やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2008/08/02
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カテゴリ: 登山
立山開山の説明が、カンペ棒読みのバスガイドに、少々うんざりのやまやろうです。

6:45 集合してバスで出発。

9:01 室堂ターミナル。例年より30分ほど早い。今までの運転は何だったのだろうか。

室堂ターミナル2008
9:12 2300m(2430m) ターミナル発。雄山東面の状態が分からないので、まずは三角点を目指す。登山道は最初から飛ばしていき、目に入る先行者をことごとく追い抜く。

一ノ越
9:39 2560m(2700m) 一ノ越。休憩なしで岩礫の急斜面に取り付く。韓国からの団体が列を作っている中、うまくルートを取って渋滞を避ける。登高ペースは早いが、足元には細心の注意を払って石は落とさない。

9:57 2740m 三ノ越は通過。

雄山の混雑

三角点
10:07 2835m(2992m) 雄山の一等三角点。55分で来てしまった。今回は調子が良くて、まったく疲れないのだ。ここで東面の観察。社の建つ尾根が邪魔して北側がよく見えない。大汝山側に北進してみることにする。

何度か登山道を外れて岩稜から東面を覗き込むが、かなり切り立った感じに見えた。雪渓(御前谷)を下降して取り付き点から見上げるのとはまた異なるのであろうが、今回は単独ということもあるし、岩登りはパスした。
雄山東面第一尾根

雄山東面第二尾根

雄山東面第三尾根

さてこれからどうしよう。代案であった立山一周に気持ちを切り換える。もう大汝山近くに来ているし。

大汝山から黒部湖


時間に余裕があるので一周できるとは思うが、どれだけ短縮できるかだ。室堂でやりたいこともあった。登りは毎分12~13m、平地は小走り、下りは駆けた。山頂では写真を撮る程度で、腰を下ろした休憩は一切取らなかった。

真砂岳
10:57 2720m(2860m) 真砂岳。人が多いのは一ノ越から雄山までと思っていたのだが、この後も団体がいくつも歩いている。この辺りは簡単な縦走路だったろうか、やまやろうが過度に厳しさをイメージしていただけなのだろうか。

別山
11:21 2725m(2874m) 別山。ピストンも考えたが、コースタイムが気になってきたので寄り道はしない。剱沢は雪がべったり、登山道は一部雪渓をトラバースしている。雪が多いと感じる。
剱沢残雪

11:35 2615m(2750m) 剱御前小舎。ここまで来たら室堂までもうすぐだ。雷鳥沢は走って下りた。見るからにつまずいてしまいそうな石ごろごろの登山道だが、体幹をまっすぐ維持していれば、手足がばらばらしても転ぶことはない。スキー滑降時の応用だ。途中で雪渓に出たので下降速度が上がる。スキーができそうなほど雪がたっぷり残っている。

12:01 2160m(2277m) 雷鳥沢キャンプ場。最短ルートは地獄谷経由であろうが、迷った。コースタイムを気にしているのにあえて雷鳥荘経由とした。

12:17 2255m 雷鳥荘。キャンプ場を出た辺りから足の動きが鈍くなった。ここまで3時間、ほぼ休憩なしで歩き続けていたのでエネルギーが切れかかっているのだろう。シリアルを少し口にしたら回復してきた。みくりが池温泉下の地獄谷からの道は、学生の列で渋滞していた。回り道をして正解だったようだ。

チングルマ群生
12:37 2305m(2430m) 室堂ターミナル到着。出発から3時間30分を切るタイムで立山一周を成し遂げた。しかもバスが出るまで2時間半近くもある。浄土山をからめた立山一周もできそうだ。

腹が減ったので、まずは飯だ。売店のおやきを買い、雄山を眺めながら頬張る。そこからの景色はなかなか良かったので、絵はがきにしてみた。室堂のポストに投函。それでも時間があるので、歩道沿いの花々を撮影したり、売店を冷やかしたりしていた。

14:50 魚津に向けて、バスが発つ。

17:20 魚津到着。





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Last updated  2008/08/08 10:57:25 PM


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