ぐ。こうすれば、エンジンが掛かっている状態でなければ電源は通じないので、バッテリーに負荷は掛からない。iPhoneX付属の長いライトニングUSBケーブルでiPhoneを繋いでテストだ。キーがOFFの状態では、充電はされていない。キーをONにすると充電が始まった。よしよし配線は間違いないようだ。デイトナのバイク専用USB電源右ハンドルブレーキレバーホルダーの隣の隙間に取り付けたUSBソケット片方を削った15Aのヒューズヒューズボックスに取り付けた電源取り出しヒューズたまたまあったデイトナと同じ接続ソケット電源ヒューズとアースを繋いだ接続ソケットバッテリー直付仕様となっている配線は使用しない
2018.04.19
コメント(0)
スマホやカーナビを取り付けているバイクを見てみると、ハンドルに取り付けたり、エクステンダーを使用して取り付けたりしているが、V7ドンキーはネイキッドで、しかもセパハン仕様となっているので、メーターの奥やハンドルには取り付け出来ない。理想は無骨なスマホホルダーで折角のバイクのスタイルをブチ壊しにしたくないし、取り付けた時にメーター類が少しでも隠れるような位置もNGだ。この条件を満たす位置はトップブリッジのハンドルクランプ取り付け穴だ。この穴はアップハンドルに換装するときに使用する穴で、現状ではアルミのスペーサーが入り、オーナメントを保護する飾り金具がM6のキャップボルトで取り付けられている。この穴を利用してエクステンダーを取り付ける事ができればメーター類の視認性に問題は生じないし、キーにも干渉する事なく、スマホが車体の中央となり、位置的には完璧である。市販のエクステンダーを加工しようかと思ったが、以外と高価で加工も難しそうに思えたので、自作する事にした。先ずはエクステンダーであるが、ある程度の強度があり、加工が簡単で、美しい素材となるとアルミだ。パイプは使えないので丸棒を探したら、amazonでケイワークスなる所がアルミ丸棒を10cmから60cmまで1cm単位でカットして売ると出ていた。取り付けの有効幅を計ったら、長さは12cmと出た。径はハンドル径の22ミリでは無骨過ぎるので、見た目の許容範囲で18ミリとした。長さ120ミリ、直径18ミリのアルミ丸棒が送料込みで528円で手に入れる事ができた。後は、このアルミ棒の左右にM6のボルトが通る穴を開けるのであるが、これが難しい。ドリルを手持ちで棒の中央に穴開けを行う事は至難の業だ。ボール盤があれば容易いのだが…..。しかしボール盤は無くてもドリルガイドなら持っているのでやってみる事にした。失敗しても528円だ。ノギスで2本のM6ボルトの中央間の長さを計り、アルミ棒にポンチで印を付ける。古チューブでアルミ棒を巻いて万力に挟む。電気ドリルにドリルガイドを取り付けガイドに沿ってゆっくりと穴開けを行う。アルミなので鉄工ドリルだと18ミリの厚みでも難無く貫通させる事ができた。左右の穴を比べてみたら、少し違う。真っ直ぐに入れた積もりであったが、少し曲がったようだ。穴の反対側からボルトを通してみると問題無く取り付け出来るようなので結果オーライだ。スマホホルダーをアルミ棒に取り付けてヘッドボルトとのクリアランスを計算に入れたM6ボルトの長さは約80ミリと出た。早速、80ミリのM6半ネジキャップボルトを買いにホームセンターに走ったが、そんなネジは売っていなかった。頭が六角のものはあったのだが、アルミ棒の中にボルトの頭をキッチリ収めるには頭が丸いキャップボルトでないと恰好が悪い。仕方が無いので、アルミ棒とヘッドボルトのクリアランスに入れる15ミリM6スペーサー8ヶ100円とM6ステンレスワッシャ4枚で52円を買って帰った。80ミリのキャップボルトは何処にあるのだろうかと調べてみたら、モノタローで売っていた。しかし、送料がアホらしいので、他はないかと良く考えみたら、以前TY50のリアクッションを取り付ける袋ナットを探して貰った株式会社コノエ岡山店が思い浮かんだ。早速、電話してみると直ぐに探して連絡が入った。ステンレス製は無いが鉄製ならあると言うので、ゼファーに跨がり受取に行った。分かりづらいので近くまで行ってポケットのスマホで場所を確かめた。80ミリのM6半ネジキャップボルト(黒色鉄製)2本で324円なり。買って帰ったキャップボルトの頭の直径は約10ミリだったので、10ミリのドリルで頭の厚みだけアルミ棒の6ミリ穴を広げた。これでボルトの頭がアルミ棒の中に埋め込まれて凸凹が無くなり、見た目も良い。ついでにアルミ棒のカット面が尖っているので、ベンチグラインダーで軽く面取りをして車体へ取り付けてみた。キャップボルトは70ミリがジャストサイズであったようだが80ミリでも問題はない。純正の受けワッシャを挟んでナイロンナットを締め込む。アルミ棒を握って揺すってみたが車体が動くほどガッチリと付いている。iPhoneを横向きにしてセットすると何処にも干渉する事なく、メーター類の視認性もバッチリであった。材料費は税込み1,004円なり。エクステンダーとして購入したアルミ丸棒120ミリ/18∅M6/15ミリのスペーサーM6/80ミリ半ネジキャップボルトと純正のキャップボルトドリルガイドを使ってアルミ丸棒への穴開け作業穴開け作業を終えたアルミ丸棒と取り付け部品自作エクステンダーに取り付けたティグラのスマホホルダーオーナメント保護金具が取り付けられているエクステンダー取り付け場所アルミのスペーサーを抜き取るとハンドルクランプが取り付ける事が出来る穴が出現ハンドルクランプ穴に自作エクステンダーを装着スマホを取り外す左右の凸と前側に付いたスライドロックボタンエクステンダーに取り付けたiPhoneXメーター類の視認性も問題無い
2018.04.17
コメント(4)
