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2010.01.11

月曜ゴールデン　夏樹静子・作家４０年記念サスペンス特別企画

　雪の山荘…富豪一族の偽装密室殺人！！真犯人はこの中に！！』

内容
景気が悪い。。。。年末。。。
一条春生（菅野美穂）は、派遣先の上司（温水洋一）から解雇を言い渡される。
部屋に帰っても、理想とはほど遠い恋人・平野健治（宮藤官九郎）を見て、
悲惨な現実を直面する春生。
そんな彼女の元に一通の手紙が届く。

マロンこと和辻摩子（谷村美月）だった。
“お正月を北海道の別荘で一緒に過ごしませんか”

年が明け、早速、同封のチケットで北海道へ向かう春生。
出迎えてくれた摩子から、まずは。。。別荘にいる人たちを頭にたたき込まれる。
別荘に到着した春生は、その大きさに驚く。。。
でも、それ以上に驚いたのは、説明を受けていたとは言え、
ひと癖もふた癖もある雰囲気を漂わせる和辻家の面々だった。

和辻薬品会長で、当主の和辻与兵衛（津川雅彦）
与兵衛の妻・みね（池内淳子）
取締役で、与兵衛の弟・繁（江守徹）
摩子を狙っている、、与兵衛の死んだ弟の息子・卓夫（成宮寛貴）

与兵衛の死んだ妹の娘で、摩子の母・淑枝（真矢みき）
淑枝の夫。婿養子。。。再婚相手で大学教授・道彦（中村橋之助）

そんな妙な人たちと、夕食を済ませたあと
突然、血の付いたナイフを持った摩子が、現れる。。。。
“私、おじいさまを殺してしまった”

摩子の話によると、与兵衛に呼ばれ、襲われそうになったのだという。
そして、抵抗して。。。。。

道彦は、警察に通報しようとするが、
身代わりになると言う淑枝。
すると、みねも、和辻家の名誉を守るためにダメだと。
そんななか、間崎は、ある提案をする。。
死亡時刻をズラし、摩子がいないことにして東京に帰し、
みんなの協力で、強盗に殺されたことにしてしまえば良いと。

春生も含め、皆了承し、、
摩子を東京に帰した後、間崎の仕切りで工作に動き出す和辻家の人たち。
彼らのドロドロした様子を見て、春生はほくそ笑んでしまう。
楽しくも、そして妙な時間が過ぎていく。。。

翌朝。警察に通報。
旭川北警察署の刑事・中里右京（小日向文世）がやってきて、捜査開始。
完璧なアリバイ工作だったのだが、事態は急展開をする。
偽装工作を潰そうとしている人間が。。。。裏切り者がいる！！！

署長の相浦克平（武田鉄矢）からも、発表される。

“犯人はこの中にいる”

と。

敬称略

公式ＨＰ
http://www.tbs.co.jp/w-higeki/

岡田惠和さん、脚本である。

ま、そのためか、
かなり楽しい、、、妙なサスペンスに仕上がっています。

正直。。。大昔に原作も読んでいるし、
映画なども観ているのに、、、

まったく“原形”が思い出せないほどの、ことになっています。

そんなことは、どうでもいいや！！

ってことで。

俳優さん達のイメージを上手く使って、
本当にドラマとして楽しくて、悪くなかったと思います。

一瞬、、夏樹静子さんじゃないよなぁ。。。と感じるコトしきり。

そんな雰囲気のドラマでしたが、
そういうのは脚本、演出でどうにでもなること。

それなりに楽しめているのだから、これはこれで良いとしましょう。

しっかし、良くもまぁ。。。
ここまで楽しい作品にしましたよね。

一番感心するのはその部分である。

結局、キャラが立っていて、作品で楽しむことが出来る
それだけでドラマは十分と言う事だ。

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