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2010.09.09
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『生物学者VSマリコ!幻の花に潜む殺意!!

内容
洛南コーポレーション社長・竹地国男(伊庭剛)の死体が発見される。
マリコ(沢口靖子)ら科捜研は、別の場所で撲殺され、運ばれたと推測。
解剖などにより、平たいモノで殴られたと分かる。
その後、衣服に付着していた土を分析し、日本中どこにも存在しないと判明する。
そしてなぜか、
5年前に絶滅が発表された花“ヤマトシュンラン”の根の繊維がみつかる。
絶滅したはずなのに、、、なぜ??


NPOの取材を終えた後、退社したと大和田芳正(松澤一之)常務が証言。

マリコは、ヤマトシュンランについて調べるため、
研究の第一人者と言われる西尾晴彦(佐野史郎)を訪ねるのだった。
データでは自然は理解できないという助言を受けるマリコ。
ただ、西尾は、開催している生き物教室の少年・山口翼に
自然を守るためには、殺してしまうのもやむ終えないと言っているのが
マリコは、気に掛かるのだった。

一方で、科捜研は、かつてヤマトシュンランが生息していた4つの地域を発見。
その中で一カ所、リゾート施設が建設されている場所があると分かる。
そのため、データベースに土の成分が入っていなかったのだ。
そして、、、そのリゾート施設を運営しているのが洛南コーポレーションだった。


建設反対派だった黒沢庄一によると、
その場所は、かつて“朱雀の森”と言われた場所であり、
猛反対したが、全く受け入れられず、建設されたと分かってくる。
ただ、、、マリコは奇妙なコトに気づく。
反対派の署名の中に、なぜ、研究の第一人者・西尾の名前がないのか??


西尾は、どれだけ説得しても、竹地が受け入れてくれなかったと証言する。
動機はあると見たマリコは、
“生態保管”をしているのでは?と尋ねるが、誤魔化されてしまう。

その一方で、ヤマトシュンラン由来の毒物精製の痕跡が土から検出。
何者かが、、、毒を抽出していた可能性が浮かび上がる。
だが、事件は、撲殺。。。。いったい、なぜ??

そんななか、西尾が刺されるという事件が発生する。


敬称略


物語としては、
結果的には、同じ思いを持つ者が、、

一方が、加害者に、、、そして、もう一方は、被害者に

という切ない結末


ほとんど、、、犯人の“動機”を追うための物語になっているが、
そこに、証拠だけでなく、殺意を読み取るなど、

科捜研としては、なかなかオモシロ味があったお話だったと思います。

ただまぁ、、
今回は、ちょっと複雑でしたね。

謎というか、動機だけしか追っていませんからね。

そのために、いろいろと小ネタを入れていたのだが、
変な話だが

動機で、そこまでのミスリードをする必要はないと思うのだが。。。。


結局、そこばかりが目について、
犯行の証拠と言うことでは、あまり、、、意味がないんですよね。

犯人を揺さぶるための状況証拠の提示にしかなっていませんし。

もう少し、意外なカタチで、
シッカリした証拠を見せた方が、事件モノドラマとしては、
もっと面白かったでしょうね。


たとえば、被害者の気持ちを、わざわざ補足し、
切なさを表現しているが、

同じような仕事をしておいて、
まして、、、幼なじみ、、、親友なら、
わざわざ、回りくどく、相手の動機となる部分だけを話すって言うのも

さすがに、無理がありますし。。。


ポイントは悪くないと思いますが、
動機だけというのは、無茶ですよね。


これまでの感想

CASE.8 CASE.7 CASE.6
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Last updated  2010.09.10 17:42:42


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