iPhoneXの操作も段々と分かって来たので、そろそろV7ドンキーへの装着を考える。バイク用のスマホホルダーを検索してみると実に様々な仕様のものが用意されている。しかし、スマホを取り付けるに当たって一番気を使うのは、バイクの振動や風圧でホルダーから外れはしないかという不安である。もし、走行中に外れて飛んで行ったら、高価なスマホが道路に叩きつけられてバラバラになってしまうだろう。高速だと回収する事すら出来ないであろう。特にiPhoneは全体がスベスベしているのでツルッと外れる事が心配である。2番目は装着の安易さである。バイクを離れる時には盗難防止のため外して携帯したい。そのためには脱着が簡単なものが良いのだ。3番目はスマホを外した時になるべく違和感がないスマートなホルダーであることだ。この3つの難題条件を満たすホルダーを探すが中々見つからないので、検索をバイクから自転車に切り替えて探してみたら凄いホルダーが見つかった。正に理想のホルダーだ。自転車用の各種ホルダーを製造しているTIGRA(ティグラ)スポーツが出しているiPhone用のホルダーである。他のホルダーとの一番の違いはホルダーでスマホをどう固定するかではなく、スマホ側に固定装置を取り付ける仕組みとなっている事である。amazonでiPhoneX用取り付けカバーと車体への取り付けクランプのセットで2,980円とまずまずの価格だったので購入してみた。iPhoneXは購入時にガラス保護シールとカバーを取り付けて貰っていたので、カバーを外さないとティグラのカバーが付けられないと思っていたが、ティグラのカバーは少し弾力があったので、もしやと思いカバーを付けたまま嵌め込んでみたら何とピッタリと収まった。これならバイクに取り付ける度にカバーを交換する必要はないので、普段は裏側が少し盛り上がっているティグラのカバーを外しておける。一旦ティグラのカバーに嵌まったiPhoneはどんな衝撃にも耐える事が出来そうなくらいにカバーと一体化してしまうのが素晴らしい。ホールド性では最強だろう。ティグラのカバーは裏側に特殊な形状のメス型があり、ハンドルやエクステンダー側に付けるクランプのオス型に合わせて45°回転さすとカチッと音がしてガッチリと取り付ける事ができる。更に「もしも」の事を考慮してロック機構も装備されている。取り外しは、ロックを解除して左右のボタンを同時に押しながら逆45°に捻るだけの簡単仕様だ。スマホを取り外した後も、ホルダーが小さいのであまり目立たず、違和感が殆ど無いのがよろしい。スマホ装着の3要件を満たすティグラは実にあっぱれじゃ。カバーと共に雨天用の防水カバーも付属していたが、画面タッチの感度が悪くなりそうなので、使わないだろう。それにiPhoneXは防水仕様なのでもともと必要無いと思うのだが…。購入時にカバーを取り付けたiPhoneXとティグラのカバーの内側ティグラのカバーを取り付けたiPhoneXの表ティグラのカバーを取り付けた状態のライトニングコネクタ部分防水ケースと裏側ホルダーの凸とケースの凹の形状ホルダーにケースを装着した状態
2018.04.15
コメント(0)
V7ドンキーのプラグカバーをメッキ調スプレーで塗装しているのだが、この塗料は室内用なので触ると塗装が剥げてしまい、雨に濡れるのも良くないようだ。剥げたらまた塗装すればよいと思い、所どころ剥げて下地の黒が見えだした頃にやり直していたのだが、最近面倒になってきたので、何か良いメッキ調の塗料がないものかとネットで探していたら、ダイヤワイトの銀メッキシャインなるスプレーを見つけた。車のアルミホイールなどを塗装するスプレーのようだが、「常に手に触れるような場所や水洗いはしないで下さい。」と注意書きがあった。しかし、屋内用のメッキ調スプレーよりは剥がれにくいような気がするので、買ってみた。値段も1370円とまずまずだ。早速、ヘッドからプラグカバーを外して、スポンジタワシで塗装を剥いでみたが、剥がすとなるとなかなか剥げない。サンドペーパーなどで下地を荒らすと塗料の密着が悪くなると書いてあったので、残ったメッキ調塗料の上から吹いてみた。クリヤーは吹けないようなので、そのまま乾燥させて取り付けた。今度はどの程度もつだろうか。ダイヤワイトの銀メッキシャイン塗装を終えたプラグカバーヘッドに取り付けたプラグカバー
2017.11.02
コメント(0)
7月の宮崎ツーリングでV7ドンキーの走行距離が一気に1000キロプラスされたので、6950キロとなっていた。暑い日の朝4時半に起き出してショートツーリングをしたら丁度7000キロを超えたので3回目となるオイル交換を行う事にした。オイルは前回買ったカストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MAの残りを入れる事にする。メンテナンスジャッキのヘッドをV形に付け替えて、サイドスタンド付近にある左右を繋ぐフレームにジャッキを掛けるとバイクが水平に持ち上がるが、安全のため前後のタイヤは設置したままにしておく。オイルキャップを外して、オイルパンの前に付いているドレンボルトを外してオイルを抜く。今回は前回に比べてオイルが汚れている。オイルの銘柄を変えたからその特性だろうか。前回はもう一度使えるのではないかと思えるほど綺麗だったのに.....。ドレンからオイルが出なくなったらボルトを締めて、今度は後側のドレンボルトを外す。全て抜き終わったらボルトを締めてオイルを入れる。オイルは通常は1.7L前後だそうであるが、オイルレベルゲージを使って適量を測った。格子模様の一番上まで入れたので恐らく2L近く入ったと思う。エンジンを掛けてみて30分後もう一度確認した。これであと3000キロは走れる。7000キロを越したオドメーターメンテナンスジャッキでジャッキアップ排出される黒く汚れたオイルカストロール10W-50
2017.08.14
コメント(2)
V7ドンキーのヘッドライトバルブをLEDに交換したついでに、ポジションランプもウインカーのアーバンLEDに交換したのだが、最近のバイクはヘッドライトが常時点灯仕様となっているので、そもそもライトと一緒に点灯するポジションランプが必要なのかが疑問である。クルマのポジションランプはライトスイッチを1回捻ると点灯する仕組みになっており、クルマの幅を表示し視認性を重視するために付けられているのだろうが、ライトを点けずポジションだけ点ける事ができる。二回捻るとライトとポジションが同時点灯する。しかも、ライトとポジションは取り付け位置が分かれており、同時点灯でもポジションがしっかり視認できる。この仕組みならポジションの必要性も理解できるのであるが、バイクの常時点灯ではポジションのみ点灯する事は出来ず、ライトの中にあるポジションが有ろうが無かろうが、視認性に関して言えば必要ないと思われる。ネットでも様々な意見がある。青白色ならOK。青白色と橙ならOK。赤と青以外ならOK。ポジションは無くてもOK。車検場によって見解が違う。一体何を信じたら良いのだろうか。GB250クラブマンはポジションスイッチがあり、ONにすると前後のウインカーが点灯する。ライトを点けてポジションも点ければ、他車からの夜間の視認性が格段に上がる。バイクも全てこんな仕組みにすれば安全性が高まると思うのだが....。V7ドンキーのポジションランプはウインカーの橙LEDだが車検に通るのだろうか?少し不安になってきた。ダメな場合を考えて純正電球を持って行く事にしよう。1年先だからきっと忘れてしまうかもしれないが....。
