全97件 (97件中 1-50件目)
ポタ電DELTA3を購入した翌日の早朝、天気が良かったので急遽、備中松山城の雲海の写真を撮りに行く事になった。一眼レフを使用する事を予定していなかったので、スイッチを入れてみるとバッテリー切れになっていた。充電して行く時間がないので、車載のDELTA3でAC充電しながら走行する事にした。狙った時間では少し遅すぎて、城に掛かる筈の霧が下がってしまっていたが、まずまずの写真が撮れたので、帰りに車内のシンクでコーヒーを淹れて暖まった。早速ポタ電の恩恵を預かる事になり、これからも重宝しそうな予感がする。そうなるとオルタネーターチャージャーを早く取り付けたくなったので、作業に掛かる。一番の難関は電源用ケーブルを車内からボンネット内に通す作業なので、隔壁の辺りを調べてみると、運転席側の車内取り込みケーブルは、頑丈に何かで固めてあるので、沿わせて通す事は不可能であった。助手席側はゴムのキャップを通したケーブルだったのでキャップを外したら電源用ケーブルを通す事が出来そうだが、ケーブルが太いのでキャップは元に戻す事は出来そうにない。他の箇所を調べてみたが、電源用ケーブルを通せるような穴は皆無であったので、隔壁の鉄板に穴開けを行おうと場所を探したが、配線の束やECUなどがごちゃごちゃで配線を傷付ける可能性大なので諦めてゴムキャップの穴を利用する事に決定した。ポタ電はセカンドシートと横向き座席の間にピッタリと収まり、クルマが激しく揺れようが動く事はないのでこの位置で決定だ。セカンドシートの背もたれを倒して就寝仕様にする時とバイクを積載する時はシンク横に移動する事にする。次はオルタネーターチャージャーの設置場所の検討であるが、電源用ケーブルが太くて曲がりにくいし、オルタネーターチャージャーとDELTA3を繋ぐケーブルは1mしかないので、設置場所は限られる。色々と考えた末に、思いついたのが横向き座席の中である。座席の内壁にビス止めしてみたが、ケーブルの曲がりがきつく装着不可だと分かったので、素直に座席の床に置く事にした。ここだと邪魔にならないし、ビス止めなどせず置いておくだけなので、バイクを積載する時にもすぐに移動する事ができる利点がある。レイアウトが決まったので、オルタネーターチャージャーの位置から電源用ケーブルをボンネット内に延ばして行く。フレンディーはセカンドシートの後まで1枚物の大きなフロアマットが敷かれているのでマットの下にケーブルを引く事ができ、容易にケーブルを隠す事が出来る。そこから先は中央のコンソールボックスを外し、エンジンカバーを包んでいるカーペットの中を通し、グローブボックスの奥からゴムキャップの穴を通し、運転席側にあるバッテリーに接続する。このクルマは寒冷地仕様なので助手席側にサブバッテリーを搭載しているので、そちらに繋いでも良いが、出来る事ならメインに繋ぎたいので、ケーブルを延ばしていくと5mのケーブルがぎりぎりだった。プラス端子にはヒューズを接続してバッテリーに、マイナス端子はボディーアースをせよとの説明なので、バッテリー付近のボルトに接続した。ゴムキャップを外して通した穴は、塞ぎようがないので、簡易的ではあるが妻の古ストキングを突っ込んで塞いでおいた。これで車内に風は入って来ないだろう。このクルマは前席中央にエンジン搭載という形状なので、内張りを剥がす事なく、簡単に配線ができた事はありがたい。しかも、敷設した電源用ケーブルは一切見えない。機器の設置と結線が終わったので、いよいよソケットを接続。フレンディーの発電能力は如何なものであろうか?期待と不安を抱きながらエンジンを掛けてみる。通常と変わらず機器類も大丈夫なようだ。そしていよいよDELTA3の電源を入れてフロントパネルの表示板を凝視すると、暫くして入力値が表示された。何と!いきなりの570whだ。その後は490wh辺りで推移している。残量が85%あったバッテリーが見る見る内に数値が上がりほんの数分で100%になってしまった。アイドリングで500wh出れば立派なものだ。この調子なら走行時にエンジン回転が上がれば800wh充電も頷ける。このクルマは寒冷地仕様なので、発電機の容量が大きいのかも知れないが、型式はSGL5なので他車と同じかも。その他で考えられる事はディーゼルなので、エンジンが掛かってしまえばガソリン車のようにプラグに供給する電気がいらないので、その分発電に余裕があるのかも知れない。よく分からないが、30年近く経つ古いクルマでも最新式のオルタネーターチャージャーが問題無く稼働する事は有り難い事だ。何れにせよアイドリングで500wh出れば、走行充電だけでポタ電が容易に満充電にできるのである。本当にソーラーパネルは必要なくなった。今度はエアコンを始動させて負荷を掛けた時にどうなるのか試してみよう。DELTA3とオルタネーターチャージャーの配置センターコンソールの下を這わしたケーブルアルミ線で結束したケーブルと仮止めのガムテ助手席側隔壁にある配線ホールボンネット内の配線アイドリングで出た脅威の570whの入力値スマホと連動するDELTA3車内にスッキリと収まったDELTA3/セカンドシートを後方移動すればピタリと収まる
2024.11.23
コメント(0)
以前から気になっていた車載用ポータブル電源であるが、久し振りに調べてみるとサイズも値段もかなり進捗しており、1,000wh級でも手が届く価格になっている事に驚いた。使用シーンを考えてみると電気調理器、電気毛布、電気ストーブ、扇風機、テレビ、パソコン、照明、エアコン等が考えられるが、全てをポタ電で賄うとなると3,000wh程度は必要になるが、大きさも重量もかなりのヘビー級で価格もビックリするほど高価で、現実的ではない。エアコン駆動を諦めると、1,000whもあれば十分なので、各メーカーのお薦めを見てみたら、EcoFlowが期間限定でブラックフライデーセールをやっていた。しかも、今夏発売のオルタネーターチャージャーなるものが凄い。ポタ電を車載する場合、充電はソーラーパネルかシガーソケットからになるのだが、ボンゴフレンディーはオートフリートップが付いているので、屋根の上に物を載せると電動モーターに負担が掛かるし、駐車場の事もあり、車高を2,100ミリ以内に抑えたいので、なるべくソーラーパネルは付けたくない。また、シガーソケットからの充電だと、せいぜい80wh程度なので満充電には途方も無い時間を要する事になるが、オルタネーターチャージャーを取り付ければ、オルタネーターから発電した電気をバッテリーを経由し、余剰電気分をそのまま充電用として使えるので、何と最大800whで充電出来るのだ。新しく発売されたDELTA3(1,024wh)への充電時間は驚愕の1.3時間とのこと。これは凄い。もうソーラーパネルは必要なくなった。旅先への移動時間だけで1,024whが殆ど満充電にできると言う事だ。今回のセールではDELTA3とオルタネーターチャージャーのセットが驚愕の50%OFFの113,850円で更にクーポン割引で108,158円で購入でき、3,800円の特製タオルも無料進呈という事なので、そろそろ買い時だと思ってセールに乗った。それにしてもポタ電は安くなったものだ、少し前までは1,000wh級だと20万円は越えていたのだが、やってくれるなEcoFlowさん。数日で届いた製品はAppleのように梱包も美しく、デザイン、色、サイズも申し分無い。ただ、オルタネーターチャージャーの箱が思いの外重かったので、中身を出してみたら、本体はさほどでもないが、バッテリーへ繋ぐ5mのケーブルが重かった。そりゃそうだ。800whで充電できるとなると、このくらい太いケーブルは必要となるわな。電源を入れてみるとバッテリー容量28%となっていたので、コンセントからAC充電を行ってみたら、1,000whを遙かに超えて充電しており、説明書を読んだり、スマホの設定をしている内に100%となってしまった。充電スピードが無茶苦茶速い事に驚いたがそれもその筈、DELTA3のスペックは満充電まで56分だそうである。しかも、充電中は無音で全く音がしない消音設計となっている。可動音も30㏈との事だ。通常はスマホでWi-Fi接続して使用する仕様なので、接続してみるとDELTA3の入力値などを細かく設定できるし、オルタネーターチャージャーからの入力値やクルマのバッテリーへの逆充電など色々とできるようだ。これから、暇をみてオルタネーターチャージャーの配線をクルマに取り付けるのであるが、古いボンゴフレンディーのオルタネーターの発電量は80A程度なので果たして800whで充電できるのか?不安材料はあるがやってみるしかない。EcoFlowの最新1,000wh級ポタ電DELTA3オルタネーターチャージャーと同梱物書面にはUSBーC2口、USBーA2口、AC100V6口が付いている背面には12Vシガーソケット1口とDC5521が2口備わる背面の裏蓋を開いて収納すると電源、オルタネーターチャージャー、ソーラプラグが現れる幅202×奥行397.6×高さ283.6 重量12.5㎏廃熱ファンは前後に変更され上面はフラットで物が置ける
2024.11.20
コメント(0)
6月にキャンピングボンゴのパワステから異音が発生したので、手持ちのパワステオイルを補充して、直ったかに見えたが、1ヶ月程でまた異音が発生しだした。直っていなかったのだ。運転席のシートを上げてオイルタンクを確認してみると、最低ラインまで減っており、更にポンプとオイルラインからオイル漏れを起こしているのを確認した。取り敢えず補充しながら乗っていたが、減る頻度が早くなったので、マツダに預ける事にしたのだが、10月中旬にどうしてもこのクルマが必要だったため、一抹の期待を寄せてオートバックスから「補充と漏れ止め」なるパワステオイルを購入して補充してみたが、漏れは止まらず車庫に眠ったままになっていた。10月下旬にやっとドック入り。調べて貰ったら、アンダーカバーにおびただしいオイルが溜まっており、オイル漏れも確認できたとの事。ポンプと配管を全て交換の依頼をしていたのだが10日経ってもクルマが帰って来ないので、娘に尋ねたら、配管の純正部品が廃番となっており、修理不能との事で取り敢えず応急処置をしたが、これから修理対策を色々と考えてみるとの事で一旦クルマを返す事になり戻って来た。こちらでもネットで色々と調べてみたが、パワステポンプは幾らでもあるが、パワステ配管のリビルド品などは皆無である。今年やっと8ナンバー登録をしたのだが、またもや廃車の危機だ。さぁどうなる事やら。マツダのアイディアとウルトラCに期待して祈るばかりである。マツダからは乗っても良いが、なるべくステアリングを一杯まで切らないようにとの事だが、それは無理というものだ。漏れ止め効果があると謳うパワステオイルオイルタンクに満たされたパワステオイル応急処置を施された配管
2024.11.09
コメント(0)
ボンゴフレンディーを修理のためにマツダに預けたら、代車でボンゴバンがやって来た。以前からハイエースより安くコンパクトなボンゴバンに興味があったので、色々な場所で乗ってみてフレンディーとの比較を行ってみた。下記の表記は上段がフレンディー下段がボンゴバン車体サイズ 全長458センチ 全幅169センチ 全高209センチ 全長428センチ 全幅169センチ 全高186センチ フレンディーの方が全長が30センチ長く、全高も23センチ高いが、ボンネットが付いている事と、オートフリートップが付いているので、大きく見えるが、室内長と室内高はほぼ同じと言っても良いだろう。エンジン 2,500ccディーゼルターボ 125ps/4,000rpm 最大トルク30.0kg/2,000rpm 1,800ccガソリンNA 102ps/5,300rpm 最大トルク15.0kg/4,000rpm駆動方式 フルタイム4WD FR車両重量 1,920kg 1,390kg先ず、乗車してみるとバンは前輪の上に座席があるので、タイヤハウスが出っ張りグリップを握って乗り込まないと内股が当たって乗り降りに支障が出る。座席は中央に大きなセンターコンソールが設置されているため、運転席、助手席とも少し小さめ。ハンドルがバスのように寝ているので、メーター類は見下ろすポジションとなる。シフトはコラム式のオートマであるが、慣れればこちらの方がハンドルに近い分操作性は良い。好みの問題だが私はフロアシフトの方が好みだ。ブレーキペダルは小さく、アクセルペダルに接近しているので、踏み間違えそうであるが、これも慣れの問題だろう。フレンディーには無いエアーバッグが運手席、助手席共に備わっているのは、平成30年式ならではである。側面のスライドドアは左右にあるので、荷物の出し入れはすこぶる便利である。オートクロージャーは付いていないが、その事を差し引いても両開きは重宝する。また、開口部が大きいので、大きな荷物の出し入れや乗り込みもストレス無く行えるのは有り難い。走り出してみると、ガソリン車特有の軽やかな走りではあるが、トルク感はあまり感じられず、非力感もあるものの、通常走行では問題無いレベルだ。ただ、貨物車ならではのリアが板バネなので、足廻りは硬く跳ね上げ感がある。タイトなコーナーの続く上り坂では少々のパワー不足に加え、ハンドルが寝ているので、スピードを上げるとハンドル操作がやや遅れてしまう。この手のハンドルはゆっくり走る事を前提に作られているので、乗用車のようなタイトなハンドル操作がしずらい。オフロードに入ってみると、上りの急カーブでは後輪がいとも簡単に空転してしまう。バックでも僅かな段差があると直ぐに空転。2座席仕様の空荷なので、荷物を積載すれば少しは改善はされると思うが、2WDはオフロード走行には向かない。どんな状況でもタイヤが空転しないフレンディーのLSD付きフルタイム4WDとは雲泥の差である。改めてフレンディーのオフロード走破性の高さを実感できた。また、バンは軽トラのようにタイヤの真上に座席があるので、凸凹があるとキャビンが上下に大きく揺れる。これを防ぐにはスピードダウンしかない。ボンゴバンをフレンディーのようにキャンピング兼トランポでの使用は可能であるが、走りに関しては不満が出そうだ。それに目を瞑っても4WDは必須と言って良いだろう。ボンゴバン運転席/センターコンソールは大きくグローブボックスは小さい面積的にはフレンディーと同程度の荷室
2024.10.28
コメント(0)
先日の台風の最中、仕事帰りに近所の超狭隘道路でUターンを余儀なくされた。空いていた民家の駐車場にバックで突っ込めば簡単であったが、空いているとは言え他人の駐車場に勝手に入ってはダメだろうと思い、四輪通行不可の道路に少しお尻を突っ込めば何とかターン出来ると判断して、ゆっくりとハンドルを切りながらバックしていたら、いきなり左側からガガッと大きな音と少しの衝撃が走った。やっちまった!音と衝撃の度合いから何かにぶつけた感じではなく、何か固い物に接触した感じがあったので、直ぐさま降りて確認したら、先の空き駐車場の家の低い擁壁が鋭角に尖った角にクルマのサイドシルがめり込んでいた。何たる事か!数十センチの低い擁壁なのでミラーに写っていなかったようであるが、100%私の確認不足のミスである。それよりもモルタルの尖った角の先が少し欠けてしまっているので、これは弁証もんだ。事情を説明しようと、ドアホーンを鳴らしたが留守のようなので、改めてお詫びに行くとして、一旦帰宅。それにしてもクルマの左側をぶつけるのはこれで3回目だ。最初は作りかけのブロック塀、2回目はガードパイプだ。2回目を除き、バックミラーの死角となった位置なのでターンをする前に十分な確認を怠ったのが原因だろう。リモコンミラーを動かせてもっと下が見える位置にしておけば良かったと思われるがもう遅い。覆水盆に返らずだ。夕方、先方へ出向き、事故の説明をして、お詫びをしたらとっても良い人で「気に為されずに!ウチは大丈夫ですから!弁償の必要はありません。」と寛大な対応でしたが、新築の家なので些少の弁償費を渡して来た。今回ぶつけた箇所は最初にぶつけた箇所とほぼ同じ箇所で修理したパテが砕けて落ちて来た。しかし不幸中の幸いで、今回はサイドシルのみで、ドアは無事であった。少し涼しくなったら、修理してみようと思うが、かなり強烈にサイドシルが押されて潰れているので、スライドハンマーで引っ張り出すのは難しそうだ。パイプ状の物を縦に半分に切って溶接してみようかと色々頭を巡らす。ぶつけた衝撃でパテが砕けたサイドシル
2024.09.01
コメント(0)
先日ボンゴフレンディーに乗っていると、突然前方からウイーンというモーター音のような異音が発生した。何だろうか?足回りのようにも思える。「とうとう廃車か!」との思いが頭を過ぎったが、よく観察してみると、音は出たり出なかったりで、原因が良く分からない。ボンネットを開けたり、下から覗いて足廻りに破損箇所やオイル漏れは無いかと点検してみたが異常は見当たらない。色々と試している内に、ステアリングを切ると音が鳴る事が分かった。試しにステアリングを一杯まで切ってみるとウイーン音が大きくなる事を突き止めた。どうやら、パワーステアリングの油圧装置から出る音らしい。もしかしてステアリングフルード切れかも知れないと思い、運転席の座席を倒し、エンジンルーム内にあるリザーバータンクを確認すると、なんと!フルードが殆ど空になっていた。何処かに漏れているのかもと思い、ステアリングシャフトに繋がる油圧装置辺りを詳しく調べたが漏れは確認できなっかたので、手持ちの何時買ったかは記憶にない程昔のステアリングフルードを規定値まで入れて暫くエンジンを掛けて乗って見たら音は消えていた。ステアリングを一杯に切っても音はしない。どうやらステアリングフルード切れだったようである。何故フルードが無くなっていたのかとの疑問は残るが、当分は様子見とする事にしよう。たまたま持っていたパワーステアリングフルードフルードが殆ど無くなっていたリザーバータンクフルードを規定値まで入れたリザーバータンク
