星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

PR

プロフィール

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.06.19
XML
 以前に「在星中に旅行でASEAN(アセアン)10ヶ国制覇」を有言実行して本帰国した知人がいました。私はラオスとフィリピンとブルネイには行っていないので、果たしてシンガポールにいる間に制覇は出来るのかなと考えます。

 アセアン加盟国の1つ「カンボジア」に行ったのはもう8年前で2013年の年末から翌年の年始にかけてでした。「アンコールワット」は必見と思っていましたが、
2006~7年版の「地球の歩き方」を買って書棚に置いたままでした。 そして 地球の歩き方の 1 ページ目には次のように書かれています。

 『世界遺産の一つとして知られるアンコール・ワットは今から約 140 年前にはその存在を知る人すらいなかった。フランス人博物学者アンリ・ムオが再発見するまで密林の奥深くに眠り続けていたのである』
​​ 
 フランス人が発見したんだと思ってカンボジアの歴史を辿ると王国制を保ちながら1863年からおよそ第二次世界大戦あたりまでフランスの保護下に置かれていました(1941年から45年までは日本軍が占領)保護下になってすぐ遺跡が発見されたことになります。シュムリアップのホテルに滞在してフランスワインを1本プレゼントしてもらった事に今更ながら納得です。

 さらに地球の歩き方の中に『アンコール・ワットは 12 世紀までにはクメール王朝が目指す「天空の楽園」の実現を目指し、最初はヒンズー教寺院として神「ヴィシュヌ」を祀るためクメール建築の粋を尽くして造営された』と説明が続きます。ヴィシュヌは「維持」の神様だそうで人々に危機が訪れれると地上に降り立ってくれるそうです。正に今の時代戦争をしている国々に降り立って欲しいものです。



 そして寺院を飾る「デバター」と呼ばれる女官や踊り子たちを描いたレリーフも圧巻です。一体いくつあるのか正確な数は分からないそうですが、実在のモデルが存在したらしいこと、1つとして同じデバターが無いとうことには驚きます。地震とかの影響なのか脚の部分がずれているのに興味を惹かれました。


大木が遺跡を侵食する光景。時の流れの偉大さを感じます。


回廊を歩く観光客の姿にはちょっと驚きました。

 時は流れて16

 余談ですが、地球の歩き方に17世紀に三代将軍家光の命で仏教の聖地「祇園精舎(インド)」の視察を命じられた長崎の通詞(通訳)「島野兼了」がアンコール・ワットを祇園精舎と思い見取り図(現在は水戸の彰考館に保存)を書いて日本に持ち帰り、それがアンコール・ワットと分かったのは明治時代になってからというエピソードも書かれていました。鎖国時代の特命密使ということだったのでしょうか?







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.06.19 12:26:01
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: