不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2004/11/12
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テーマ: 京都。(6125)
カテゴリ: 日本旅行記
京都旅行の161話目です。


貴船神社 側の川にかかる赤い橋を渡り鞍馬寺西門から訪れました。
西門は早朝だったので、誰もいなかったので素通りしました。
西門をくぐるとすぐに『 女性の一人歩きはやめましょう 』の看板です。
そんなに危険な地域なのでしょうか?
さすが京都ですね(笑)。
その後も所々に見かけましたね。


のぼりは少し強いので一気に登りました。
魔王殿 が見えてきました。
そんなに大きくはないですね。
石の灯篭が中心にあるのはなぜなんでしょうか?
写真撮るには邪魔ですね。
一息を入れました。


魔王殿 から 鞍馬寺金堂 へむかう途中には、 『義経堂』『牛若丸背くらべ石』『義経息つぎの水』『兵法石』『木の根道』 などがあります。
そう言われる小さな建物や石があるだけですね。
木の根が飛び出して歩きづらいところが多いですね。

『木の根道』はなぜこうなっているか看板がありました。
硬い岩がこの下にあって、根が下に伸びなかったそうです。
他の所にある「根上り松」なども、そういう理由なのでしょうか?

魔王殿 近くで会った団体ですが、無言のまま歩いていました。
ものすごく不気味でした。

挨拶すらする人は一人もいませんでした。
街の人は挨拶しないから、こんなのが常識なんでしょうけどね。


魔王殿  うんちく ☆☆☆

650万年前に人類を救済するために金星から魔王尊が降り立ったという伝説が残る。
人類発生以前の太古より魔王尊の霊波が鞍馬山から発信され続け、それをキャッチした鑑禎上人により草庵が結ばれ、毘沙門天を祀ったのが鞍馬寺の開創で、いまから約1200年前の事です。
さらにその26年後、千手観世音菩薩を祀る地を探し求めて、鞍馬山に辿り着いた別の僧がいました。
しかしすでに毘沙門天が祀られているのを知り思案にくれていると、夢でお告げがありました。
「観音も毘沙門も、もとは一体のものである。」こう教えられた僧は、喜んで山上に二体を合わせ祀りました。
こうしてここ鞍馬山には三尊が出現し、この三身を一体として「尊天」と称し鞍馬寺の本尊として祀っているのです。


牛若丸の修行の地
魔王殿の僧正谷で大天狗僧正坊から武者修行を牛若丸(遮那王)は受けたそうだ。
僧正坊は木の根道の巨大な幹の根元だけの老杉・大杉権現に降臨した天狗で、大天狗、小天狗を従える大魔王だった。
鞍馬寺の光明心殿には、天狗の姿が、白い髭に赤い衣をまとって羽がある魔王尊像がまつられている。
鞍馬の地名は、暗い所を意味する暗部(くらぶ)からの転訛とされている。



◇奥の院魔王殿ですが、言い伝えだけですね。
牛若丸ファンにはうれしい場所だと思いますが、それ以外の人にとっては歩き辛い場所ですね。
与謝野鉄幹の『 牛若の木刀のあとといふ岩もさて信じればおもしろきかな 』の歌どおりだと思います。
幻想の世界を少し楽しめたら、楽しいかもしれませんね(笑)。





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Last updated  2004/11/12 08:12:25 PM
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