2024.06.21
コメント(0)
4月になって気温が上がり、夜でも暖房が必要無くなったので、フレンディーを8ナンバーにして初めてのキャンプに行くことにした。今回選んだキャンプ場は井原市(旧芳井町)にある、天神峡キャンプ場だ。このキャンプ場は名勝天神峡にあり、5箇所の駐車場と綺麗な水洗トイレ、ベンチなどがあり、小田川の支流沿いにモミジが植えられたサイトと小田川の河原サイトがある。広くはないが綺麗に整備されており、好感が持てる。16時頃到着し、サイトを見て回ると、既に4組ほどテントを張っている。平日だが無料なので、人気があるのかも知れない。しかし、このキャンプ場はサイトと駐車場がハッキリと分けられており、距離もあるのでカートがないとキャンプ道具を運ぶのが大変だ。今日は、焚き火をして飯を食いながら酒を飲んだら、車中泊をするつもりなので、荷物は少ないがサイトまで運ぶのが面倒になってきたので、焚き火は諦めた。やはりクルマでのキャンプの場合、クルマが横付けできるサイトが理想だ。バイクならサイトに入れるので、今度来るとしたらバイクだろう。駐車場で1時間ほど昼寝をして、6時過ぎに1人宴会の準備にかかる。今日は、キャンパーには超有名な万能調理器その名も「マルチグリドル」を購入したので、そのテストも兼ねているのだ。マルチグリドルとは、フライパンに両手鍋の取っ手が付いたような形をしたアルミ製の調理器だ。表面は凸凹しているが、イノーブルコーティングなる特殊加工が7層にも施されており、テフロン加工のようにツルツルして、軽くて錆びないので、ダッチオーブンやスキレットのようにシーズニングをする必要もない。しかし、購入の決め手となったのは何と言っても油を引かずとも食材が焦げて調理器にこびり付かないという魔法の仕掛けだ。しかも、これ1台で焼き物、煮物、鍋物など何でも調理でき、調理で出た余った油や汁などはキッチンペーパーで軽く拭くだけで、綺麗になるので、料理によって調理器具を替える必要が無いのだ。この魔法のマルチグリドルは人気が故に模造品も多く出回っており、正規品である太宰府市の株式会社JHQの定価が15,290円に対し安い物では2,000円前後で売られている。安物で試しても良かったのだが、日本製の正規品を是非使ってみたかったので、深型29㎝、取っ手、鍋敷き、ケース付きを定価で購入したのだ。先ずは鶏のモモ肉を焼いてみる。熱伝導率が良いので中火で油を引かずともドンドン焼ける。焦げ付きは一切無い。野菜を添えて、日本酒のアテとする。次は、そのままホタテを焼いてみる。これも焦げずに綺麗に焼ける。酒を飲み進め、最後はキッチンペーパーで拭いただけのグリドルにうどんスープを入れてうどんを煮る。翌朝はそのグリドルでベーコンと卵を焼く。4種類の食材を試したが焦げ付きは皆無であったし、汚れないので、キッチンペーパーで拭くだけという便利さも相俟ってキャンプにはこれ1台で全て賄える事を実証して見せた。さすがMADE IN JAPAN恐れ入った。マルチグリドルのテストを終え、酒もウヰスキーも飲んだので、オートフリートップ内に常に敷いているエアーマットと冬用シュラフを降ろしてYouTubeでも見ようとスマホ開いたが、圏外で電話もネットもアクセス不能。仕方がないので、本を読んでいたら寝てしまっていた。すると、突然けたたましい緊急発信音で飛び起きた。豊後水道で地震。大きな揺れに注意して下さいのアナウンスがあるも何も感じない。ホット一息だけども、今度は寝付けない。ウヰスキーを更に飲んでやっと安眠できた。ガス、IH、直火全てOKなマルチグリドル、今度は焚き火で試してみよう。誰一人いない駐車場で車中泊の準備が整ったフレンディー小田川沿いのキャンプサイト小田川支流沿いのキャンプサイト綺麗なトイレマルチグリドルで焼く鶏のモモ肉続いてホタテを焼く締のうどんを煮る朝方寒いと思い今夜は1階で就寝
2024.04.18
コメント(1)
フレンディーのギャレー上部の窓には換気扇としてPCファン2台を取り付けているが、1月の夜に妻はイルミネーション撮影、私は車内でおでんを煮ながら酒を3合飲んだ帰りの高速で、換気扇の外側のマグネットシートを取り付けるのを忘れ、後部寝室で寝ていたら換気扇から入って来る風で寒い思いをした。また、山口でのぼっちキャンプでは寝る前に雨が降る中、外に出てマグネットシートを取り付けるのが億劫だった事もあり、換気扇から車内に入って来る風を防ぐカバーを取り付ける事が出来ないかと考えた。換気扇は厚みがあるので、箱のような物を被せる方法が一番手軽であるとの結論に達し、電動カーテンにも接触しない適当な箱はないかと探したら、丁度良いサイズの素麺の空箱を見つけた。幅はピッタリだが、上下が大きいので、カットして換気扇の大きさに成型し、グレーで塗装した。このカバーの取り付け方法は、ファンを取り付けているボルト1本を利用する事にした。ボルトには見た目を考慮してキャップナットで締め付けているので、外してみるとM4であった。TEMUでM4の長ナットのような物がないかと探してみたら、六角真鍮スペーサーボルトなる物を見つけた。片方がオスネジでもう片方がメスネジのM4/20ミリ、6本セットで349円ナリ。それに合わせたM4ノブ雌ネジ5ヶセットが179円ナリ。部品が揃ったので製作に取り掛かる。ファンのキャップナットを外し、六角スペーサーボルトを締め込む。ボルトの先に赤色ブレーキノイズ防止剤を塗って、カバーを仮付けする。ボルトが当たった箇所に赤い印が付くのでその箇所をドリルで六角スペーサーボルトのオスネジよりも僅かに大きい穴を開ける。完成したカバーをファンに被せ、穴をボルトに合わせ押し込むとボルトの先が3ミリ程突き出るので、そのボルトにノブ雌ネジを締め込めばカバーをガッチリと留める事ができた。取り外しも、取り付けもノブ雌ネジ1つを緩めたり締めたりするだけなので、手軽である。これで車外からの風対策ができたので、車中泊でゆっくりと酒が飲めるというものだ。外側のマグネットシートを外すと風が入ってくるPCファン換気扇カバーのサイズに成形した素麺の空箱TEMUで購入した六角真鍮スペーサーボルトとノブ雌ネジ塗装した換気扇カバーと取り付け部品カバーを取り付けた換気扇カバーを取り外した換気扇(通常スタイル)六角スペーサーボルトとノブ雌ネジは小物のフックにもなる
2024.03.26
コメント(0)
3月初旬にフレンディーの左側フォグランプが発光しなくなったので、バルブを外して天眼鏡で確認したがフィラメントは切れていないように見えた。試しにバッテリーに繋いでみたら、発光しない。やはり、バルブが壊れているようだ。このバルブはハロゲンでH4のようなソケット式ではなく、座金からプラス線が出ている形状なので、特殊なものと思い込み、娘に頼んでマツダ純正品を発注したら、色々調べてくれた。バルブはホワイトとイエローの2種類があり、何れも1灯2,000円。LEDもあるが、2灯で15,000円という事であった。LEDの価格に怖じ気づきながら、右側と同色のホワイトハロゲンにした。届いたバルブとライトケースをよく見たら、ケースに12V55W/H3と表記されてるのに気が付いたので、H3で検索したら同じ形状のバルブが多種多様に販売されていた。LEDでも中華製なら2灯で2,000円程度だ。H3規格のバルブは見るのが初めてだったので、特殊な物と思い込んでしまったのだ。何たる不覚。腹を切って死にたい心境である。この歳になってこんな事も知らないなんて恥じ入るばかりである。情けないが今度右側が切れたら、両方LEDのイエローにしてみよう。気を取り直して取り付け準備に掛かる。外したランプのステーは真っ赤に錆びて余りもみすぼらしいので、ランプから外してサンダーにカップワイヤブラシを取り付けて磨き、黒サビ転換剤を塗って、塗装した。片側のステーは以前の事故でビスを止めるプラボディーが破損したためだろう、大量の接着剤のようなもので貼りつけてあり、剥がす事が出来ないのでそのまましてステーだけ磨いて塗装した。ライトに新しいバルブを入れて、プラスの平端子をカプラーに挿し込む。マイナスはカプラーからアースされている。タイヤを左一杯に切り、その隙間からバンパーにランプステーを4箇所ビス留めすれば修理完了である。スモールスイッチを点け、フォグのスイッチを入れてみると、見事点灯。やはりバルブが壊れていたようだ。バンパーから外した左側フォグランプスタンレー12V55W/H3と記されたライトケースバルブを外したライトケースとサビサビのステーホワイトハロゲンH3バルブ中華製のマツダ純正ホワイトハロゲンH3バルブ修理が完了したフォグランプ
2024.03.24
コメント(0)
キャンピングカーのエンジンOFF時に天井から照らす照明が欲しくなり、ライトバーを設置することにした。これまでは充電式LEDライトを側面に設置した小物入れに取り付けたフックに吊していたのだが、光りを照らす場所が偏るので不便であったため、その場の状況に応じて設置場所が簡単に変える事が出来るようにしたいのだ。しかし、このボンゴフレンディーはオートフリートップが装着されているので、天井にライトを埋め込む事は難しい。色々と考えた結果、最近流行のポータブル電源からの配線は大きいし、重いし、高額なので現段階では見送る事として、手持ちの充電式LEDライトと電池式LEDランタンを天井付近に設置できるライトバーを取り付ける事にした。現車は右後部に1×4材を座板にしてハンガーレールを取り付けており、左後部には同じく1×4材で小物入れを取り付けているので、この両方の板に鉄製のフラットバーを渡せば磁石付きのLEDライトや、磁石フックを利用してライト等を吊り下げる事ができる。早速車内寸法を測ったら約1200ミリと出たので、ホームセンターで使えそうな金物を物色すると、建材用の鉄製C38チャンネル材を見つけた。寸法は幅39ミリ長さ4000ミリ厚さ1ミリで丁度良いサイズの幅であった。厚さが少し薄いが両端がコの字に曲げられているので強度は十分で少々重い物を吊り下げても大丈夫そうである。流石に長さ4mはクルマに入らないので半分の2mにカットして貰って購入した。価格はカット代の100円を含めて580円ナリ。取り敢えず金属用卓上丸ノコで1200ミリにカットして、現物合わせを行い、更に数ミリカット。取り付けステーは余ったチャンネル材をカッとして、コの字の折り目をグラインダーでカット。更に両頭グラインダーで整形して、ハンドベンダーで車内両側の1×4材の傾斜に合わせてL字形に曲げ加工を行う。チャンネル材とステーにボール盤でビス穴を開けボルトとナットで固定。組み立てたライトバーを車内に持ち込み左右の振れと高さを調節の上、1×4材にビス止めして完成である。グレーに塗装しても良かったが、チャンネル材が以外と綺麗だったのでそのまま取り付けた。手持ちの磁石内蔵LEDライトをくっつけてみると、かなりの磁力なので、クルマが揺れても落下する事は無いだろう。手持ちの100均で買った磁石フックをくっつけて、電池式LEDランタンを吊してみたがこちらも磁力が強力で落下の心配は無い。これで、シンクの上や、中央と手軽にライト位置を移動する事が出来るようになった。充電式LEDライトはライトバーに常時取り付けたままにして、充電ケーブルを繋いでおけば、いつも満充電で直ぐに使用する事が可能となる。追加情報任意保険料は3ナンバーから8ナンバーに変更した場合年間90円のアップという事であった。2mにカットして貰ったC38チャンネル材1×4材に自作ステー取付部天井に押し付けた状態で設置したライトバー充電式LEDライトと電池式LEDランタンを吊したライトバー
2024.03.22
コメント(0)
2年程前から工作車にギャレーや簡易座席を自作設置して車中泊仕様にしていたので、昨年の車検時にはキャンピングカー登録として8ナンバーに出来ないものかと、陸運局や近所のモータースに相談していたのだが、排ガスが怪しいと言う事で諦めていたのだが、娘が「マツダ純正のエンジン添加剤を注入すれば、排ガスをクリア出来るし、陸運局で現車を見て貰いキャンピングカーとしての構造変更が可能かどうか聞いてくる。」と言うので、工作車を預けた。結果はビックリ仰天。キャンピングカーとしての要件を全て満たしており、乗車定員5人で就寝定員2人として登録出来るとの事であったので、そのまま構造変更の車検を受けたら見事合格したと言うのだ。これは驚き、耳を疑った。キャンピングカーの仕様については、昨年4月に8ナンバーの構造要件が大幅に変わり、シンクの高さが850ミリ以下の場合はシンク前の床面が300ミリ×500ミリあれば良く、この場合床から天井までの高さは1,200ミリ以上でOKとなる。従って、シンクの対面に自作の簡易座席を設置した場合でも要件を満たす事が出来たのだ。因みに何も考えずに作ったシンクと簡易座席との間は310ミリであった。しかし、問題は構造変更の車検である。一番気になっていた事なので1つ1つ娘に尋ねてみた。1.排ガス濃度マツダ純正ズームパワーディーゼルポリューションリデューサー(K450 W0 862)をエンジンに注入したら、排ガス値が規定値の半分に激減したので問題無くOK。2.タイヤサイズ純正はフロント195/70R15/92S、リア215/65R15/96Sだが全輪205/70R15/96Tに換装しているので、タイヤ幅はフロント+10ミリ、リア-10ミリとなり、タイヤを太くする場合は+20ミリまで、細くする場合は-10ミリまでに適合するのでクリア。次にロードインデックスであるが乗車定員5人×55㎏+車両重量1950㎏÷4本=556.25㎏となりロードインデックス対応表から88以上のタイヤ使用となり、96を装着しているので問題無し。3.ハイマウントストップランプの球切れ沢山ある中の3球が切れていると思っていたのだが、ブレーキを踏んで検査員が目をこらしてよく見たらうっすら光っていたので問題無し。4.中華製LEDヘッドライトバルブ装着テスター屋で光軸調整をして持ち込んだら光度、光軸共問題無し。5.修理中につき片方外しているフォグランプ平成18年以前のクルマは1灯あれば問題無し。と、言う事で全てクリア。めでたし。めでたしなので、その夜は嘉美心の純米吟醸生原酒を開封したのは言うまでも無い。一週間後、自賠責を一旦切って、車体番号で25ヶ月に入り直して、娘が車検証書き換えと、8ナンバープレートに交換のため陸運局に行ってくれ、晴れて8ナンバープレートを付けて帰って来た。このクルマは中古で購入する時には大阪ナンバーの8ナンバーだったので、23年後にまた元の8ナンバーに戻ったと言う訳だ。クルマも満足している事であろう。これで、車検ごとにギャレーや簡易座席を降ろさなくて済むのは有り難い。そして車内の改造もやりたい放題だ。良い事ずくめのようだが8ナンバーにすると経費的にはどうなのか、経費は概ね次の通りである。自賠責保険料 3ナンバー 17,650円 8ナンバー 20,580円 +2,930円重量税 3ナンバー 50,400円 8ナンバー 37,800円 -12,600円任意保険料 100円以下のアップに留まり、殆ど変わらないらしい。後日金額確認。自動車税 15年以上の3ナンバーで51,700円だが、これよりは安くなる筈である。高速料金も2年車検も3ナンバーと変わらないので、トータルで計算すると15年以上の古いクルマは8ナンバーの方が維持経費は安く上がると思われる。今回は検査費用その他がかかっているので、車検時に8ナンバー登録にするのが費用的には抑えられるが、諦めかけていた8ナンバー取得ができたので、よしとしよう。堂々たる8ナンバープレート/外している左のフォグランプ/中華製LEDバルブのヘッドライト排煙予防剤(マツダ純正ズームパワーディーゼルポリューションリデューサー)205/70R15/96Tのナンカン製オールラウンドタイヤ3球が弱いハイマウントストップランプ
2024.03.20
コメント(2)
工作車には後部に12Vソケットが標準装備されているので2口の延長シガーソケットを接続して、ギャレーの側板に両面テープで簡易的に取り付けていたのだが両面テープの粘着力が弱く直ぐに剥がれて落ちていたので、この際ガッチリと取り付けるべく、ステーを探したら、適当なL字型の金具が出て来たので、ビスと両面テープの併用で取り付けた。片方のソケットにはFMトランスミッターをセットし、もう片方にはUSB2口ソケットを取り付け、ライトニングとタイプCとマイクロUSBの三つ叉USBケーブルを挿し込みスマホの充電等に使用している。FMトランスミッターにもUSBソケットが1口付いているので、合計3口のUSBソケットとなり、三つ叉USBケーブルを挿し込んでもまだ空きが2つという充電環境の充実ぶりである。ついでに、自作の簡易座席の塗装を省略していたのだが、いくら何でもベニア板の色ではギャレーとアンバランスなので、同色で刷毛塗りした。これでバランスがとれてキャンピングカーらしくなった。両面テープとビスでギャレーの側板に取り付けたステーステーに取り付けたFMトランスミッターとUSB2口ソケットと3Way充電ケーブルギャレーと同色に塗った簡易座席
