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新年のご挨拶を申し上げるところですが、喪中につき失礼をしております。永らく休業状態のブログに、密かにご訪問くださっている方々、そして早々に、工夫を凝らしたお年賀状をくださったステキなジェリー仲間のみなさん、wakabaを忘れずにいてくださることに心から感謝しております。人生を大海に浮かぶ船に例えると、今は、さながら嵐のフィヨルドを航海しているような気がします。岩にぶつからないように、雨風を交わしながら、出口を探しているような有様です。でも、こんな時に映画が好きでつくづく良かった!どんなシチュエーションにいても映画が励ましや喜びをくれるものですね。このブログは今もどこかで育っているジェリーファンのためにそのままにしておきます。数年前にジェリーがこんな風にしてブレイクしていった、そのときの熱に少しでも触れていただけたらブログの存在価値もあるものとうぬぼれておきます。GBJPは現在、実作業で私は関わっていませんが、熱意のあるスタッフによって滞ることなく運営されておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。日記とも呼べないようなメモは他のところで、時々記していますが、ほんとにメモでしかなく、断片的ですので公表はしておりません。また見ていただけるものを書けるようになったら、その時はまたよろしくお願いいたします。みなさんのご多幸を祈りつつ、新年のご挨拶を兼ねて、永らくのご贔屓にお礼申し上げます。※本来コメントは使えない設定にするべきですが、そうするとジェリーファンにとっては楽しいコメントが全て隠れてしまいますので、そのままにしておきます。もしコメントをいただいても多分お返事できないだろうことをご了承お願いいたします。
January 6, 2008
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夏休みはご近所のシネコンも子どもの映画が多くて、あまり食指を動かされないのだけど、かといってこの暑さの中遠くまで出かける程の気力も湧いてこず、梅田ガーデンシネマや千里セルシーシアターの上映予定を指をくわえて見つめるだけの日々です。来週のレディースデイは千里セルシー三本連続鑑賞に挑戦したいと考えているんだけど・・・(笑)ご近所シネコンのおかげで、邦画もちょくちょく気になるこの頃、今のお気に入りは「天然コケッコー」。原作がくらもちふさこさんのコミックと知った時点から、「行かねば!」と思っていたのが、暑さで気持ちがバテて、気力を失っていたら、息子の「最近の一番」という言葉に後押しされて。。くらもち作品が男性にも受け入れられるというのに、少し驚いたけれど、映画館に行くと、結構男性の一人客が居て、目からうろこ状態。もちろん、おばさん集団(これがうるさい!)や、若い女性同士など、明らかにくらもちファンの姿も沢山。★くらもちふさこさんの原作コミック★映画「天然コケッコー」は、観れば観るほど、丁寧に、まるで主人公そよのデリケートな心を包み込むように大事に大事に作られている。都会育ちの私にも懐かしいと感じる日本の原風景の美しさを、四季のロケの中で再現し、最新の映画技術は一切使わず、これはヨーロッパの映画でも、アジアの映画でもない、紛れもない日本の、とても良質の日本のタッチです。役者さんたちは「現地調達?」と思うくらいなまりも動作も、それに演技というよりドキュメント?と思うくらい自然で、ほんとに上手いと感嘆しました。ドキュメント・・・そう、島根の過疎の村で今日もあの子どもたちが、田んぼの中の道を歩いているような、、すっかりそんな錯覚をしている私。くらもちさんの作品には、いつもとっても等身大の女の子がいて、ずーっと昔に置いてきた自分を見つけるのだけれど、映画はそんな原作の、甘酸っぱいという言葉さえ直線的すぎる繊細な空気を、これ以上ないくらい湛えている。超お薦めです♪
August 22, 2007
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今年一番の暑さが続いていますが、天気予報ではこの暑さ、10日余り続くとのこと。聞くだけでバテそうだけれど、今まであまりに涼しかったから、夏はやっぱりこれくらい暑くないととどこかでほっとしています。自宅で劇場でとほぼ毎日映画を観ていますが、感想を書く時間と心が喪失しているこの頃。物忘れも拍車を掛けているので、メモにだけでもしておこうと思います。(できるだけ最近の分から)☆「善き人のためのソナタ」主役の俳優さんが今月はじめに亡くなったことで、そういえば観たいと思いつついけなかったのを思い出し、またしても残念に思っていたら、千里中央で上映中と知り出かけました。シネコンで大々的な宣伝をバックに上映される映画にはない満足感。砂から水がじわじわ~~と湧いてくるような、静かな感動に心が満たされました。☆「魔笛」そういえば去年も今年も舞台を観る機会をもてないでいるが、他の舞台を節約しても行きたいのがオペラ。それも何度か失敗してからは、海外からの出張上演で、席が良いことを条件としているのだが、そのきっかけになったのが、偶然にも2005年に観た「魔笛」。^^;かなり抵抗感が出来ているものの、全編を映画にしたということで興味津々。公開後の評判もかなり良いとのネット情報で期待して行きました。映画としての脚色は、あのシンプルすぎるゆえに難解なテーマを判りやすくしていたけれど、第一次大戦に置き換えたがために、どれがタミーノでどれがパパゲーノなのか、見分けるのにちょっと時間が掛かった。良い悪いは抜きにして、この映画で私が一番感じたのは、映画俳優の偉大さでした。日ごろ意識せずに見ている映画の、主役は勿論、脇役に至るまで、映画俳優は存在感というか、華があるということです。一流のオペラ歌手は舞台では存在感を発揮するけれど、映画はやっぱり映画俳優ですね!!(「300」であそこまで魅せる、ジェリーあなたは素晴らしいねぇ *^^*♪)音楽映画の吹き替えも悪くないと再認識しました。☆ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ松山ケンイチ君を密かにチェックしているのと、イルカからの癒しを求めて劇場鑑賞。人口尾ひれをつけてゆうゆうと泳ぐフジの姿に感動。どうして撮ったんだろう・・・と思っていたら、実話でフジ自身の出演とのこと。パンフをみてさらに感動。松山君は普通の青年を普通に演じていて、「デス・ノート」で出会った私は驚き!映画館に行かなければ観る事はなかっただろうから、行って良かった!!☆くじらの島の少女(ムービープラスにて鑑賞)なかなかお目に掛かれないニュージーランドの映画。オーストラリア映画同様、原住民とその文化を大切にしている国民性を感じるNZ。伝統と歴史に誇りを持つ国民であることに一種の羨望を覚える。観ている内にどんどんマオリの世界に惹きこまれて、カルチャーショックを受けたようになった私。こんな作品には10年に一度出会えるかどうか。とらわれました!...まだ続きます
August 9, 2007
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うれしい事に、近頃頻繁に大阪でのオフ会にお誘いくださいます。家族のことに勝手にとらわれているため、なかなか参加させていただけないのが残念なのですが・・・あ、「勝手に」としたのは、夫にそう言われたからです。^^;;昨日はランチ→「300」→お茶(夕食?^^;)→「300」というコースの中で、勝手に夫と夕食はしなきゃととらわれていたため、ランチだけご一緒させていただきました。夜になって二人で食事をしながら、コースを説明したら、「なんで映画観てこんかったんや!」って驚かれました。そう、別に夫が拘束している訳ではないんだけれど、、今しばらくはあまり一人で放っておきたくないんだよ!!!とは、本人には言えません。^^;さて、オフ会ですが、久々に京阪神の方々とのおしゃべり、とても楽しかったです。もうね、すっかり「ネットの」というより、「ご近所さん」なんですよねぇ。つい数ヶ月前に堕ちた方もいらっしゃるけれど、ほとんどがオペラ座上陸以来のファン。自分もそうなのですが、一人の俳優さんにこれほど捕らわれることってあるのかしらね・・・ほんとに不思議で仕方ないです。次の私のオフ会は、東京からファントマーさまをお迎えする29日です。もし興味がおありでしたら、メールでお問い合わせくださいね。
July 17, 2007
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どんな分野でも、その道でいっぱしになるには、それ相当の犠牲を払っているんですね!!DVDから映画のメイキングを観るようになって、俳優業がその煌びやかな表面と違い、どれほど過酷かを知った。また、メディアを追うと、そこには私たち凡人と同じように、時に人生の波風に翻弄される彼らに出会える。そしてそんな彼らが、人を楽しませる作品を生み出している姿に、励まされるのことが多くなったこの頃、それは作家やスポーツの世界でも同じで、人の生き様から、今まで全く興味のなかったことにも近づいてみようかと思うほどです。最終日の昨日、スカーレット・ヨハンソンに嵌っている夫の所望で、「プレステージ」を観てきました。私は2度目。^^;オチが判ると面白くないのかと思ったら、やっぱり2度目の方が面白かった。最近はストーリー展開のスピードのせいか、認めたくないけれど歳のせいか・・1度では観きれない映画が増えています、私。字幕を追うのが精一杯役者をみていたら字幕が読めずで、2度目も、ひょっとして3度目も十分楽しめるみたいです。^^;;初回のときに、デビッド・ボウイが出ているのに気づかなかったけれど、今回は役柄も判り注目しておりました。なんと・・・全然別人!!斜めや後姿からは「ああ!」と納得するけれど、お顔は全く違います。異様な魅力を放っていた異星人も、やっぱり歳をとるのですねぇ。。(しんみり)スクリーン大写しの横に、何度も「ラビリンス」のセクシーなボウイを並べて観ておりました。(笑)ま、多分、かなりのメイクをしているんだろうと、自分を慰めておきます。☆ラビリンス魔王の迷宮:(URLの先頭にhを追加してください)ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009UYKDY/「プレステージ」は良い男が出ていない・・・と言ったら、石が飛んでくるかしら。。(笑)そう、「タイプの男優さんがいるか?」、、なんてかつての映画鑑賞では気にすることもなかったのだけれどあきません!「ホリデイ」のジュード・ロウや「プルートで朝食を」のキリアン・マーフィーや、最近では「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエルのこの世のものとは思えぬ美しさににパンチを食らった私は、そんな密かな楽しみも映画に求めるようになったのです。(単におばさん化した?^^;)良い男が出ていないけれど、作品の中の二人のマジシャンはとても魅力的です。最愛の妻や子供の目も欺かなければならない哀しい宿命と、おのずと一流への道に繋がるライバル心、それをかきたてる憎悪。人を騙すマジシャンは、嘘をまとって生きていかなければならないのか・・・(哀しすぎる)それにしても、何年か前にセロのマジック・ライブを見に行って、瞬間移動に感動したけれどあれはどっちのタネなんだろう・・・(笑)あのひょうひょうとしたセロもまた、彼の宿命を背負っているのでしょうね。(がんばれセロ!^^;)お願い先日メインのPCが壊れてしまいました。仕事のファイルなどはバックアップを取っていたので助かったのですが、メールバックアップを忘れておりました。以前からメールで交流させていただいた方にお願いですが、メールフォームから、アドレスをお教えいただけると幸いです。
July 13, 2007
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2年越しの念願が叶って、ジェリーに会えた。レッドカーペットで正面の一番前に陣取り、この日のためにと準備していた重たいカメラを構えて、サインをしてもらうパンフレットを脇に挟み、黒い表紙にキレイに映えるゴールドのペンをポケットに入れ、準備はこれ以上ないくらい整えた。数日前から、ちょっと思うだけでこみ上げる胸が、次第に飛び出さんばかりに膨らんで、今にも止まるかと思うほどになりながら、頬を捻りたいような、信じられない時間が近づく。いよいよああ、ジェリーがライトの中に浮かび上がり、堰をきったように歓声が上がる。世界的なスターになったけれど、次々サインに応じる姿はあの頃と変わらないあったかいジェリーだ一体どれほどの時間が経ったのか・・・・・・・・・・・・私は、、、サインを、貰えなかった!数人前の方の時に、ジェリーは黒いマジックを手にしていて、それで次々サインしているのに気づき、慌てて白いページを探したんだけれど、、どうせなら、ジェリーのページを開かなきゃと、もたもたもたもた・・・とうとう、私の隣の方の差し出された白いページにジェリーが、スラスラああ、もう見難くても良いや!と黒い表紙を差し出す私。一瞬、私のパンフの上で止まったジェリーの手は次の瞬間、隣の方の差し出されている白いパンフに・・・ああ・・・ジェリー、このペンでお願い!!!つい口をついて出る悲鳴にも似たもがき声そして、次の人のところで、ジェリーは係りの方から白いペンを貰ったのでした。私のパンフには、「このペンで、、」と言いながら、慌てて試し書きしたゴールドの点が一つまるで涙のように・・・でもね、今思うのは、私の声がジェリーに届いたから、ジェリーはペンを替えたんだよね。私の気持に充分気づいてくれたでも、あの場では戻るわけには行かなかったんだ・・・なんだか、、特別なシーンが生まれたじゃない。大事なのはサインや握手ではなく、、こうした私とジェリーの間で一瞬起きた空気の揺らぎなんだ♪そう思うととてもハッピーでゴールドの涙が滲むパンフは、今、私の宝物。(でも、見るたびに、本物の涙が・・・^^;;)★☆★GBJP更新中☆★☆
