米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)にあるベイラー医科大学(Baylor College of Medicine)のスーザン・ハミルトン(Susan Hamilton)教授(分子生理学)は「AICARをマウスに投与すると、熱による死亡を予防する効果が100%あった。活動の10分前未満の時点で投与した際にも効果があった」と語った。
「RYR1の変異した個人が熱中症にかかるときに起きるプロセスは、RYR1変異のない個人に起きるプロセスと類似している可能性が高い」と、米ニューヨーク(New York)にあるロチェスター大学メディカルセンター(University of Rochester Medical Center)のロバート・ダークセン(Robert Dirksen)教授(薬理学)は説明した。