2017.08.05
コメント(0)
先日の宮崎ツーリングの時の濃霧で前が見えず怖い思いをしたので、V7ドンキーのヘッドライトバルブをLEDに交換する事にした。ネットで検索してみると、Stoneにe-auto funのバルブがポン付け出来ると書いてあった。それならRacerでも大丈夫の筈だ。明るさは従来のハロゲンランプの1100ルーメンから高輝度3000ルーメンにアップ出来るとのこと。amazonで2019円なり。意外と安い。こんな事ならもっと早く買えば良かった。届いたバルブはこれで大丈夫かと思えるくらいの小さなLEDが3ヶ仕込んである。取り付け形状によってアダプターが付属しているが、H4は取り替える必要はない。本体から出ている配線にカプラーが付いており、バイク側のカプラーに挿し込むだけである。カラープレートも4枚付属しており、バルブに貼ることによって好みの色温度(3000K、4300K、8000K、10000K)に変更できるが、プレートを貼らなければ6500Kとなる。良く分からないので貼らずに取り付ける事にする。消費電力は流石LED。ハイビームが28Wで3000ルーメン、ロービームが20Wで2200ルーメンだ。早速V7のライトを外してみる。ライトの下側のビス1本を抜けばライトは簡単に外せた。中はライトバルブへ繋がる3本線のカプラーとポジションへ繋がる2本線だけであった。国産の旧車ではこの中が配線でゴチャゴチャになって綺麗に始末しないとライトが閉まらないのだが、V7はスッキリしていて作業がやりやすい。ゴムカバーを外してバルブからカプラーをひっこ抜き、金具を外してバルブを取り出してみると純正のハロゲンバルブは普通の60/55Wが付いていた。LEDバルブをセットして金具で押さえて出来上がりである。ゴムカバーは装着できないが、無くても大丈夫だそうである。ついでにポジションのウエッジ球を手持ちの黄色LED球に交換しておく。後はライトをライトケースに嵌めてビスを締め込めば終わりである。さあ、どんな具合だろうか。エンジンを掛けてみると、おぉ~明るい!純正のハロゲンとは全然違う白い光線が目映いばかりである。これで霧だろうが、靄だろうが、ガスだろうが、何でも来いだ。夜になったら試乗してみよう。楽しみである。LEDヘッドライトバルブ/同梱されていたもの全て外したライトとハロゲンバルブLEDバルブとアダプター2種装着途中のLEDバルブ10TのポジションLEDアンバーウエッジ球LEDに交換したヘッドライト
2017.07.23
コメント(6)
昨年、V7ドンキーのフロントフェンダー(V7クラッシック用)を購入したものの、フォークブーツバンドがカシメになっていたため、バンドの購入までお預けとなっていた。バンドは今年早々にホームセンターで購入していたのだが、めんどくさいのでそのままになっていたのだ。カブの改造も終わってやる事が無くなったので、重い腰を上げてやっと交換する事にした。カシメのバンドはストッパーの突起をタガネで起こして、重なったバンドの間にタガネを挿し込むとあっさり外れた。ブーツを上方にたくし上げると、スタビ兼用の取り付けステーと共にフロントフェンダーが外せた。並べて比べてみるとクラッシック用の前側の長さはRacer用とほぼ同じだが後側はかなり長い。前側のカットの形も丸っこい。MOTO GUZZIのデカールもない。取り付けステーからフェンダーを分離するには、裏側のネジ4本を外すだけである。クラッシック用のフェンダーにステーを取り付け、フロントフォークにセットしてみると.....。ありゃりゃ。フェンダーの前側がタイヤに接触しているではないか。その分後方はタイヤとの間隔が広すぎだ。クラッシックもストーンもRacerもこの辺りは同じ物と思っていたのだが、微妙に違うのね。ガックリである。バイク屋の店主がたぶん大丈夫でしょう。と言っていた「たぶん」が裏目に出てしまったのだが、その「たぶん」に異議を挟まなかったこちらの自己責任でもあるので文句は言えない。さて、どうするべ。ここまでやったのでどうしても長フェンダーを取り付けたい。以前、TLR200でオフロードを走った時に小石がタイヤとフェンダーの間に挟まってカラカラ五月蠅いのでの長ナットでフェンダーを少し上げた事を思い出した。適当なカラーが無かったので、スタビの前側2本のボルトにナットを咬ましてみたら丁度良い具合のクリアランスとなったので、そのままボルトをガッチリと締め込む。少し見栄えが悪いがこれで良いのだ。後はブーツの下側をバンドで締めるだけであるが、外したついでにインナーチューブを磨いて油を塗って置く。ホームセンターのバンドは幅広で外したバンドの2倍以上あるのでブーツに切った溝には嵌らないが、相手がゴムなので構わずアウターブーツの位置を確認しながら締め込んだ。これで何とかフロントが長フェンダーになったので、以前とは少しはエンジンの汚れ方が違うであろうか。ブーツバンドをタガネで外す短いRacer用と長いクラッシック用のフェンダーネジ4本でスタビに取り付けられているフェンダーフォークブーツのお蔭でピカピカのインナーチューブ形状が合わず前側がタイヤに接触したフェンダースタビ取り付けボルトの前側にナットを挟む取り外したバンドとホームセンターで調達したバンド純正のカットフェンダークラッシック用の長フェンダー交換が終わったフロントフェンダー
2017.06.27
コメント(2)
カブの改造部品を買いに岡山のナップスに出掛けた帰り道でそれは起こった。その日は連休なのでクルマが多いとみてV7ドンキーに乗っていたのだ。家まで4キロ程になった所の信号ダッシュでギアチェンジに違和感があった。ギアがスムーズに入らないのだ。何かおかしいと野生の感が働きバイクを止めようとギアを落とすのだが、いよいよシフトペダルが腑抜けになって行くのが分かる。何とかニュトラルまで落としたら、とうとう足にシフトペダルの感触が無くなってしまったのだ。慌てて足下を見るとシフトペダルがシフトシャフトから外れてリンクと一緒にぶら下がっていた。何たる事か。どうやらシフトペダルを留めているボルトが振動で抜け落ち、ペダルが次第にシフトシャフトから抜けて、最後には落下に至ったのである。家までもう少しなので、ボルトは無くてもペダルさえシャフトに挿し込む事が出来ればスプラインが刻んであるので、直ぐに抜け落ちる事は無いだろうと思い、道端で挿入作業に掛かる。グッツィのシフトリンクは複雑で途中にシフトシャフト1本が使用されているので、このシャフトを内側へ手を入れて押さえ付けながらシフトペダルを挿し込まなければならないのである。クルマがビュンビュン通る幹線道路なので、早く事を収めようと無防備に手を突っ込んだ瞬間「あぢい~」ジャンパーの袖から出ていた腕がマフラーに触れてしまったのだ。辺りに水も無いし冷やす事も出来ない。痛熱くて涙目になりながらも今度はマフラーに注意を払いながらもう一度トライ。スプラインが上手く噛み合わない。何故だ?よく見てみるとシフトペダル側のスプラインが少し削れて変形している。きっと抜ける寸前に足で押さえたものだから変な力が掛かって、アルミのスプラインの山が変形してしまったのだ。車載工具の中から一番重そうなディーンのモンキーレンチを取りだしてシフトペダルを叩き込もうとしたのだが、軽いのとバックステップが邪魔で力が伝わらない。このままこんな所に止まっていたら、クルマにひき殺されてしまいそうなので、一時近くのホームセンターの駐車場まで避難するべく押して移動した。ギアがニュートラルで止まっていてよかった。道具がないとこの窮地からは脱する事は出来ないと判断して、妻にレスキューの電話を掛ける。私 ドンキーが壊れた。金槌と鉄棒を持ってレスキューに来てくれ。妻 何処に居るの。私 タイムの駐車場。妻 直るの。工作車で行こうか?私 多分応急処置は出来ると思うので、フィットでええから早く来てくれ。妻 金槌とその鉄棒とやらは何処にあるの?私 アストロの工具箱の下から2番目に金槌。3つに分かれている引き出しの一番右に鉄棒が入っとる。妻 だから~。鉄棒とはどんな棒?私 鉄棒言うたら、鉄棒じゃ。他にどんな棒があるんじゃ。妻 長さは!(段々と機嫌が悪くなって来た。)私 直径1センチ、長さ15センチ位な鉄の棒が3本程ございますので、その内1本が所望でございます。駐車場の自動販売機で冷えた三ツ矢サイダーを買って火傷跡を冷やしながら、飲んでいたらレスキューが到着した。私がシフトペダルをシフトシャフトのスプラインに合わせてシャフトを押さえるので、妻にシフトペダルのアームに鉄棒をあてがって金槌で叩き込めと命じる。息のあった俄鍛冶屋のようにトンカラ。トンカラ。と棒を叩くと思い通りにペダルのスプラインが修正されながらシフトシャフトに嵌め込まれて行く。キッチリ入った所でエンジンを掛け慎重にギアを入れてみる。大丈夫だ。先に駐車場を出たのであるが、ペダルの角度が上過ぎて2速になかなか入らない。仕方がないので、1速中心で家まで何とか辿り着いた。マフラーの熱がすっかり冷めるまで放置して、修理に取り掛かる。ペダルの角度を修正してシフトペダルをはめ直す。抜け落ちたボルト穴に丁度良いボルトを探して少し強めにねじ込む。テスト走行でシフトペダルの角度を確かめるが故障前と同じ位置で有る事が確認出来た。やれやれである。それにしても、走行中にシフトペダルが外れたのは初めての経験である。一般道でしかも家から近い所だったから良かったものの、高速道路だったらと思うとゾッとした。以前にもINマニカバーのボルトが外れて無くなっているのを見つけ、キャップボルトで代用した事があった。イタリア車だからと言う事は無いと思うのだが、振動の大きなツインエンジンなので、ボルトの緩みはある程度仕方がないのかも知れない。その特性を良く理解した上で日頃の点検をもっとマメに、そして重要箇所は念入りに行わなければならないと肝に命じた出来事であった。こんな事になってしまっていた。(帰って修理中)角度を合わせボルトを入れたシフトペダル右手の火傷跡
2017.05.09
コメント(2)
V7ドンキーのプラグカバーは黒いプラスチックなので、ヘッド回りにメリハリを付けるために、メッキ調スプレーで塗装していたのだが、このスプレーが屋内用で粉体のような塗装になり、上からクリアも吹けないので、触ると直ぐに剥げてしまうのである。もう少しマシなメッキ調スプレーを探しているのだが、なかなか見つからない。1年で左側がかなり剥げて来て汚いので、両方外して再塗装してみた。これで1年もてば、これでも良いような.....。乾燥後、取り付けてみると、ナイスです。シルバーが剥げかけたプラグカバープラグカバーとメッキ調スプレー再塗装が終わってヘッドカバーに装着されたプラグカバー
2017.01.31
コメント(0)
年末にやっと手に入れたV7ドンキーのロングフロントフェンダーだったが、年末年始は何かと忙しく手つかずのままだった。今日は朝から一日雨なので午後から少し時間が空いた。もう一ヶ月以上バイクに触っていないので、ストレスが一升くらい溜まっているのだ。たまには息抜きも必要というこじつけでフェンダーの付け替えをする事にした。フロントフェンダーはフロントフォークに4本の六角ボルト/5ミリで留めてあるだけなので、レンチで外すだけである。外してみるとこのボルト太さが8ミリの立派なものであった。たかがプラのフェンダーを取り付けるだけなのに、何でこんなに頑丈なボルトが必要なのかが分からない。後はフェンダーを上に押し上げると外れる筈なのだが、これが外れない。どうやらフロントフォークブーツが邪魔をしているようだ。それならばと、ブーツを留めている下側のバンドを外そうとして驚いた。その鉄製のバンドは見た事もない形状で留められてるのである。構造がよく理解できないが、簡単に外れるような仕組みにはなっていないのだ。どうもカシメてあるようだ。通常のバイクであればここはドライバー1本で外れるネジ式のバンドになっていて然るべきだが、こんな形状は始めて見た。どうしてイタリアではこんなめんどくさい事をするのだろうか。カシメてしまったら、再使用はできないではないか。フォークブーツは消耗品なので、交換が必要になって来る。その時は全てのバンドも一緒に交換しなくてはならなくなる。実に不経済だ。それにこんなカシメタイプのブーツバンドなんて売っているのだろうか。まぁネジ式に交換すれば良いのだが、このバンドを破壊するには替えのバンドが必要になるので、ロングフェンダーはブーツを替えるときでも良いような....。いずれにせよバンドを揃えてから考える事にした。今年は仕事始めからこれだ。1年が思いやられる年になりそうだ。フロントフェンダーを留めてある8ミリのボルト不可解なフォークブーツバンド
2017.01.09
コメント(4)