June 8, 2007
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すでに映画館でトレイラーを観たというお話は、もう新しくもない。大概映画を観に行っている私なのに、それすら観たことがなかったけれど、くじ運の悪い私にも大当たり!トレイラーより先に、本編を観ることができた「300」の試写会。昨日の大阪は嵐のような風と時折雨、そして冬が舞い戻ったように寒い冷たい一日でした。開場6時とあるところ、良い席を取りたくて5時7分に到着。すでに幾人かの人がロビーに陣取っておられ、その最後らしいところで「試写会に並んではるんですか?」と声をかけましたら、なんと、外にも並んでいるとのこと。すでに100人以上の列が出来ており、他の試写会ではないかと係りの方に問いかけました。「さんびゃくの試写会ですか?」しばし、怪訝な顔をされる係りの方。やってしまいましたね、「さんびゃく」じゃない「スリーハンドレッド」だよ・・・^^;;と、一人突っ込みを心の中で思わず入れる私。アーチの下で雨こそ凌げるものの、冷たい風に乗って来るしぶきが顔を濡らすこともあり、一人で行った私は1時間粘れるのかと心配になっていました。そんなとき後に並んだ若いサラリーマンの二人連れの話が、知り合いのエビ料理専門店だったり、映画の話だったりで、こっそり楽しませてくれて、助かりました。客層は、老若男女、ほんとに様々。明らかにファントマーさま?と思うグループはほんとに限られていました。やっぱりアメコミ系、そして毎日新聞の読者系・・・なかなか盛況な試写会でしたよ。結局、最前列中央に陣取って、迫力の音響でベストなお見合いをできたと思います。始終ドキドキしながら、胸を一杯にしながら、こみ上げる涙を「何でこんなところで泣けるんだ!」と恥ずかしく感じながら、麗しく頼もしいレオニダスによれよれになってきました。最後のデイジーさんが兜を被るアップのシーンで「ああ、やっぱり目が違う!!!!」と、わずかな隙間から閃光を放つGerryレオニダスの眼の美しさを再認識したことが一番の印象でした。(笑)ストーリー性には不満を隠せませんが、全く新しいタイプの映像として、Gerryは求められた以上に役割を果たしていましたね。私は大大大満足でございました。★GBJP更新中
May 11, 2007
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観ている映画は数え切れないほどなのに、全然更新できないでいますが、引越しまで一週間、いよいよ家中がひどい状態になってきました。大体、引越しまでひと月もの余裕があるというのは大失敗。そんなに息が続く筈がない。^^;;と感じていたら、とうとう昨日あたりからは足の踏み場もなくなっており、多分埃だらけの中で寝ているせいで、今朝は喉が赤く少し痛みます。(泣)今日は処分予定だった食卓を息子が使ってくれることになり取りにくるので、普通に食事もできなくなる。全く引越し前日の様を呈してきた我が家です。ということで、まだしばらく更新が滞りますが、今、上映中の「ホリデイ」これはお薦めしておきます!初めてジュード・ロウが良いなと感じ、オークションで「コールド・マウンテン」のVHSを100円でGetしました。(笑)
April 2, 2007
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引越しのために、時間を見つけては地元の家具屋に出向いている。今夜は、夫に付き合って「ドリーム・ガールズ」。少し早くに家を出て、待ち合わせまでの時間にまた家具屋へ。散々一人で楽しんだ挙句に、そろそろ行かなきゃと店を出て、慌てたわけではないのに、自転車置き場の地面がデコボコなのに気づかず(いえ、ほんとは気づいていたのに ^^;;)、よろけて足を挫いてしまった。運動神経がほとんどないので、いつも地面には細心の注意を払っているつもりなのにね。痛いなぁと思いつつも、チケットは買ってあるし、家に帰るより近いので、迷うことなく映画館へ。夫に呆れられながらも食事をして映画を見て、帰宅をしたらくるぶしがかなり腫れておりました。これでは明日の日帰り温泉はボツになるだろうと、少々残念!さて、「ドリーム・ガールズ」、ソール・ロックが好きな夫はノリノリで、今にも踊り出しそうでしたが、私は途中ちょっと疲れを感じたところも。それでも、あのパワーには圧倒されました。見事なエンターテイメントですねぇ!あのピンヒールと細いドレスで歌いながらのダンス。彼女たちは足を挫くこともないのかしら・・・と、いつもにも増して、憧れのまなざしで観ておりました。素晴らしい!
March 26, 2007
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保阪尚希という俳優さん、以前どなたかと洗剤会社のCMに出ていたときに、近頃の若い方にしてはしっとりとセクシーさを感じる男だと思ったことがありました。(ガサツで幼稚な雰囲気の俳優さんが多い日本ですから ^^;)一日一回テレビをつけるのは、めざましテレビの時間帯だけなのですが、今日はその保阪さんが出家するというニュースを報じていました。へ~~と思ってみていると、彼は7歳の頃にご両親が自殺されているのですね。とても衝撃でした。7歳の男の子が、両親をいっぺんに失ったショックも計り知れないのでうすが、むしろそれが自らの選択だったことが、年月とともにより大きく鮮やかな傷になって彼の心を占めていったことでしょう。想像すると胸がしめつけられます。若者にしては深く沈んだ瞳の輝きや、「動」より「静」を感じさせる身のこなし。勿論、俳優として成功している方だから、とても強い方でもあると思うけれど、親が亡くなった年齢に自分がなって、考えるところが多々あったのでしょうね。保阪さんの心が救われますように!!ちなみに、彼はジェリーと一つ違いなんですね!
March 23, 2007
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全国のMOVIXでは今月から一年間、20日は「10周年記念アニバーサリー」として、1000円で映画を観ることができるようになりました。偶然にもそれを知ったのが、一昨日の20日。夫の居ない夜を映画館で過ごそうと、作品を物色していた時のことです。ラッキー!偶然知った最初の「10イヤーアニバーサリー」デイ利用は、「ナイトミュージアム」予告編を観た限りでは、全然その気にならなかった映画だけれど、思ったより良かったとの感想が多かったので、娘を誘っていきました。前半、台詞があまりピント来ず、入り込めなかったけれど、佳境に入る頃から作品が変わりました。いや~~、予告編でロビン・ウィリアムズが出ているのだけが、引っかかってはいたのです。久々に難しいことは考えず、シートにどっぷり身をゆだねて楽しめるほのぼの映画。隣の男性のビールと柿の種の臭いや、ビニールのカサカサ音も許せてしまう娯楽映画。娘と二人して、声をあげて笑ったのもしばしばで、リフレッシュになりました。たまには良いですね、こういう映画の楽しみ方も!でね、、台詞に入り込めなかったのが、最後に納得。はい、例のあの方の字幕だったのです。ま、前半の退屈さがそのせいかどうかは別にして、やっぱり「アラ?」と思う台詞と字幕があったので。。^^;;さて、4月に引っ越すところは、地元MOVIXに正真正銘の徒歩圏。なんと5分で行けてしまう。様々なサービスを無駄なく利用して、映画にますます没頭できるだろうかと、かなりワクワクしています。(笑)------☆GBJP更新中
March 22, 2007
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ささやかなことだけれど年頭からはじめた今年のチャレンジ「音読カレンダー」。今のところ、二日抜けただけで、毎日夫婦して続けている。一度目は丁寧に読み、続いて二度目は何も意識せずに速く読む。簡単なようで、これが結構難しい。声に出して読むには、まず目から入って脳に届き、思考回路を巡って把握した後、発声器官に伝達が行く。専門的なことは置いておいて、ざっとした体感でこれくらいの経路を通るのだろう。私の場合、まず目がしょぼしょぼと、ピントの合う位置を終始探りながら追いかけ、緊張するとさらにピントが合いにくい。次になんとか脳に届いたら、思考回路の入り口で「何だなんだ?」とチェックのあと追い返され、また目が文字を辿り直す。何度か繰り返した後、ようようパスしたと思ったら、これが空気の流通が悪いのか、カビが生えそうなミソがぼこぼこ沸いている中でひとしきり揺すられて・・・這う這うの体で発声器官にたどり着いたら、今度はここが、、多分一日中喋ることなくパソコンに向かっている生活のせいで、ギシギシさび付いて何とも動きがぎこちない。わざと読み上げ難い文章を選んであるのかと思うくらい、躓きながら、これではとてもアナウンサーや俳優にはなれないと思う。(^^;)それでもこのカレンダー、知らない言葉が出てくると、WEB辞書で調べたり、流れるようなテンポの良い文章に、ちょっとした快感を覚えたり。私の日々のスケジュールでは楽しい部類に入っている。そして、こんな私でも3月に入ったころに、、突然、一つステップを上がったことを実感した。速く読む時に、思考回路の入り口で追い返されるのが減った。というより思考回路を通ることを意識しなくなった。目から飛び込んで、ちょっと近道をして発声器官に来ているような・・・滑舌も少しは訓練されてきた、、と思いたいところだけれど、それはなかなか難しい。速く読めるようになって来ている分、呂律が追いつかないけれど、これは確かに脳を活発にしてくれる気がする。今年の日めくりが数枚になる頃には、すらすら滑らかになることを期待して、、今日もロレロレ、夫婦でロレロレやっています。------☆GBJP更新中
March 21, 2007
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もうネットという枠を飛び越えた、お友達という感じのファントマーさま方と、今日はランチをご一緒しました。自宅から半径1キロ圏をめっきり外れることのなくなった私には、ジェリーや映画のお話を出来る機会でもあり、とても良い気分転換です。今回二度目のイタリアンレストランでのランチと、その近くのやはりイタリアンレストランでのデザート。どちらもMさんがご紹介くださった、とても美味しいお店で、特にデザートをいただいたお店(名前を見てこなかった)は、お店の雰囲気もスタイリッシュなら、そのデザートもほんとにおしゃれで美味しく、しかもリーズナブル。ちょっと病みつきになりそうな予感です。さて、今日3人が思わず洩らしたのは、関東に「腹が立つ!」^^;;日々目にする新しいTOHOシネマズのファントムの感想に、羨ましいを通り越して、思わず洩らした「腹が立つ!」関西に同じような日がやってくるのか・・・それどころか、関西ではまだ「300」の予告編さえも観られないのですから、どうにもやりきれません!☆GBJP更新中
March 15, 2007
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4月の引越しに向けて準備進行中!あ、ブログではなく、暮らしのベースです。この際なので、過去の遺物は、故人のものに限らず処分しようと思っているが、よくもまぁ、これだけゴミの中に暮らせたものだと呆れるばかり。^^;;感情ではなく制度として、モノを捨てるのがどれほど難しいか、自然を守るのがどれほど難しいか・・・日々痛感しているこの頃です。数年に一度は引越しをするのも、常にこざっぱりと暮らすことができそうで良いかもしれない。捨てるぞ~~~
March 15, 2007
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もう少し前になりますが、ジェリーが載っていると聞き、読めもしないのに買ってしまった「Men`s Helth」。海外の雑誌というからもう少し薄手だと思ったら、ずっしりの両面表仕様。表紙の片方はジェリーでした。中には6ページに渡って、初めて見るプロ撮影の写真と、記事も豊富。思わず歓声を上げたけれど、海外の雑誌らしい薄い紙を捲りながら、ふと良い匂いがしたようで、気のせいかと思いながらもページを繰ったら、そこには男性用のコロンの宣伝が。丁度「パフューム」のポスターから香が出ているのに、地元Movixで出会ったところだったので、「おおっ!とうとう印刷インキに香を練りこめるようになったのか・・・と思ったのですが。。。実際にはページを丁寧に折り込んで、多分その中にコロンを染ませてあるようです。が、その男性用コロンの香のなんとも魅惑的なこと!!(今日、まだそのまま香るので、とても長持ちだ~)元々香りは女性用の甘いものより、男性用のさっぱりしたものが好き。愛用はナツメグ&・・・と言いたいところだけれど、実際には以前からのアルマーニ。ジェリーのN&Gとは使い分けをしています。でも、このラ○ステは、、、そう、丁度、私にとっての「パフューム」かしら。雑誌の間からわずかに洩れて空気に溶け込んだ香りに、軽く陶酔するような感覚。このコロンを愛用したらきっと私はいつでも夢見心地・・・生き物として、食べ物よりも、もっと強烈にそして貪欲に捕らわれるのが香りかもしれずグルヌイユのパフュームに人々がひれ伏したのも、十分理解できる。実をいうと、「パフューム」を観に行くとき、劇場が何らか仕掛けをしているのではないかと期待していました。ほら、ポスターから香りがするくらいだから。結局何もなかったけれど、音楽や映像、グルヌイユの瞳や息遣いから、場内が不思議な香りに満ちていくようで、次第に私は身も心も陶酔していました。観る人それぞれに違う香りをイメージしているのでしょうが、私がこの時イメージしたのはなんとこのCMの香りでした。香りという映像にはなりにくい題材を、これ以上ないくらい魅惑的に伝えてお見事です。また、だからこそ香りを持たないグルヌイユの生き様が哀しいですね。P.S.しかし、、このコロン(エッセンシャルて言うの?!)は、容器もCMも心惹かれるカラーで憎い♪-----☆GBJP更新中
