池水に 影さへ見えて 咲きにほふ 馬酔木
の花を 袖に 扱入
れな
(大伴家持 万葉集巻 20-4512
)
山振
の 立ち 儀
ひたる 山清水 酌みに行かめど 道の知らなく
(高市皇子 万葉集巻 2-158
)
瓜 食 めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして 偲 はゆ いづくより 来りしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠 しなさぬ (山上憶良 万葉集巻 5-8 02 )
家にあれば 笥
に盛る 飯
を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る
(有間皇子 万葉集巻 2-142
)
橘は 実さへ花さへ その葉さへ 枝
に霜降れど いや 常葉
の樹
(聖武天皇 万葉集巻 6-1009
)
稲見野
の あから 柏
は 時はあれど 君を我が思ふ 時はさねなし
(安宿王 万葉集巻 20-4301
)
南淵 の 細川山 に 立つ 檀 弓束 纏 くまで 人に知らえじ (万葉集巻 7-1330 )
とく来ても 見てましものを 山背
の 高
の 槻群
散りにけるかも
(高市黒人 万葉集巻 3-277
)
霍公鳥
来
鳴き 響
もす 卯の花の 共
にや 来
しと 問はましものを
(石上堅魚 万葉集巻 8-1472
)
梅の花 咲きて散りなば 桜花 継ぎて咲くべく なりにてあらずや
(張氏福子 万葉集巻 5-829
)
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
飛鳥川銀輪散歩(上) 2024.11.10 コメント(2)
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