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2009.06.04

『狙われた現職検事！京の雨に消えた影！！

内容
奥さんが旅行と言う事で、あや（名取裕子）成増（寺島進）池内（益岡徹）らと、
居酒屋で一杯の、、、高原純之介副部長（蟹江敬三）
持ってきた傘が見つからず、店主の薦めで別の傘で雨の夜道、先に帰る高原。
が、、、店を出て直後、何者かに背後から刺されるのだった。
翌日、成増から事情を聞かれるが、フードを深くかぶっていたため、
犯人は分からず、それに、仕事関係で心当たりはないという。

一方、傘から指紋が検出、広域暴力団・星龍会の安藤浩二（石倉英彦）と判明。
そのことを池内が成増に伝えると、成増は店にいたことを思い出し、
薬物対策課が身柄を抑えようとしている人物だというのだった。

数日後、勝手に病院を退院した高原が心配で、家を訪ねるあや。
すると家には、高原の幼なじみだという北見加代子（秋野暢子）がいた。
高原の妻がいないというコトもあり、あやは加代子を上手く帰らせる
高原は、プライベートだと怒るのだが、
ふと、、、加代子が言っていた言葉が気になり始める。
“いくら雨が降っていたからと言っても、犯人の顔見てないなんてね”
何かに気付いた高原は、加代子が勤める大学の食堂へ。
だが、何も話そうとしない。。よく見れば、顔には暴力を受けたようなアザ。

あまりに、思いの強い高原の行動に、あやが不審に思うと。
中学生だった頃、加代子の兄のことでちょっとしたもめ事。
そのときに、まだ小学生だった加代子が
“男なら、正義の味方になれ”と、、、叱咤され、、
その思いが“きっかけ”のひとつとなり、検事になったのだった

話を聞いたあやは、ハッキリと言う。

“どんなに思い入れをされても、彼女はにおいます。怪しいです。
　これ主婦の勘”

調べていくウチに、加代子と安藤の関わりが見え始め
それが、加代子の勤める大学の学生が、関わっていることが分かってくる。。。

敬称略

今回は、高原副部長のお話。

その昔、大きな影響を与えてくれた幼なじみ加代子
まさに“正義の味方”であった。

そんな女性が、自分が襲撃された事件に関わっている！？！？

が、調べていくウチに、、、
加代子が本当にやっていたことが、分かってくる！！

ま、、そんなお話である。

結局、薬物事件と、それから助けようとするおばちゃん。
そして、、本当の悪の存在。。

事件自体はかなりベタなお話ではあるが、
今まで見えてこなかった“高原”という存在。

弱者を守ったり、正義を貫いたり。

その高原の原点ぽい感じの女性だからこそ、
高原という存在が、今まで以上に際だったような感じですね。

基本的に、『動けないキャラ』だからこそ、
存在感だけが、一人歩きしている状態だった。

もちろん、いままで、
高原というキャラを出したお話がなかったわけではないが
が、このシーズンでは、
キャラの明確化を、立て直しをメインにしているところがあり、
その意味では、
高原、、、ケガしちゃいましたが、
良い感じの『キャラ』が表現されたお話だったと思います。

そして、
あや『私は心底、あなたを憎悪します』

久々に、聴取で怖い顔のあやである。

気になるというか、
いつもとは、全く違うところがあったとすれば、

あやがあまり活躍しなかったこと！！（笑）
いつもは、かなり強引なんだけどね。。。。。。。

そのため、高原の物語が良い感じになったのは言うまでもありません。

だって、みんなに捜査を指示してるもん！！！
高原って、ホントは凄いんだなぁ。。。って感じデスよね。

これまでの感想
第６話
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