広島カープ考察

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2015.01.09
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『中田廉』

 それでは中田のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。
まずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。

 『中田』

66試合 78.2回 9被本塁打 69奪三振 24与四球 3与死球 1故意四球
FIP3.88 防御率3.89

 「batted ball」

95GB:69FB:25LD:30IFFB:9HR

tERA:3.8178 計33.37年間予想失点


まずbatted ballですが、基本的に中田もゴロを打たせるような投手ではなく、球の力で抑えるFB投手だということが分かります。
しかし、FB投手ならば必須な奪三振率は7.89とまずまず空振りを奪えて入るものの、肝心の球威面を見ていくと被ISOPが.141を記録しており、どちらかと言えば球威がない方なのでもう少しだけ長打を打たれないように工夫していく必要性があるのではないでしょうか。

 ただし、後半戦になって打たれ出した原因は疲労の影響が最も大きいというのは分かりますが、他に原因を挙げるとすればやはり69戦目ぐらい以降から直球中心になりだした点ではないでしょうか。
春先の中田はスピードがあまり出ておらず(最速が140キロ届かない試合などもありました)、様々な球種を駆使して抑えていましたが、徐々にスピードが引き上がり始めたことで後半戦は完全にパワーピッチをするようになっていきましたが、それと並行して打ち込まれる試合が増えていたように思います。
中田の直球は言う程速いわけではなく(終盤に151キロを出しましたが実質の最速は147キロで、基本的にアベレージは140キロ前半でした)、フォークもそれほど絶対的なボールではないだけに、現状の中田がパワーピッチをするのは非常に難しいと言わざるを得ないように思います。
やはり序盤の頃のようなカーブやシュートなど様々な球種を織り交ぜた投球の方が安心して見ていられただけに、その頃の投球を取り戻して欲しいところです。
昨年の『広島アスリート』の単独インタビューでも「自分は技巧派」と発言していただけに、もう一度良かった頃の投球を思い出して欲しいところです。

 今年の起用法では「ミドルリリーフ」とさせていただきましたが、中崎があまり成長することなくパッとしない場合は「セットアップ」として起用されるのではないでしょうか。
間違いなく将来広島投手陣を支える存在になる投手だと思うので、今年もフル回転して欲しいところです。

 『石原』

28試合 37.0回 3被本塁打 32奪三振 11与四球 1与死球 0故意四球



42GB:29FB:10LD:16IFFB:3HR

tERA:3.0755 計26.88年間予想失点

「catcher score」:+6.49

 『会沢』

26試合 27.2回 5被本塁打 29奪三振 10与四球 1与死球 1故意四球



33GB:27FB:10LD: 5IFFB:5HR

tERA:5.0807 計44.40年間予想失点

「catcher score」:-11.03

 『白濱』

 8試合  9.1回 0被本塁打  5奪三振  3与四球 0与死球 0故意四球

 「batted ball」

11GB:11FB: 4LD: 7IFFB:0HR

tERA:2.7516 計24.05年間予想失点

「catcher score」:+9.32

 『倉』

 5試合  4.2回 1被本塁打  3奪三振  0与四球 1与死球 0故意四球

 「batted ball」

 9GB: 2FB: 1LD: 2IFFB:1HR

tERA:4.2240 計36.92年間予想失点

「catcher score」:-3.55

※ 登板試合数が多いですが、これは途中交代があった為です。

 石原と白濱がプラスとなり、会沢と倉がマイナスというはっきりと分かれた結果となりました。
これは中田の投球スタイルの変化が生じたものではないかと考えており、現に前半戦主に組んでいたのは石原でしたが、こちらは投球内容は良好な数字を記録しています。
しかし、直球中心スタイルに変わった時期から主に組んでいたのは会沢、被本塁打やFBの割合が大幅に増えており、やはり打ち込まれだしたのは疲労だけではなく、この投球スタイルも影響しているのではないかと改めて感じるところではないでしょうか。

※ 次回はミコライオのbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。








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最終更新日  2015.01.10 16:50:54
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