2024.03.16
コメント(0)
工作車を昨年末から2回に分けての修理がやっと終わり2月25日にやっと帰って来た。今回の修理箇所は明細によるとエアコン総合診断、エアコン中古コンデンサ購入及び取替、クーラーガス注入、エンジン及びミッションマウント交換、サーモスタット交換、EXガスケット交換、同折損スタッドボルト交換、オイルリターンホース取替、エンジンオイル及びオイルフィルター交換、その他と盛り沢山の内容となったが、全て丁寧に仕上げて下さりこれで当分修理しなくて済みそうである。特に劇的な変化があったエンジン及びミッションマウント交換は衝撃を受けた。27日~28日には京都、大阪、奈良に所用がありいきなりの荷物を載せての長距離だったが、エンジンの調子も良くトラブルは皆無であった。ただ、4日も掛けて丁寧に洗浄したヒーター関係であるが、レジスター(吹き出し口)をインパネと足下にすると効くが、インパネだけにすると殆ど効かない点は直っていなかった。アクチュエーターの故障だろうか?暖房はインパネと足下にすれば効くので冬は凌ぐ事が出来るので大丈夫であるのだが…。エンジンマウント2ヶ8,810円、ナット318円。ミッションマウント13,673円、ナット616円。工賃23,100円なり。
2024.03.02
コメント(0)
新年早々に修理から帰って来た工作車であったが、暖房装置が直っていなかった事と、新たにEXマニホールドのスタッドボルトが1本折損している事が判明。また、ヘッドガスケットからのオイル漏れもあるようなので、ガスケットの交換と丁度交換距離に達していたのでオイル交換もお願いするために2度目のドック入りと相成った。EXマニホールドのスタッドボルトは平成25年に1番が折損したので交換済みであったが他のボルトがまた折れたようである。娘がこの際全部新品に交換したらと提案して来たが、前回マツダディーラーでの交換時に途中で折ってしまいシリンダブロックから取り出すのに苦労したようなので、また同じ失敗をしたら面倒な事になる事が予想され、今回も折損したボルトだけ交換する事にした。年末にエアコンのコンデンサーを中古品に換装する事から始まった修理は、エンジン・ミッションマウントの交換、ヒーターの修理、EXマニホールドのスタッドボルト交換、ヘッドガスケット交換、オイル交換と次々不良箇所が見つかり、長いドック入りとなっている。古いクルマなので仕方がないのだが、全てやっていたらお金が幾らあっても足りないので、過剰整備は切り捨て、どうしてもやって置かなければならない所だけに絞っているがこの有様だ。しかし、この修理が全て順調に進めば、エンジン回りは排ガスだけを残して完調となり、30万㎞に向けて光明も見えて来るだろう。来週辺りには帰って来て貰いたいものだ。スタッドボルトが途中で折損した穴が見えるEXマニホールド
2024.02.17
コメント(0)
令和4年6月に工作車のワイパーブレードを中華製のブレード(600ミリ424円、400ミリ297円)に交換していたのだが、最近拭き取りがすこぶる悪く、ガラス面に拭き残しが出るようになったので交換する事にした。2年ほどしかもたなかったが、中華製の安物なので仕方がない所ではあるが、もう少し期待していたのに残念である。今度はもう少しましな物を取り付けようと探していたら、TEMUなる中華サイトでブレード付きのワイパー運転席用600ミリが449円、助手席及びリア用400ミリが1本443円で売られていた。ブレードではなくワイパーの価格なので相当お買い得だ。このサイトでは2,800円以上の買い物で送料無料となるので、他にバイクからスマホに接続するライトニングケーブルなどの小物と共に注文したら6日で届いた。早速、取り付けに掛かるが、古いワイパーを取り外したまでは良いのだが、取り付け方が違うようで手順がが分からない。安物なので当然説明書も無い。またやっちまったか!と落胆しかけたが、最悪、ブレードだけ交換すればよいので、気は楽だ。分解して構造を確かめるも良く分からない。諦めかけた頃、このワイパーはラッチを跳ね上げワイパーの先を挿し込むだけでワンタッチで取り付ける事が出来る事が分かった。たぶん今のクルマのワイパーはこのような構造になっているのだろう。古いワイパーしか知らない私は目から鱗だ。中華製が最先端を行っているのか。3箇所全てワンタッチで交換して、水を流したフロントガラスを拭き取ってみる。僅かな拭き残しも無く、完璧に拭き取っている。拭き取り音も聞こえない。素晴らしい。ワイパーが鉄製ではないので、弾力があり、ガラスへの吸着性が良いのかも知れない。後は耐久性だけだが、安いので頻繁に交換しても良いだろう。恐るべし中華製ワイパー。600ミリと400ミリの中華ワイパー(緑の部分はブレードの保護材)ワンタッチワイパーを装着したフロントリアに取り付けた中華製ワンタッチワイパー
2024.02.06
コメント(0)
工作車のエアコンの効きが悪いので、娘のツテで電装屋に検査して貰い故障箇所の特定に漕ぎ着けた結果、エアコンコンデンサーのガス漏れという結果になったので、ヤフオクで出品されていたコンデンサーの写真と型式で適合の可否を尋ねたら、まさかの不適合との悲しい知らせが届いた。ロシアから出品されているパチ物は買う気がしないので、他を探したがなかなか見つからず途方に暮れていたら、娘がガス漏れ点検済みの中古を1万円で探してくれた。これで、やっと部品が揃ったので、年末に修理に出したところで、電装屋から娘の所へ「ついでに各所をを点検したところ、エンジンマウントがかなりへたっているので、交換すると振動がなくなって劇的に乗りやすくなるよ」とアドバイスが入った。エンジンマウントとミッションマウントを新品に交換すれば、静かになって、ストレスがなくなる事は以前から分かっていたのだが、マウント自体は安いものなのだが工賃が高いし、古いクルマなのでどれ程の効果があるのか分からないので今まで放置していたのだが、工賃も頑張ってくれると言う事なので、マウント交換もお願いした。それと、暖房の効きも今一つなので合わせて点検もお願いしたら、冷却配管に付いているサーモスタットの不良も発覚した。費用が嵩むがここは交換しかないだろう。古いクルマなので弄りだしたらあれもこれもと交換部品が増えてくるのは致し方ないが、冷暖房が効かなくなったら、今のご時世クルマとは言えないだろう。修理箇所が増えた事で年内納車がずれ込み、正月を挟んで1月3日の納車となったが、毎年正月は何処にも行かないので問題無い。1月4日、所用で近くまで出掛ける用事ができたので、修理後の工作車のエンジンを初めて掛けてみた。キーを捻るとセルが回り後は音もなくエンジンが掛かる。何?。何時ものような振動が全くないのだ。車体が全く揺れない。嘘みたい。走ってみるとディーゼル特有のガラガラ音はするが、他に何も音がしないので、新車に乗っているようだ。凄い。エンジンを切ってみると、これまたたまげた。エンジンが何時止まったのか分からない内にスゥーと止まる。まるで別のクルマに乗っているような錯覚を覚える。エンジンマウントとミッションマウントを交換するだけでここまでハッキリと静かになるものだろうかと、正に驚愕した。エンジンも静かになっているような気がしてまるでガソリン車に乗っているようにも思える激変振りには脱帽した。たった3ヶの小さなゴム部品なのにクルマの性能をここまで変える事が出来るとは、恐るべしエンジンマウント。外したマウントは一度確認したかったので、車内に置いてもらっていた。箱から出してゴムブッシュのへたり具合を確認してみると、かなり潰れていて金具と金具の隙間がかなり狭まっていた。厚みを計測してみると35ミリ。純正のマウントが43.2ミリだから8.2ミリもへたっていたのだ。恐らく新車から一度も交換していないだろう。エアコンと暖房は走る距離が短かったので、何とも言えないが、冷房は以前よりかなり改善されたように思えた。今年の夏は何とか乗り切れそうだ。だが、修理必須箇所はまだあった。部品と工賃の見積が出てからもう一度整備工場送りだ。工作車から外したエンジンマウントとミッションマウントかなり潰れているゴムブッシュミッションマウント
2024.01.05
コメント(3)
11月も終わろうとする26日の日曜日の午後から山口県の湯田温泉への出張が入っていた。折角山口まで行くのだから帰りにぼっちキャンプを計画した。湯田温泉へのアクセスをGoogleMapで確認すると、山陽道から山口JCTを逆方向つまり広島方向に少し戻ると最近出来た湯田温泉スマートICがあるので、ここで高速を降りるのが楽なように思えたが地図をよく見ると、山陽道の防府東ICで降りてR262を使う方が距離的には近いとわかった。道路も真っ直ぐ延びているのでスピードも出せるだろうと思いこのルートに決定。当日午後1時過ぎ、キャンプ道具を積載した工作車で出発。エアコンのコンデンサーの修理が未だ出来ていないが、この気温では使用する事はないので問題無い。高速は快調だったが、徳山東IC出口の看板が見えた時、防府東と完全に間違えてナビの指示もないのに慌てて出口に向かってしまった。ICを降りてナビの時間をみたら、目的地まで1時間30分と出ていた。そこで初めてICを間違えて降りてしまった事に気が付く始末である。東、東と思っていたのが悪かったようである。情けない話しである。再び高速に復帰して今度は間違いなく防府東で降りる。思った通りR262は走りやすい直線道路だった。今日は目的地に着く前に参道の両側一面に彼岸花が咲く鰐鳴八幡宮に参拝する予定なので、途中で国道から離脱する。鰐鳴八幡宮は二階建てのような拝殿を持つ立派な神社で拝殿前には仙水付きの庭もある。参道の彼岸花は花は当然無いが、筋状の葉が沢山出ていたその量をみてシーズンには相当な数の花が咲くのだろうと想像出来た。神社の広い駐車場の隅にクルマを駐めて、コーヒーを飲むべくギャレーで湯を沸かす。のんびりとコーヒーを飲みながら、本日の宿泊ホテルを確認するも、新しいホテルなので、カーナビに表示されないので、スマホナビで行く事した。ホテルには別館で温泉が用意されており、松田屋での会食の後、温泉に入る事ができた。流石湯田温泉。翌日の仕事が終わったのが午後1時、スマホで食料調達場所を探すと近くに海鮮市場なるスーパーマーケットがあったので、行ってみると、何とスーパーの駐車場が有料。1時間200円だ。有料駐車場のスーパーは初めてだったが、仕方がないのでこの店で本日の鍋料理の食材を購入し、山口ICから中国道に乗り、周南市の鹿野ICまで走り、山口方面に県道9号を少し引き返すとスーパーマーケットがあった。こんなもんだ。更に下ってキャンプ場の看板を脇道にそれると枯れ葉だらけの細い山道に変わり、間も無く高瀬湖の上流の新平ヶ原公園キャンプ場に到着する。このキャンプ場は無料でありながら、設備やロケーションなどが優れているとして県内では人気が高いらしい。キャンプ場は桜の木が植えられた林間区域と一段下がった平原区域に分かれており斜面の下には川も流れている。この時期で、しかも平日なので誰もいないと思いきや、ワンボックスが1台駐まっていた。早速、河原に降りて薪を集めて、焚き火の準備に取り掛かる。午後4時頃、焚き火台を組み立て焚き火を開始。今日は思ったほど、気温が下がらず、持って来た防寒着も必要無い。本日は豚肉と野菜やキノコを入れた醤油仕立ての鍋で、清酒のカップ酒を飲もうという算段だ。鍋の準備に取り掛かる頃、ワンボックスが帰って行った。デイキャンプだったのだろう。これでまたしても、ぼっちキャンプとなってしまった。鍋をつつきながら酒を飲んでいると日が暮れて来た。看板に熊の目撃情報が書かれていたので、ここでも熊が出るらしい。今日も一応熊撃退スプレーを持参し、手元に置いているのだが暗闇の中忍び寄られた分からないだろうが、入口に蛍光灯が1灯点っているのが心強い。そうこうしている内に雨がポロポロと降り出した。今回は車中泊で昨年買ったー20°対応と謳う中華製のシュラフを試すべく持参したので、鍋と酒を車内に持ち込み、心ゆくまでぼっちを楽しむ。酒が終わったので、スマホでYouTubeでも見ながくつろぐ事にする。中華製のシュラフを広げてみるとマミー型ではなく封筒型でかなりゆったりしている。中に入ってファスナーを上げて眠ってみると段々と暖かくなり、ついには暑くて服を1枚脱いだ。明け方には少し肌寒く感じたが暖房なしでもまずまずだった。当夜の気温は少し高めだったので快適であったが、真冬になったらどうだろうか。少し不安が残るお試しシュラフであった。朝になり雨は殆ど上がっていたが、薪も濡れていたので、車内のギャレーで昨夜の鍋の残りにうどんと卵を入れて朝食とした。車中泊はテント泊と違って、車内で全て完結できるし、シュラフやエアーマットなどを袋詰めする必要も無い。特に雨の日は濡れなくて済むのが有り難い。夏はテント、冬は座席を倒しての車中泊、春と秋はオートフリートップを上げて2階での車中泊が良いかも知れない。工作車に苦労してギャレーを取り付けた効果は抜群で、車内で水が使え、コンロが使える利便性は格別なものがあり、大いに威力を発揮した。鰐鳴八幡宮駐車場でコーヒータイム山道の彼岸花が有名な鰐鳴八幡宮周南市の新平ヶ原公園キャンプ場薪を集めて夕食の鍋を煮る電動シェードを下ろしてお休みタイムに入った車内霧が立ち込める中朝食のうどんを煮る桜の木が植えられた林間区域
2023.12.01
コメント(2)
今年の夏は去年にも増して暑かった。10月になっても車のエアコンを可動させた程であるが、工作車のエアコンは以前に比べて送風される冷気が弱って来ており、汗こそ出ないが、走行中も車内は明らかに暑い。それも日が経つにつれ段々と効きが悪くなっているのが分かる程である。このまま放置しておけば、来年の夏は地獄を見る事が予想されるので、何とか修理したいとブツブツ念仏を唱えていたら、娘が費用は掛かるが、不良箇所を特定して貰えるクルマ屋だかエアコン屋だかを知っているので、持って行くと言うので工作車を預けた。丁度一週間の検査で不良箇所がエアコンコンデンサーだと突き止めた。流石プロだ。コンデンサーからガス漏れを起こしているとの事で、マツダの純正部品S09Aー61ー480を調べたが、現在廃番となっていて入手不可能との回答。さて、これは困った。ネットでリビルド品を調べたが、この手の部品はリビルドは出来ないようで、何処にもない。社外品の新品もない。こうなると中古を探すしか方法がないので、探してみたら、同じ部品番号でロシアから485ルーブルで出品されていた。日本円に換算すると819円だ。余りにも安いので信用し難いし、ウクライナを虐めているのでそんな国とは取引したくないので諦めた。後は頼みの綱のヤフオクしかない。検索してみたら、有り難い事に5点ほど出品されていた。その中で一番登録年が新しく、走行距離が少なく、ガス漏れ検査確認済みのエアコンコンデンサーを選んだが、平成17年式のRSーVエアロオートフリートップの2,000ccガソリン車用なので、車体型式が全く異なる。しかし、掲載写真と現車のコンデンサーを比べてみると配管の取り回しが全く同じように見えた。これはイケルと思ったが、念のためにマツダに適応の可否の確認を依頼した。さて、どうなる事やら。工作車のエアコンコンデンサーヤフオクに出品されているRSーV用エアコンコンデンサー
2023.11.23
コメント(0)
工作車のリビルト品オルタネーターの故障が判明したので、保証書と共に販売店へ送った。送る前に故障の症状を電話しなかった為に少し手間取ったが代替えリビルト品を送って貰えた。保証書は前回のままなので、保証期間はあと1年だ。早速モータースに持ち込み、取付と車検整備をお願いした。今回は要件が整ったら8ナンバーに変更しようと、色々と画策していたのだが、なかなか難しい事が分かったので、ナンバーは変更せず自賠責保険もそのままで更新し、車検を通す事に専念した。今回の交換部品はブレーキオイル、リアブレーキパッド、ステアリングラックブーツなのだが、ステアリングラックブーツはブログの記事によると9年前に新品に交換しているが、また破れていたようである。9年もったなら仕方がないか。それと今回はワコーズのエンジン洗浄剤フューエルワンとフューエルツーを使用してエンジン内のクリーニングを行った。燃料に混ぜて使用するタイプの添加剤で先ずワンを使用して燃焼室、吸排気バルブ、インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去する。次にツーを使用する事により、カーボンの付着を抑える効果があり排ガスをクリーンにする事が出来るようである。オルタネーターの故障から始まった車検整備であったが、2週間ほど掛かってやっと工作車が帰ってきたので、早速バッテリーの追加充電とヘッドライトバルブをLEDに戻した。これで取り敢えず後2年は乗れるだろう。代替え品のリビルトオルタネーター型番が印刷されたステッカー
2023.10.01
コメント(0)