今年の夏の四国ツーリングでは夕立に遭い少しの間だったが雨中走行。翌日は狭路もあって泥はねもあった。1泊2日で帰って来たV7ドンキーはフレームやエンジンまでもドロドロに汚れてしまった。購入当初から気になっていたのだが、V7Racerはカフェレーサー風にカスタマイズされているので、フロントフェンダーの後ろ側が短くカットされているのだ。スタイル的にはこの方がそれっぽくて良いのだろうが、実用面には欠けているように思えた。それが今夏のツーリングで実証されたのだ。ここは1つストーンなどに付いている後ろが長い普通のフェンダーに取り替えようと思い立ち、購入店に相談。V7Racerのフェンダーは艶ありのブラックだが、同じブラックだとクラッシックのものが適合しそうであったので調べてもらった。店のPCにはピアジオジャパンから提供されたモトグッチの価格付きのパーツリストがあるのだ。すると不可解な事が起こった。V7クラッシック用フロントフェンダー/ゲル(塗装前の状態)14,000円。艶ありブラック6,500円。なんちゅう価格設定だ。塗装しているフェンダーよりもしてない方が高いなんて....しかも2倍以上。これがイタリアだ。とぼけた国だ。店主はよくある事でパーツリストの価格の間違いかも知れないので、送って来たら値段が変わっているかも...と。パーツリストの値段が間違っているなどと日本ではあり得ない。まぁ。訳の分からん国から、訳のわからんバイクを買ったのだから仕方ないだろう。これも自己責任の範疇だろう。と、言う話しが10月の終わりの事である。それから、注文していた事も忘れかけた12月9日店から入荷のメールが入った。何でも早ければ2週間で来ると言っていたのだが1ヶ月以上掛かっている。たぶん船便になったのだろう。マカオかどっかで発送した荷物を横浜で仕分けをして送ってきたようだ。小さなフェンダーなのにバカでかいダンボールの箱に入っていた。値段は.....これが驚きの送料無料の6,500円だった。塗装の仕上げも申し分無い。本当にこれが正規の価格だったのだろうか。店主も分からないという。何はともあれ、長いフェンダーを手に入れる事ができたので、少しは汚れ具合が違うだろう。取り付けは.....年明けかな。美しいクラッシック用のブラックフェンダーロットナンバー35オマケ。東京出張で岡山空港の待合ベンチに座ったら、目の前に「ゆすりあいの席」と堂々と書いてあった。ここに座ったら怖いお兄さんやおじさんが入れ替わり立ち替わり来ては、難癖をつけて金品を要求されるのでしょうか。結局、恐ろしくて誰も座りませんでした。岡山限定「ゆすりあい席」
2016.12.17
コメント(2)
V7ドンキーのオドメーターが4,000kmを超えた。前回は1,000キロ点検を兼ねていたので、カメイさんにお願いしたのだが、今回はオイル交換だけなので、自分で行う事にした。長年 モト・グッツィを手掛けたカメイさんが言うには、オイル交換は3,000km毎、オイルフィルターはオイル交換3回に1回、ミッションとカルダンジョイントオイルは10,000km毎だそうである。最初の1,000km交換時のオイルはKAWASAKIを入れて頂いたが、今回はカストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MA 全合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L¥ 4,700を取り寄せた。モト・グッツィの取り扱い説明書には10W-60を使用せよと書かれているが、カメイさんによると10W-50 で良いとの事。早速、オイルパンの前後に付いているドレンボルト2本をメガネレンチで少し緩めておき、メンテナンスジャッキで車体を水平に持ち上げるのだが、前後のタイヤが設置した状態で留めて置く。オイルを抜く前にレベルゲージを緩めてオイル量を点検してみる。と、金属のレベルゲージにはラインが1本引かれているのだが、このラインはMAXなのかMINなのか分からない。オイル量は写真のAの範囲か、Bの範囲か、それともA〜Bの範囲か。説明書の図解を見てみるとラインが2本あるように見える。余計に分からなくなった。全く意味不明のゲージである。これがイタリアンな所なのか。それにしても一目で分かるように何故作れない。だいたいゲージの途中にラインを引くなら2本にしないと1本だと何処が基準か分からない。オイルの量を見てみると、①まで入っている。念のためにカメイさんに画像を送って確認してみたら、オイル量は①まで入れるそうである。最低ラインは③。それなら②は?分かりませんとの事。店ではオイル交換時は量にすると1.7L前後、フィルター交換時は1.8L前後入れているそうである。このエンジンは多めに入れても大丈夫なので店によっては2L入れている所もあるそうである。それと、説明書ではレベルゲージのキャップを締めずに計るとあるが、同じエンジンのブレーバでは締めて計るそうである。結論。①まで入れておけば間違いない。レベルゲージのキャップを締めずに計る。何と大らかな。何といい加減な。何とファジーな。何とイタリアンな。やっと分かったような。分からないような。あやふやな気持ちでドレンボルトを外す。前のドレンボルトは19ミリ。ワッシャの内径20.5ミリ、外径28ミリ。後ろのドレンボルトは17ミリ。ワッシャの内径10.5ミリ、外径17.5ミリだ。ワッシャのサイズが分からなかったので、今回はワッシャの交換は行わない。ドレンを外して、オイルを抜いてみると、汚れは僅かである。まだオイルの色が残っているのには驚きである。普通ならまだまだ使えそうなオイルの色だ。これが乾式クラッチとギアオイル別体の恩恵だろう。湿式クラッチの場合は、どうしてもオイルを汚してしまうので、オイルは直ぐに真っ黒になってしまうが、グッツィの場合はエンジン内だけの潤滑なので、そう考えると納得が行くが、しかしこの色は感動ものである。外したドレンボルトを見てみると、先が磁石になっていて、鉄粉などがくっつくようになっている。僅かではあるが鉄粉があったのでウエスで拭いておく。2本のドレンを締めて、オイルをレベルゲージの①まで入れて、エンジンを回して数分置いて更に確認、補充。規定値に達したら完了である。これで四国ツーリングの準備は整った。カストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MAフロント19ミリのドレンボルトリア17ミリのドレンボルト交換前のオイル量と色オイルレベルゲージの画像分かりずらい説明書のイラストオイルの排出ドレンボルトの先に付いた鉄粉オイルの注入
2016.08.16
コメント(2)
手持ちのバイクの殆どは修理に必要なためにパーツリストを色々な方法で入手している。サービスマニュアルも揃えれば完璧なのだが、そこまでは至っていない。しかし、パーツリストがあれば部品の注文のみならず、組み方や付いている筈の部品が無い場合の確認に役立つ、特に全バラする時には強い味方となるので、有り難い。V7ドンキーを購入当時からこの事は考えていたのだが、入手出来るかどうか店主に聞きそびれていた。先日、何気なく数少ないMOTOGUZZI関連のブログを見ていたらGelndeStraeさんが「海外からパーツを購入する」という題名でMOTOGUZZIのパーツの購入方法を紹介する記事を掲載していた。読んでみると、オランダの有名なMOTOGUZZI専門店TLMのHPから殆どのMOTOGUZZIのパーツリストが入手できるとあった。更にパーツリストで調べた部品を、アメリカのモトグッチ専門店MG Cycleや、ドイツのイタリアバイク専門店Stein-Dinseで購入すれば日本で買う半額位の値段で買えてしまうとの事である。早速、TLMのHP(http://www.tlm.nl/en)を覗いてみたらDownload Part Manualsのサイトにあった。V7シリーズは年代別に殆ど網羅している。日本仕様と本国仕様で異なる為か、2014年仕様のパーツリストは無かったが2015年仕様はあったのでダウンロードした。2014と2015の違いはミッションが5から6速になったのと、ABSとトラクションコントロールが付いた位で大きな変更はないので、これで十分だろう。ダウンロードしたパーツリストはオランダ語で書かれているが、部品の形と番号が分かれば良いので、言語はさほど問題ではない。これで、部品の注文がやりやすくなったが、パーツリストは見ているだけでも面白い。GelndeStraeさんとTLMに有り難うと言いたい。
2016.07.15
コメント(4)
V7ドンキーのシングルシートカウルの両側には楕円形のゼッケンプレートが付いている。そのプレートに大きく7の数字のデカールが貼られているのである。初期型よりは目立たなくなったとは言え、あの大きな7を両側に付けて走るには勇気のいる年となってしまった。シートとカウルは分離できるので、外している車両も見かけるが、マイナーチェンジ後のシングルシートは黒から茶色に変わってしまい、外してみたが、どうも好みではない。どうにかならないものかとず~と考えていた。ゼッケンプレートはシートカウルと一体となっているために取り外す事はできないので、プレートの楕円の無地シールを上から貼ってみようかと思ったが、シールを楕円にカットするのが難しいような気がする。7のシールだけ剥がしたらどうか。真っ黒なゼッケンプレートだけではへんてこだ。プレートに他のシールを貼ったら良いかも.....。何かないだろうか。ネットで探すとMOTOGUZZIのデカールが色々あった。しかし、どれも小さいものや楕円の物が多い。楕円ゼッケンプレートに楕円のシールはきっと似合わないだろう。そんな中、1つ見つけた。大きさも180ミリ×60ミリと丁度良く鷲のマークも文字も型抜きされている。2枚1組でゴールドとシルバーのどちらかを選択できる。イギリスからの輸入品のようで、2枚1組2,800円と少しお高いが流石に鷲はPCでは作れないので購入してみた。さて7のデカールを剥がすのであるが、デカールの上からクリヤーを吹いているのか、いないのか良く分からないが、ゼッケンプレートの上から黒色の楕円シールを貼ってその上から7のシールを貼っているようである。ドライヤーで温めながら爪でカリカリやってみると剥がれて来た。デカールは薄いアルミ製のようである。デカールは綺麗に剥がせたのであるが、接着剤がベットリと残ったままである。パーツクリーナーとウエスで残った接着剤を取り除く。これが結構大変であった。左側は7のシールを少し雑に剥がそうとしたので、下地のデカールまで少し破ってしまった。ここは慎重に行うべきであったがもう遅い。両方綺麗になったところで、MOTOGUZZIのデカールを貼る。剥離紙が両面についているタイプなので、文字やマークが一つ一つ型抜きされて貼られて行くので仕上げが非常に綺麗である。これなら、オジサンでも大丈夫である。ゼッケンプレートに貼られた7のデカール7を剥がし終えたゼッケンプレートMOTOGUZZIのデカールを貼ったゼッケンプレート
2015.10.23
コメント(2)
V7ドンキーのサイドカウルは平成26年のマイナーチェンジにより、シルバーからブラックに変更された。最近のバイクの外装部品は全てプラスチックになってしまったが、昔はW1のフロントフェンダーにはステンレス製を奢っていた。錆びないし非常に重厚である。V7ドンキーも前後のフェンダーはプラスチックであるが、何とサイドカバーだけはアルミである。しかも、三箇所の取り付け箇所の内、ボルト留めする所は1箇所のみで、あとの2箇所はダボにボルト留めされており、そのダボが車体の穴に刺さるようになっている。従って六角ボルトを1本外すとあとはカウルを引っ張るだけで車体から外れるようになっている。ダボだけでは外れる可能性がある事や脱着の容易さで1箇所はボルト留めにしたのであろう。しかも、ダボはアルミ製である。アルミのダボなんて初めて見た。恐ろしく手が込んでいる。そこまで、サイドカウルに凝るのなら、前後のフェンダーもアルミにすればマニアが喜ぶだろうに、そこまではしないのが、イタリア人である。右サイドカウルの表面右サイドカウルの裏面/アルミのダボが見える
2015.10.21
コメント(2)
V7ドンキーのホイールは50PSのエンジンになってから鉄製からブラック塗装されたアルミ製に変更されている。また、同じV7シリーズの中でストーンだけがキャストホイールを採用しており、スペシャルとレーサーはスポークタイプを採用している。パンクのリスクやメンテを考慮すればキャストホイールの方が優位に立つことは明白であるが、クラシカルなスポークの美しさはそれ以上のものがある。美しいスポークは良いのだが、これが一旦錆びるとこれほど醜い物はない。オフロードバイクなどのスポークは鉄にユニクロメッキを施しただけなので、野ざらしにして置くだけで赤サビが浮いて来る。一旦サビが出ると、サビ落としをしてもユニクロの被膜が無いので又すぐ錆びる。黒サビ転換剤を塗ると赤サビは抑えられるが、スポークが黒くなってこれまた美しくない。もう新品に交換するしかないのである。オフロードバイクはスポークに赤サビが浮いていても愛嬌であるが、ロードバイクは絶対いただけない。サビを嫌って藤さんのBMWのようにステンレススポークに交換する強者もいるようである。さて、V7ドンキーであるが、このスポークは一見鉄製に見えるがよく見ると、少し黄ばんでいるように見える。バイク屋の主人に聞いてみたが分からないとの返事。それなら確かめてやろうと、磁石を近づけてみたら、付かない。やっぱりステンレスだった。一安心だ。これでスポークは錆びる事はない。ついでにニップルもテストしてみたら、こちらは磁石がくっつく。鉄だ。これがイタリア人である。日本人ならニップルも当然ステンレスにする筈である。どうして僅かな事にケチるのだろうか。スポークが錆びなくてもニップルが錆びたらどのみちホイールを分解しなければならないのは同じだ。詰めが甘いと言うか良く考えろと言いたい。ニップルにくっついた磁石