March 9, 2007
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仕事も家の片付けも沢山ありすぎて気になるけれど空がとても青くて空気がピシッと冷たいから緊張感を維持するために、丸一日出かけてきます。^^;;久々に、娘とおしゃべり&「パフューム」です♪
March 7, 2007
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しかし、なんと沢山出演作があるのか、ティム・ロビンス。レンタル店に行くのが面倒で、ついポチッとしてしまうオークション。我ながら呆れるほど、沢山手に入れてしまいました。いえね、どんな大型スターでも、ひどい映画の一つや二つはあるのに、この人の作品はどれもなかなか観ごたえがあるので、安くて見つけるとついポチッとしてしまうのです。(☆)一途で人は良いけれどちょっと鈍いコメディ・キャラクター(▼)悲運の暗いキャラ(□)切れ者で人を食った悪役(○)ノーマルな雰囲気のキャラでも味わい深くこなす。いずれを取っても唸るほどの力を感じる役者さん。だからこそどんどん作品を追いかけてしまいちょっと困りモノです。^^;;以下、鑑賞した作品とそのキャラクターの種別。(分けきれないのもありますが)ボブ・ロバーツ(□)サベイランス(□)ザ・プレイヤー(□)隣人は静かに笑う(□)ジェイコブス・ラダー(▼)ミスティック・リバー(▼)ショーシャンクの空に(▼)さよならゲーム(☆○)未来は今(☆)星に想いを(☆)ナッシング・トゥ・ルーズ(☆)キャデラック・マン(☆)ヒューマン・ネイチュア(☆)Code46(○)ミッション・トゥ・マース(○)あなたになら言える秘密のこと(○)あと監督作品として「デッドマン・ウォーキング」と「ボブ・ロバーツ」ですが、いずれも素晴らしい作品でした。「デッドマン」では登場人物の重い心の動きを、ムダのないショットで描きますし、「ボブ・ロバーツ」では短い時間の中で、さもありなんのアメリカ風選挙戦をコメディよりもややシリアスに風刺しきり、そのバランスとカメラアイデアに唸りました。このところ夫にかなり恨みごとを言われています。「ショーシャンク」は夫がお薦め中のお薦めだったので、頼まれて買いはしたものの私が観る気になるまでうんと時間が掛かりました。ところが、それからの私のテンポと、情報量に「俺が大事にしてるものを、まるで100年も前から知ってるように!」と、女々しく愚痴りながら、付き合っては夫自身が初見の作品に触れる度に、「とんでもないヤッチャな!」とその才能に驚いております。顰蹙を買いそうですが、丁度母の亡くなった日に、私たちは「あなたになら言える秘密のこと」を観に行っていました。病気の後遺症から映画館で観るタイミングが難しくなった夫に付き合って、昼時の上映を観たのです。同じ男として、最後の選択に至るジョゼフの心情がとても痛かったようで、大きなアクションなしに、そんな演技をしたティムに改めて惚れると言っておりました。私は、、ハンナの告白を聞いて思わず胸に抱きしめ、一緒に涙を流すその仕草に、ベッドに寝たきりにも関わらず指の先まで人間への愛おしさと渇望が溢れていて、まるで私自信の心を抱かれているようで嗚咽しました。(ここは多分家で観ると号泣ですね。笑)水の中にいるような静けさと、工場や町の騒音などとの対比を明確にした音響も、観客をハンナの視点に立たせる意味で効果的だったし、海に佇むの孤島を足元からかっさらうように打ち付ける波が、主人公たちの特異な心情を物語っているようでした。DVDの発売が待ち遠しいこと。------以下は今年に入ってからの映画館鑑賞をメモとしてヘンダーソン夫人の贈り物(かなり好き)カジノロワイヤル(結構好き)リトル・ミス・サンシャイン(かなり好き)硫黄島からの手紙(まあ一応)ディパーテッド(う~~ん、、また期待外れて・・・)幸せのちから(まあまあ)マリー・アントワネット(衣装と宮殿を見るのは楽しいが)あなたになら言える秘密のこと世界最速のインディアン(うん、好き)少しずつ感想を書いていきます。-----★GBJP更新中「The Tonight Show」のビデオのGerryがまたステキですねぇ♪
March 6, 2007
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私が自分をグルメだと言えない理由の一つに、魚介類が苦手というのがあり、ほとんどの日本人が目がないというウニやイクラ、あわびにさざえ。これらは煮ても焼いてもダメ。お魚は火が通って(調理して)いたらOKだけれど、お刺身は全くダメです。とはいえお魚が嫌いではなく、青背の魚を焼いたり煮たりしたのは大好き。本日も塩鯖を焼いたのです。この塩鯖を焼いた後のコンロの掃除・・・これはいつまでも手が臭くなって、どうしたら手軽にできるかといつも考えていました。でね、先日買ったセスキ炭酸ソーダを今日は使ってみました。水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ一杯溶かした液を、スプレーボトルに入れて台所に置いてあるのだけれど、ざっと汚れを掻き落としたグリルの受け皿に数回プッシュ。その上から固く絞った水拭きクロスで軽くなぞって水で濯ぐ。何度も汚れ落ちや臭いを確めたけれど、なんときれいさっぱり、あれだけしつこい生臭さも消えている。これならグリル洗いも苦にならないので、好きな塩鯖を大いにいただけそうです。そもそも重曹を使い始めたのは、母の食べたものが治まらなくなって、トイレや衣類の汚臭が気になりだしたから。重曹を洗剤と一緒に入れて、しばらく浸してから洗濯機を廻すことで、衣類は気持ちよく洗い上がり、お手洗いの掃除にはとても効果的だった。そしてある日、軽い気持で換気扇フードを擦ってみたら、これが嘘のようにベタツキが取れる。私の目からもうろこがポロポロ取れるように感じたのだ。それにしても、泡を立てるのが好きだった母が使っていた洗剤の数々が、すっかり出番を失って隅に追いやられ、今はスプレーボトルが数種類と、ふりかけ容器に入れた重曹が流しの前にズラリと並んだのは圧巻。「一体どれを使えば良いのか?」と夫が愚痴るけれど、やっとコーヒーを淹れられるようになったばかりなのだから、沢山のノウハウを必要とする洗い物は、おいそれとは任せられないのです。
March 3, 2007
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長らく休ませていただきましたが、ぼちぼちペースを取り戻したいと思います。休暇中も毎日沢山の方がご訪問くださったようでとても感謝しています。家族が減ったことを色んなところで感じるのですが、その一つが時間。母に纏わる今だけの雑多なことはあるとしても、総体的にはぽっかり開いた時間を少々持て余していました。でも、それも少しずつ、モノクロ画面が次第にカラーになるように、彩りを取り戻しつつあるのを感じます。今私の中で育っている興味○重曹でお掃除その魅力にどんどん嵌りつつあるこの頃。本を2冊。重曹、クエン酸、エタノール(これは前から持っていた)、そして今到着を待っているのはセスキ酸ソーダ。○ティム・ロビンスとジョルジュ・ドンオークションで買い溜めたビデオを片っ端から観ております。映画の話はまたいずれ。○日帰り温泉夫のリハビリに温泉が効果的だときき、気軽に出かける日帰り温泉。今日も奈良の「あきのの湯」に。そして最後に仕事。(最後なんや!^^;;)今まで気合の入らなかった仕事に、ちょっと本気で向き合ってもおります。そう、議員さんがお相手の仕事が多いので、一斉地方選挙を目前に、私も少し気合が必要なのです。こうして日一日と、今日が昨日の続きだとの実感を深めています。また、よろしくお願いしますね♪PS 日劇での「オペラ座」再上映の決定や、上映中の「オペラ座」に「300」の予告編が流れたりと、ジェリーに関する情報が頻繁になってきて、ああ、春だな~~~と感じますね。(何故?笑)
February 28, 2007
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去年夫の病気が発覚したと同時に、これも肝臓にガンの見つかった、同居している私の養母が、夕べ亡くなりました。同居をはじめたのは阪神大震災の年ですから、丁度12年。なんと、私がこの母の世話になった年を、まるで借りを返すかのように母と同居したのです。2週間前に入院してから、私にはショックなくらい醜い言い方で愚痴をこぼしていたのに、病院の方からは、しんどいとか、痛いとか、ほんとに何も言わず世話を掛けない患者だったと言っていただき、とても驚きでした。女一人の人生を誰の手も借りずに歩いてきた母ですが、やっぱり私には甘えていたのですね。育ててもらったという恩よりも、不運を嘆くことの方が多い私でしたが、もっと不運な母の人生を思うとき、せめて、こんな私でも居て良かったのかなと思います。留守中、管理ができないため、BBSの書き込みは出来なくしておきます。帰ってきたら、また楽しくお話をさせてくださいね。
February 18, 2007
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今夜は珍しく夫が出かけるらしい♪このところ、手に入れたティム・ロビンス関連のDVDが色々届いているので、シメシメ今夜は食事は手抜きして、映画三昧するとしよう。*^^*もう東京辺りでは上映しているティム・ロビンスの新作「あなたになら言える秘密のこと」「輝く夜明けにむかって」期待しているのに、どうも大阪では2館でしか上映がない「あなたになら言える・・・」そして「輝く・・・」については大阪での上映が、、ないっ?!!(涙、怒)----☆GBJP更新中
February 9, 2007
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「オペラ座の怪人」以来、映画の選択の仕方がちょっと変った。キャストやスタッフのつながりを追いかけるという、それまで皆無だった傾向が加わったのだ。以前の私はストーリーから映画を選んでいた。良いと思ったら必ずパンフレットを買うので、誰が出て誰が監督したのか、全て知っている筈なのに、そういうことはとんと記憶にない。意識していなかった。ところがキャラクターのファントムに心を鷲掴みにされてから、俳優、監督、音楽などなど、いろんな角度から映画を楽しむ今日この頃。出費もたまったもんじゃないと思いつつ、レンタル、オークション、、・・・^^;;いまはティム・ロビンスを追っているが、「ショーシャンクの空に」「ミスティック・リバー」に続いて、「未来は今」「ミッション・トゥ・マーズ」「CODE46」を観た。こうして役者さんなり監督さんに的を絞って観ていくと、どんなに素晴らしい能力を持った方でも、全ての作品が上出来とは限らないのが判る。(ジェリーに限ったことではなかったのです。笑)映画は集団の力で作られているので当たり前だけれど・・・ティムでいうと「ショーシャンク」と「ミスティック」は特筆する作品のようで、その後に同等の感動を与える映画はまだない。 ★「未来は今」雪の大晦日からの始まりや天使などなど、珠玉の名作「素晴らしき哉人生」を思い出すシチュエーションが沢山あったが、ティムのコメディーの才能も見られる映画。あの童顔で195センチの大男だから、当然のこと、笑える映画にも向いているのですね。(笑)若かりしティムのくっきり笑窪がなんとまあ可愛いこと!★「ミッション・トゥ・マーズ」これまた大好きな役者、私と相性良い(^^)ゲーリー・シニーズとの共演で、監督がブライアン・デ・パルマときては、作品の評判に関わりなくチョイスです。ティムは半ばで死んでしまうので残念だが、監督とゲーリーで私は存分に楽しんだ。「デ・パルマの世界」とよく表現されるのだけれど、私にはどんな世界かしっかり把握できずにいます。でも、映像が独特の魅力を持っていて、それがこの映画でもくっきりと!やっぱり好きですこの監督さん。^^★「CODE46」ティムの童顔はロード・オブ・ザ・リングのサムに似ていて、どちらかというとセクシーさは感じられない、、と思っていたら、先日michiyoさんがコメントで言われたように、ここのティムは品の良い色っぽさが漂っていた。こういう未来未来した映画は、頭の回転がなかなかついていかないけれど、これはテンポもゆったりと、効果音に疲れることもなく良かったです。ティムはこういう物静かな、心を抑制したキャラクターの演技がとても上手くて、しかも魅力的ですね。-----いつも利用しているレンタルショップは、そばにあったこれまた地元店が閉店する中、どれでも100円也のサービス期間を自動延長しながら、大手の進出にも関わらず頑張っている。このショップはカラオケ店もしているのだが、その一部を最近「レンタル・シネマホール」にしているのを知った。いの一番に「オペラ座の怪人」の上映オフ会が頭をよぎり、下見をさせていただいたが、、、カラオケの部屋と同じフロアは、ズキューン、バキューンの映画なら良いだろうけれど、静寂にも最大の効果がある「オペラ座」のような映画は、幾ら迫力の音響を売りにされても無理があるというもの。しかし、こうして「レンタル・シネマホール」の登場そのものが嬉しくて、今後の成り行きを見守りたいと思うのです。★GerardButler.jp(GBJP)更新しています
