広島カープ考察

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2011.01.18
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 今回は趣向を変えたいと思います。
題して、
 「日本人=カーブ、フォークですか?」

 日本人投手が投げる大きな特徴としてドロンとした縦のカーブ、フォークが挙げられます。
メジャーではこれらを投げる投手はおらず、日本側からの見方としては「緩急をつけるのに有効なドロップ気味のカーブ、縦にストンと落ちるフォークはアジア人特有のものであり、非常に有効的な球種であるが、欧米人は体格の関係上投げることができず、代役としてパワーカーブ、SFF、チェンジアップを使っている」といった風潮が目立ちます。
ここで現役の日本人メジャーリーガーを思い浮かべてみると、ある事実に気づくはずです。
野茂、松坂、上原、岡島、斉藤、黒田、高橋建、藪、高橋尚成、川上、五十嵐、高津など・・・。

 そう、確かにフォークを持ち球として所持し、活躍している投手はいるものの、ドロンとした縦カーブを武器にしている投手は岡島くらいで、後の投手は殆ど活躍できていないところにあります。

しかし、それでも現代の日本では「最近の投手は縦カーブを使わない投手が多い」とか「沢村は三段ドロップだった」いった者や解説者がいるのはなぜなのでしょうか?
本当に日本人が投げるカーブは有効なのか、色々サイトを回ってみた結果衝撃的な事実が分かりました。

・カーブ有効性ランキング

1位 マーフィー  千葉ロッテ 2位  ペン    千葉ロッテ  3位スタンリッジ    阪神 4位ダルビッシュ  日本ハム  5位 渡辺俊介   千葉ロッテ  6位  村中    ヤクルト 7位  永井      楽天  8位  金子    オリックス   9位  東野      巨人10位 岸       西武 11位 杉内   ソフトバンク   12位 涌井      西武 13位ホールトン ソフトバンク14位 前田      広島 
15位以下はラズナー、中沢と続きます(ちなみに田中はランク外ですが、-0.82)。
※このデータの出典元はこちらになります。
http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=7&id=43

 何と、欧米人特有のパワーカーブを投げる投手が上位を独占し、日本人にしてもダルビッシュ以外は渡辺、村中と言う縦カーブではなく、アンダーから投じるカーブ、スラーブ気味のカーブを操る投手の方が数字が良く、反対に縦カーブとして有名な岸や金子、前田健太がマイナスを記録し、あまり有効的な球種ではないという数字が出ています。
カーブという球種の使い方はあくまでも主に緩急をつけるためやカウントを整えることが目的の球種です(現実に初球に投げるカーブは見送り率が高いそうです)。
しかし、それはパワーカーブも同様であり、同じ土俵でデータが出ています。
これは縦カーブよりもパワーカーブの方が有効的な球種であるという決定的な数字なのではないかと思い、はっきり言いますが、ドロップ気味のカーブは非常に有効であるという言い伝えは間違っていたということになります。


 余談ですが、格闘ゲームの世界では技の出が遅い、攻撃範囲が小さい、判定が弱いといった使えない技を『死に技』と言います。
これまで日本では有効的な球種とされてきた縦カーブですが、実はあまり使えない球種なのではないかと言うデータが出てきてしまいました。
いつの日か死に技ならぬ『死に球』となる時代が日本のプロ野球にも訪れるのかもしれません。





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最終更新日  2011.01.18 17:05:21
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