工作車のオルタネーターの故障が濃厚となったので、ネットでリビルト品を探していたら、娘が去年買ったリビルト品なら保証書がある筈だからそっちを先に探したら!とご尤もなご意見を頂戴する。なるほど忘れていたと言うより記憶が無い。早速、探したら車検証と一緒にバッテリーとオルタネーターの保証書が出て来た。保証期間は2年又は2万キロとなっているので、十分保証期間内である。娘のお蔭で16,000円助かった。取り敢えずクルマを動かす必要があるので、バッテリーに充電器を繋いで一晩中充電してみた。繋ぐ前の電圧は11.5 Vしかなかったが、午前9時頃には両バッテリー共やっと12.9 Vまで回復した。セルを回してみると、何事も無かったように1発でエンジンが始動。そのままモータースへ持ち込みオルタネーターの点検と車検前整備をお願いするも、代車は無いとの事。やはり聖湖には行けそうにない。そもそも聖湖でキャンプをする計画は、13日、14日と島根県の益田に出張の予定が入り、地図で最短距離を探してみると聖湖がその道中にある事が分かったので、1日前倒しして遊んでやろうと密かに企んでいたのだ。家に帰って妻のデミオを3日間貸す、貸さないの攻防の末、聖湖でのキャンプは諦める代わりに、妻と一緒にデミオでインスタ映えする名所を巡りながら益田に向かうという案に落ち着いた。13日、午前8時30分出発。山陽道を広島JCTまで快調に飛ばす。広島道に分岐し、広島北JCTで中国道に分岐、草ぼうぼうの加計スマートICを出てR191を南下、井仁の棚田に向かう。10月1日に稲刈りイベントが開催される予定との事なので、稲穂が丁度良い頃と期待していたのだが、既に稲刈りが始まっており、はで懸けをしている田んぼもあった。しかし、それよりも深刻なのは休耕田が半数近くあり、担い手不足がひしひしと感じられた。駐車場で「とちぎ」ナンバーのクロカン4WDに乗るいちご農家の青年と話しをしたら、閑散期である7月~10月は毎年全国でキャンプや車中泊をしながら棚田巡りと登山の旅をしていて、今年は北海道から始めて、鹿児島まで行く途中との事。羨ましい限りである。再びR191に復帰し今度は北上。戸河内でうどんと田舎寿司の昼食を取り、更に北上すると名勝三段峡がある。ここは藤さんのBMWとツーリングをした帰りにグリフィスさんに出会った思い出の場所である。島根県の県境付近はアジサイロードと呼ばれ道路の両側にアジサイが植えられており、気温が低いせいか未だにちらほらと花が咲いている。R191の最高地点に達すると、いよいよ聖湖だ。キャンプ場を見たかったが、次の予定があるので、パス。益田まで一気に下る。益田は初めて訪れる町だ。万葉の歌人、柿本人麻呂が没した地とされる事で、柿本神社が2社ある。どちらも参拝したが、戸田柿本神社の向拝柱の下に赤マムシが蜷局を巻いていたのには驚いた。次はインスタ映えする衣毘須神社だ。この神社は、細い砂浜で繋がっている日本海に突き出た松の生えた大きな岩礁の上に鎮座しているので、観光名所となっているようだ。それにしても、夕方になるにつれ蒸し暑い。少し歩くだけで汗びっしょりとなったので、早めにホテルに入り風呂に入る。妻は一人で、夕日や萩・石見空港を撮影したいと言うので、どうぞご勝手に!私は付き合いきれません。翌日、目覚めると雨。所要の会場まで担当者のプリウスで送って貰い、12時30分無事終了。地元の親分がお土産にと格安で名産の生きたモクズガニと鮎を大量に届けてくれたので、妻に電話すると益田駅でパフェを食べているとの事。いい気なもんだ。デミオに土産を積み込み、御礼のご挨拶をしてR191を引き返す。どうしても一目見たかった聖湖キャンプ場に未練がましく行ってみる。芝生張りの広いキャンプ場は整備が行き届き美しい。ゴミ1つ落ちていない。キャンプサイトには車両は進入出来ないが、舗装路が各サイトを巡っており、近くで荷物を降ろして駐車場にクルマを駐めるスタイルだ。炊事棟や東屋、トイレなど完備されており、これが無料とは驚きだ。雨が上がっていたので、折角だから益田で頂いた弁当を悔し泣きしながら食べた。昨日、クルマの中でモータースから連絡があり、やはりオルタネーターの故障が原因らしいとの事。外してあるので、引き取りに来てくれとの事なので、帰りに回収に向かう。説明ではアイドリング時の充電電圧は正常値であったが、負荷時(エアコン等の稼働時)は11.5 Vしか電圧が上がらないようである。正常であれば14V弱の数値が出る筈であるので、オルタネーターの故障で間違いないであろう。早速、保証書と経緯をしたためた文書と共にパーツ店に送った。次に8ナンバーに変更するため陸運局での車検について調べて貰っていたので、対応の説明を受けた。1.排気ガスの数値の問題エンジン内洗浄その他対策を施してみるとの事。2.ヘッドランプの光軸中華製の明るいLEDバルブは光軸が定まらないので、車検は不可との事だったので、予め自分で暗いH4のハロゲンランプに交換したので これはOK。3.後部のハイマウントストップランプの球切れハイマウントストップランプを外してみると小さな豆球のような物が10ヶ程付いている内の3ヶが切れていたので交換しようとしたら、ハウジング一体型で分解出来ないようになっていた。グラインダーで割腹して修理した強者もいるようだが、特殊形状の球だかLEDだか分からない小さな発光体なので入手が難しいと判断してそのままにしており、車検時に外しておいたらどうかと思い調べて貰っていた結果、この年式のクルマは外しておけばOKとの事。4.タイヤサイズボンゴフレンディーはタイヤ径が変則形状となっており、前輪195、後輪215が純正仕様となっているが、フレンディーユーザーはタイヤローテーションの事を考慮し、殆ど前後輪同サイズに変更している。工作車も例外ではない。フロントは昨年購入したスタッドレスが195なので何とか確保できるが、後輪用の215がない。マツダに中古を探して貰っているが、どうだろう。厳しい状況に陥っているのが現状である。因みに蟹と鮎は美味かった。酒が進んだ事は言うまでも無い。残念だった井仁の棚田日本海に浮かぶ衣毘須神社聖湖キャンプ場
2023.09.16
コメント(2)
9月11日、真庭市に所用で出掛ける用件があり、丁度昼時を挟むので涼しい山の中でラーメンでも作って、翌日の広島県山県郡北広島町にある聖湖でのぼっちキャンプに備えようと工作車を車中泊仕様にセットして、いざ出発。高速を使わずに一般道を落合に向けて只管北上するも、吉備中央町を過ぎた辺りで道を間違え、細いクネクネの峠道を越えて有漢経由でR313に出た。これから先は山はないので、仕方なく空き地に工作車を駐めて、後部キッチンでインスタントラーメンを煮る。エアコンで冷えた車内だったが、ガスコンロを使ったために、ツイン換気扇を回していても車内の温度がグングン上がるので、運転席と助手席の窓を全開にした。その時パワーウインドウを下げるスピードが少し遅いように感じた。後から思えばこれが悪夢の前兆だったのだ。熱々のラーメンをかき込んで、スーツに着替え目的地に向けて再出発。ゴールは目前、約束の時間にはゆっくり走っても間に合いそうだ。所用を済ませて外に出ると、雨が降っていた。空もどんより曇っている。やはり県北の夏場は夕立があって、夜は涼しいだろうなぁ。と呑気にお気に入りのJAZZを聴きながら走っていると、曲の合間にビー、ビー、ビーとノイズが入り始める。このカーナビも20年ほど使っているのでそろそろ寿命かなぁと思っていると、落合の町を過ぎた辺りから雨脚が激しくなり、R313から県道66号へ分岐して山間部に入った頃にはバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。ワイパーを最速にしてもフロントガラスを流れる雨を拭き切れない。視界が極度に悪いのでフォグランプも点けて徐行運転だ。道路の低い所は雨水が溜まって池の様になっており、確認を怠って突っ込むと凄まじい飛沫で一瞬前が何も見えなくなるので、慌ててブレーキを踏んで減速する。そんな事を繰り返しながら、吉備中央町に着く頃やっと雨が小降りになった。やれやれと安堵した矢先、メーターパネルにABSの表示が点灯すると同時に、タコメーターとスピードメーターの針が暴れ出したかと思ったら、いきなり全て0を指してダウン。ABSが消灯すると何もなかったかのようにメーターも正常に戻るが、直ぐに点灯して、メーターが無茶苦茶になる。これは明らかに重大な異常事態だ。幸いエンジンには支障が出てなく水温計も正常なので、走れる所まで走る事にした。ABSが点灯したのは初めての事なので、色々と考えを巡らせてみると、先程の大雨がどうも気になる。何回も雨水の池に突っ込んだから、ブレーキ回りに取り付けられているABSのセンサーが雨の影響で誤作動を起こしているのかも知れない。現にABSが作動したような挙動はブレーキペダルからは感じ取れていないので、誤表示なのかも知れない。それではメーターの大暴れは?ABSとの関連はあるのか。いや、無いだろう。関係するとは思えない。それではやはり何処かが壊れているのか?分からない。などと思っていると今度はカーナビの音楽がダウン。勝手にナビ画面に切り替わった。何か嫌な予感がするので、ナビはOFFにして格納。暫くすると、何だか車内が暑くなってきたと感じたのでエアコンの送風口に手をかざしてみると暖かい風が吹き出しているのを確認したので、思わずエアコンをOFFにして窓を開けた。次々と襲い来る各所の異常。古いレーダー探知機も変な音が鳴り出したのでOFF。これは大変な事が起きる前兆に違いない。エンジンが止まるのは何時なのか。火災は大丈夫なのか?雨の中を祈りながら1mでも家に近づくように走る。ただ只管走る。すると突然、ABSのランプが消えて、メーターが何も無かったように正常に戻った。えっ。何故?。う~むなるほど、雨は殆ど上がっているので、走行風でABSのセンサーが乾いて正常に戻ったのかも知れない。やれやれ、何て人騒がせな雨だ。と安心してほっと一息。家まであと4㎞ほどになったので、もう大丈夫だと心に余裕が生まれた頃、また、いきなりABSが点灯、メーターが暴れ出した。直っていなかったのか。ガックリ。これはどうもおかしい。ABSと言うよりは電気系だ。オルタネーターの異常だろうか?しかし、オルタネーターは去年の10月にリビルド品だが新品に交換したばかりだし、バッテリーへの充電異常なら赤い警告灯が点灯する筈である。異常が発生してからの警告灯の点灯はABSのみだ。何処が壊れているのだろうかとあれこれ考えながら、なにげにシガーソケットに挿し込んである中華製の電圧計及び温度計に目をやると、何と電圧が8.5Vを表示している。ビックリして、思わず目を疑った。いくら中華製の精度がままならない簡易電圧計でも8.5Vは無いだろう。昨年9月に新品で購入した90D容量のツインバッテリーが危篤状態だ。直ちにフォグランプとスモール灯をOFFにして、ワイパーも止め、電圧計もソケットから引き抜いた。車内で使用する電気は全てOFFになっている事を確認しつつ、家路を急ぐ。幸いプラグの無いディーゼルエンジンなので、エンスト以外では止まる事はないだろうと思えるのがせめてもの救いだ。満身創痍で家に辿り着き、工作車を車庫に格納し、キーOFF。何とか無事だった。試しに再びエンジンスタートを試みるも、燃料ポンプの作動音だけで、セルは全く動かず。バッテリーがご臨終のようだ。途中で止まらずに走り続けた判断は正しかったようだ。もし、止まってエンジンを切っていたら、再始動は出来ず、レッカー移動の憂き目に会っていた事だろう。部屋に入って落ち着いてよく考えると、バッテリーが弱っていた思い当たる兆候は、最近エアコンの効きがいまいちであった事、パワーウインドーの動きが遅くなった事、カーナビの音楽に変な雑音が入る事が上げられるが、気温が高い事や古いクルマだからだろうと、勝手に決め込んで、交換して1年も経たないオルタネーターが故障するとは夢にも思わなかった。それに故障に気づくのが遅れたのはバッテリーの警告灯が点灯しなかった事もあるだろうが、真庭を出る時は何時ものようにセル1発でエンジンは始動したので、この時はまだバッテリーの容量は減ってはいたが、余力はあったと思われる。しかし、運悪く大雨のため、ワイパーをフル稼働した上にフォグとポジションランプを点灯、エアコンにカーナビも稼働していたために少ない電気を一気に使用してしまって、電気系のトラブルが次々と発生したと思われる。「壊れていますよ!」のサインを見落とした私の責任も重大だ。今回のトラブルの原因はまたもやオルタネーターの故障で間違いないだろう。それにしてもオルタネーターが故障したのは何時からだったのだろうか。昨年新品にしたツインバッテリーの容量は相当なものだろうから、何日も前から壊れていたのかも知れない。しかし、残念なのは楽しみにしていた明日からの聖湖でのぼっちキャンプは絶望的となった事である。1年も経っていないが故障したと思われるオルタネーター
2023.09.13
コメント(3)
工作車のタイヤは平成29年に交換してから6年が経過した。前回まではダンロップのグラントレックAT3のA/Tタイヤを装着していたのだが、現在ではAT3が廃番となっている上に、この所の諸費用の値上げにより、タイヤ価格もかなり高騰しているので、安くて信頼できるタイヤはないものかと探していたところ、兄がジムニーにNANKANG(ナンカン)タイヤを装着しているのを思い出したのでレビューを聞いてみたら、問題無さそうである。ナンカンタイヤは台湾で最も長い歴史をもつタイヤメーカーで、1959年創業、数々の国際的な賞を受賞し、 世界180ヶ国以上での販売実績があるようである。工作車用205/70R15のA/Tタイヤを探してみたらFT-7 A/T OWLシリーズが適合した。FT-7 のA/Tは(All-Terrain tire全地形タイヤ)でOWLは(Outlines White Letter)でM+S(マッド&スノー)となっている。現在装着しているダンロップのグラントレックAT3と同じような位置づけとなり、4×4、SUV用の全天候型タイヤである。価格は送料、税込みで1本9,920円と1万円を切りとてもリーズナブルであったので発注したら翌日には届いた。このタイヤはホワイトレターとなっているので、タイヤの文字が白く浮き出て恰好良いのだが、新品時には上から青い保護材が塗られており、これを剥がす必要がある。説明には洗剤を付けてブラシで擦れと書いてあったので、水で濡らして強く擦ると保護材が取れてホワイトレターが浮き出て来た。文字の狭い箇所は精密ドライバーで削り取る。保護材を全て剥がすとホワイトレターが浮き出てオフロードタイヤの様相を呈して来た。ただ、このタイヤのホワイトレターは文字の輪郭のみで、ベタ塗りではないので、さほどは目立たないが、控え目の方がノーマル車高のワンボックスには似合うと思う。タイヤは指で押してみると思ったより柔らかい感触で、トレッドパターンもAT3に良く似ている。早速、タイヤ交換をして貰うために近所のモータースに運び込む。このモータースはタイヤの持ち込みOKなのでありがたい。FT-7 は回転方向の指定がないので、どちら向きにも付ける事が可能である。ホワイトレターを外側にして、後輪のみ3ミリのスペーサーを挟み、バルブは新品にし、空気圧は夏場なので2.7㎏にお願いして、一旦自転車で帰宅。数時間後、装着完了の電話を受け引き取りに行ってみると、ホワイトレターで足下が引き締まった工作車が鎮座していた。自宅まで数百メートル乗ってみた感じではAT3との差はあまり感じられなかったが、ロードノイズは少し低いように思えた。今月は伊勢までの長距離運転があるので、高速走行でのFT-7をじっくりと試してみる事にしよう。NANKANG FT-7 A/T OWL 205/70R15青色の保護材が塗られたホワイトレター洗剤を付けたブラシで保護材を除去中のタイヤ保護材を除去後のホワイトレター工作車に装着したNANKANG FT-7
2023.06.06
コメント(3)
工作車のオドメーターが21万キロに近づきオイル交換の時期が来たので準備に掛かる。今回はエレメントも交換するサイクルなので、ネットで探してみると、amazonでMAHLE(マーレ)のオイルエレメントが2ヶセットで3,496円で販売されていた。1ヶあたり1,748円である。前回はG-PARTS FILTERを送料込みで2,268円で購入したのでそれよりも安い。マーレは1920年に創業したドイツの自動車部品メーカーで日本でも事業を展開しており、世界№1のフィルターメーカーだそうである。ならばひょっとしてドイツ製?期待して製造国を見たら中華製だった。やっぱりな。そう甘くはない。型番OC685はマツダ純正品番VSY3-14-302の互換品となる。早速近所のモータースに持ち込み交換を終えた。これで当分エレメントを買わなくて済むのだが、それまでクルマがもつのかが心配だ。あと9㎞で21万キロとなるオドメーターマーレのオイルエレメント2ヶセット
2023.03.13
コメント(0)
