1994
年
新
しき 年の始の 初春の 今日ふる雪の いや 重
け 吉事
( 大伴 家持 万葉集 巻20-4516
)
(因幡国庁跡の4516番歌碑)
※
鳥取銀輪散歩・因幡万葉の里へ
(2011.10.28.)からの再掲。
この歌の歌碑の写真は、次の記事にも掲載されています。
氷見銀輪散歩(1)・家持歌碑めぐり
(2012.11.7.)
1995
年
新
しき 年のはじめに 豊の年 しるすとならし 雪の降れるは
( 葛井諸会 万葉集 巻17-3925
)
1996
年
あたらしき 年の始に かくしつつ 千年
をかねて たのしきを積め
(古今和歌集巻20-1069
)
1997
年
不明
1998
年
新
た しき 年の初めは 弥
年に 雪踏み 平
し 常にかくにもが
( 大伴 家持 万葉集 巻19-4229
)
1999
年
不明
2000
年
不明
2001
年
霞立つ 春のはじめを 今日のごと 見むと思へば 楽しとぞ 思
ふ
(大伴池主 万葉集 巻20-4300
)
2002
年
山の 際
に 雪は降りつつ しかすがに この 河楊
は 萌えにけるかも
(万葉集巻10-1848
)
2003
年
時は今 春になりぬと み雪ふる 遠山のべに 霞たなびく
(中臣武良自 万葉集巻 8-1439
)
2004
年
睦月立つ 春の始めに かくしつつ あひし笑みてば ときじけめやも
(大伴家持 万葉集巻 18-4137
)
2005
年
うちなびき 春来たるらし 山のまの 遠き 木末
の 咲き行く見れば
( 尾張 連 万葉集巻8-1422
)
2006
年
父の喪中
2007
年
不明
2008
年
不明
2009
年
風まじり 雪は降りつつ しかすがに 霞たなびき 春さりにけり
(万葉集巻 10-1836
)
2010年
不明
※下記の歌かもしれない。
昨日
こ
そは 年は 極
てしか 春霞 春日
の山に はや立ちにけり
(万葉集巻 10-1843
)
2011年
不明
※下記の歌かもしれない。
浅緑
染
めかけたりと 見るまでに 春の 楊
は もえにけるかも
(万葉集巻 10-1847)
2012
年
不明
※下記の歌かもしれない。
山の 際
の 雪は 消
ざるを みなぎらふ 川の 楊
は もえにけるかも
(万葉集 巻 10-1849
)
2013年
あしひきの 山の 木末
の 寄生
とりて 插頭
しつらくは 千歳 寿
ぐとぞ
(大伴家持 万葉集巻18-4136
)
2014
年
不明
2015
年
不明
※下記の歌かも知れない。
たまきはる 命は知らず 松が枝を 結ぶ心は 長くとぞ思ふ
(大伴家持 万葉集巻6-1043)
2016年
不明
※下記の歌かもしれない。
門ごとに 立つる小松に かざられて 宿てふ宿に 春は来にけり
(西行 山家集上春5)
2017
年
母の喪中
2018
年
ほのぼのと 春こそ空に 来にけらし 天の香具山 かすみたなびく
(後鳥羽院 新古今和歌集巻 1-2
)
2019
年
袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ
(紀貫之 古今和歌集巻 1-2
)
2020
年
いつしかと 春来にけりと 津の国の 難波
の浦を 霞こめたり
(西行 山家集8
)
次の歌も過去に使用した記憶があるが、何年のことかは定かではない。
上の不明とある年度のどれかに該当するのだろうと思う。
初春
の
初子
の 今日
の 玉箒
手 に 執 る か ら に ゆ ら く 玉 の 緒
( 大伴 家持 万葉集 巻20-4493
)
<追記>
年賀状と言えば、ブロ友となった後に、ご縁があって、年賀状を交換することになったお方が何人か居られます。そんな中のお一人で、2012年5月7日の記事を最後にブログの記事更新をお休みされている木の花桜さんから年賀状を頂戴しました。賀状によると、別の分野でお元気にご活動されているようで、何よりと嬉しいことでありました。
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