February 1, 2007
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いや~~~参ったまいった!「ショーシャンクの空に」を観てティム・ロビンスの演技に興味を持ち「ミスティック・リバー」を観たら、どうにもティム・ロビンスに参りました。正直いうとクリント・イーストウッドは私の感性とはどこか相容れないと思っていました。元はといえばアクション・スターだったイーストウッドがタイプではなかったというのもあるし、世間の噂にのせられて観た「マディソン郡の橋」が全く好みではなかったということもある。そしてまたやっと重い腰をあげて観た「ミリオンダラー・ベイビー」も、私には乗り切れなかった。我ながら不思議だけれど、確かに名作ではあるのに、スッと入ってこない映画ってあるもので、残念ながらイーストウッド作品は観た限りでは全てそうだったのです。なのに「ミスティック・リバー」は、私にとって今までのイーストウッドのイメージをひっくり返す作品になりました。彼は生粋のハリウッド人のはずなのに、なんとヨーロッパ的な雰囲気の映画をつくるのでしょう。じわじわ、ひたひたと時を経るとともに心を霧が包むような余韻。とてもリアルでありながら観るものの想像力に委ねる映像は、どちらかというとヨーロッパ。派手な効果音もなくテーマ音楽がときおり、静かに静かに流れるのみというのが、まるで川の底にいるかのような静けさで、、物語は流れていく。このタッチ・・・とても好きです!ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンスという豪華な顔ぶれ。俳優の上手い下手を感じながら作品を観る訳ではないけれど、本当に上手い役者の三つ巴はこれほどの感銘を与えるのかと、、唸りました。ティム・ロビンスの悲しすぎる役どころは、ショーシャンクと同じく不運な男ではあるけれど、人生の辿り方が全く違う。切なくて悲しくて・・・鏡を割れないファントムがここにも。。ラストの固い路上に、途中までしか書けなかった落書きを見たら、胸がギューッと締め付けられました。ティムとペンそれぞれの妻を演じた女優さんの対照的な演技もすばらしかったし、何より一番はクリント・イーストウッドの仕事でしょう。私と同じようにイーストウッドは合わないと思っておられる方、この映画は例外です。この映画、個人ランキングでかなりのところにきました。その証拠にまだレンタルDVDを返却していないのい、もうオークションで落札したものが届きました。(特典目当てで2枚組み ^^;;)しばらくはティム・ロビンス作品を辿りそうです。
January 23, 2007
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寒牡丹には少々早く閑散としたオフシーズンの長谷寺界隈までドライブ。久々の遠出です。寒い冬には雪が積もり風情のある山寺も、こう暖かくては枯れ木ばかりが侘しかろうと、今回は参拝もせず、参道のお店を楽しむのでもなく、目的はとある旅館で入浴のみ。長谷寺界隈には日帰り温泉はないけれど、まだ単車を楽しんでいた頃の夫がフラリと出かけたときに、見つけた入浴だけでもOKの観光旅館。どこにも書いていないので、「え?」と思う、立派な構えの格式のある旅館です。何度も利用させていただいているが、ここのお風呂で他のお客さんに出会ったのは稀。泊り客が利用する時間帯とずれているのもあって、ご自慢の泳げるほど広々とした湯船をいつもほとんど独り占めです。近所の日帰り温泉より値段も安く、泉質もよくお湯もきれいで、秋には紅葉に染まる山を眺めながら、独り占めの贅沢感は他では味わえません。ゆっくり何時間も浸かっていたいのに、私はのぼせ性。肩まで浸かってしばらくしたら、足だけを湯に浸し、そしてしばらくしたらまた肩まで浸かる。娘と一緒だと、この繰り返しで1時間や2時間はあっという間に過ぎてしまうのに、一人ではとても間が持たない。今回は、妹と同居している私の産みの母を誘いました。小さな時から「おばちゃん」と呼んできた実母です。物心ついた頃から、一緒に住んだ記憶はないのに、歳とともに生き写しくらいに仕草が似ているらしく、夫がしきりと「血はあらそえん」と言います。話題にも争えない血を感じながら、二人でゆっくり1時間半。身も心もほっこりとして、帰りの車に乗り込むと夫に起こされるのは家の前。極楽極楽!------新年になってからの映画鑑賞☆カジノ・ロワイヤル(再々々見 ^^;)☆リトル・ミス・サンシャイン(超お薦め)☆ヘンダーソン夫人の贈り物(超お薦め)☆DVDですが、早くに手に入れておりながら、なかなか見る気にならなかった名作「ショーシャンクの空に」をやっと観ました。娘も息子も夫も、みんなみんな良いと言い、薦められていたのに気分が乗らなかったのは、昔観た「カッコーの巣の上で」とイメージがダブっていたから。「カッコー」も名作ではあるけれど、今観るパワーはなくて、私の中でその延長線上にあった「ショーシャンク」。でも、全然違いました。勇気をもらえる素晴らしい映画にまたひとつ遭えました。
January 15, 2007
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とても遅くなりましたがあけましておめでとうございます。昨年は多方面の方にとてもお世話になりありがとうございました。実は、今年は年賀状をまともに書けていなくて、いただいたご挨拶に遅ればせながら一つずつお返事させていただいています。ほんとに申し訳ないことです。こんなところからですが、いつもご訪問くださるみなさんにお礼と、新年のご挨拶を申し上げます。同居中の母が、とうとう外出できなくなり、毎日近所の診療所から往診に来ていただいています。不思議なことに、母の身の回りの世話を少しするようになり、私は気が楽になっています。今年もまた、我が家は大海原に浮かぶ木の葉のようでしょう。覚悟を決めて新年を迎えました。でも、細々とでも(息絶え絶えでも 笑)ここも頑張っていくつもりです。本年もよろしくお願いいたします。--------脳を鍛える大人の音読カレンダー(日めくり)去年11月の末に、デパートで見つけ、ちょっと早いけれど・・と思いつつ、とても気に入って買ったのは、ずっしりと重い大きな日めくりカレンダー。そういえば、子どもの頃はほとんどカレンダーといえば日めくりだった記憶があるのに、いつの頃からかきれいな写真を入れたひと月単位や、大きな一枚モノのが主流になりました。が、近年はまた日めくりが復活?大きなものから小さなものまで。趣向も様々で、一昨年は猫の写真を365枚用意したカレンダーを見つけたものの、捲った後の処理に困ると思い買う気にはならなかった。(一日でおさらばするなんて淋しすぎる)今回迷うことなくレジに運んだのはくもん出版の「脳を鍛える大人の音読カレンダー(日めくり)」日を追うごとに物忘れが激しくなっている事に、ちょっと不安を感じていた私の心を、震度5で揺さぶる命名です。捲ってみると大きな字で、漢字には全てふりがなつきでそうそうたる日本文学の一説が日替わりで読める。これは、、難しくてどう読むのか判らない漢字を、一つでも覚えることができるかもしれない。学生時代に国語の教科書に出てきたのをきっかけに本を読んだ経験から、これも良い小説に出会えるかもしれない。そう思って買ったけれど、何せ毎日コツコツ続けることの出来ないタチ。当然夫の冷やかしがかなりありました。今日は、田中英光の「オリンポスの果実」、使い方に従って朝食の後、声に出して2回。6日目にして初めて教えてもらわずに日をめくりました。^^;;そう!案の定、一日目は夫の「やったんか?」との問いかけに慌てて表紙を捲り読んだ私。そばで監視をしていた夫が「どれどれ」と自分も読む。そうして翌日からは、なぜか夫の日課にもなってしまいました。やり出して気づいたのだけれど、声に出して読むって、とても気持が良いのです。これなら、「つんどくカレンダー」にならずに済みそうです。(ダジャレやなぁ!)
January 6, 2007
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今年もまた、キミからもらうプレゼント サンタの顔がジェリーなら良いのに!長年、使っているメールソフトは「オレンジソフト」社のシェアウェア「Winbiff」このちょっとアクのある表情のサンタさんは、普段ポストマンの制服を着ています。ごらんのように、毎年クリスマスにはサンタさんに変身。あと、元旦には最初に起動したときに「あけましておめでとうございます」の挨拶がでてきます。ずーっと使っているのに年に一度のことなので、すっかり忘れていて、その都度嬉しい驚きがあり、時にはとても癒される。これがあるから他のソフトに乗り換えできないでいます。(笑)人の心はほんとに微妙。絹糸の一本が触れただけで、哀しかったり、嬉しかったり!どんなクリスマスをお迎えになっていますか?ジェリーは、どんな朝を迎えているのかな・・・みなさんの今日が美しく穏やかでありますようにジェリーの今朝が幸せに満ち満ちていますように------☆GBJP更新中★今年は心身ともに余裕がなく、年賀状を出すことができそうにありません。お世話になった方々には、申し訳ないのですが、お許しのほどを。
December 24, 2006
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どうにもあと味が悪い「戦場のアリア」映画館でとても観たいと思っていた「戦場のアリア」クリスマスの戦場。フランス・スコットランドとドイツの軍隊が鼻を突き合わして、一触即発状態。そして雪の中でのアリアこういう設定で興味を惹かない訳はない!DVD発売を待って待って、ついポチッとしそうなのを堪えて、まずはレンタルで観てからと借りてきました。初見から夫と二人で観たのですが・・・これ、実話でしょうか?確かにありそうな話ですが、今平和で情報公開が進んだ空気に慣れているとハナがとても利己的で軽率に見え、「あれはなんだったのか・・・」と虚しくていつまでもあと味の悪さを噛みしめています。(特に夫は許せないらしい^^;;)ただ、自分が当時のハナだったら、、、やっぱり過失でしかなくて、その後の人生できっと大きな荷物を背負っていることでしょう。戦争という人間性をなくさなければ生存できない状況の中で、ホンの一瞬でも自分を取り戻したら、もう引き返せない・・・でも、そのままで済まないのが悲しいですね。久々に釈然としない映画に出会いました。この映画を観たあと、「フリー・ハグ」を思い出しました。☆「戦場のアリア」オフィシャルサイト結果画像はこちら
December 22, 2006
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今年の年末は、仕事がいつも以上に忙しく、大掃除ができるのかどうか・・・(嬉)^^;それでも、ちゃんとノルマは果たすレディース・デイです。昨日は「カジノ・ロワイヤル」を再見してまいりました。いえね、あの拷問シーンを・・・などというのは冗談として、、、次期ボンドにジェリーを押している身としては、ボンド映画をまず知らなければ。(汗?)でね、2度目で気づいたのですが、ダニエルさんは決して男前だとか美形だというお顔ではないのですね。俳優さんで主役をして、それもダンディな役どころなのに・・・男前に見えないというのは、素顔が美しいというお顔ではないということですね。主役を張る俳優さんは、みなさん何かとても印象に残る容姿をしていらっしゃいます。ジェリーなどは数えるとキリがないほどなので別としても、手がきれいだとか、動きが優雅だとか、走り方が美しいとか(あ、いつの間にかヒューゴのことばかりになっている?)。。やっぱり言わせていただくと、ジェリーはあの瞳の美しさと端整な顔立ちが、普段の写真とはすっかり別人のように見えるのが、とても不思議で仕方ない。例えばDVDの特典映像や、ネットで拾ったムービーなどでも、とにかく動く姿になると目の美しさが特筆モノで、その輝きは彼の無邪気さに反して、とても危険なのです。ところが、ダニエルさんは、取り立てて「あっ!」と思うパーツはなくて、「結構、普通のおじさん?」などと思いながら観ていると、これが・・・あのタキシードを着た辺りから、思わず息を止めるほど美しい「全身のバランス」なのです。そうか、、最初のアロハの頃は、アクションがもたもたしている時があり、まだ007として未熟で自信のなさもあって、それが立ち居振る舞いに現れているのですね。とすると、ダニエルさんの演技力が素晴らしいですね!!!得意のポーカーをする辺りから、どんどん007として急成長をする様子を体現していて、すっかり私は騙されるところでした。この映画アクションのレベルの高さは相当なモノ。これがボンド映画かぁぁぁと思った次第です。ちなみに次のボンド作でもダニエルさんが決まっているのですね!良いですよ~~~!新しい雰囲気のボンドを楽しませていただいて、その間にジェリーにはうんと渋さを増していただこう。☆「オペラ座の怪人」1月・2月の上映があります。>>GBJP上映情報へ☆「2006年、最もセクシーな男」にGerryが!
