広島カープ考察

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2011.11.01
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『細山田の特徴』

 続いて横浜のリード得点を発表していきたいと思います。
横浜の捕手陣といえば正捕手が存在せず、実に4人が一時期正捕手として試されています。
それでは結果発表です。

投手陣DIPS :3.95 年間予想失点:569点

細山田失点抑止率:3.41 年間予想失点:486点 リード得点:  83点
武山 失点抑止率:5.15 年間予想失点:731点 リード得点:-162点
黒羽根失点抑止率:3.73 年間予想失点:537点 リード得点:  32点
新沼 失点抑止率:4.66 年間予想失点:661点 リード得点: -92点


最も皮肉なのはプロ経験年数を買われて起用されたであろう武山、新沼の数字が極端に悪く、細山田や黒羽根など若い捕手の方が良いということでしょうか。
何故これほどまでに明暗が分かれたのか考えられる点としては一つあります。
それは武山にしても新沼にしても一発を打たれる割合が二人に比べて極端に高いところと、明らかに捉えられた打球であるライナーの数が武山の場合は極端に多い点が挙げられますね。
細山田はともかく、せめて黒羽根にもそういったデータが出れば横浜の投手陣にも問題があるのではないかといった論調もできますが、特にそういった部分はライナー性の安打が多いくらいで、他には見受けられませんでした。
同じ投手陣を受けている中で、そういった共通項が殆ど見受けられないということは武山の配球に問題があるのではないでしょうか。

 そして細山田の特徴ですが、それは他の捕手に比べて三振が多いところやゴロによる安打の打球が多いところです。
基本的に安打の打球というものはフライが大半ですが、彼の場合はゴロが多いところが特徴的です。
具体例を挙げるために黒羽根と比べてみたいと思います(黒羽根は後半戦からの出場なので細山田も条件を同じにするために後半戦に設定します)。

細山田: ゴロ80 フライ68 ライナー46 内F:2
黒羽根: ゴロ81 フライ93 ライナー74 内F:2

 通常は黒羽根のようにフライがゴロを上回ることこそ一般的なケースです。

よく野球では転がせ!と指導する者も多いですが、実はゴロという打球が最も安打になる確率が低く、長打も生まれにくいことからセイバーメトリクスの分析によれば最も安全な打球なのです。
つまり、三振が多く、ゴロを打たせているということは大量得点も生まれにくく、安定していると評価されるのです。

 細山田の他にもゴロの方が多い捕手はいるので、そういった捕手こそリードが上手と評されるべき捕手なのかもしれませんね。
今年は全く固定できなかった捕手ですが、若い捕手二人のリードは良いだけに横浜の捕手の未来は意外に明るいかもしれません。
後は二人とも打撃の向上が重要課題と言えそうです。


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最終更新日  2011.11.05 16:55:04
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