昨年から工作車(ボンゴフレンディー)を車中泊仕様に改造して来たが、フロントガラスと運転席、助手席のウインドウの目隠しが宿題として残っていた。目指すところは設置が簡単で見た目がスマートな目張りであるが、これがなかなか難しい。色々と調べてみると、サンバイザーの取り付けボルトを利用して設置できる日除けロールカーテンがあった。これは引っ張ってカーテンを引き出すだけなので最も手軽でスマートである。ボンゴフレンディーに取り付け可能かメーカーに問い合わせをしたところ、この車種は取り付け不可との回答であった。残念。次なる手はフロントガラスの内側に広げて設置するサンシェードだ。このタイプは吸盤で取り付ける方法となっているところは致し方ないが、畳んだ状態でも結構嵩張るので、置き場に困る難点がある。しかも、フロントガラスは何とかなっても運転席と助手席の窓にも目張りを作る必要がある。よく考えてみると、このクルマはオプションで室内の間仕切りカーテンが用意されていた筈である。ネットで中古を探してみたが、見当たらない。しかし、オプションのカーテンレールの取り付け画像が見つかった。専用の金具が付いたレールを天井に取り付けられた後部エアコンの吹き出しカバーのピンに引っ掛けて使用するらしい。なるほど。これなら市販のレールを加工すれば何とかなるかも知れないし、何と言ってもフロントの3箇所を別々に目張りする必要が無く、手軽でスマートだ。早速amazonで曲がるカーテンレール2mを1,780円で購入した。レールを内幅ギリギリでカットし、同梱のL字フックを取り付け、オプションの取り付け金具を真似して作成してみたが、上手く行かない。仕方が無いのでこの方法は諦めて、エアコン吹き出し口のカバー2箇所に下穴を開け、直接タッピングビスで留める事にした。少し見てくれが悪いが頭の丸まった小さなタッピングビスなので、それ程目立たない。レールの両端は折り曲げた平金具を取り付け、内張りの隙間に挿し込む事でガッチリ固定する事ができた。残るはカーテンだけだ。家庭用のカーテンはヒダの間隔が広く、束ねた時に嵩張るのでヒダの狭いカーテンがないものかと探したら、amazonでトラック用センターカーテン幅120cm×丈100cm2枚入り3,180円なる物を見つけた。幅はレールより8センチほど長いがカーテンなので問題ないだろうと思い購入した。カーテンを束ねた時に嵩張るので、半分に切って両開きにしようと思っていたのであるが、このカーテンはヒダが細く取り付けて束ねてみてると、予想以上にコンパクトになったので、片開きにする事にした。それでも天井付近は室内幅が狭まっているので両端に少し隙間が出来てしまう。この隙間を塞ぐため、左側は先端のフックをローラーから外し、サイドの内張りに直接差し込み、右側は内張りにマジックテープを貼ってカーテンを固定する事により、隙間を完全に塞ぐ事ができた。カーテンなので設置は極めて簡単、嵩張らず実にスマートである。これでクルマの準備は全て整った。県北の雪が消えない内に車中泊体験を行いたいものだ。エアコン吹き出し口カバーに取り付けたカーテンレール純正のカーテンレールとフック(拝借画像)トラック用センターカーテンカーテンとレールの隙間は僅かなので、外からは見えない内張りにフックを挿し込んで固定した左側カーテンを引いた状態の室内カーテンを束ねた状態束ねたカーテンによる後方視界の不良はない
2023.02.11
コメント(0)
2月に長門市に行く事になった。長門市は山口県の日本海側なので、中国山地を横断しなければならない。2月だと当然降雪が予想されるので、工作車に履いているATタイヤと雖も、スリップサインが出て限界に近づいている現状では到底無理なので中古のスタッドレスタイヤを購入する事にした。スタッドレスを工作車に履かせるか、デミオに履かせるかどちらにしようかと迷ったが、少し値段は高くなるが安全面を考慮して4WDの工作車に履かせる事にして、ネットで検索してみたら、「珍しいサイズ入荷」の見出でアップガレージ埼玉大宮店にマツダ車用アルミホイール付き4本セットが39,490円で出品されていた。送料が7,700円だが写真ではホイールもタイヤも綺麗だったし、ホイールのサイズも純正と大体同じだったので、取り付け可能と判断して購入する事にした。ホイールはVERTHANDI(ヴェルザンディ)シンガポールのYHI Internationalが製造する自動車用ホイールブランドで国土交通省が定めた「軽合金製ディスクホイールの技術基準」をクリアしたアルミホイールであり、また、「JWL」「JWL-T」の基準もクリアしている。安くて塗装もしっかりしている人気ホイールである。タイヤはダンロップのスタッドレスタイヤWINTER MAXXで2021年製造の殆ど新品。マツダ純正タイヤ フロント195/70R15 リア215/70R15ダンロップ/WINTER MAXX フロント、リア共に195/70R15マツダ純正ホイール フロント、リア共に15×6JJ 5穴 PCD114 オフセット40 ハブ67VERTHANDIホイール フロント、リア共に15×6J 5穴 PCD114.3 オフセット43タイヤはリアが純正よりも細いがフロントと同じなので問題ないだろう。ホイールはオフセットが3ミリインセットになっているので、取り付けた時に奥に3ミリ引っ込む事になるが、3ミリのスペーサーを咬ませれば純正と同じになる。しかし、僅か3ミリなので取り付けてみて何処にも干渉しなかったら、そのままでも問題無いだろう。発注して3日程で現物が届いたので、梱包を開けてみると4本共綺麗にクリーニングされており、ホイールもタイヤもピカピカである。ホイール1本に小さな傷があったが、目立つ物ではないし、雪道を走ればどうせドロドロになるので問題ではない。タイヤは殆ど新品のように溝も深く、弾力もある。3年間位は使えそうである。不具合があった場合は3日以内なら返品可能だったので、早速片側の前後輪だけ付け替えてテスト走行を行い、ハンドルを左右一杯に切って干渉を確かめたが、問題はなかった。空気圧を2.2キロに調整してタイヤを元に戻した。県北に雪が降るのを待って雪道走行のテストを行う事にする。ヴェルザンディとウインターマックスのセットヴェルザンディのロゴ入りのアルミホイール殆ど新品のスタドレスタイヤ2021年29週製造の刻印純正のフロント用と同じサイズ工作車に装着したタイヤ(若干奥に引き込みぎみになる)
2023.01.16
コメント(0)
その日も突然にやって来た。工作車で県北に行くため高速に乗って10分程走った時の事である、突然メーターパネルの充電警告灯とセジメンタ水量警告灯が同時に点灯した。バッテリーは先日2ヶ新品に交換したばかりなので、オルタネーターの故障が濃厚である。それにしてもセジメンタ水量警告灯も点いているのはどういう事だろうか?他にも異常があるのだろうか?何れにせよこのまま長距離を走る事は無理と判断して、最寄りの総社ICで高速を降りて近くの矢喰公園の駐車場に駐めて妻のデミオを呼び寄せる。9時45分までに久世に着かなければならいので、デミオで飛ばす。結局到着は9時42分、3分前だが何とか間に合った。所用を済ませ矢喰公園まで帰って工作車に乗り込む。充電されていないとは言え、90Dの新品バッテリーを2ヶも積んでいるので、セルは軽々と回り直ぐにエンジンは掛かった。季節外れの真夏日で外気温は30°を軽く越えているが、念のためにエアコンとカーナビを切って窓を全開にして近所のモータスまで何とか辿り着いた。直ぐにテスト機器で調べてみたが、ツインバッテリーのせいで器機が反応しないようだ。オルタネーターを確認するも、ベルトの外れや配線の断線も無いようなので、オルタネーターの故障だろうという結論に達した。セジメンタ水量警告灯の点灯はオルタネーターの故障によって点灯するようである。因みにセジメンタとは燃料に混じっている水分やフィルターで除去できなかった微細な異物を分離する装置で燃料噴射装置やエンジンそのものを水分から保護するものであり、主に軽油を燃料とするディーゼルエンジン車に装着され、水と油の比重の差を利用して、水分や沈殿物が一定以上溜まると警告灯が点灯し、水抜き時期を知らせるものらしい。工作車の走行距離はもう20万キロを越えているので、オルタネーターが故障しても不思議ではない。逆によく20万キロももったものだと感心した。3日後には岡山に行く用事があり、その日はデミオも出はらっており、早急な修理が求められるので帰宅して直ぐにネットでオルタネーターのリビルド品をあちこち探したら、ヤフオクで16,000円の格安品を見つけた。取り外したコア返却が必須であったが送料着払いの親切設定が有り難い。車台番号と型式番号を確認して2日後に無事到着。リビルド品だが、全てピカピカで新品のように輝いている。プーリーのベアリングもスムーズそのものだ。早速モータースに持ち込んで交換をお願いしたら30分程で完了。警告灯もバッチリ消えている。25年、20万キロも乗っているのだから故障は仕方がないところではあるが、不安があったオルタネーターを交換した事により、次の不安材料は燃料ポンプに絞られて来た。東海パーツのリビルド品オルタネーター故障し取り外したオルタネーター
2022.10.05
コメント(0)
その日は突然にやって来た。工作車で伊勢に行き、帰りに大量の荷物を積載する予定があったので、前日に後部のシンクや椅子を外すため車庫から移動しようとキーを捻ったら、セルモーターが全く動かない。燃料ポンプが作動する音は聞こえるのでセルモーターの故障かバッテリー上がりだろう事は想像がつく。バッテリー上がりなら何とかなるが、セルモーターだと明日には間に合わない。バッテリーのインジケーターは正常時には緑色だがどちらとも真っ黒になっている。テスターをバッテリーの端子に直接当てて電圧を測ってみたら2個共9.6Vほどしか無い、やはりバッテリー上がりのようだ。ダメ元でバイク用の15型のバッテリーを繋いでみたが、ディーゼルなのでセルは全く動かない。現在搭載しているバッテリーは90D26Lなので、今日中に入手可能なカー用品店の価格を調べてみたら、何と1個38,000円だった。2個必要なので76,000円。ビックラこいた。そこで賭けに出る事にした。バッテリーは最初の数字が容量を示す。工作車はディーゼルエンジンなのでプレーヒートの必要がある上、ガソリン車に比べて高圧縮となっており、エンジン始動時に大きな電圧を必要とするのでガソリン車より容量の大きなバッテリーが搭載されている。しかし、一旦始動さえできれば、プラグが無いのでバッテリーの消耗はガソリン車より低く抑えられる筈である。しかもこの工作車は寒冷地仕様車なので、発電機も通常より大きな物が搭載されていると思われる。1泊2日でエンジンを掛ける回数を数えたら最低6回である。と言う事はセルが6回だけ回れば良いので、ご臨終になった2個のバッテリーを取り外し、サブバッテリーターミナルにはビニールを被せ絶縁を施し、オートバックスで最安値の軽四用の40B19Lを4,000円程で購入し、取り付けた。流石に不安になるほど小さい。早速、エンジンを1回だけ掛けてみたら、セルの回転が弱々しいが直ぐに掛かった。微妙なところだ。念のため充電器に繋いで一晩中充電をしておいた。翌朝の出発時にエンジンを掛けると少し弱々しいが直ぐに掛かったので、ブースターケーブルや工具を確認して決行する事にした。朝の渋滞では発電量が少ないので念のためカーナビもエアコンも切っての走行で、簡易電圧計は13V前後を表示している。岡山で同行人1名を乗せ、赤穂ICから山陽自動車道に乗り茨木市に向けて快調に飛ばす。高速では13.5 Vほど出ている。途中のSAでは、エンジンを掛けたまま、スペアキーでドアロックをして休憩する。なるべくエンジンは切りたくないのだ。茨木で用事を済ませ、一杯290円のラーメンを食し2回目のエンジン始動。少し弱いが直ぐに掛かった。これで伊勢までは何とか到着出来そうである。伊勢で3回目の始動、ここでも何とか大丈夫だった。後はホテルに駐めるだけなので、心配した1日目は無事終了となった。2日目の朝ホテルで4回目の始動、今日もセルの回りが少し弱く何とか掛かったが、直ぐに給油となり5回目の始動。次に目的地の駐車場3箇所で6回目、7回目、8回目の始動。帰りに荷物を積み込む間はアイドリングのままで、伊勢を後にした。これでもう立ち寄る所は無いので、帰るまでエンジンは切らなくて済む事になったのだが、最後のSAで気が緩んでエンジンを切ってしまった。もう大丈夫だろうと、再スタートしようとキーを捻ったら、セルの回りが異常に遅い。顔面から血が引きかけた時、辛うじて始動してくれた。最後が一番危なかった。もう帰るまではエンジンは絶対切らないと心に誓いながら、夕暮れのR2の渋滞を切り抜け無事帰還となった。今回の強行軍は兎に角バッテリーの電力の温存と万が一のためのレスキューを考慮し、ボンネットの中にあるバッテリーにアクセスし易いように駐車する時は必ずバックを心掛け、スライドドアを閉める時はエンジンを掛けてからとの念の入れようだった。その結果、軽四のバッテリー1ヶでも10回程度の始動ができる事が分かったので、今後のトラブルに何か役に立つのではないかと思われるが、もうこんな事は懲り懲りである。因みに翌朝エンジンを掛けたら軽々と1発で掛かった。高速でフル充電になったのかも知れない。伊勢に出発の前にamazonで注文しておいたATLASBX(アトラス)バッテリー90D26Lが留守中に届いていたので交換する。前回は同じバッテリーを平成28年1月に交換しているので、6年ほど使用できた事になる。韓国製だが、日本製と比べても遜色がない事が証明された。前回の購入時には1ヶ6,628円と格安だったが、今回は8,382円と1.754円の価格アップとなっていたが、国産の1ヶ38,000円と比べると2ヶ買ってもお釣りが来る価格は有り難い。朝一番で軽四バッテリーを外して、メインとサブのバッテリー2ヶを搭載し、エンジン始動。当然だが軽やかにセルが回り瞬時にエンジン始動となる。これでもう5年ほどは大丈夫だろう。ATLASBX(アトラス)バッテリーMF90D26L端子が小さいのでアースネットを巻いてターミナルの抜け止めにガムテープを貼った軽四バッテリーアトラスバッテリー90と国産軽四バッテリー40フロント左右に2個搭載したアトラスバッテリー
2022.09.30
コメント(0)
最近工作車の左側ヘッドライトがちらつくようになったが、正常に戻る事もあるので、そのまま使用していた。9月6日から大分、高千穂、阿蘇、別府、太宰府、宗像を回る長旅を行い最終日には中国自動車道を津山ICまで走った。新見の辺りから日が暮れてきたのでライトを点灯しての走行となったが、何時もと変わりはなかった。午後8時頃、津山で夕食のラーメンを食し、美作街道を半分ほど走った時の事だった。突然左のライトがダウン。暫くすると右も消灯。山の中で民家もなければ外灯もない。真っ暗な中だったが、フォグランプを点灯していたので、慌てず減速する事が出来た。ライトスイッチをON、OFFと切り替えてみると、右側だけ点灯するが、長くはもたない。左側は殆ど点いていないようだ。ハイビームの方が少し長く点灯しているようだが、段々とダウンの時間が増えてくる。予備のH4ハロゲンランプは車載してはいるが、夜中に修理するのは難しいので、騙しだまし何とか帰宅する事が出来た。この年式のクルマはヘッドライトが暗いので、平成29年に中華のLEDバルブに変更していた「36Wで8000ルーメン、色温度は6500K。寿命はハロゲンの10倍相当の30000時間とあるので死ぬまで使っても大丈夫だ。」とブログに書いたのだが、30000時間はおろか5年程しかもたなかった。今回は同じ中華だが、発光体は日本製の少し高級なバルブにしてみた。左右両方で60W、9600ルーメン、色温度は6500K、寿命は50000時間で4,680円。今度は10年位もって貰えれば有り難いのだが…。交換はフロントグリルとコーナーランプを外し、ヘッドライト取り付けボルト4本を外せばライトを抜き取る事ができる。もう何回もやっているので、手順は覚えている。新しいLEDバルブを取り付け点灯テストを行う。左右共OKだ。夜に走ってみて前回のLEDバルブと比較してみよう。冷却ファンが大きく電源コードが付いているタイプの故障したLEDバルブコントローラー内蔵、サイレント冷却ファン搭載のLEDバルブ新旧LEDバルブ点灯が確認されたヘッドライト
2022.09.10
コメント(0)
バックドアは厚塗りパテがなかなか乾かないので、もう少し放置して修理用品が届いたバンパーの補修に掛かる。ヒートガンで炙って叩いて元の形に戻したが、微調整を行う箇所があるので、ナイロンディスクで削ろうとしたが、PPが溶けてしまって削れない。ディスクを色々と変えて試してみたが、どのディスクもPPを溶かしてしまうので高回転の道具は使えない事が分かったので、サンドペーパーに切り替えて均して行く。修正が大まかに終わった所で凹んだ箇所にバンパーパテを盛るのだが、相手がPPなので必ずバンパープライマーをスプレーしてからパテ塗りを行わなければ密着性が高まらないようである。パテを盛って数日放置。パテが乾いた所でサンドペーパーを掛けて、最後は400番と1500番の耐水ペーパーで水研ぎをして終了である。純正色の缶スプレーを仮吹きして凹みが目立つ所を更にパテ埋め。これを2回程繰り返した。その間にバックドアの、厚塗りパテをサンドペーパーで削って薄付けパテを盛る。乾燥後、最後は耐水ペーパーで仕上げる。パテ埋め作業は乾燥に時間が掛かるので焦らずゆっくりとやらなければならないのだが、短気なものでなかなか待てない。その間にクルマを使う仕事が2回あったが、仕方が無いのでバンパーを外したままの間抜けな恰好で世間を走ってしまった。耐水ペーパー仕上が終わると、やっと塗装が出来る。今回はバンパーに元々あった擦り傷や塗装剥げも一緒に修理したので時間が少し多めに掛かった。塗装後は色ムラが少しあるが、20年間の色焼けがあるのでこれは仕方がない。修正し切れないラインの深さなど細かな不具合はあるが、ほぼ元の形に復元できた。バックドアはRの部分のエッジが違うので、凹んで見えてしまう。目の錯覚もあるようなので、ステッカーを貼って誤魔化す事にした。結局修理に1週間掛かって、費用は4,000円程度。細かく見ると粗も目立つが素人なのでこんなもんであろう。20年、20万キロ越のクルマなので、ほどほどで十分。兎に角金は掛けない。柔らかなバンパーパテを盛ったバンパー塗装を終えたバンパー凹んで見える塗装を終えたバックドア修理が完了した破損箇所湾曲部分にステッカーを貼って錯覚を誤魔化す