December 21, 2006
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日曜日に和歌山ジスト・シネマまで「Vフォー・ヴェンデッタ」に行って参りました。これ、、夫と二人して。なんという夫婦でしょうね!^^;;車で往復170キロ、映画が2時間半。ほとんど休憩なしで一日がかりの遠征は、途中の紀泉の山々を縫って一路和歌山へとつづく阪和自動車道を行く。低山は今最後の黄葉が美しく、何度も歓声を上げるほど。もう12月も半ばだというのに・・・思わぬドライブを楽しんだものの、翌日は一日腰が痛くて溜まりませんでした。我が家は日頃車に乗り付けていないので、ほとほとしんどかったです。和歌山「V」は素晴らしかったですよ~~(フィルムはかなり傷んでいましたが・・・泣)映画館を出るときには、夫の背中が心なしか語っておりました。そう、夫は夢中です!(笑)私はというと、Vの優雅な身のこなしと、アクションシーンの美しさに、またまたこの映画に惚れ直しました。何が良いといって、「君」なんですよキミ!(ホッ)それに「映画ですから!」(嬉)台詞の訳ってほんとに大事ですね。。次ぎになんといっても大画面。ラストシーンの迫力は言わずもがなですが、自己紹介での音響大聖堂の屋根でのジャンプと「ノット・トゥナイト」の声と音響さんの仕事「That's it!」からの微妙な演技一度だけ見せる号泣温室でのクリーディーとの駆け引きのクールさドミノが倒れる音からの鳥肌が立つ緊迫感と、直後の静寂の中のゆっくり踏み出す一歩(歩幅の大きさにいつもうっとり)そしてそして「マイ・ターン」ですわ~~~♪全てが計算されつくした美しさを持った作品だと感じますが、これが、テレビの画面ではどうにも魅力が半減するのです。この映画もまた映画館で観ないとダメですね。先日、オークションで夫へのクリスマスプレゼントに落札したものがあります。夫は「V」もだけれど、「ロード・オブ・ザ・リング」にすっかり虜状態で、ブックオフで原作を買ってきて読破。他にも資料や派生した物語にも手が出そうです。でね、かねがねつぶやいているのは、「剣」なのでした。どれといって指定はないので、オークションで見つけたつらぬき丸のペーパーナイフ仕様を落札。まだ早いけれど枕元において一足早いプレゼントを「V」の前日に。とても喜んで感動しておりましたが、「V」から帰ってきたときには、これがすっかり「V」のナイフに脳内変換されているようでした。^^;
December 19, 2006
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もう今年も残すところ半月。暖かいのと目まぐるしすぎて実感がわかない師走です。去年は観た映画で一年を締めましたが、今年もまた沢山観ているのに、整理をしていなくてリストアップできるのかどうか。。映画館での鑑賞は一応チケットの半券を取ってあるので、漏れていないことを願うのみ。DVDで観たのは、、これは始末に終えません。レンタル店で借りたものは、、ほとんど覚えていない。(笑)先日観てよかった「グラディエイター」「ミリオン・ダラー・ベイビー」「-----」「----」つい一週間前だというのに、ああ!^^;;チケットの整理は追々するとして(おいおい!半月だよ!)「プラダを着た悪魔」以来観たのは、「敬愛なるベートーヴェン」「007カジノ・ロワイヤル」「父親たちの星条旗」★「敬愛なるベートーヴェン」オフィシャルサイト「敬愛なるベートーヴェン」は予告編でワクワクさせられて、待ちわびて、公開の日に行きました。なんせ、クラシックはもとより芸術的なこととは程遠い家庭に育った私が、生まれて初めて行ったコンサートがベートーヴェンの交響曲。16歳の頃、勤め先の上司にまわしてもらった招待券がきっかけ。(かなり貧しく、しかもよその子の私を食べさせてくれていると、物心がついた頃から認識していた私は、中学を出てすぐ勤めに出て夜学校に通っていました)それから、上司はいつも私にチケットを回してくれるようになり、主に大フィルの定期演奏会に(学校をサボって)行かせていただきました。普段は忘れていても、「日本人」の私は世間の騒ぎで思い出し、年末になると第九。^^;子どもたちを連れて行ったコンサート、申し込んだけれど練習に行けなくて挫折した合唱団。とにかくクラシックの入り口であり、折々の生活に密着していたのは、あの堅苦しいそして崇高な、そして何より「美しい」という表現がぴったりなベートーヴェンだったのですから、この映画は特別な期待を持っていました。映画館はできたばかりの地元MOVIX。欲をいえばもっと大きな器でと思ったけれど、このシネコン、小さなホールの音響がとても良い。映画としては悪くはないのに、期待していたほどのモノは迫ってこず、いえ厳密には迫りそうになりながら迫りきらない。で、そうか!と気づいたのは製作に関わった人たち自身が、私同様主人公に崇高で犯しがたい気持を抱いているということ。「踏み込めない」という感情、、あれではないかと自分で結論づけました。(笑)多分、作った方々も満足のいく出来上がりにはなっていないのでしょうけれど、それがあの映画の「運命」かと感じます。が、第九は圧巻で、できればあのシーンだけは全曲聴かせて欲しかった!(笑)この映画では物語より音楽のシーンで何度も涙が出ました。今年は久々に第九で新年を迎えたいと、今CDに手が伸びそうなのをじっと我慢しています。........つづく
December 16, 2006
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ジェリーに出会った時から、ボンド役についてあれこれ言われていましたが、このところの活躍ぶりから、今ならボンドも良い!いえ、機が熟した感を強めています。「レオニダス」や「バタフライ」の緊迫した演技、「P.S.アイ・ラブ・ユー」のようなラブストーリー、それにローランのような悪役をこなしたら、もう経験としては申し分ない。肩の力を抜いて、余裕だよ!!みたいな演技をカッコよく決めても私も安心して観ることができるでしょう。(子犬がチラチラしないで済みそうだ! 笑)それに恐ろしいことに、一年前に唯一障害に思った、「イメージが定着して他の役ができなくなる」という危惧も、今なら大丈夫だと確信がもてる。あのときの不安とは結局、経験不足がベースにあったからなんだと気づきました。それほどこの間、ジェリーの活躍ぶりはめざましく、それ故、ボンドといえどジェリーのボンドで観客を魅了できるほどに成長を遂げたということです。ダニエル・クレイグのボンドを丁度明後日夫婦50割引で行く予定。私の映画人生の中で、初めての映画館ボンド鑑賞です。これもジェリーにボンドの話がなかったら、きっと興味を持たなかった。^^;そもそもテレビの放映でもボンド映画は昔々の日曜洋画劇場で、チラリと観たくらいですから、きっと金髪のボンドも違和感は感じないでしょう。ただ、少し聞きかじるボンドのキャラクターにジェリーを当てはめて想像すると、あまりにもピッタリ。(笑)ボンドのボンドらしさを体現するのには、今のジェリーに勝る候補はなさそうな気がします。☆次期ボンド投票、今日の結果☆GBJPの関連記事はこちら
December 12, 2006
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子どもたちが小さかった頃は、洗濯物を干したり、買い物に行ったりと、随分がんばってくれた夫。子どもたちが独立し、夫自身の仕事もとても責任のあるものになり、また私が勤めを辞め独立したこともあって、ここ何年か全く家事をしなくなっておりました。以前の仕事が出来なくなり、今、時間がたっぷり出来た夫、何かと手伝おうとしますが、家事といえど長年のノウハウがしっかりとつまっているのです。素人には一朝一夕でこなせるものではありません。特に初心者にも手を出しやすい食べることは、家事の中で私が一番こだわっている分野。やらせて欲しいけれど、任せてもらえないだろうと判っている夫は、時々不満を洩らします。「こんな風やから、俺はいつまで経っても何もできんのや!」そこでコーヒーの淹れ方を指南しました。夕食後、私が後片付けをしている傍らで、夫はスタバタンブラー2つ分のコーヒーを淹れるのです。とても嬉しそうな夫。鼻歌代わりにいつも出てくる台詞は同じ「コーヒーを淹れさせてもらえるねん!アイ・アム・サム!」時には触らぬ神モードの時もあるけれど、本質的に愉快な夫。アホなことを言って笑わせる、そのアホなことが映画に関連していることが多くなりました。そういえば、私のDVDライブラリーで、夫が未見の映画が随分減ってしまいましたっけ。。☆「アイ・アム・サム」------☆GBJP更新中:「300」のトレイラー第2弾他
December 8, 2006
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映画の影響を多分、とても受ける性質。「プラダを着た悪魔」のステキなファッションがまだ脳裏にこびりついていて、小物や雑貨に目が行って仕方ない。この5~6年、私はパンツを履いたことがなかった。あ、このパンツはズボンのことです。^^;;ある年、ほんの半年ほどで、それまでの体重の40%増しになり、衣類は全て、下着に至るまで窮屈になりました。長年38キロの軽い体重で、栄養不良の枝のごとく、風に吹かれて揺れるように歩いていた私は、並んで歩くと「よその人かと思う」と夫に言われるほど、ふくよかになっておりました。年齢的なものもあって、増量の3分の2はお腹・・・と思って間違いないので、途端に体型を隠す衣類に身を包むことになったのです。ところが、、えらいものですね!!この初夏から、夫の2回の入院と母のことなどで、今47キロ。長年の体重にプラス10キロ。お陰で痩せぎす感はないのに、元のスカートが履けるし、先日娘に付き合ってもらってショッピングの際、試着したパンツが意外と似合って、思わず2着も買いました。信号待ちなどで、前方のショーウィンドウに映る姿に、ちょっとニンマリ!当然、スカートよりパンツの利用が増えました。(寒がりやしね)さてさて、冬を前にショート・ブーツを買おうと思っていた私。「プラダ・・・」を観た翌日、靴屋に出かけて、そうこんな靴を買おうとしました。でもね、悲しいかな踵の高さが許容範囲を完璧にオーバー。それに魔法使いの靴のようなつま先に、トリプルEを愛用している私の足は驚いて悲鳴を上げました。(泣)あれこれお店を物色すること数時間。その間にどんどん「プラダ・・・」からは遠くなる。。買ったのは結局こんな風。横から見ると縫い目に騙されそうだけれど、中はフラット。^^;;見るからにトリプルEの甲ああ、「プラダ・・・」は影も形もありません。そして極めつけ、パンツを履いてみたら、、、どうにも様にならず鬱憤が溜まること。このショートブーツは、普段使いに格下げです。(寒がりやしね!)(ああ、写真で見ると、尚更良くないわ~~ 泣)------☆GBJP更新中
December 5, 2006
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シネコンは沢山あれど、こと「オペラ座」上映に関しては、MOVIXさんが一番と思うこの頃。いま宇都宮では「オペラ座の怪人」を上映中です。八尾のオープニングに向け、何度か送ったメールに対し、お二方からお返事をいただきました。ひとつは八尾のご担当者さま、もう一つはどうも本部(本社?)の方。いずれも丁寧なメールで恐縮するほどですが、フィルムの劣化が進んでいて、特に映像や音響に敏感なファントマーさまの希望に応えるのに限界があることをお断りされていました。熱心な全国のファントマーさまの声が、上映する側としては嬉しくもあり恐くもありという、複雑な想いを抱かれているのを感じます。確かにフィルムはデジタルと比べて弱く、まだ2年目にしてこれほどの上映回数ですから、その劣化も想像がつきます。なんとか方法はないのかとファンとしても気を揉みます。こんな風ですから納得してご覧になっているファントマーさまたちだと思いますが、なんと、期待に反して(笑)宇都宮へ初日に遠征して鑑賞しているGBJPのスタッフさまたち(なんと宿泊オフをされています 羨)の一報が入りましたが、そのフィルムの素晴らしさは近々では一番、ロードショー並みだと、感動で取り乱した様子が伝わってきました。(笑)以下に初日に行かれたファントマーさまから届いた感想から抜粋してご紹介します。それにしても本当に「状態の良いフィルム」での上映で、音も映像もここしばらくの中では特筆すべき良さでしたよ。すばらしさに感動しました。(GBJPスタッフさま)宇都宮のPhantomは、美声が透明でインパクトもあり、映像もエッジがシャープで非の打ち所がない感じでしたよっ!一回目からメロメロで「無理しても来て良かった~~~っ!!!」と本気で思いました。(GBJPスタッフさま)新品のフィルムなのか、それとも何か処理が施されたのか、キズやザラつきの無い、とても綺麗なフィルムでしたので驚きでした。その結果、薄暗いシーンでのGerryファントムの表情が、今まで見た中で一番鮮明で感激しました。9番シアターでしたので音響も文句無しで、オペラ座に浸れました。ただ、大きなスクリーンなのに、お客様が少なくてMOVIX様に申し訳なく思いました。(BBSコメントより)MOVIX宇都宮さまでの「オペラ座の怪人」上映は12/2(土)~12/8(金)9:30~ 12:20~ 17:30~アクセス等はこちら☆遠征中の音去さん(GBJPスタッフ)のブログでは、ライブで状況を知ることができます。http://blog.goo.ne.jp/gerardbutler☆GBJPでは、宇都宮ファントムのご感想をお待ちしています。BBS又はメールでお寄せください。☆GBJP更新中
December 3, 2006