2015.10.19
コメント(2)
V7ドンキーは新型エンジンになってからエンジンヘッドがブラックに塗装されて、ヘッドの中にプラグが格納されるようになった。それまではモトグッチの伝統であるVツインエンジンのヘッドに、剥き出しのプラグが取り付けられていた為、転倒時はプラグやプラグコードを破損して走行不能になる事もあった。そこでプラグ周辺をガードするグッチガードなるものを装着するのが通例となっていた。新型エンジンではヘッドがグッチガードの役目も果たす事になり、プラグコードも専用のプラスチックのカバーで隠され、外見からはプラグもプラグコードも見えなくなってしまった。ヘッドを何故ブラック塗装にしたのかは分からないが、アルミ色の方が好みである。外して磨いてやろうかとも思ったが、表面を荒肌加工にしており、塗料も焼き付けにしているようなので、無理はしないことにした。しかし、プラグコードカバーはプラスチックなので、色を変えてみる事にした。手持ちにメッキ調スプレーがあったので吹いてみた。この後にクリヤーを吹けば大丈夫だろうと思っていたが、説明書を読むと、「このスプレーは屋内用で野外では使用出来ない。銀の粉末状の塗料を吹き付けるので、何度も触ると塗料が剥げる。クリヤーを吹くと変色し、塗料と一緒に剥げ落ちてしまう」と書かれている。色はメッキのようで良いのであるが、エライ物を塗ってしまった。まあ何時までもつか試してみても良いだろう。あまり早く剥げ落ちたら今度はシルバーのスプレーでも吹いてみるか。ヘッドに嵌めてみると良いアクセントになった。ヘッドカバーと同じ黒色のプラグコードカバーメッキ調に塗ったプラグコードカバーヘッドカバーに取り付けたプラグコードカバー
2015.10.16
コメント(2)
さて、装着が完了したので、エンジンを掛けてみる。純正と比べて低音の迫力が強くなったが、それ程の音量でもない。至ってジェントルな感じである。次は、スナップリングで留めてあるだけのバッフルを外してみる。このリングは縮めて外すようになっているので、スナップリングプライヤーを逆に使って外した。エンジンを掛けてみると、今度は迫力の低音と音量に変わる。バッフルの脱着は至って簡単なので、いろいろ楽しめそうである。スナップリングで留めてあるだけのバッフル外したバッフルとリングバッフルを抜いたマフラー
2015.10.14
コメント(0)
マフラーは発注後、広島の輸入代理店経由で20日程でイタリアから届いた。エンド部にはAgostini(アゴスチーニ)のサインとモトグッチの鷲のマークとMandello del Lario(マンデッロ・デル・ラーリオ)なるモトグッチの所在地が刻印されている。純正のマフラーはメッキが美しいが、アゴスチーニはステンレスなので少し黄ばんだ色となる。純正を外してみる。エキパイとの接続バンドを緩めてサポート金具を外せば簡単に抜ける。意外だったのはエキパイ側にもマフラー側にもガスケットが付いていないのである。その分嵌め込み量が多くなっている。ガスケットが無いと言う事は、劣化も無いと言うことなので、マフラーの脱着が非常に楽である。エキパイ側は口の所まで触媒が詰め込まれた画像を見たことがあるが、この型では確認できない。もっと奥(エンジン側)に変更になったのであろう。外したマフラーの重さを量ってみると1本3.8kg。アゴスチーニは2kg。両方で3.6kg軽量化できる。アゴスチーニのマフラーにもガスケットは付いていなかったので、エキパイに挿し込んで、そのまま取り付けようとするとサポート金具とマフラーステーに隙間が出来てしまう。これは説明書が無くても付属品のボルト、ワッシャ、カラー、ナットのセットを使用する事が分かった。各部を締め込めば完成である。純正マフラー(上)とアゴスチーニ(下)エキパイ(触媒が見えない)純正のボルトとナットでは隙間が出来てしまう/ここは附属のカラーとボルト等を使用する純正と同じ程度のマフラーの高さと張り出し/(右)純正 (左)アゴスチーニ
2015.10.12
コメント(5)
もう一つの付属品はやはりビニールの袋に入ったステンレスらしき金属のステーとプラスチックの取って付きのネジ1本である。ステーは溶接をした跡があり、スタンドの先のように平らになった部分もある。マフラーの取り付けステーにしては1つしかない。マフラーの何処にも付けるような所もない。もっと分からないのは、ネジである。マフラーにはネジ穴など1つもない。しかも1本しかないネジで何をせよと言うのであろうか。何かヒントになるような図でも同封されていれば良いのだが、そこはイタリア人そんな気遣いは一切無い。マフラーが入った段ボール箱にはイタリアの新聞で詰め物がしてあった。アメリカと同じように日本の新聞より小さい。ステーとネジイタリアではこんな車が流行っているのか(ルノー/キャプチャー)
2015.10.10
コメント(0)
アゴスチーニのマフラーに附属していたビニールの袋の中に書類とキーホルダーのような物が入っていた。書類はイタリア語なので何を書いてあるのかさっぱり分からないので、翻訳ソフトを使って一度英語に訳して更に日本語に訳してみたら、どうやらイタリアの交通大臣が発行した排ガス規制の証明書のようである。一緒に入っていたキーホルダーのような物は一体何だろう。プラスチックの表面にはAgostiniのロゴとイタリア空軍のシンボルでありMOTOGuzziのシンボルである鷲が刻まれている。本体の片方にはキー等を付けるために使われるリングが、もう片方は金具が付いて栓抜きのような形をしている。これが分からない。キーホルダーなのであろうか。それともマフラーのメンテに必要な物なのか。証明書とキーホルダー?サイドから見たキーホルダー?