2022.08.31
コメント(0)
その日は久し振りに早朝から仕事があったので工作車の出動となった。暑いので早く帰ろうと駐車スペースからバックで道路に出ようとしてハンドルを切ったその時、ガツンという鈍い音とかなりの衝撃が車体を揺らした。一瞬で何かにぶつけた事は分かったが、クルマのような物ではない。何かもの凄く硬い物だ。直ぐに降りて確認してみると、コンクリートの電柱にリアバンパーの右側がぶつかっている。丁度死角に入って見えなかったのだ。やっちまった。走行には問題ないようなので、兎に角家まで帰って被害状況を確認する事にした。バックでの事故は四国のUFOラインでガードパイプに横腹をぶつけて以来の事だが、あの時よりは心なしか軽傷な気がする。工具の持ち出しに便利なドンキーベースの近くに駐車して、詳細に状況を確認すると、破損箇所はリアバンパーの右側とバックドアの右下のみで、フェンダーやランプ類は助かったので一安心した。しかし電柱に押し潰されたバンパーは見事に凹んでおり、下側は亀裂も入っている。バックドアは変形したバンパーに押された拍子に曲がりと凹みが出来ている。大きな凹みなのでバンパーは中古品と交換しかないだろうと思いヤフオクで探したら、6,500円で出ていた。送料が5,000円なので1万円を越えるし、型式が違うので適合するかどうか不明である。たぶん大丈夫と思われるが、縦傷が入っていた事もあり、凹んだバンパーを外してみて修理不能だったら購入する事にした。リアバンパーを外すには、裏側4箇所の14ミリナットを外し、両フェンダーに回り込んだ部分の8ミリスクリューネジ2本とグロメット2本を抜くと簡単に外せる事が分かったのだが、14ミリナットはどれも錆び付いていたのでCRCを吹いてメガネレンチで緩めた。しかし1箇所どうしても緩まない。仕方がないので、ガスバーナーでナットを炙って何とか外す事が出来た。車体から外したバンパーを確認してみると、大きな凹みはあるが、亀裂は補修出来そうである。材質はPP(ポリプロピレン)なので、ヒートガンで炙ってハンマーで叩いたら直るかもと思い、やってみた。ヒートガンの強力な熱で直ぐに溶けそうなくらい熱くなる。そこで、間髪を入れずハンマーで叩いてみると、凹みが見る見る内に直って行く。多少の凸凹はあるが、ほぼ元の形に復元する事ができた。後はグラインダーで削ってバンパーパテを盛れば大丈夫であろう。亀裂は内側からFRPで補修しておいた。次はバンパー取り付けステーだが、4箇所の内一番右端だけが90°近く折れ曲がっているので、太い鉄棒と玄翁で元の形になるまで、どつき倒したら汗が噴き出た。微妙な調整はバンパーの取付時に行う事にする。次はバックドアだ。曲がりはあまり力を加えると取り付けヒンジに支障が出るかも知れないのでハンマーで少しずつ叩き左側と同じカーブになるように修正した。凹み部分はナイロンディスクで塗装を剥がし、スタッド溶接機でウェーブワッシャやスタッドピンを溶接してスライドハンマーで引き出した後、厚塗りパテを盛っておいた。これで初日の作業は終了。中古バンパーを購入せずとも何とか修理の目処がたったので、バンパーパテ、バンパープライマー、純正色缶スプレーの発注を行った。クルマをぶつけるのは一瞬の出来事だが、修理するには何日も掛かるので、今後はクルマを駐車する時は面倒でも必ずバックで駐車する事にしようと肝に命じた騒動であった。電柱激突で見事に潰れたリアバンパー大きく曲がった右側バンパー取り付けステー鉄棒と玄翁で修復したステー亀裂を内側からFRPで修復したバンパー曲がりと凹みが出来たバックドア右下ウェーブワッシャとスタッドピンを溶接した凹み部分凹みの引き出しがほぼ完了したバックドア厚塗りパテを塗った補修部分
2022.08.24
コメント(2)
工作車(ボンゴフレンディー)は平成13年に中古で購入した当時からフロントガラスに飛び石と思われる小さな傷がついていた。ヒビは入っていなかったので、車検は問題無く通っていたのでそのままにしていたのだが、今年の3月新たな飛び石により2つ目の傷がついた。これも車検で問題になるような大きさではなかったので、あまり気にはしていなかったのだが、保険屋が更新に来た時、話しの中でフロントガラスの傷の事を尋ねたら、何と保険の等級は変わらず、無料で修理できるとの事。それならばと、早速マツダに部品の確認をすると、社外品ガラスなら明日には入るが、マツダ純正だと3ヶ月掛かるとの回答。急ぐ案件でもないので、信頼の純正品を発注。合わせてガラスに貼りつけているパナソニックナビのテレビ用アンテナも取り寄せて貰う事にした。フロントガラスの事など忘れていた5月のある日、ガラスが用意出来たとの連絡があり、クルマを預けるとその日の内に修理完了。帰って来たクルマのフロントガスは当然ピカピカ、モールもピカピカ。テレビ用アンテナも新品が取り付けられていた。運転してみると、汚れ1つ無いので視界が広く感じる。ガラスが無いような違和感さえ覚えてしまうようである。新車の時はきっとこんな感じであった事であろう。快適である。20年を越えたクルマに今更ながら新品のフロントガラスを奢ってしまった。フロントガラスが新しくなったので、もう何年も交換していないワイパーゴムも取り替える事にした。今まではオートバックスでボンゴフレンディー用のワイパーゴムを探して購入していたが、ワイパーゴムなんて何処のメーカーのクルマでも殆ど同じだろうと思い、今回は長さだけ測ってモノタロウで購入してみた。フロントが600ミリ1本424円と400ミリ1本297円、リアが400ミリ1本297円の計3本。何れもモノタロウブランドだ。取り付けるゴムの形状も付いていた物と全く同じだったので、何の問題も無く取り付ける事が出来た。ワイパーゴムの長ささえ合えばこのクルマに取り付ける事が可能と分かった。これで梅雨の時期の運転も安全に行えるというものだ。新品になった工作車のフロントガラスモノタロウで買った汎用ワイパーゴムワイパーブレードに取り付けた新品ワイパーゴム
2022.06.17
コメント(0)
雨が降る日にリアワイパーのスイッチを入れたが、動かない。さて、どうしたものか。ウォッシャー液は出るのでスイッチの故障ではないような気がする。断線も考えにくい。そうなるとモーターか。ネットで調べてみると、故障原因はアースの不良が最も多いようである。そうなるとリアパネルの内張りを外さないと確認できない。フレンディーの内張りは車内から開ける事ができるレバーが付いているので、先ずこれを外す。次に4箇所のプラスティリベットを抜く、次に内張りの上から指でなぞると、凸部分が分かるのでその部分にリベット外しを挿してこじるとプラのリベットが抜ける10箇所ほどあるリベットを全て抜くと内張りが外れる。内張りの下にはビニールが黒いペースト状の接着剤のような物で貼りつけられているが、硬化していないので、簡単に剥がす事ができる。モーターのアースを確認してみると、問題無くしっかりとアースされており、ナットの緩みもない。配線の断線も無さそうである。カプラーを抜いてみたが異常は見当たらない。そうなるとモーターが怪しい。純正品だとたぶんバカ高いだろうと思いヤフオクを探してみたら、動作確認済みの同じモーターアッセンが2,310円で出ていたので、即落札。届いた中古モーターアッセンは新品のようにピカピカだ。車体の中に入っているので、汚れも付かないのだろう。モーターアッセンを交換するには、ワイパーを外す必要がある。ワイパーの軸元にあるプラのカバーを外すと10ミリのナットが現れる。このナットを外してワイパーアームを引っ張れば外れる筈であるが、これが固着して動かない。CRCを吹き、当て木をしてドライバーでこじるが動かない。少し衝撃を当てながら引っ張ると突然抜けた。後は車内から4箇所の10ミリのナットを緩めると、モーターアッセンが外れる。中古品に付け替えて、スイッチを入れる。さぁ。モーターが…。動かない。ぬぁにぃ~。何度やっても同じであるウンともスンとも動かない。モーターでは無かったのか。そうなるとスイッチ?これは厄介だ。それとも断線?また、いらない物を買ってしまった。故障箇所を探す方法を聞いてみようと、お世話になっているモータースに持ち込んで状況を説明すると、「それはたぶんリアゲートとボディーを繋いでいるゴムカバーの中で断線している可能性が高い。」と即座の回答。古くなったクルマ、特に商用車などはリアゲートを開ける頻度が高いので、経年劣化で断線する事がよくあるとの事。そう言えばこの工作車は一般のクルマよりリアゲートを開く回数は断然多い。両端のゴムカバーを抜いて中のワイパー配線(紫に細い白と白に細い紫)2本を引っ張ってみると紫に細い白の線が抜けた。断線である。流石、プロはクルマを見なくても故障箇所が分かるのね。折角苦労して交換したモーターアッセンが無駄になっただけだった。最初から相談しておけばよかった。モータースから帰って直ぐに修理に取り掛かる。適当な配線を15センチ程切ってゴムチューブの中を針金を使って通し、両端を断線した配線にアルミスリーブで結線。念のためにスリーブの中にハンダを流し、収縮チューブで絶縁して置く。キーをONにしてリアワイパースイッチを入れると何も無かったようにワイパーが動いた。古いクルマは配線の被膜も硬化しており、経年劣化で断線する事を頭に入れながら乗らなければならない事を痛感した。プラスティリベットを抜いた内張りプラスティリベットとリベット外し内張りを外したバックドアリアワイパーモーターアッセン雨水浸入防止用のゴムを外して仮付したワイパー断線していたリアワイパー配線修理が完了したリアワイパー
2022.06.02
コメント(0)
ニトリで買った後部の横向き座席のウレタンをカットした。カバーにする手持ちのデニムは座面部分の大きさしかなかったので、バックレスト部分は手芸センタードリームで良く似た色のデニム生地を買って、近所のリフォーム店に持ち込んで縫製作業を依頼した。カバーは取り外して洗濯出来る様にファスナーを取り付けたかったのだが、そんなに長いファスナーは無いとの事で、マジックテープにして貰う事にした。数日後に電話があり、受け取りに行ってみると、ノッペリとした白いウレタンがカバーに覆われ見事なクッションに生まれ変わっていた。ダブつきもなく、美しく仕上がって、流石の職人技である。amazonで買ったマジックテープで座面とバックレストに貼りつけて完成である。これで、車中泊も出来る工作車に仕上がった。横向き座席に取り付けたクッション
2022.03.30
コメント(0)
後部座席にポリカの窓を取り付けたのだが、スライドドアを開ける時に僅かに接触している事が判明したので、純正ガラスに付いているクオーターウインドモールを取り外して付けようとしたが、硬化していて外れない。マイナスドラーバーなどで安易にこじって、ガラスを割ってしまっては元も子もないので、マツダへ発注した。クオーターウインドモールはビニール製で2列目と3列目の窓ガラスの間に取り付ける事により、走行時の雨水の浸入を防ぐための物らしいが、これを取り付ける事により、サイドドアとの緩衝も防ぐ事ができる。ポリカの縁を現物合わせで約1cmカットしてモールを取り付けるのだが、キツキツで少し手間取った。ついでに宿題の上部からの雨の進入を防ぐために、100均でウレタン製隙間テープを購入してポリカ側に貼りつけた。このクルマは屋根に雨樋が付いているので上部からの雨は大方雨樋で防いでくれるのだが、雨樋とポリカの間に隙間があり、暴風雨などではその隙間から雨水が浸入する恐れがある。純正ガラスではウエザーゴムがガラスに密着しているので問題ないが、ポリカはボディーの形状に湾曲していないのでウエザーゴムとの間に隙間が出来ているので、隙間テープを貼る事により隙間から入った雨水は隙間テープに当たり、ウエザーゴムの排水用の溝に落ちる事になる。これでたぶん雨水の浸入を防ぐ事が出来ると思うが、実際に雨の中を走行して確認しなければ分からない。クオーターウインドモールを取り付けたポリカ窓の縁ポリカ窓の上部に取り付け用の隙間テープ
2022.03.21
コメント(0)
工作車の車中泊仕様(キャンピングカー)への改造が運転席と助手席それにフロントガラスの目隠しを取り付けるだけになったので、8ナンバーの取得をやってみたくなった。メリットは自動車税と重量税が少し安くなる事と法律に基づく改造に適合すること。デメリットは任意保険が高くなることとの事であるが、保険会社に問い合わせをしたら殆ど変わらないという回答であった。定員の8人乗車は難しくなる。素人が思いつきで改造した車中泊仕様がキャンピングカーとして公に認められるのか?こればかりは陸運局に判断して貰わなければどうにもならないので、工作車を持ち込み判断を仰ぐ事とした。気になる点はギャレーを設置している床から天井までの高さが160㎝必要であること。だが、通常だと130㎝程しかない。オートフリートップを展開してベッド面を跳ね上げるとコンロ辺りはギリギリ160㎝取れるが、隣のシンク辺りでは130㎝程度しか取れない。それと後部ガラスを外してポリカーボネートを取り付けている事である。陸運局では現車を見て貰い、構造変更が認められるか判断して貰うには、一度検査ラインを通らなければならないという事で、検査印紙2,500円を払って特殊車用の6番レーンにクルマを進める。係りの検査員が4人出て来て、ホイールベースや車台番号を調べて、「どういった検査ですか?」と尋ねるので、「キャンピングカーへの構造変更の可否を判断して貰いに来ました。」と答える。早速、後部ドアを開けて確認。直ぐに「これはでは構造変更は認められません。」とひと言。検査員 ギャレーの前に立った状態で、床から160㎝の高さが必要です。私 このクルマは天井が上がるので、コンロの前辺りは160㎝取れるのですが…。検査員 160㎝はシンクの前にも必要です。私、 それなら、セカンドシートを取り外してギャレーを前に移動させたらOK?検査員 それなら大丈夫かな。それと、ギャレーの天板が前に開くこの構造では、開いた状態で調理スペースを計算するので、横向き座席との間が狭すぎてダメです。私 それなら横向き座席を取り払ったらどうですか。検査員 それなら大丈夫です。乗車人数は何人にしますか。私 5人と考えています。検査員 オートフリートップを展開して下さい計測してみます。(計測)ベッド部分は十分なスペースがあるので2名で大丈夫です。どうしてこのクルマをキャンピング仕様にしたいと思ったの?私 このクルマはメーカーのオプションでキャンピング仕様車が存在したので、同じように作ったら構造変更が認められると思ったからです。検査員 そうですか。メーカーオプションがあったのですね。実は今年の4月1日から法律が緩和されて、ギャレーの設置場所は床から160㎝から120㎝に、シンクの高さは床から80㎝以下となります。詳しくはネットの情報で確認してみて下さい。だから、今、ややこしい事を無理にやらなくても、法律が緩和されてから変更されたらどうですか。私 へっ。それなら、4月以降に横向き座席を取り払うか、小さくするだけで、この状態で問題無く構造変更ができると言う事ですか。検査員 実際に計測を行い適合すれば大丈夫です。私 窓に取り付けた換気扇はこれで良いですか?検査員 何の問題もありません。換気扇を付けるとか全開出来る窓とかの決まりはありません。換気が出来れば良いので、このクルマのように斜めに少し開く窓なら問題ありません。私 へっ。折角苦労して換気扇を取り付けたのに。でも、やっぱり換気扇の方が効率は格段に優れているので、無駄ではなかったような。いや。無駄ではない。私 換気扇を取り付けている窓はポリカーボネートなのですが、これでも大丈夫ですか?検査員 これ、ガラスじゃないの。自分で作ったの?一寸待って調べますから。(長い調査時間)調べたところ、ポリカはダメですね。ギャレー部分は荷物室扱いですが、2列目のシートをリクライニングさせた時、ポリカの窓まで掛かるので、ここは安全ガラスではないとダメです。その他特筆すべき事は、横向き座席のシートベルトの設置は指摘されなかった。以前ネットで調べた情報ではクルマの年式による違いがあるらしい。この工作車は平成9年式なので、その当時はキャンピングカーの横向き座席が認められ、しかもシートベルトの設置義務も無かったので、当時のクルマはいらないのかも知れない。(走行中は横向き座席は使用しないので、関係ない事だが。)構造変更を行うと同時に車検を受ける必要があるとの事なので、実施する場合は次の車検に合わせて行った方が得ですよ。と教えてくれた。次の車検は来年の9月なのでそれまでどうするかゆっくり考える事としよう。それまでクルマが壊れないでいてくれるだろうか?
