偐万葉・アメキヨ篇(その2)
本日は夕方から雨になりました。花逍遥銀輪散歩も何と言って成果もありませんでしたので、偐万葉第138弾、アメキヨ篇(その2)といたします。
<参考>過去の偐万葉・アメキヨ篇は コチラ
からどうぞ。
アメキヨさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持がアメキヨの郎女に贈りて詠める歌19首
往きて生く こととはいへど うつそみの
手火
の送りの ここだかなしも
疲れたる 人われに
来
よと 言へる人
ありてわれ今 生きてもあるや
うたた寝の 夢はたぐれど 夕霞 立つ 来 し方や 野辺に咲く花
来るつ年は また山ガール ならめやと
野菜にシフト 暮れのアメキヨ
ふる雪も あはにし降りて 言祝ぐや うれしき知らせ 合格とあり
(蛍野雪麻呂)
にの意。「し」は意味を強める助詞。
あらたしき 年も
衣
も ややおほに たつにまかせて ゆるり行かれよ
(注)ややおほに=やや大きめに
たつ=「辰」と「断つ(裁断する)」とを掛けている。
明 けぬれば め でたき年の 気 は澄みて よ しと初春 言祝 ぐならし
ゴヤの絵を 見たる帰りの 牡丹花 上野の苑の 冬にし咲ける
末吉
は 努力の末の 吉言ふや 千本鳥居の 末のおみくじ
(花園稲荷)
なることは なるよになりて ならぬこと
ならずもあれば ままにしあらむ (なるならのなりひら)
武蔵野の 浅き春野し つらつらの 椿は咲きぬ 薬師の泉
志村坂 わが恋ひ行けば 水仙の 花も咲きたり 薬師の泉
細道を 行けば 竹林 日は照りて しばし忘れむ 仕事のことも
板橋は ビルの谷間と なりぬれど 薬師 真清水 尽きずもあらめ
宝蔵門 チタンの瓦 きらきらし われもチタンの チャリぞ嬉しき
(家持タン)
白椿 ほのかに差せる くれなゐは 愛 しき妹の 頬紅ならむ
梅椿 遅れて桜 咲き 始 めぬ 待ちにし春は 今盛りなり
百鳥 の 声も繁みか 朝の道 梅も桜も 妹にし笑みぬ
岐阜蝶は 見らくしよしも かたかごの 花の蜜汲み 舞ふや春山
(偐蝶持)
(注)見らくしよしも=見るのはいいことだなあ。
かたかご=カタクリ
<脚注>掲載の写真は全てアメキヨさんのブログからの転載です。
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