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MOVIX八尾で、プレオープン初日の初回から早速鑑賞してきました。「デス・ノート後編」ファーストモーニングは1200円です。2番スクリーンと、これは八尾では一番大きなホール。なぜこの映画がこのホール?と疑問に思うのは、スクリーンをフルに使う画面ではないのと、音響もそれほど凝った構造ではないから。洋画に比べると予算が掛かっていないのを感じます。前編を観たからというとても消極的な気持から観にいきましたが、前編よりはトーンの落ちた感じは否めませんでした。この映画、主役の藤原君よりも、エル役の松山ケンイチ君の演技が私好み。藤原君は我が夫がとても応援している舞台俳優さん。舞台では圧倒的な存在感があるというけれど、残念ながら映画でそれほど感じないのはどうしてかしらね・・・夕べは娘とレイトショーで「プラダを着た悪魔」鑑賞。(レイトショーに行けるのが嬉しい)ファッションは期待通りに素敵!でも悲しいかな、ブランド名はシャネルくらいしかピンと来ない私。^^;;そもそもプラダって何?と思っていたくらいで、アンドレアに負けず劣らずのブランド音痴なのです。そんな私にもこの映画は刺激的。ピンヒールを履く自信はないけれど、小物には少し意識を向けてみよう・・などと、仕事も自宅でするようになり、通勤電車に乗ることがめっきり減ったのにね。なかなか楽しい映画でしたが、最後はちょっと不満。あそこまで来たら、仕事を選んで欲しかったと。でもこれも、今日になったらまっ良いか!と寛容な私になっておりました。あの普通らしさ、結局は抜きん出ていない等身大のところが、きっと良いんでしょうね。メリル・ストリープの存在感たるや、若くて美しいアンドレアをすっかり食っていたのですが、よく考えると納得ですね。有名ファッション雑誌のカリスマ編集長と、ファッション無関心の新人アシスタントですから、華は編集長にあって当たり前。なのに、その編集長が私生活の悩みを垣間見せるシーンでは、ちゃんと年齢を感じさせて、映画ってよく作られていると感心します。働く意欲と、おしゃれ心を刺激して、ちょっと大股で歩いてみようかと思う映画。お薦めです!それにしても地元に映画館、、、幸せの極みです。(笑)追記:「プラダ」の上映は6番スクリーン。178席と2番と比べると半分以下のホール。なのに、2番より音響が優れていると感じたのは、きっと映画自体のせいでしょうね。いずれにしてもMOVIX八尾さん、ホールの静けさがとても印象的。身びいきではないけれど、この映画館、好きです!(笑)-----☆本日よりMOVIX宇都宮で「オペラ座の怪人」ワンコイン上映。フィルムの劣化が進んでいるのですが、宇都宮では一番良いフィルムを使いますと、スタッフの方からメールをいただいておりましたので、以下にご紹介させていただきます。MOVIXでは宇都宮が3周年と致しまして、12/2から12/8までの1週間「オペラ座の怪人」をワンコインで上映させていただきます。しかしながら、音響に関しましてDTSのロムを配給会社が当初より作ってなく、SRDでの上映となっておりますが、フィルムを何度も使用していることにより、劣化(映像も同様です)が進みつつあるようです。今後の上映はフィルムの状態により厳しくなる恐れがあります。*宇都宮では一番状態のいいフィルムを使用すると聞いております。☆GBJP更新中
December 2, 2006
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とても貧しい家に育ったが、祖母が芝居や映画が好きで、小さい頃によく連れて行ってもらった。その頃の住まいは新世界のすぐ隣。映画も芝居も新世界の、いわゆる大衆的なものだった。「3丁目の夕陽」という映画があったけれど、ちょうどあんな雰囲気がたっぷり残った時代だった。芝居小屋は黒光りした桟敷席。自分の履物を、入り口で貰った新聞紙に包んで、席まで持っていく。薄っぺらい座布団を借りて座るのだが、足の踏み場もないくらいギッシリの人で、お手洗いに立とうものなら、二度と入れないかと思うほど大人気だった。今思うとどれくらいの広さだったのか・・・当時は舞台が遥か向こうにあるような気がしていた。住み込みで働いていた祖母が、ゆっくりできる土曜か日曜の夜のお楽しみだったのだろう。そして、日曜日の昼間や、お正月などの特別な日には、3本立ての東映、大映、松竹あたりが行きつけの映画館。祖母の好みで時代劇なのです。多分、月に数本は観たと思うが、休憩時間に売りに来るカップ入りのアイスクリームが食べたかった~~。たまに買ってもらえるのは最中アイスだったから。小学校の高学年まで、こうして新世界で映画を観ていたが、中学校に入ってすぐにデンマークから帰国していた叔母が、当時ロードショー公開だった「ウエスト・サイド・ストーリー」に私を連れて行った。今まで邦画の、それも時代劇中心だったのが、外国映画でミュージカルで、足が長くって、、と目からうろこの体験をして、以来私は洋画の虜になったのです。子育て中は映画館には行けなかったし、まだレンタルビデオなどもなかったので、日曜洋画劇場の吹き替え版か、週(月?)に一度の教育テレビの名画劇場が唯一の映画に触れる機会だった。レンタルが出来てからは、子育て仲間と定期的に一緒に観る会などをして、映画の後のおしゃべりに花を咲かせるのもいいものだった。振り返れば、何らかの形でいつも側に映画があったような・・・高校生でここに越してきた時は、まだ田んぼが青々と広がる田舎の景色が、新世界や千日前を遊びの範囲にしていた私には、信じられない不思議な光景だった。それからウン十年。もう田んぼもほとんどなくなって、大手事務機メーカーの工場の跡地に、とても大きなショッピングモールが誕生する。どこかのどかな地元の商店街は、これでまた大打撃を受けるだろう。当然反対運動なども随分前からあったはず。でも、、今回だけは私は心待ちにしているの。歩いて行っても20分のところに、真新しい最新設備のシネコンが、12もスクリーンを揃えて誕生する。オープニング企画で「オペラ座」はないけれど、ワンコイン上映が6本も用意されている。これはもう初日から馳せ参じなければ。ワンコインにレディースデイ、ファーストモーニングやレイトショー、それにいつでも嬉しい夫婦50割引(この時だけは夫婦がありがたい)。きっとこれからの私の人生、映画漬けの日々。老後をここで過ごすのも良いかもと思っている今日この頃です。明日、MOVIX八尾はチケットのネット販売開始です。ワクワク♪☆アリオ八尾http://www.ario-yao.jp/☆MOVIX八尾http://www.movix.jp/cinema/schedule/SMTT000000029_CALENDAR.html-----★GBJP(Gerard Butler fansaite in Japan)更新中
November 28, 2006
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DVDに特典としてついてくるメイキングは、あまりご覧にならない方も多いと思います。私も「オペラ座」に堕ちるまでは全く意識の外でしたし、映画の裏側なんて知りたくもないと思っていたものです。ところが、いまや好きな映画ほど、特典の楽しみは大きくて、本編の次ぎには必ず観るようになりました。なので、レンタルDVDでは間に合わなくなってしまい、ついポチッとする機会が増えているのですが・・・娘のところから借りている「ロード・オブ・ザ・リング」の「スペシャル・エクステンデッド・エディション」(勿論全3巻)の特典はそれぞれDVD2枚ずつ。いま嵌っています。この映画は、それ自体とても勇気付けられる物語ではあるけれど、特典は映画以上に私に勇気をくれるのです。そう、映画は作り物ですが、メイキングは現実、ドキュメントですから。あのシーンを作っているときに、あの3人がそれぞれに骨折した身体だったとか、特殊メイクで顔中かぶれ、何度も膿がでて皮が剥けたとか・・・スポットライトに当たった華やかな彼らだけを観て、その人柄を想像するのはとんでもないことですね。多くの人から憧れや賞賛されるだけのものを、やっぱり持っているからのスターなのです。俳優さんだけではありません。チームが難問にぶつかっては切り開いて作品を仕上げていく姿。とても一人では出せない力ではあるけれど、この映画のテーマそのもののように、作品を生み出す集団の力の素晴らしさを、こんなに身近に感じることができるメイキング。私は日々「ROTL」のプロジェクトチームに励まされております。そういえばジェリーのベオウルフでも、登場の最初のシーンは海の中に頭だけ出して、ゆっくり身体が出てくるというものでしたが、あのロケ地はバリやハワイではなくアイスランドだったんですものね。ベオの特典は残念ながら字幕がないため、話が理解できないのですが、とにかく過酷な自然との闘いだったようですので、ジェリーのあのシーンだけでも、彼は命の危険と隣り合わせで撮影したのでしょう。せめて特典に日本語字幕欲しいです!-----☆MovieStar誌の人気投票はもうお済みですか?まだの方、そろそろ締め切りも近いはず。WEBで投票できますので、お忘れなくね。人気投票(アンケート)は以下のページの下の方にリンクがあります。http://www.inrock.co.jp/moviestar/new/index.html☆GBJP(GerardButler.jp)更新中
November 26, 2006
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ネットで検索したら最寄の駅からJR和歌山駅まで1時間37分。それに追加でバスの時間15分ほど。な~~んだ!意外と時間掛からへんやん!と、机の上では感じたのですが・・・今朝9時出発。帰宅は5時半でした。ふ~~その間、昼食を食べる時間は取れずで、JR和歌山駅で買ったおせんべいと、映画館で買ったコーヒーを入場までの時間にそそくさとお腹に治め、映画を見終えてから、バスの時間待ちにまたコーヒーとおせんべいを。このバスがクセモノですね。どうしても時間待ちができてしまうのです。それに乗り込んでからも、途中に南海和歌山市駅を挟むものだから、そこで時間待ち。結局、ストレートにいけば15分くらいのところが、25分ほど掛かりました。さて、映画はどうだったか。。ジストシネマ和歌山さまのサロンシネマ、、素晴らしくゴージャスなシアターです。って、実は去年も書いておりましたね。^^;映像がとても自然色できれい。音響は重低音の響きもド迫力なら、小さな音もきれいに拾って臨場感たっぷり。お墓のシーンでファントムの「I am your angel of music.Come to me angel of music..」のところで、ぐるぐると声が頭上を廻りました。MOVIX橋本には及びませんが、こちらはゆったりと木の肘掛と小テーブルがついたサロンシート。70席足らずなのに、180人くらいのシアターと同じくらいの大きさ。ここのサロンシネマは特別上映専門のお部屋。そう、このシネコンではいつも何がしかの名画上映をしているようですね。しかもお値段1000円。これが微妙に良い効果をあげています。去年はここでもワンコインだったのですが、上映中に何かを食べる音に悩まされたように日記に書いていました。が、1000円の今回は、確かに客数も去年に比べると半分くらいですが、静かです!!最後の最後まで沢山残っておられました。ワンコインも捨てがたいけれど、この客層も魅力的!今日はずーっとジョエル監督のファントムへの愛を感じながら観ておりました。ファントムは素顔を見られてから、クリスティーヌに対して自分でも度し難い純な心で接しています。それまでは音楽の天使、父親代わり。ファントムにとっては距離を保ったコントロール可能な関係だったのに。7歳でオペラ座に寄宿した少女と、現実社会から逃れて棲みついたファントムが通わせた心は、クリスにとっても、真実を知った当初こそ混乱と当惑があったものの、次第に心の淵を確かめるものとなりました。墓場のシーンはそのファントムが側にいてくれない寂しさが露呈しているし、婚約したとはいえ、喜びよりも後悔が勝っているのをマスカレードのラウルとの会話で見てとれる。「ドン・ファン」の舞台で囮になることを強制されたクリスは、ラウルには感づかれないように、ファントムの窮地を救おう必死です。「生きていくために命を懸けなければならないの?」これはファントムを案じてつい口から出た言葉だったのですね。そしてクリスの心の奥底の声を聞くときに、それは全く私の心。今日も随所でキューンとなる胸を抱え、一体何度観ているのかと自分でも可笑しく感じながら、やっぱり涙を拭うのに忙しい後半でした。和歌山ジストシネマの「オペラ座の怪人」超お薦めです。※写真は携帯で、しかも自席に座ったままで撮ったもの。ひどいですねぇ!^^;;;一番下に白く見えるのは、木製の小さなテーブル。----今日の余禄「Vフォー・ヴェンデッタ」の予告編を観ました。(笑)映画の良さに比べて、予告編の魅力の乏しいこと!^^;;ロードショーの時に空いていた筈やねぇ。Vもやっぱりサロンシネマだそうですよ~~
November 25, 2006
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MOVIX八尾のオープニングに「オペラ座の怪人」が入らずがっくりしていたら、コメントで和歌山のジストシネマで2周年記念に上映と教えていただきました。ジストシネマさまは、去年も1週間ワンコインでしてくださいました。何より印象深いのは全部サロンシートのサロンシネマでの上映だったこと。たった70席足らずのシアターなのに、スクリーンは200人くらいのホール並。音響がすばらしく、それはそれは贅沢な環境だったのです。和歌山、この辺鄙な地で豪華すぎるシネマ。今年も願わくばサロンシネマであって欲しいものです。ところで、GBJPに掲載するために、ジストシネマさまのサイトをウロウロしていて、見つけてしまいました。ほんとにね、、、ジストシネマさまの支配人さんって、どんな方なのかしら。。*^^*ファントムから2週間開けて、やってくるんですよ。彼が!「V」ですよ「ヴィー」同じく2周年記念のイベントで上映とのこと。「Vフォー・ヴェンデッタ」は2番館の上映がなく、新世界の国際劇場(3番館?)であったのみですから、和歌山ジスト・シネマさまって素晴らしい♪ファントムとの逢瀬が1回と、Vとの面会が1回。忙しい年の瀬を前に2度も和歌山通いとは。。☆ジスト・シネマ和歌山2周年記念アンコール上映(いずれも1000円です)「オペラ座の怪人」上映11/25(土)~12/1(金)「Vフォー・ヴェンデッタ」上映12/16(土)~12/22(金)詳しくはGBJPの「上映情報」へ
November 19, 2006
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11月の末にプレオープンを控えた、地元のMOVIXからやっとお返事が届きました。が、なんとここではオープニング企画に「オペラ座の怪人」が入っておりません。八尾という土地柄らしいといえばらしいラインナップ!!(泣)-----以下、お返事を引用お問い合わせのメールありがとうございます。MOVIX八尾でございます。お問い合わせの「オペラ座の怪人」ですが、残念ですが、オープニングのでの上映予定はございません。ファントマーの方々から、MOVIXは高い評価を受け、お礼のメールもたくさんいただきました。誠にありがとうございます。MOVIX八尾も、他のMOVIXに劣らない最新鋭の映写の設備と技術を持ってオープンさせていただきます。オープンの際には、皆様に気軽にMOVIX八尾を楽しんでいただこうと、ワンコイン上映の予定もしております。ただ、「オペラ座の怪人」は予定に入っておりません。誠に申し訳ございません。お客様のように「オペラ座の怪人」の上映を望む声も上がっておりましたが、オープンにあたり、今回は堺や橿原でも上映したばかりなので、違う番組でラインナップを組んでおります。ただ、今後こういう企画上映の機会がありましたら、ぜひ「オペラ座の怪人」の上映も考慮していきたいと考えております。皆様に愛される映画館を目指すべく、頑張ってまいりますので、ぜひご来場ください。 また、なにかございましたら何なりとお申し付けくださいませ。なお、オープニングのワンコイン上映作品は「パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト」「男たちの大和」「ダヴィンチコード」「明日の記憶」となっております。MOVIX八尾にぜひご期待くださいませ。-----「堺や橿原でも上映したばかり」って・・・いつのこと?堺は4月で、橿原は2月ですよ。それにWMCの3館上映は終わったばかりですが、それでもMOVIXさんということだけでも、期待が膨らむのです。ロードショー上映のシネコンで、そんな消極的な算段で良いのでしょうか・・・関東では週代わりでも近隣のMOVIXでしてくださるというのに。ということで、悲しいかな我が地元での鑑賞&オフ会、「今回に限り」幻となりました。^^;;☆現在むさしのミューのWMCでオープニング企画で上映中。(WMCさまありがとうございます)-----GBJPで「クリスマス・カードを贈ろう」イベント進行中
November 15, 2006
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Gerryお誕生日おめでとう♪あなたに出会って1年余りまるで少女のようにあなたの噂に一喜一憂夜も寝られぬほどに、心が波立つ日々もう大概、無神経だった筈なのにね・・・あなたが人生の大きな曲がり角にいるときに何も知らなかった私だけれどあなたが大輪の花に育つときを他の多くのファンとともに、私も見守ることができるこの歓びをあなたにどう伝えよう人生の負債を一挙に返済しなければならないような年が巡り生きていくのに酸欠を感じることがあっても今日、こうしてあなたのお誕生日を祝福できるのはひとえにあなたの存在があるから地獄の苦しみを乗り越えていまスター街道を行くあなたの笑顔の中に嘘がないと知っているからあなたがくれた多くの仲間がいるから多くの仲間とともにあなたの存在を歓びあえるからあなたと同じ時を生きていける幸せをくださったあなたとあなたのママに感謝をこめてGerryお誕生日おめでとう♪みんなに与えた分の幸せがあなたのもとに訪れますように-------ことしはGBJPのスタッフの有志で一緒にバースデイ・カードを贈らせていただきました。例の「Dearフランキー」イベントには参加したものの、とても納得のいく葉書ではありませんでした。なので、今回は初めて私の心をGerryに届けたというところ。お眼に留まるかどうか・・・たとえご覧いただけなくても、作っている間とても幸せで、その時間に感謝していました。いまGBJPでは、クリスマス・カードを一緒に贈りましょうと、イベント中です。一人ではとてもできない素晴らしいプレゼントになることでしょう。GBJP (Gerard Butler fansite in Japan):http://www.gerardbutler.jp/html/
November 13, 2006
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封切時に映画館で観たときには、パーティーのオードブルのような映画だと思いました。それぞれが違った味のエピソード。メインの料理に期待を持たせるためにあるのですが、そのメイン料理はどうも観客の想像力と感性が作るもの?(笑)私の初見はメインを待ったまま終わってしまい、もの足りなさだけが残りました。それでもふと懐かしく、ふれたくなるその映像!こういう映画が幾つかありますね。細切れのエピソードを繋ぎ合わせて、ひとつのテーマにまとめる手法は決して新しくはないけれど、フォレストに語らせているところがポイント。純真なフォレストの感じ方と、純真ではない観客・・・(笑)わざとらしく挿入したそのギャップが、時に笑いを、時に涙を誘い、芝居じみた雰囲気が反って安心で。。特に、私の好きなゲーリー・シニーズが演じるダン少尉の熱さがよくて、彼の演技に会いたくてレンタル店に並んでからまた観ました。その後、DVDショップで見つけるたびに迷って・・・迷って先日、とうとう買ってしまいました。そう、出会いはなんということはない!二度目三度目と、回を重ねるほどに魅せられていく映画です。ガンプの無欲なまなざしにゲーリー・シニーズ演じるダン少尉の荒々しさと、弱さいずれも心が清められる気がします。シニーズは「二十日鼠と人間」でも知的障害を持つ大男レニーとコンビを組んで生きる、優しい小男を印象深く演じていましたが、そのジョージよりはもっと威圧的なダン少尉。この2作に共通する、相棒の人生との関わりで自らの人生も変わっていくその様を対比すると、全く違うけれどいずれも誠実な男です。DVDのパッケージを見て気づいたのだですが、「フォレスト・ガンプ」はアカデミー賞を取っているんや~~。作品の良さに気づくのがここまで遅いのは私だけですか!^^;;GBJPでクリスマスカードを贈ろう企画中
November 11, 2006
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「ブラック・ダリア」を観て来ました。そもそもこの映画を観たいと思ったのは、「ファントム・オブ・パラダイス」のブライアン・デ・パルマの監督ということと、スカーレット・ヨハンソンが出ているから。ヨハンソンは「理想の女」「マッチポイント」と観て、その古典的な面立ちが魅力的で、幅広い役で観たいと思っている女優さん。デ・パルマ監督は、「ファントム・オブ・パラダイス」のカメラワークに驚きと興味を抱いた監督さんです。でも、、今回の感想一番はヨハンソンでもデ・パルマ監督でもありません。全く知らずにいたのですが、この作品にはヒラリー・スワンクがとても重要な役で出ていたのです。ヒラリーほどの女優さんですから、予告編の段階でヨハンソンと並ぶか、それ以上の扱いで名前が出ても良いはず。そういう先入観があるもので、最後の辺りまで「ヒラリーなの?」と信じられず、おさまりの悪さを感じておりました。今まで残念ながら彼女を「きれい!」と感じたことがなく、あの「マリー・アントワネットの首飾り」では、どうみても気品に欠け、ミスキャストと思っていました。(そういう役だったのかもしれないですが)ところがどうでしょう!「ブラック・ダリア」のヒラリーの美しいこと!ヨハンソンがセクシーな美しさなら、ヒラリーは知的な美しさで全く互角。思いがけず見つけた「ホリー」ジェリーとの共演で、どんな姿をみせてくれるのか・・・「P.S., I Love You」とても楽しみになってきました。☆「ブラック・ダリア」オフィシャルサイト
November 2, 2006
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テレビで観る機会もない海外の俳優さんの素顔に、どうしてこうも馴染みを感じるのか、、、(笑)勿論雑誌の記事もあるけれど、ジェリーの場合、DVDに収録された特典映像の存在が大きい。撮影中「ずーっと哀しみに囚われていた」という「オペラ座の怪人」でさえ、「DVDを買ってまで観ようと思い、まして特典まで・・・」という挨拶映像に、にじみ出ている愛らしさ。(それよりなにより、私の心をジェリーに捧げたその第一歩はあのインタビュー映像での目の美しさと、ダイナミックな大きな手の動きだった。)そして来日インタビューの子どものまま大きくなったようなジェリー。タイムラインではお茶目っぷりを発揮しているし、ドラキュリアの特典では相手役の女優さんが社交辞令とは思えない瞳で彼の優しさを強調していた。そして、噂に聞いていた「ベオウルフ&グレンデル」の特典オフィシャルサイトにずっと早い段階でUPされていた、ジェリーの長時間インタビューは、見慣れていると思っていたら大間違い。ジェリーの瞳の美しさは尋常ではなく、それだけでもう心が絞り上げられます。あの瞳を判別できないネットの映像に改めてガックリです。このインタビュー、決して彼はふざけていなくて、気取っていないなのにどうですか、あの可愛い仕草は。。その癖、カメラに向かっているときに、横からスタッフに声を掛けられて「今、話をしているんだよ!」とか何とか、ちょっと抗議をしていたのがとても印象的。去年の来日のときに、空港でスタッフの方に抗議をしたと聞いたけれど、きっとあんな感じなんだろうな・・・彼にはカメラの向こうにいるファンを、空港で手を振るファンを大事にしたいと思うからこそ、つい出る態度。それ以外で、、ジェリーの横柄な態度を見たり聞いたりしたことないですものね。最近の「オペラ座」再上映で、「ジェリーよりファントム?」と思っていたのが、一気に旋回ですわ!!*^^*---->>GBJP更新中
October 31, 2006
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土曜日に西大和のワーナー・マイカル・シネマズで「オペラ座の怪人」を観て、この秋4回目の再会を果たしました。いつの頃からか自分に問いかける映画になり、今はまたファントムとクリスの愛の経過を追って、頭の中を一杯にしている自分がいるのですが、今日は驚きのコメントをいただきました。「橋本遠征記その2」へのzebraさんのコメントは、今まで出会ったことのない解釈で目からうろこです。というのが、今日までもう100回近く観てきて、まだ難解なのが墓場のシーン「Wishing you were somehow here again」の歌詞。なんとなく、なんとなく見えかけては、また見えなくなる・・・霧の中で探し物をするような、まどろっこしさを、いつも感じるシーンです。ファントムに向けて歌っているなら♪弔いの鐘の音 石に刻まれた天使ただ冷たく 重々しいだけどう見ても あなたにはふさわしくないお友達あなたは優しく暖かかったから♪これがすっきりしない。もし父親に向けているなら♪あの頃のあなたは 私のよき理解者私にとってかけがえのない方友であり父だった人…なのにその世界は突然崩れ去った♪これがどうにもおかしいクリスは子どもの時に父親を亡くしているので、「よき理解者」という形容はファントムのこととしか思えないのに、「弔いの鐘の音~~」とは・・・ああ、しかし、、、かなりショックです!実は橋本遠征のオフ会で最後のシーンの時には、もうファントムはこの世に居ないと言って、あるファントマーさまから詰め寄られました。(笑)私の考えは単純で、あんな地下生活を長くしたのだから、とても長生きなど出来ないという、想像力も何もないもの。^^;;それも、この秋の鑑賞でやっと言葉にできるようになったところなのに。。たとえ物語でもファントムには生きていて欲しいのがファン心理ですものね。それが、こうも明らかになってくると、やはりショックで、考えているだけで涙が落ちそうです。「Think of me」で物語のテーマを投げかけていると思っていたけれど、実は最後の3重唱のシーンこそがその役割をしていたとは。。あまたのファントマーさまが何度観ても作品から逃れられないのは、意図的に仕組まれた堂々巡りの法則にあったのですね。なんとも巧みな物語の流れ。これはALW氏の企みなのか?ジョエル監督の仕込んだものなのか。。100回観てもまだ飽きることのない「オペラ座の怪人」恐るべし、ファントム・マジックは思いもつかない切り札を、まだまだ隠しているのでしょうか。以下zebraさんのコメントをまとめてご紹介させていただきます。-----<前略>そして、とても目からうろこの発見があったのです。 それは「全てはあの(三重唱)から始まったのだ」ということです。