この処、銀輪散歩も近所の毎度のコースにて記事にアップするほどのこともありませんので、英坊2さんにおすがりの、偐万葉・英坊篇(その5)といたします。シリーズ第129弾であります。
<参考>過去の偐万葉・英坊篇は コチラ からどうぞ。 英坊2さんのブログは コチラ からどうぞ。
偐家持が英麻呂に贈りて詠める歌16首併せ 英麻呂が作れる歌7首
英麻呂が贈り来れる歌1首
闇を突き 彩光放つ エコツリー 寒風とばし 得るは癒しよ
偐家持が返せる歌1首
冬の夜に かけしツリーは 高岡の 兒ろの思ひぞ 町きらきらし
英麻呂が贈り来れる歌1首
目を凝らし 池のしらとり かぞえるも
たが易くには 許さなく飛ぶぬし
偐家持が返せる歌1首
三十一 の かもめのほかに 三四羽 も 居れば字余り さらに構はじ
塩辛に すみさすものぞ 黒作り 酒の肴に よしとぞ言へる
(偐烏賊麻呂)
初春の
賞
の寿しなる かぶら寿し ありてぞ越は 年も明くなり
(偐蕪村)
英麻呂が贈り来れる歌1首
秋のはな 色のきそいと ほの香り 細工と知れど 伝う趣き
偐家持が返せる歌1首
越にありて 春待つ背子に 贈らばや 過ぎにし秋に 咲きし花これ
三輪山を またも隠すか ヤカモチの 銀輪進まず
長谷
に果つとは
(今日の
英田王
)
(本歌)三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情 あらなむ 隠さふべしや (額田王 巻1-18)
ひむかしの 野に輝ける 辰見えて 代り時なり 卯もかたぶきぬ
(卯辰山の人麻呂)
(本歌) 東 の 野にかぎろひの 立つ見えて かへりみすれば 月 西渡 きぬ (柿本人麻呂 巻1-48)
英麻呂が贈り来れる歌1首
始春 へ 龍の勢い トルネード なびく雲まに 湧く彩の色
偐家持が返せる歌1首
君が 家 の めでたき春に 彩 を 添へばやわれは 絵を並べなむ
来
しと言ふも
来
じとなりては 高岡ゆ
ふみはもう見ぬ こととなるらし(
越木部内侍
)
(本歌)大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)
英麻呂が送り来れる歌1首
銀輪が 空を飛んだか 峰上か 見おろす肌さき 富山の海ぞ
偐家持が返せる歌1首
たたなづく 青山垣を 見まく
欲
り 時に銀輪 空をも駆けぬ
(銀輪家持)
遠山へ 雪煙りつつ しかすがに 競 ひ咲き 始 む 吾家 の花は
勝山や 生野の道も 寒からず まだ雪も見ず 晴れの大阪
(小雪もないし)
(本歌)大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)
英麻呂が贈り来れる句 併せ偐家持が付けたる脇句
菜の花や ああ菜の花や 菜の花や (偽芭蕉)
英麻呂が贈り来れる歌1首
こで毬に じゃれてみたいが 人混みに
身も竦み居り 目をほそめ見る
偐家持が返せる歌1首
人すなる 蹴鞠せむとや 思ほえど 猫にしあれば 蹴るはかたかり
(ネコ・ルーデンス)
新
しき 年の始めは キムチ鍋 おでんもあれば どちと囲まな
(注)どち=仲間、友達
~な=~しよう。「な」は意思の助詞。
(本歌) 新
しき 年の始めに 思ふどち
い群れてをれば 嬉しくもあるか
(道祖王 万葉集巻19-4284)
英麻呂が贈り来れる歌1首
クッキーと 花の絵を見て 腹ふくれ ひとかたきの飯 夕飯のうく
偐家持が返せる歌1首
一片食
うきて夕食 抜く背子は キムチの鍋を 食ひ過ぎたるか
(どち麻呂)
このたびは 雪も掻きあへず たまげ山
降り積む雪の 降り積むままに (菅原雪真)
(本歌)このたびは ぬさもとりあへず 手向山
もみぢの錦 神のまにまに
(菅原道真 古今集420 小倉百人一首24)
(注)掲載の写真は全て英坊2さんのブログから転載しました。
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