不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

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2009/09/17
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カテゴリ: 映画館で見た映画
◇近くの映画館は上映してなかったので、遠目の所へ行きました。
『火天の城』は、2009年の日本映画です。


又右衛門は即座に引き受けるが、建設を指揮する総棟梁は、名だたる番匠たちとの図面争いで決めるという。
夢のような仕事を前に、寝食を惜しんで図面作りに没頭する又衛右門を、妻の田鶴、娘の凛らが支えるが、空前の巨大建築の完成には多くの困難が待ち受けていた…。

監督 田中光敏
出演 西田敏行,福田沙紀,椎名桔平,大竹しのぶ など


尻すぼみな内容で、残念な結末でした。
前半は素晴らしく良かったですが、中盤からは退屈なだけでした。

題材が良いだけに、表現や映像に問題ありですね。
実際に、あった話や伝説などで話は構成されています。

妻の死は、何か映画の内容に影響することだったのかな?
不必要なシーンとしか思えない。
娘も男臭い中で、花として出ただけかな?


「椎名桔平」の若かりし信長の演技は、今まででは一番カッコよい信長に思えました。
髭をはやしてからは、いまいちでした。

会話も何の事を言っているかわからないシーンも、ちらほらありました。
無駄な会話にしか思えなかったですね。

役者じゃない、お笑いタレントを使ったのは失敗ですね。
完璧に浮いていました(笑)。
CGの運ばれる神木と同じぐらい。

職人は色々いるのだから、職人の作業や職人魂などを見せて欲しかった。
映画の中では、作業のつながりがあった様には思えなかった。

作者だったかな、「大洲城」の棟上が参考になったと書かれていました。
近年では木造で作られた城ですからね。


題材だけで期待していた人は、多いと思います。
期待しせずに、安土城の映像だけを見たらよいと思う映画でした(笑)。





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Last updated  2009/09/17 08:05:17 PM
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