広島カープ考察

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2011.09.10
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『最大の貢献は出塁』

 1番打者といえばどんな選手を想像しますか?
日本ではまず『足が速い』といったことが大前提で、その上で『小技が得意』などといったタイプの選手を起用する傾向が非常に多いことが特徴的です。
現実につい90年代までは俊足巧打タイプの打者が多く、各チームそのような選手を起用しています。
しかし、最近では巨人の坂本や阪神のマートン、そして今年1番で起用されているスケールズや下園などは決して盗塁をバシバシ決めるタイプの選手ではなく、徐々にそういった固定観念から解き放たれつつあります。

 この現象は恐らく『マネーボール』や『EXTRA 2%』などセイバーメトリクスを用いた著書などで『足の速さ』などよりも『出塁率』に重きを置いたことやセイバーメトリクスの指標の一つである『TA』といったチャンスメーク能力といったものの台頭によるものが大きいのではないかと思われます。
実際、坂本やマートンはともかくとして、横浜の下園などは二人ほど打撃力が突出した者を持ち合わせているとはいえないものの、四球を選ぶ選球眼を持ち、TAでは.717と優秀な数字を記録しており、1番打者としては十分な数字を記録しています。

 それではカープの1番はどうでしょうか。
カープの1番は東出ですが、TAは.553とかなりの低水準を記録しており、チャンスメーク能力が致命的に欠落しており、これではリードオフマン失格と言わざるをえません。

丸の調子が落ちてきているのですからきっちりと安打を打てる東出は、栗原と嶋といった長打力のある選手が好調なだけにできれば2番か3番に座ってもらい、走者を返す役割を任せるのも一つの手ではないでしょうか。

 それならば東出が抜けた場合の懸案の1番の議論に戻りますが、TAが.615と比較的平均的な水準を持つバーデン、もしくは丸を起用するのも手ではないでしょうか。
昨年は梵がリードオフマンとして高水準な数字を叩き出し、チャンスメークに成功しましたが、1番に起用された理由はやはり『足の速さ』が前提に挙がります。
確かに足が速いに越したことはありませんが、baseball labさんのデータによりますと、一塁走者の影響力はさほど大きいものではなく、足の速い遅いは打撃にさほど影響を与えるものではない事が分かります。

http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=10&id=41

 1番打者=足が速いという方程式が崩れ始めている現代、未だにカープだけが昔の慣習に縛られている傾向があります。
これは1番打者固定観念だけではなく、前進守備や投手の投げ込みなど根拠のない精神論が非常に多いのが特徴的です。
お金がさほどない日本ハムなどが常勝軍団に名を連ねはじめたのはこういったデータを参考にしているからだと聞いています。
カープも古い固定観念という殻から解き放ち、新しいものを築く必要があるのではないでしょうか。

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最終更新日  2011.09.10 15:44:50
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