第156回智麻呂絵画展
本日は智麻呂絵画展です。ごゆるりご覧下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記からご覧になれます。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
先ずはスノードロップ。これは小万知さんが先の読書会の折にお持ち下さった花の中の一つです。
次は菜の花とネコヤナギ。これも小万知さんがお持ち下さったものです。前回155回展では菜の花だけを描かれましたが、今回はネコヤナギも添えて絵にされました。
間もなく2月も終わりますが、2月と言えばバレンタイン。
今年も智麻呂さんはバレンタイン・チョコに取り囲まれて、それを絵にするのに結構お忙しかったようであります。何とか2月中の展覧会に間に合ったようです。
では、チョコ・シリーズご覧下さい。
チョコAはお孫さんのナナちゃんからのものです。
チョコBは智麻呂さんのガールフレンドとしては最年少のみずきちゃんとさきちゃん姉妹からのものです。
上のチョコCはご近所のさわちゃんからのもの。
下のチョコD(と言ってもチョコは描かれてなくて苺が描かれているので微妙ですが)は、ご近所の美人の奥さん、石〇さんからのものです。
次の水仙はひろみちゃん8021さんからの戴きもの。額はヤカモチ館長が用意しました。現在は額装して智麻呂邸の玄関に飾られています。
この椿もひろみちゃんからのもの。品種名は太平楽(出羽大輪)とのこと。前回展に続いての連作です。
次のスカビオサ(別名マツムシソウ)もひろみちゃんからのもの。名前はひろみちゃんから教えて戴きました。実は彼女もこの花の名はご存知ではなくて、買い求めた花屋さんに問い合わせて下さって名前が判明したという次第。
次のシクラメンは香代女さんが先の読書会の折にお持ち下さったものです。どうやら智麻呂さんの「シクラメン症候群」は完治したようで、花が多くても「たじろぐ」ということは、もはやなくなりました(笑)。いい絵になっています。
次の紅梅はご友人の寺〇氏が絵の題材にと下さったものです。
白梅1は当ブログの2月5日の記事に掲載の写真から絵にされたもの。白梅2はひろみちゃんが下さったもの。
ひろみちゃんが下さった時は未だ全て蕾でした。若草ホールの陽気に促されてこのように咲き始めたので、漸く絵になりました。
梅の馥郁たる香りが伝わりましたでしょうか。
梅の香と言えばこんな歌があります。
梅の花 誰が袖ふれし にほひぞと
春や昔の 月にとはばや (源通具 新古今集46)
<梅の花の香は誰の袖が触れてその香がしみついたのでしょうか。昔から変わらず照らし続けている春の月に尋ねてみたいものです。>
梅の花 よそながら見む わぎもこが
とがむばかりの 香にもこそしめ (後撰集27)
<梅の花は離れて鑑賞しよう。妻が「これは誰の移り香なの。」と咎めるほどの香が染みついてしまうから。>
これらの歌は古今集の次の歌が念頭にあるのかも知れない。
五月まつ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする (古今集139)
<夏の五月を待って咲く橘の花の香をかぐと、以前親しくしていた人の袖の香がしているような気持ちになる。>
まあ、何にせよ紳士淑女諸君、梅や花橘に限らず、香の強い花については、余り近付き過ぎぬよう注意しようではないか(笑)。
今回の花の絵9点のうち4点がひろみちゃん8021さんからの贈り物で、ひろみちゃん様々の絵画展となった気配ですが、金豆
(キンズ)
、南天、カトレアなどは未だ絵になっていません。或は智麻呂さんは「描く頃合い」というものを逸してしまわれたのやも知れませんですな。
上の椿(太平楽)の絵を撮影した後、智麻呂さん・恒郎女さんご夫妻と若草ホールで談笑していたヤカモチ館長の目の前でパシャッと椿が落花しましたが、描く前とか描いている最中に落花したりすると写実を旨とする智麻呂画伯は途方に暮れてしまわれるのであります。描くタイミングも従ってなかなかに難しく、画題が沢山あって嬉しい悲鳴の時は、余程描く順番に気を付けないといけないということとなりますが、これがまた難しい(笑)。
本日もご覧下さり有難うございました。
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