2015.10.08
コメント(2)
V7ドンキーの燃料警告灯が点灯して暫く走っているが、一体どの程度走るのだろうかと気になってきた。カタログ数値ではスチールタンクに変更されてから容量は22Lに拡大されたと記されている。燃費は大体20km/L程度のようなので、満タンで400kmは走れるだろう。と言う事で、給油もせずに数十年ぶりに金甲山へ行ってみる事にした。金甲山と言えば当時、鷲羽山スカイラインと共に二輪四輪を問わず走り屋のメッカとなっていた山である。平日の午後とあって車もバイクも1台も遭うことがない。それにしてもトリッキーなコーナーが懐かしい。ゆっくりと走っていると当時の風景が甦ってくる。ここは昔のままだ。頂上からは瀬戸内海に浮かぶ島々が見える。絶景を堪能して下山するとトリップメーターは既に400kmを超えていた。計算だと440km程は走れる事になるが、タンクに燃料が少し残った辺りでガス欠になると思われるので、420km~430km辺りが限界とみた。が、欲を出して貝殻山にも登ってみたくなった。頂上でUターンすれば良かったのであるが、そんなに変わらないと思い山の反対側に降りて再び金甲山の入口まで迂回した。ここで既に410kmは超えており、距離が出過ぎている。何となく嫌な予感がしてきたので5速に入れたままアクセルは動かさない。県道まで出て児島湾締切堤防に差し掛かる。やれやれ何とか無事に帰れそうだと安心したとたんにエンジンが息継ぎを起こす。やっちまったガス欠だ。パワーが段々と落ちて遂にエンジンストップ。ガックリ。やっぱり貝殻山は止めておけば良かった。取り敢えず10m程押して締切堤防から外れて脇道にバイクを駐める。トリップメーターは420kmを表示している。辺りにスタンドが見当たらないので早速、家に電話して携行缶の残りのガソリンをフィットに入れて何時ものスタンドで「ハイオク」、しつこく「ハイオク」3L入れて配達を頼む。夕暮れが迫る中レスキュー隊が到着、やっと帰れる事になった。翌日、スタンドで給油して計算してみると、なんとこのタンクは21Lしか入らない。カタログの22Lは嘘っぱちである。説明書にはリザーブを含んで21L、リザーブは4Lと記されていた。このリザーブと言うのはオプション設定でフューエルトリップ機能やフューエルアラーム機能を備えた時の為の物らしい。それにしてもカタログと説明書の数値が異なるとは恐るべしイタリア人。燃費は満タン法で21.14/Lと出た。GSXよりはかなり良い。まずまずの数字だろう。後で分かった事であるが、ピアジオのロードサービスを使えばガソリン代実費のみで現地まで配達してくれたのだ。更に任意保険のロードアシスタンスを使えば年度に1回に限り、ガソリン10Lまで無料で配達してくれたようである。大失敗だったが、限界が掴めたのが唯一の収穫であった。このバイクは満タンで400kmは走るがこの時点で給油しておかないと、あと10km~最長でも20kmしか走れないと言う事だ。金甲山頂上にてガス欠現場
2015.10.06
コメント(2)
男は黙ってAgostini
2015.10.04
コメント(4)
V7ドンキーの1,000キロ/4,000rpmの慣らしが終わりオイル交換。今度は500キロ/5,000rpmの慣らしに突入しているところであるが、なかなか達成できないでいる。藤さんと奥吉備街道を走ってから、鷲羽山スカイライン、常山と由加権現、渋川海岸、新見と絹掛の滝、ブルーラインと長島で350キロ。あと100キロで慣らしの第2ステージが終わるのだが、セローに浮気していて、エンジンすら掛けていない。V7ドンキーはFIなので、暖機運転は必要無いと言う事だが、エンジンが冷えていると発進時にエンストしてしまう。やはりFI車といえども少しは暖機運転をした方が良さそうなので、最近は3分間ほどエンジンを回して乗るようにしている。高梁のループ橋を走るV7ドンキー(藤さん撮影)下津井港から望む瀬戸大橋R180絹掛の滝長島大橋
2015.10.02
コメント(3)
最近のバイクはFI化されているので、バッテリーが上がってしまったらFIが動かないのでたとえキックが付いていたとしてもエンジンが掛からない。従って始動はセルのみになっている。例外でHONDAのスーパーカブはバッテリーが完全に放電してもキックによって始動できるとHPに書いてある。流石HONDAは凄い。V7ドンキーにもこの機構を採用してキックを付けて貰いたいのだが、今となってはもう無理だ。後は、バッテリーをベストコンディションで如何に長持ちさせるかである。GSXとセローで交互に使用しているトリクル充電器を拝借するのが良いだろうと言う事で、バッテリー直付けで配線を行い、ソケットは使用時だけ取り出して使えるようにサイドカウルの裏側に隠した。トリクル充電器は繋ぎっ放しでも過充電になる事が無く、バッテリーを常に満充電状態に保つことが出来るので、始動が確実且つ寿命も延ばす事ができるのだ。トリクル充電器用の配線とソケット
2015.09.26
コメント(2)
MOTOGUZZI/V7は遅いのでdonkey/ドンキー(ろば)などと評されている。確かに加速がSSのように速い訳でもなく、エンジンが良く回る訳でもないのでドンキーとはよく言ったものだ。それでも何故か面白い。小さなエンジンで一生懸命仕事をしている状は健気なロバのようである。V7ドンキーのテールランプはリフレクター機能がない。イタリアの保安基準では必要無いのかも知れないが、日本ではリフレクター機能がないテールランプの場合は別に10平方センチ以上のリフレクター(反射板)を取り付けないと車検に通らない。そこで日本仕様のV7ドンキーはナンバープレートの下に丸いリフレクターが付いて納車されている。しかしである。このリフレクターがナンバープレートの遙か下に飛び出すように付けられているのである。人それぞれ感じ方が違うのは当然であるが、これは我慢出来なかったので、納車後その日の内に外してしまっていた。そろそろ替わりのリフレクターを付けないと整備不良で切符を切られるかも知れないと思い、ネットで注文した。デイトナのシールタイプの一番小さなリフレクター(802円ナリ)であるが面積は基準をクリアしている。ナンバープレートベースに強力両面テープで貼りつける。これで車検も大丈夫であろう。amazonで買ったリフレクター納車時にもれなく付いて来るリフレクターナンバープレートベースに取り付けたリフレクター
2015.09.18
コメント(2)
9月4日1,000km/4,000rpmの馴らし運転を終了させるべく、湯原での会議にMOTOGUZZIで出掛ける事にした。天気もまずまずだ。時間もあるし、高速は止めて藤さんに教えて貰った奥吉備街道を走ってみたくなった。奥吉備街道を快調に走り、吉備中央町に着いたあたりで何だか雲行きが怪しい。黒い雲から逃げ切ろうと先を急ぐが方向が悪かった。突然の雨だ。脇道を探す為に速度を落とす。やっと見つけた脇道にバイクを突っ込み森の中に避難。急いでカッパを着て、シートバックにカバー被せたとたんに土砂降り。樹木の葉で耐えきれなくなった大粒の雨が車体を叩くとエキパイから湯気が上がる。暫く待ってみたが止みそうにないので、会議の時間が迫るので仕方なく出発する。あ〜あバイクが汚れてしまった。北房まで出ると雨は上がり日が差して来た。30年前のカッパは継ぎ目から雨が浸入ズボンも濡れてしまった。勝山の木の駅で風圧で乾いたカッパを脱いでズボンを乾かしながらR313で湯原の会場へ、高速が出来たお蔭でこの道はガラガラだ快調に走ってコンビニで腹ごしらえして何とか間に合った。帰りも同じ道を通ったので走行距離は1,100kmを少しまわった所となり、翌日は点検とオイル交換のためショップに持ち込む。今回は最初のオイル交換なので、エンジンオイル、オイルフィルター、ミッションオイル、カルダンシャフトオイル全ての交換となる。エンジンオイルはKAWASAKIの10W-50をカルダンシャフトオイルはモリブデン入りを使用した。また、OHVエンジンのために、ヘッドを外してタペット調製を行ったようである。因みにヘッドガスケットは再使用。日本車のようにヘッドを外さなくて済むようにタペットカバーが付いていれば便利なのに.....。今度の馴らしはは500km/5,000rpmである。ショップの帰りに5,000rpmまで引っ張ってみる。なかかな気持ちよい。ストレスが段々と解消されて行くようである。
2015.09.16
コメント(0)
全57件 (57件中 1-50件目)