2022.03.18
コメント(2)
ギャレーと換気扇の取り付けが完了したので、横向き座席の製作に取り掛かる。座席の高さはセカンドシートを最前までスライドさせて、右側の分割シートのバックレストを水平に倒した状態で同じ高さとした。座席の固定方法はギャレーと同じくドリンク収納を外した中のフレームの穴を利用して両ネジボルトを通して行おうとして、プラの内装に穴開けを行ったまでは良かったのだが、座席の天板よりも高い位置になると言う失敗をやらかした。金具を使っての固定とか考えたが、給排水タンクの動き防止で行ったシートレールに皿ボルトはめ込んだ固定方法に変更する事にした。座面は縦500ミリ横910ミリ高さ290ミリとし、更に座面を取り外す事が出来るようにして中を収納スペースとする。横向きの座席は2名座る事ができ、セカンドシートのバックレストを倒すと長さ2mを確保できるので、寒い冬場はベッドとしても使用出来る。材料は全て手持ち材を利用して現物合わせで組み立て、三方は6ミリ厚のベニヤを張ったが、側板2枚はタイヤハウスの逃げの作業を行ったので、時間が掛かった。クッションはニトリでヌードロングフロアクッション(600ミリ×1150ミリ×80ミリ)買った。このクッションは固めで沈み込みが少ないので80ミリでも問題無く座る事ができる。現物合わせでバックレストの角度を決めて、座面部分の天板をカットして取り外しが出来るように加工。天板に合わせてクッションをカットしたが、固めなのでカッターナイフで簡単にカットする事ができた。クッションカバーはデニム風の貰い物があったので、近所のリフォーム店に持ち込んで縫製を依頼し、一応カバーが洗濯出来るようにマジックテープを取り付けて貰う事にした。クッションが出来上がれば、座面とバックレストにマジックテープで取り付ければ完成となる筈である。横座り用椅子の骨組み椅子を車体に固定するための金具座面の天板は脱着式で中は収納スペースとなる座面板とバックレスト板を取り付けた椅子ニトリで買ったヌードロングフロアクッションクッションを仮置きした椅子
2022.03.17
コメント(2)
ギャレーの設置が完了したので、次は窓に換気扇を取り付けに掛かる。今回の車中泊仕様の改造で一番悩んだ箇所である。換気扇の取り付け方に関してはネットを見るとプラダンやコンパネを使用して上下開口可能な窓に脱着式で取り付けている事例が多かったが、嵌め殺しの窓に取り付けている強者はいなかったので知恵を絞るしか方法がない。しかし、ボンゴフレンディーの左後部の窓に取り付けるには次のような制約がある。1.スライドドア側なので、ファンは窓から殆ど外側に出す事ができない。2.窓の内側に取り付けたファンは電動カーテンが降りる隙間に入る厚み(50ミリ以下)でないとNG。3.雨の侵入を完全に防ぐカバーを取り付けないとファンの羽の隙間から水が浸入するし、電動ファンは防水ではないので故障する。4.ファンのカバーは高速走行時でも風圧に耐えられなければならない。ボンゴフレンディーの左側最後部の窓はスライドドアを開けた時に接触を防ぐためだろうが、窓を斜めに開く事が出来ないように嵌め殺しになっている。しかし、嵌め殺しになっているとは言え、最近のワンボックスのように窓ガラスを外す事すら出来ないと言う訳でもなく、窓ガラスを支える3箇所の金具を外せばガラスだけ外す事ができる。前側2箇所の金具はプラのカバーを外すと窓ガラスを留めているビスが現れるので、これを外すだけで簡単なのだが、後ろ側の1箇所はボディーに取り付けてあるボルト2本を抜いて金具ごと外さなければならない。そうするには内張りを外さなければアクセスできないのだ。フレンディーは窓の内側に電動カーテンが内蔵されているので、内張り外しは途方も無く面倒である。そこで、プラの内張りを金具ごと外す事が出来る部分の周囲を100均で買ったリューター用丸鋸歯をインパクトドライバーに取り付けて金具の座金の大きさに切断した。これが何と思いの外良く切れたのである。恐るべしダイソー。これで窓ガラスを外す段取りが出来たので、ポリカーボネートの切り売りをネットで注文(1000ミリ×550ミリ)厚さは窓ガラスに合わせて5ミリ。色はスモークグレーとした。届いたポリカはガラスよりは軽いが、5ミリ厚なので重量感がある。ポリカの上に外した窓ガラスを置いて型取りを行い、ディスクグラインダーで切断するのだが、金属切断用ディスクは使えないようなので、アルミ・FRP用と石材用を買って、試してみたらアルミ・FRP用はポリカが溶けてしまった。石材用は粉雪のような切断粉が出るが、綺麗に切る事が出来た。微調整は窓枠に当てながら砥石ディスクで行う。ポリカのメリットは粘りがあるので、曲げ力に強く割れない。ドリルで穴を開けてもヒビが入らない。耐候性や耐久性に優れている。デメリットは熱を掛けて曲げにくい。表面に傷が入り易い。高価。となるが、窓ガラスの代わりに使用するならアクリルよりポリカの方が断然安全であるという結論からポリカを選んだ。型取りしたポリカを窓枠に仮留めして換気扇の位置決めを行う。換気扇は中華製のパソコン用120ミリツインUSB冷却ファンを購入しておいた。電源はUSBなのでモバイルバッテリーに接続する予定である。購入した後で気づいたのだが、防水用もあるようなので、そちらにしておけば良かったが、もう遅い。amazonで買った120ミリのホールソーでポリカ窓の2箇所に穴開けを行い、ファンの四隅のビスを全て抜いて位置決めして穴開けを行う。窓に当たる方のガードを外してポリカの厚み込みで35ミリM4の皿ビスがピッタリと適合する事が分かった。ビス留めした時にポリカ面と皿ビスの頭が面一になるようビス穴の上から皿取り穴を掘り、ファンを取り付けた。ビスを締めるのは見た目を重視し、キャップナットを使用した。ホームセンターで買ったホワイトボード用トタン板を300ミリ×200ミリにカットし、120ミリの穴を2箇所開けて角を丸め、ホワイトの上から黒のスプレーで塗装。ポリカと鉄に適応するセメダインXで窓に接着。強力だと評判のコクヨのマグネットシートの色面のシールを剥がして角をトタン板に合わせてカット。トタン板に貼ってみると、予想以上の吸着力なので、高速道路の風圧にも十分耐えられそうである。換気扇を使用する時には外に出てシートを取り外す必要があるが、それ程面倒な事でも無いだろう。純正のガラス窓はボディー形状に合わせて湾曲しているが、5ミリ厚のポリカをヒートガンで炙って同じ形に曲げる事は至難の業なので断念。そのままポリカの両面に貼ってある保護シートを剥がして窓枠に取り付けてみると、前側は取り付け金具が2箇所なので問題無いが、やはり上部と後側は窓枠のウエザーゴムに隙間が出来た。上部は後で考える事として、後側は上下2箇所を水道管パッキンを挟んだタッピングビスでボディーに直接ねじ込んで解決した。スモークグレーのポリカは思ったよりも透明度が高かったが、透明よりは良いだろう。マグネットシートもダークブラウンになったので、遠目で見ると違和感をあまり感じる事はなく、窓ガラスが嵌まっているように見えるので一応思惑通りに出来た。車検も大丈夫であろう。いや、あって欲しい。窓ガラスを外した工作車外した左後部の窓ガラス1000ミリ×550ミリにカットして送って貰ったポリカーボネート120ミリのホールソーでくり抜いたポリカガードを外し皿ビスでポリカに留めたPC用ファン120ミリのホールソーでくり抜き塗装を行いセメダインXで接着したトタン板コクヨのマグネットシート(袋の中は剥いだオレンジのシール)換気扇付き窓を取り付けた左後部車外からの外観
2022.03.13
コメント(0)
ギャレーの天板はガッチリとした物にしたかったので、18㎜のパイン集成材を使用する事にした。180°開くとテーブルになるようにしたいのだが、40㎝では奥行きが多過ぎるので、27㎝を手前に開き、13㎝を後ろ側に開くように取り付けた。後ろ側は普通の蝶番だが、前側は蝶番だけでテーブルを支える事ができ180度で止まる耐荷重10kgのテーブル用ヒンジ蝶番を取り付けてたが、中華製で強度に不安があったので、支えのパーツを2箇所作った。また、開閉時のための取っ手を邪魔にならない右端に取り付けた。給排水のポリタンクを固定するために、シートレールに嵌まる皿ネジでステーを留めて、100均のショックコードを利用した。扉も付けて、シンク周りにコーキングを打って防水対策を施し何とか完成したので、クルマから取り外し、なるべく目立たないようにと内装色に良く似たグレーの水性ペンキを塗って、天板はケヤキ色の水性ニスを塗った。このニスは薄く3回塗る事で本来の色になるようなので、十分乾燥させながら塗って行く事にしよう。塗装中のギャレー前側ギャレー後ろ側シートレールに取り付けた給排水タンク固定ステー
2022.02.22
コメント(0)
最近の車中泊は一酸化炭素中毒の心配のないポータブル電源の設置が主流になりつつある。しかし、電子レンジの使用を考えると1000W以上の出力の製品が必要となり、重量も20㎏越、価格も10万円以上もするので、なかなか手が出しずらい。それなら、中古の電気自動車(ハイブリッド)用のリチュウムイオンバッテリーを分割して小さくし、クルマに搭載すれば強力で安上がりになると思ったのだが、電気自動車用のバッテリーは専門知識が無い者は危険なので弄ってはいけないようである。残念。車中泊のオール電化は将来の検討課題として残し、今回はカセットガスコンロを使用する事にした。シンクの隣に設置するのだが、コンパネの上に置いただけでは運転中に動くので、4箇所の足に位置決めをして足の半分ほどが敷板の中に入り込むようにステップドリルで穴開けを行う。そうするとコンロと敷板の距離が狭まるので、足を取り付けているカシメをドリルで破壊して、30㎜のスペーサーを挟んで嵩上げを行った。点火スイッチのノブを操作するために、前面の8㎜コンパネに65ミリの穴開けを行い設置完了とした。コンロの下の空間の有効利用とシートの移動装置を隠すために2段の棚も設置した。コンロ側の棚2段を設置ティーパー状の穴に足を入れる事によるコンロの固定コンロの設置状態コンロの調節ツマミの操作穴を開けた前面パネル
2022.02.08
コメント(0)
シンクの排水設備が完了したので、給水設備の取り付けに掛かる。ポリタンクから水を組み上げるポンプは100V、12V、乾電池、USBと様々あるが、エンジン停止状態でも使える乾電池が理想なので、数年前に灯油用電動給油ポンプを購入していたので、このポンプを利用しての設備を考えてみた。このポンプの良い所はポリタンクの中に入れる給水ホースを留めるキャップがポリタンクのキャップと同じなので、蓋を回し締めするだけでキッチリ密閉され水漏れの心配がない所である。難点は排出口がプラの筒なので、水道器具を直接取り付ける事が出来ない事と灯油用なので水の排出量が多い事である。ホームセンターで水道用の継ぎ手部品を物色すると塩ビの雄ネジ継ぎ手が見つかった。ノズルに接続する側の内径を0.5㎜ほど削れば何とかなりそうである。ネジは水道用なので、この継ぎ手に直接給水栓が接続できるのだ。製作中のギャレーは1箇所制約がある。使用しない時はギャレーの上は天板で覆われシンクやコンロが一切見えず、天板を開くと裏側がテーブルになる仕組みとするために、シンクに懸かる給水パイプは天板の開閉時の接触を防ぐために360°回転しなければならないのである。したがって鶴首自在給水栓がベストマッチとなる。塩ビ継ぎ手の内径をドリルで拡張してノズルに挿し込むとピッタリだ。本組みの時には接着剤を塗れば水漏れは無いだろう。しかし、ここで大きな問題に気が付いた。灯油用電動給油ポンプは給油中に灯油が溢れるのを防ぐ為に、油面がノズルの先のセンサーに触れると給油をストップする仕組みになっているので、給水中にスイッチをOFFにするとパイプの中の水が止まって再始動出来ない事になる。それでは使えないので、センサーの配線をカットしようと考えた。しかし配線をカットしたらモーターも動かない可能性がある。分解出来ないので中の配線を確認する事は出来ない。ここは一つ運任せで意を決してカットしたら…。結果は撃沈である。モーターが動かない。灯油用電動給油ポンプを給水ポンプにする夢は儚くも散ってしまった。仕方がないのでamazonで給水ポンプを探したら、USB接続でガロンボトルにねじ込んで使用する給水器は幾つもあったが、どれも排水パイプが固定なので本体その物を回転さす必要があり、細工が難しい。更に調べると釣りなどの際に手を洗う携帯用の給水器が見つかった。乾電池式で鶴首の排水ノズルは360°回転可能。単三電池8本使用はビックリだが、8本だと12Vとなるので改造すればクルマのバッテリー駆動も出来そうである。品質は中華品質なので、それなりだが、本体の底面が平面なので、両面テープなどで安易に固定出来る。ポリタンクのキャップと同じ取り付け口灯油用電動給油ポンプのノズル塩ビの継ぎ手を接続したノズルノズルに仕込まれたセンサーの配線を切ったら壊れたamazonで購入した魚釣用給水器1,980円全梱包物/中央の杭は地面に挿して使用する時の物なので必要無い単三乾電池8本が入る本体
2022.02.06
コメント(0)
ギャレーの形が出来て来たので、シンクの取り付けに掛かる。取り付けるシンクはamazonで中華製を4,880円で購入した。当初は100均の30cm径の200円ステンレスボールを使用しようと考えたが、穴開け加工と排水ソケットの溶接又はハンダ付けが必要となり、ソケットや排水パイプなどを揃えると、セット物を買うのとあまり変わらない金額になるので、amazonで探した中で一番小さな角形シンク(内寸L320×W270×H150)を選んだ。届いたシンクは一応ステンレスだったが、薄くペコペコだ。排水穴などは鋭利な刃物のように尖っており、触ると指が切れそうだ。排水パイプもビニールの材質が劣悪だし、パッキンは硬くお粗末でオマケに径が少し大きい。この調子だと水漏れも覚悟しながら、組み立てて水を流してみたら、水漏れは無さそうだ。何とか使えそうなので、12㎜のコンパネを内装の形に削って更にシンクが入る形にくり抜いてギャレーにセット。ポリタンクとシンクの天端までの空間が勿体ないので、8㎜の棚板も取り付けた。ギャレーの側面板にビスを打つと見た目が悪いので、側面板の内側に小さな角材を打ち付けその上にシンクの天端板や棚板を乗せて結合する方法をとったので、時間が掛かる。レベルで水平を見ながら1つ1つ間違えないようにゆっくりと仕上げて行く。中華製シンクの内側(一応水溜め用の蓋と水切りカゴも付いている)裏側と排水ソケットとパイプギャレーに取り付けたシンク棚板を取り付けたギャレーポリタンクへ繋がる排水ホース
2022.02.03
コメント(0)
一番難しいであろうギャレーの製作から取り掛かる事にした。数年前に作ろうと思っていたのだが、考えれば考える程面倒になって挫折した難関である。ギャレーの設置場所の最後部は内張りが曲がり込んで湾曲しておりタイヤハウスやシートを移動させる装置など邪魔な物がてんこ盛りで、簡単に四角の箱を置くだけでも苦労する。しかし、どうせ作るなら車体に合わせたオーダーメードのような美しさが欲しい所なので妥協したくない。10Lの給水タンクを最小幅で置くにはシンクとの関係でギャレーの最後部しかなく、その位置を基準に大まかに採寸すると幅1000㎜、奥行き最大で400㎜、高さ630㎜と出た。ホームセンターで材料を物色すると、幅400㎜の板材はパイン集成材と桐集成材とがあった。パインを使用した方がガッチリと頑丈に作れるのは分かっているのであるが、取り外す時になるべく軽量にしたいのと、車体の内側の凸凹に合わせて削る容易さを考慮して桐集成材13×350×910を2枚、13×400×910を1枚購入。いきなりカットすると失敗した時に取り返しがつかないので、段ボールを使って大凡の型取りを行い、その型を側面板に書き写し、更に慎重を期して書き写したラインよりも少し大きめにジグソーでカットした。後はグラインダーに取り付けたディスクペーパーで内張りとの接点を鉛筆でマークを付けて少しずつ削っては合わせを繰り返し、レベルを当てて現物合わせで仕上げて行くのだがこれがやたらと時間が掛かる。それでも桐材なので削りは早いのが救いであるパイン材だともっと時間が掛かるだろう。やっと車体の湾曲に合わせて後部(左側)の1枚が完成したのだが、ここで重大なミスに気が付いた。クルマの床にレベルを当ててみたらクルマがかなり傾いているではないか。カーポートの下にはバラスを敷いているのだが、左後輪辺りは屋根の水が落ちて少し掘れてしまっているのでクルマは予想以上に傾いているのに気づかなかったのだ。痛恨のエラーである。ギャレーを車内に設置する作業は素人にはなかなか難しい。平面が出ている場所の確保から問題になってしまう。仕方がないので場所を移動してレベルを見ながら許容範囲の平面を探して駐車。側面板を更に修正してやっと完成。翌日はギャレー右側の側面板の製作に掛かる。この場所は床の凸凹とタイヤハウス、内張りに2箇所ある凸凹を削る必要があり一番面倒と思えたが、要領が分かって来たので仕切り板と合わせて1日で完成した。左側面板は床から外れた所に設置となったので、左右の側面板は基準点が10㎜以上違っている。この事は見越していたので、上部は後からカットするため少し長めにして置いた。側面板の上部を切り揃えるためには基準点が異なる場所からの位置出しが必要となる。レーザー水準器があれば一発で位置出しが出来るのだが、そんな高価な物は持っていないので、半透明の散水ホースの余りに水を入れて簡易水盛り装置を作って位置出しを行い、左右の側面板の上部を同じ高さに切り揃えた。難関の側面板と仕切り板が出来たので、角材で連結するために、前面下部を材の厚み分切り取ったのだが、そこで第2のうっかり八兵衛をやらかした。右の側面板の上下を間違えて切り落としてしまったのだ。覆水盆に返らず、やっちまった。がっかりである。この部分は角を丸く落として美しく仕上げる予定だったのに!一番よく目立つ所がカクカクの切れ込み跡になってしまった。無念である。後部/左側面板前部/右側面板ギャレーを固定するためにフレームに接続された2本のボルト角材でギャレーを固定散水ホースの簡易水盛り装置角材で固定した側面板と仕切り板残念な前部/右側面板
2022.01.31
コメント(0)