これまでの一年半、(三重唱)が終わると切なくて苦しくて、ファントムのこれからを思うと祈りにも似たものに突き動かされてファントム詣でを続けてきました。ところが分かったのです。私の見方は逆さまだったのです。「オペラ座の怪人」はここから幕が上がるのです。2人が舟で去ってから・・・・何年か経った2人の生活は幸せそうに見える。しかし、心と魂の半分をファントムに置いてきたクリスティーヌは歌うのです。(もちろん、ファントムに)「think of me」【心の中から / あなたを追い出そうと―】【懸命に闘っている / 私を想って】【生きている限り / 私は想いつづける】【愛しいあなたのことを!】【でも約束して / 時々でいいから―】 【この私を思い出すと】【この私を!】ここまではもう皆さんが知っているところですよね。このあとです、新発見は・・・・こんな思いでラウルと子供たちと暮らしているクリスティーヌに「ファントムが亡くなった」という訃報が届くのです。(多分マダム・ジリーからでしょう)そして、歌うのが、「Wishing you were somehow here again」【あの頃のあなたは 私のよき理解者】【私にとってかけがえのない方】(友であり父だった人…)【なのにその世界は突然崩れ去った】(もう一度 会いたくて)(もう一度近くにいてほしくて)(ときどき思ったわ 夢を見さえすれば)(本当に来てくれるかもしれないと)(あの声をもう一度聞きたい)(それは無理だと 分かっているけれど)【弔いの鐘の音 石に刻まれた天使】【ただ冷たく 重々しいだけ】【どう見ても あなたにはふさわしくないお友達】【あなたは優しく暖かかったから】【あなたが再び姿を現してくれたら】(お別れをしなくてはいけない わかっているわ…)【私を許し】あなたは私が孤独の暗闇に居る時、いつも慰め、教え、導いてくださったでしょう?だから、今あなたを亡くして生きる術を見失ってしまいそうな私に(生きろと教えてください)(それだけの力をください…)そして【私にこう言う力を与えて】【”さよなら”と】そして、「THE POINT OF NO RETURN」の舞台を見て、クリスティーヌの本当の心を知ったラウルは、神の慈愛にも似た愛でクリスティーヌを見守り通し、クリスティーヌの死後いつか2人の魂を一つにしてやりたいと思い続けていたのです。オークションでオルゴール(ファントム)を手に入れ、クリスティーヌと一つにしてやることが出来てやっとラウルの魂も落ち着くのです。ただ一人生き残ったラウルが「2人の為の鎮魂歌」として語ってくれたお話だったのですね。老ラウルの登場は始めと終わりだけでいいんじゃないか、と思っていたのですが、スワロフスキーの店のショーウィンドウに若き日のラウルとクリスティ-ヌがモノクロで写るのを見てそう感じました。そして、ラストの指輪を通した赤いバラはファントムとクリスティーヌを表し、2人の魂はこうして一つになれました、というシューマッカーのメッセージでは。<後略>------以上多分、次にこの映画を観るときは、まるで初めてように感じるかもしれない予感。待ち遠しいこと!☆GBJP更新中
October 24, 2006
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橋本遠征記の続きです橋本での感想を読み返して思うのは、「ああ、また同じところしか書いてない!」そう、映画「オペラ座の怪人」を観た後に書くことは、いつもクリスティーヌのデビュー、せいぜい地下でのファントムの仮面が剥がれるまでになってしまうことに、我ながら少々呆れております。一度書いたら、次は続きのところから書けば良いのに、観るたびに新しい驚き、新しい感動をくれるものだから、やっぱり最初から書かずにいられない。そして、、同じところで筆が折れてしまう。多分、ずーっと、その先について書くことはないのだと、最近は開き直りです。今日は遠征の初っ端で遭遇したエピソードをご存知のように私のスタバタンブラーは新しいジェリーの写真を使ったものでした。実はノヴさんからついでがあったときに、素敵なタンブラー用のシートをお送りいただいていました。今回噂に高いMOVIX橋本でのファントム逢瀬。やはりタンブラーもそれにふさわしいものを、、と前夜に入れ替えておきましたが、これがほんとに素敵で見せびらかしたくなります。(ノヴさん、ありがとう♪オフ会でも好評でしたよ)旅はいつも気持を解き放ってくれますが、新大阪に着くころにはすっかりハイテンション。新幹線の待ち時間に朝食のサンドウィッチを買い、スタバのカウンターに「アメリカーノ」と言ってタンブラーを出しました。ええ!一人でも堂々と。(笑)カウンターの中の20代の若い女性は、まじまじとご覧になった後店員さん:この映画、、2回観ました。私:やー、ほんまぁ?!良かったよねぇ?!オペラ座の怪人。店員さん:そうそう。オペラ座の怪人。思い出せなかったんです。舞台も観られました?私:はい!東京まで行って。店員さん:わー!そうなんですか。友達もね、観たと言ってました。私:でも、映画の方が断然よかったよ~、私はね。店員さん:へ~!そうなんですか?!私:映画のファントムが素敵やから。舞台はやっぱり、、、ね!店員さん:カッコ良かったですよねぇ!ファントム。私:でしょう♪☆★♪(ニコニコニコニコ)思わず盛り上がって、普通なら「ただの店員さん」が、すっかり「可愛い娘さん」に♪スタバタンブラーのファントムは、FreeHugsのように、コミニケーションを助けてくれるのを発見です。☆GBJP更新中pinqさんにいただいたWOWWOW放送のハリウッド・エキスプレスでのGerryを、ムービーファイルにしてUPしました。pinqさん、ありがとうございます。
October 18, 2006
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とあるところで紹介されていたムービーに、朝から涙ぼろぼろになりました。素敵!あまりに素敵なので、みなさんにおすそ分け。http://www.youtube.com/watch?v=vr3x_RRJdd4随分前、カナダ人の若いカップルと、家族ぐるみのお付き合いをしていました。とうとう帰国というときに、ナンバのど真ん中で最後の別れ。包み込まれるようなハグに、不慣れな私は気恥ずかしくて戸惑いましたが、それよりこみ上げる寂しさに涙が・・・そして思わず出た「I miss you!」。ハグという行為から、悪意は決して生まれないですよね。もっと自然にハグできる自分になりたいなぁ!
October 17, 2006
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「オペラ座の怪人」シネコン上映の輪が広がっています。茨城県シネプレックスつくば「秋の音楽映画特集」で上映が決まりました。また栃木県の109シネマズ佐野の日程が出たのですが、茨城と全く同じ11/18(土)~24(金)の日程です。詳しくはGBJPにてhttp://www.gerardbutler.jp/news/0610162247.html情報ありがとうございます。
October 16, 2006
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昨日・一昨日とMOVIX橋本の「オペラ座の怪人」、そしてオーストラリア映画祭で「PROOF」の字幕付と、2人の良い男との逢引遠征でした。なんという幸せ!何かにつけ「オペラ座の怪人」では好意的にファントマーさまの要望を検討善処してくださるMOVIX橋本さま。今回イベント企画の一環としては破格の扱いで、私が観せていただいたのは、劇場で一番大きな8番スクリーン。座席とスクリーンの位置を考えて予約しておいたのはE列13番。これが、、大正解でした。MOVIX橿原のTHXのホールが今まで私の最高だったけれど、橋本8番はTHXではないのに、橿原と同等、それ以上かもしれません。「8番シアターはMOVIXサウンドシステムを導入。作品毎の音響調節を行い、オリジナルサウンドのクオリティをそのまま再現するシステム。」と自慢されるだけあります。まず、オークションシーンで、ラウルの足が馬車から降り立つ。カラカラ舞う枯れ葉。朽ちかけのオペラ座に滴る水と鳩の羽ばたき、ラウルのため息。これらかすかな音をくっきりと拾ってそしていよいよシャンデリアのカバーが剥ぎ取られ・・・じゃ~~~ん!と、これがまぁ、なんと気前の良い大音響!!!お腹にド~~ンきた途端、もう、ぞわぞわ~~~と鳥肌が。風が埃を舞いあげるのも、いつも以上に強烈で、今までが100mの滝壺に落ちる感じなら、今回は300mの滝壺に一気に引きずり込まれた気がします。画面が驚く大きさで、その上とてもクリア。リハーサルが始まる舞台の裏のざわめきは、私の座っているすぐ横や斜め前、それに後からも。それぞれに話の内容さえ聞き取れる程で、これは橿原で感じた臨場感と同じ。OverTureで、初めて聴くのかと思うような楽器の旋律が何箇所もあり、ああ、音楽が今までと全く違う!と驚きました。そしていよいよクリスティーヌが恐る恐る歌い出すと、なんととても小さな息遣いまで、ちゃんと感じられるのです。クリスが初めて歌う「Think of me」で、とてもかすかな吸い込む息まで感じられる。ここまで来たらあきません。もう抗えず、無防備です。「想像して、心の中からあなたを追い出そうと、必死でたたかっている私を」この辺りではもう嗚咽「愛しいあなたのことを」とカメラが地下に下りていくとそうよ、クリスは最初からこんなにファントムを愛している・・・と心の中で何度もつぶやく私たったの一度も、クリスの心がラウルに傾いたことなどないんだよね!クリスとファントム、淋しい二人の長年の心の交流がどれほどお互いを支えあっていたかいうことに想いを馳せて、いつも胸がいっぱいになるところですが、大日以来さらに拍車をかけて迫るのです。シネコンでは必ずしも最前列が患者席ではないのを、今回思い知りました。スピーカーの音がきれいに交差するところの臨場感たるや、まるでマダム・ジリーの影になったかの錯覚を、最後にバラが色づくまで感じさせてくれます。聞きしにまさるMOVIX橋本。映画の前後で4クルーも参加させていただいたオフ会でも、橋本の場合は熱のこもり様が違うと感じました。ああ、それにしても、こんなにきれいで色っぽいファントムなのに・・・ひと際美しいだけに、切なさも一入の橋本ファントムでした。年に一度の橋本映画祭では、「オペラ座の怪人」は定番にしていただき、年に一度のファントム祭りとしてファントマーさま集結の日しようなどと、少しアルコールが入った気の緩みも手伝って、思い切り盛り上がった夜のオフ会はなんと12時前まで続きました。ああ、幸せ!!!二日間、お世話をくださいましたファントマーさまそれに遠くからわざわざオフ会に駆けつけてくださいましたファントマーさまありがとうございました♪12月には私の地元にMOVIXがオープン。きっとあると期待している「オペラ座」にご遠征の方がいらしたら、私がしっかりお世話をさせていただきますね。------■GBJP(Gerard Butler fan site in Japan) 更新中-----昨日、帰宅したら山のごとく仕事が入っておりました。遠征でお世話になったみなさんへのお礼が捗らず気を揉んでおります。整理することも今回は沢山あるのに・・・それに、今日の日記も、書きたいことの半分も書けていません。。。ああ、とても焦る!^^;;
October 15, 2006
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ユナイテッド・シネマ大日での「オペラ座の怪人」、また今日も行って参りました。13日は橋本で観る予定なのと、東京行きのため片付けておかなければならないことが幾つかあるので、大日はもう無理かと思っていたのですが、やはり行ってしまいました。急遽連絡を取り合ったファントマーさまお二人と一緒でした。今日はピントがすこし甘く、その分音が調整されたのか前回とは格段の差で良くなっていました。去年、秋篠音楽堂で感動したのと同じく、ファントムの歌声がそれはそれはきれいに届くのです。中音域が美しいのかと思いきや、シャンデリアが上がるときの迫力も、Overtuerの重低音も迫力がありきれいでした。こうなると、もうすっかり安心してオペラ座にのめり込むことができます。できる、、、筈・・・でした。(泣)巷の噂には聞いておりましたが、私が「オペラ座」で遭遇したのは初めてそう、暗闇に光る携帯メールのモニターです。そのうえ、かなり大きく聞こえる話し声。最初、誰かが携帯で通話をしているのかと、半信半疑でしたが、当たらずとも遠からず二人の若者が携帯でゲームかメール、そしてモニターを見ながら二人で笑ったり話したり・・・それは、、一向に止みそうにないのです。それでも集中しようと耳を塞いでいるうちに、とうとうプリマドンナのところまで来てしまいました。(泣)が、その辺りでお二人の方がロビーに係りの方を呼びに行かれました。(お一人はご一緒したファントマーさま!!ありがとう♪)係りの方に注意された若者二人は、しばらくすると退散しましたが、およそファントムの怒り爆発まで、会場内は何度となく人が出たり入ったり。折角音響で努力をしていただいたのに、ほんとに悔しい逢瀬でした。映画のあとのおしゃべりで出てきたのは、ワンコイン上映の良し悪し。2000円にしたら、ぜひ観たい人しか来ないのではないかと・・・(笑)何度も観たいファントマーさまには、ありがたいワンコインなのですが、暇つぶしに見える方もあるかもしれないワンコイン。それでもマナーを知っている方なら、勿論大歓迎なのですけれど。。今日のような体験をすると、「2000円でも良いから、良い環境で!」と、ついバリアを張りたくなりますね。
October 11, 2006
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