広島カープ考察

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2013.01.10
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『ビセンテ・パディーヤ』

 それでは引き続き、新外国人選手の紹介をしていきたいと思います。
今回は横浜とSBが獲得を検討しているパディーヤです。
パディーヤは150キロ半ば(最速154キロを計測)を平気で出す速球派というだけでなく変化球もツーシーム、スライダー、カット、SFF、シンカー、カーブ、チェンジアップだけでなく、正体不明の謎ボールとスローボールまで操る多彩派で、今年レッドソックスで56試合に登板しただけでなく、過去2年も先発として投げているバリバリのメジャーリーガーであり、しかも元レンジャーズ戦士でもあります。
今年入団してきた外国人投手の中では一番の大物投手と言うことになりそうです。
それでは数字を見て行きたいと思います。

 パディーヤの残してきた成績はメジャーでのものしかなく、3Aでの登板もなくはありません。
また、2011年が故障していたようで極僅かなものしかないだけに今回は2011年を省き、2009年のメジャーでの成績も含めて判断したいと思います。
まず奪三振率ですが、9.18、7.96、5.93という成績を残してます。

メジャーリーガー相手にも三振を取ることができるということは大きな強みと言えそうです。
次に与四死球率ですが2.70、2.27、3.30という成績を残しています。
実は与四死球率もフィリーズ時代は良かったのですが、それ以降はさほど良くなく、低迷していたのですが、年の功なのかは分かりませんが再び制球力を取り戻しつつあるようです。
つまり奪三振率も与四死球率もメジャーでのプレーでありながら両方とも高い数字を記録しており、この辺りはさすがメジャー戦士と言えるでしょう。
また、面白いところは以前よりも奪三振率が高まっているということは35歳ながら技術面での成長が感じられるところもあり、ひょっとしてこれからが本領発揮と言いますか、パディーヤの全盛期が訪れるのではないかと疑ってしまうほどです。

 しかし、それでは何故防御率は4.50、4.07、4.46と平凡な数字に終わっているのか(とはいえ、この数字なら充分戦力になれますね。レンジャーズに来ませんか ^^;)
その理由はメジャーリーガーの圧倒的なパワーにあるかと思います。
被本塁打率は1.26、1.33、0.98と善戦してはいるものの、やはり1.00を越える年が多く、被安打率も1.18、0.83、1.06とこちらも1.00を越えているだけにそれが防御率を4点台に押し上げてしまう要因ではないかと思います。
しかし、メジャーでこの数字ならば以前取り上げた五十嵐はメジャーでまるで歯が立たないことを考えると大健闘であると同時にそれは即ち五十嵐よりも技術面、球威面全てを上回る力を持っているということです。
しかも先発で投げていた二年間でもリリーフと同じような数字を残しているところは立派ですね。

 この投手は日本ならば充分三本柱の一人はおろかエースにもなれる力を持った非常に優秀な投手です。

横浜に来られたらかなり厄介であり、しかも横浜は今年の大型補強で力をつけており、ここにエースになれそうなパディーヤまで獲られるとなると一気に優勝候補にまで躍り出る可能性があるのではないでしょうか。
普通にどこかのメジャー球団が獲得に向かいそうな気がしますが果たして・・・。

選手評価:S(エース級)

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最終更新日  2013.01.10 22:27:05
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