世の中コロナで行楽も思うように出来ない状態になって久しい。昨年末には感染者もかなり少なくなっていたのだが、ここに来てオミクロンなる変異株が広がり大手を振って何処にも行けない状態である。このような中、巷ではぼっちキャンプや車中泊が大流行である。と、言う事で今年は工作車(ボンゴフレンディー)を車中泊仕様に改造して遊ぶ事にした。そもそもこのクルマは平成13年に4年落ちで購入した際、3列目のシートが外されギャレーが設置された8ナンバーであった。購入当時は人や荷物を載せる必要があったのでギャレーを外して貰い、シートも取り付け3ナンバーで登録したのであるが、今となっては取得が難しくなった8ナンバーのままにしておけば良かったと後悔している。とは言え元々キャンピングカーとしての機能であるAFT(オートフリートップ)、フルフラットシート&対面シート、電動ブラインド、フルタイム4WDなどを装備しているので、新たにギャレーを設置すれば快適に車中泊も出来る筈である。今回の改造のコンセプトは車中泊もバイクを乗せるトランポとしても使えるマルチユースカーである。1.2列目シートはそのままで、3列目シートを取り払いギャレーを設置。ギャレーは簡単に取り外し可能とし、車検対応とする。2.2列目シートを前方にスライドさせ、分割シートの右側の背もたれを倒してフラットにした状態と同じ高さにギャレーと対面するソファーを設置。3.3列目の窓に換気扇を設置。4.フロントガラスと運転席、助手席に目隠しを設置。5.2列目シートをスライドドアから運び出し、ソファーを撤去する事により、バイク1台を積載可能とする。実は数年前にギャレーの設置を試みて、内装2箇所に穴を開け、内部のフレームを利用してボルト2本が取り付けられるように細工をしており、カセットコンロ、灯油用電動給油ポンプ、10Lポリタンク2ヶも用意してあるのだ。クルマを調べてギャレーを左右どちらに設置するか検討に入る。バイクを積載するとなると、ギャレーは右側にあった方が良いような気がする。このクルマの窓はヒンジレバー起こす事により方側だけ5センチほど開くようになっているが、左側の窓は固定式の金具が取り付けられており、窓を開ける事が出来なくしている。何で?クルマを買ってから初めて知った事実である。良く考えてみると、左側はスライドドアがあるので、開けた時に後の窓が斜め開いていたら接触する可能性があるので締め殺しにしているのではないかと思われる。そうなるとギャレーは右側にしか設置出来ないという事になる。右側に設置する段取りをしていてシートの分割に気が付いた2列目のシートは6対4で分割され右側が広いので、居住スペースは右側の方が良いし、左側の分割シートをフラットにするとスライドドアからの出入りが出来ないのだ。換気扇の取付は少し考えがあるので、ギャレーは左側と決定。ボンゴフレンディーのマツダ純正キャンピング仕様車のカタログを見てもギャレーは左側に付いている。冒頭から大間違いを起こす所だった。先が思いやられそうである。イワタニの卓上カセットガスコンロ灯油用電動給油ポンプ10Lのポリタンク(給水用と排水用)
2022.01.29
コメント(0)
工作車の室内蛍光灯以外を全てLEDに換装したので、蛍光灯の暗さが余計目立つようになった。ここまで来たらどうしても明るくしたくなり、何か良い方策はない物かと考えていたら、LED蛍光灯が頭に浮かんだ。しかし、蛍光灯をLEDに変えるには安定器を変えたり、バイパス工事を行わなければならないとされているが、工事をしないでLED管を取り付けると、不具合も起こるようだ。①安定器に通電され続けるので無駄な電気を使う。②「ちらつき」など安定器の劣化サインが分からなくなり、最悪の場合発火の恐れがある。③安定器が壊れれば点灯しなくなる。上記の理由等であるが、車内の室内灯なので、長時間点ける事も無いし、点灯時は必ずその場にいるので、危険な事は無いだろうと思い、ネットで探してみた。探してみたが6形21cmという特殊なLED蛍光灯はなかなか見つからない。が、とうとうメルカリで見つけた。6形21cm4W/LED直管(AC100ー277V 50/60Hz両側給電4W 5000K)1本1,980円の仏壇用である。仏壇用という所が泣かせる。ちと高いが特殊なサイズなので仕方のない所である。届いたLEDは純正のTOSHIBAの物より径が少し太く、両端5cmほどプラのカバーが付いている。長さは21cmと同じなので早速取り付けを試みたが、径が太い分反射板兼遮熱板の鉄板に当たって、口金が端子の適正位置まであと数ミリという所で押し込めない。これは困った。両端に取り付けられているプラのカバーが外れないものかと、調べてみたら、口金辺りから一体となっており、外す事は不可能と分かったので、削ってみようかとも思ったが、壊れる可能性大なので止めにして、蛍光灯のプラカバーが当たる箇所の遮熱板とプラのハウジングに逃げの切り落としを行う事にした。ハウジングからプラのリベット留めされた遮熱板を何とか外し、グラインダーとヤスリで逃げの切り落としを行う。ハウジングも同様、切り落とした遮熱板の形にドリルで穴開けを行い糸鋸で切断、ヤスリ掛けをして組み立てた。これで数ミリは逃げが出来たので、何とかセット出来るだろう。遮熱板とハウジングを切り落とした箇所は蛍光灯カバーが基盤の裏側に接触するほど近いが、LEDなので基盤に損傷を与える程の発熱量はないであろう。狙い通り数ミリの逃げのお蔭で口金を端子の適正位置まで押し込む事ができたので、天井に取り付けスイッチを入れてみると、見事点灯。しかも明るい。蛍光灯の何倍も明るいように感じる。純正の室内蛍光灯はグロー球が付いておらず、インバーターで作動するようになっているが、スイッチがONになっても蛍光灯特有のタイムラグで点灯するのに時間が掛かっていたが、LEDではサイドドアが動くと同時に点灯するのは有り難い。これでやっと車内全ての灯火をLEDに換装する事ができたので、牡蠣鍋をアテに清酒燦然で心地よい祝杯を挙げる事が出来た。純正の蛍光灯(上)と仏壇用LED蛍光灯(下)切り落とし加工を施した遮熱板とハウジングハウジングの端子に適正にセットされたLED蛍光灯数倍の明るさで輝く室内灯
2021.12.13
コメント(0)
室内蛍光灯のLED換装に撃沈を食らい失意の中、折角買ったフラットLEDを少しでも使用して元を取るべく他の箇所の換装に取り掛かる事にした。最初は後部左にあるトランク灯だ。ドライバーの先で、カバーの爪がある部分をこじると簡単に外れた。それもその筈、反対側にあった爪の一つがポロリと落ちて来た。どうも外す前から折れていたようである。不吉な予感がする。このランプは花綱球なので、花綱アダプターにフラットLEDを繋いで取り付けるも光らない。LEDは極性があるので、左右を反対にして組み込むと点灯した。明るい。凄く明るい。花綱球の5倍ほど明るいように感じる。小さなハウジングの中に壊れないようにアダプターと配線を入れ込むにのに気を使ったが、フラットLEDの裏はシールになっているので、何とか取付が出来た。次は前席のマップランプである。ハウジングにレンズがピッタリと嵌め込まれており、ドライバーの先を差し入れる事が出来ない。少し力を掛けると滑って内張りに小さな穴が開いた。それでも懲りずに続けていたら穴は3つに、極めつけは運転席のサンバイザーの横に抉るような大きな傷が出来たのを機に作業ストップ。止めときゃよかった。が、後の祭り。覆水盆に返らず。心が折れた。それでも懲りずに精密ドライバーを取りに行って、意地になって再挑戦。プラのハウジングの縁をガタガタにしながらやっとレンズを外した。ここはT10型ウエッジ球が2ヶ取り付けられていたので、T10アダプターにフラットLEDを繋いで取り付けを試みるも、中央が空洞のため、シールが貼れない。仕方がないのでハウジングの縁に僅かに掛かるように貼りつける事にした。何れ剥がれて落ちたとしても、LEDは発熱量が少ないので、レンズの内側で接していても発火の危険は無いだろう。点灯テストをしてみたら、T10球の10倍程の明るさに思える程明るい。運転席の小物まで昼間のように見える。最後はオートフリートップの室内灯だ。オートフリートップを持ち上げてレンズを外してみると此処は花綱球だった。このハウジングが一番大きくLEDを貼る場所もあったので、花綱アダプターにフラットLEDを繋いで簡単に取り付ける事が出来た。これで、中央の室内蛍光灯以外は全てLEDに換装する事が出来たのであるが、一番肝心な所はそのままなのが心残りである。左後部にあるトランク灯レンズを外すと花綱球が見える花綱アダプターをセットしたハウジングフラットLEDを貼りつけたハウジング大光量を放つLED前席のT10ウエッジ球仕様となるハウジングとドライバーの先で傷ついた内張りフラットLEDを2枚取り付けたハウジング眩しい位の明るさになったマップランプフラットLEDを取り付けたオートフリートップの天井ライトハウジング明るく光るLED
2021.12.11
コメント(0)
工作車(ボンゴフレンディ)の室内灯が暗いと常々思っていたのだが、中央にある室内灯は蛍光灯なので、LEDに交換するのは無理だと思い込んでいた。ところがネットでボンゴフレンディの蛍光灯の配線を繋ぎ変えてLED化している強者の記事を見つけた。スイッチに繋がる基板のプラスとマイナス配線を外してLEDに繋ぎ変えるだけで、簡単な作業に見えたのでやってみる事にした。記事ではエーモンのフラットLEDを4連装していたが、1ヶ600円程するので、同様の中華品をamazonで探したら、10ヶ入り1,499円なる格安品を見つけた。しかも、T10と花綱球変換アダプターも各10ヶ入りのセットとなっているので、室内蛍光灯は勿論の事、前席のマップランプ2箇所と後部のトランク灯とオートフリートップの室内灯全てLEDに交換する事が出来るのだ。これは凄い。見事なまでの低コストパフォーマンスに喜び勇んで速攻で発注した。レビューには「アダプターが同梱されていなかった。」との怒りの投稿も複数あったので、少しの不安もあったが、届いたセットは説明通り、全て10セット揃っていたので一安心。早速、室内蛍光灯のカバーを外してみると、直管の蛍光管(6形21センチ6W)が顔を出した。嫌な予感。ネットの写真と違う。ネットではU字管となっているのだ。クルマの年式による相違だろうと思い、3本のビスを抜いてそのまま天井から取り外し、配線のカプラを抜けばハウジングごと簡単に取り外す事ができた。クルマから持ち帰って机の上でバラしてみると、インバーターの辺りは良く似ているが、スイッチの裏側が全く違う。スイッチの基板から伸びる配線などは無く、スイッチの足が基板に直接取り付けられているではないか。これでは電気素人には手も足も出ない。大破撃沈である。折角買ったLEDセットも無駄になってしまった。何故先に取り外して確認しなかったのかの後悔をアテに酒を飲むしかない。フラットLED、 T10変換アダプター、花綱変換アダプターの各10ヶセット6形/6Wの直管蛍光管ネット写真のU字蛍光管ハウジングはビス3本とカプラを抜けば天井から簡単に取り外せるハウジングの裏側中央の小さなビス1本を抜くと基盤が外れる基盤に直付けされたスイッチの足ネット写真のスイッチの裏に繋がる配線
2021.12.09
コメント(0)
工作車にインナーサイドパイプが上手く取り付け出来たので調子に乗って、左後部に小物入れを追加設置してみた。取り付け方法はインナーサイドパイプと同じで、3列目のアシストグリップを外した2箇所のネジ穴に1×4板で造った小物入れを丸小ネジで取り付けるだけなのだが、小物入れを2つに仕切る仕切り版がネジ穴の真上に来てしまったり、欲をかいて小物入れを長くし過ぎて、内張りの湾曲に緩衝してボルトが届かなかったりと変更点が出て思ったより手こずった。前面の受け金具は100均の台所用品の水切りを2枚とステーで作成したので、費用は格安で済んだのがせめてもの救いである。取り敢えず「いざ」と言う時の為のタオル、軍手、紙コップ、双眼鏡を格納してみた。小物入れを取り付けた左後部前面は100均の水切り左右の側板の角は追って丸く落とす予定
2021.10.25
コメント(0)
工作車(ボンゴフレンディーAFT)は後部座席を外せば250ccバイクが2台積める能力を持っているので、トランポとして重宝している。今月も見近島キャンプにスーパーカブ90が出動する際にも、向島までの往復に工作車の出番となった。しかし、バイクが2台も積めてしまう広いワンボックスカーでも、小物を格納する場所が無いのだ。牽引ロープやブースターケーブルは滅多に使わないので、後部のドリンクホルダー下の外板と内張りの隙間に収納しているが、たまに使う小物類は後部座席のアシストグリップを外してフックを取り付け100均のカゴや5連フックを取り付けていたのだが、バイクの積載時には何時も邪魔になり、タイダウンを掛けているといつの間にか外れてフロアーに落ちてしまっているので、使いたくないのだ。因みに、アシストグリップを外していても車検には通るとの事で、もう10年以上外したままだが今回の車検も何の問題も無く通過した。工作車がご臨終になったらHONDAのNーVANにでもしようかと、トランポ能力を調べていたら、インナーサイドパイプがオプションで設定されているのを知ったが純正なので2万円程するようだ。ならば、これを参考に工作車にも取り付けられないかと考えてみた。車内の右側はスライドドアが無いので2列目と3列目のアシストグリップの位置が同じ高さとなっている。4箇所のボルト穴を利用してステンレスパイプを取り付ければインナーサイドパイプが出来る筈である。ステンレスパイプに4箇所穴を開け、アシストグリップを取り付ける純正ボルトを長くして、スペーサーを咬まして簡単に取り付けようと思ったが、パイプに正確に4つの穴を開けるのは至難の業なので、一度木材の板を取り付けてからステンレスパイプを取り付ける事にした。構想は固まったので、ホームセンターに買い出しに走る。16∅1800㎜ステンレスパイプ、16㎜パイプブラケット3ヶ、16㎜パイプエンドキャップ6ヶ入り、S輪フック6ヶ入り、M6/50㎜ステンレス丸小ネジ4本、89㎜×1800㎜×19㎜2×4板を購入。車内の取付部は1600㎜としたので、部材をカットして取り付けてみた。難関の2×4板への穴開けは現物合わせで位置を正確に出して、ボール盤を使用して穴開けを行ったので、4箇所とも一発でボルトを通す事が出来た。やはり道具ですなぁ。全て組み立てて見た所、違和感は余りないし、4本のボルト留めなのでガッシリと取り付けられ、板を掴んで揺すってみたがビクともしない。車内の右側に1600㎜のインナーサイドパイプが格安で出来たので、これからは小物類やデイバッグ、衣類など何でも吊しておけるのだ。完成したインナーサイドパイプ小物を置いていた100均のカゴインナーサイドパイプ全景電動ロールカーテンの開閉にも邪魔にならない
2021.10.22
コメント(0)
工作車の車検が来月に迫って来た。走行距離は200,400㎞に達しているので、今回は是が非でも2回目のタイミングベルトの交換を行わなくてはならない。これを怠ると、ベルトが破損し吸排気のタイミングが狂って、バルブとピストンがぶつかりエンジンの破損という重大事故を招くのだ。ボンゴフレンディの場合、ウオーターポンプ関係はベルト交換後でもアクセスできるので、今回はタイミングベルト(WL01ー12ーSF0)とテンショナー(WL01ー12ー700)、テンショナースプリング(WL01ー12ー711)の3点のみとする。長女に発注を頼んだら、マツダ純正が2日で届いた。後はモータースに車検の予約を入れるだけだ。タイミングベルトテンショナーテンショナースプリング
2021.08.22
コメント(0)
工作車の右ライトのレンズが黄ばんで如何にも旧車らしくなって来たので、磨いてみる事にした。因みに左ライトは10年程前に初めての交通事故(赤色点滅信号を無視して飛び出して来たレガシーにぶつけられた事故)に遭い新品に交換している。最近のクルマのライトレンズはコストダウンと事故の時の飛散防止のために、ポリカーボネート製になっている。複雑な形に整形出来るのは良いのだが、ガラスと違ってどうしても太陽光などによる黄ばみが生じてしまうのがいただけない。時々真黄色に曇っているクルマを見かける事があるが、他が綺麗でもポンコツに見えてしまうし、車検時に光量不足を指摘されそうである。ライトレンズだけは丸目で良いから昔のようにガラス製で作って貰いたいものである。工作車のライトの取り外しは簡単である。フロントグリルを留めているビスを1本外し、5箇所のプラロックを抜くとグリルは外れる。ライトとコーナーランプを同時に押さえているビス1本を外すとコーナーランプが外れる。後はライトを留めている10ミリのボルト4本を外して、カプラーを抜けばライトケースごと取り出す事ができる。レンズ磨きだが、最初はピカールで磨いたが歯が立たなかったので、ライト磨き専用のPBクリーンを買って、磨いたら結構綺麗になってその場では満足したが、黄ばみを完全除去とは行かなかった。新車時のような透明感を出すにはやはり、レンズにコーティングされているクリアー塗装を完全に削り落とさなければならないようである。そこで今回はモノタロウで買った400番、800番、1500番の耐水ペーパー各5枚入り149円で磨いて行く事にした。先ず400番でクリアー塗装を全て剥ぐまで水研ぎを行う。磨いて行くと黄ばんだ汁が垂れて来るが、そのまま磨くと今度は白い汁に変わる。クリアー層が除去出来た証拠であるが、レンズの表面はスリガラスのように曇ってしまった。但し黄ばみは除去出来たようである。次は800番で磨くが目立った変化は無くスリガラス状のままだ。最後に1500番で磨くが同じように透明感はない。大丈夫だろうかと少し不安になる。次は表面をよく乾かしてピカールで磨いてみると、段々と透明度が増して来るのが分かる。随分と綺麗になった感がある。これでも良いようだがPBクリーンで磨いてみると、更に透明感が増した。もう新車のライトと遜色が無いまでになった。このまま車体に取り付けると、黄ばんで来るのが早いようなので、ウレタンクリアーを60cc作って3回吹いて乾燥させる。普通のクリアー塗装でも良いようだが、それだと更に水研ぎが必要との事なので、ウレタンにした。ウレタンクリアーだと水研ぎが不要なのだ。乾燥後車体に取り付けてみると、写真では違いが分かりずらいが、明らかに違いが分かる。綺麗だった左ライトが少し黄ばんで見える。ライトレンズの黄ばみ取りは、市販されている高価なヘッドライトクリーナーでは、まあまあ綺麗になったかなぁ程度であるが、安い耐水ペーパーとピカールやコンパウンドの方が確実に新車時の透明度が戻って来る事が確認できた。レンズに穴が開くまで磨くにはもう5回程出来るだろうが、その頃にはもう死んでいる事だろう。黄ばんだ右ライトコーナーランプのレンズと比較すると黄ばみ具合が良く分かる400番で水研ぎしたライトレンズ800番で水研ぎしたライトレンズ1500番で水研ぎしたライトレンズピカールで磨いたライトレンズPBクリーンで磨いたライトレンズウレタンクリアーを吹いて車体に取り付けた右ライト(左の方が少し黄ばんで見える)
2021.07.15
コメント(0)
全97件 (97件中 1-50件目)