広島カープ考察

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2018.01.25
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『今村猛』

 今回はリリーフ四天王(中田、一岡、ジャクソン、今村)の一人である今村猛投手について見ていきたいと思います。
昨季は中継ぎとして開幕一軍入りを果たしましたが、中崎が故障で戦線離脱後に代役クローザーの役割を担うなど獅子奮迅の働きを見せ、68試合に登板して23セーブ、防御率2.38と2年連続で結果を残しました。

 まず奪三振率は9.65と奪三振数が投球回数を上回るなど非常に高く、十二分に三振を奪える投手と見て良いでしょう。
次に与四死球率ですが、3.78と標準とされる3.50を上回っています。
ただ一昨年は2.69と好数字を記録しており、昨季は一転して悪い数字となりましたが、実はキャリアハイの防御率だった2012年の与四死球率が2.31と良かったのに対し、翌年は4.13と一転して悪くなっており、今回と同じサイクルになっているのでどうも勤続疲労が影響しているのではないでしょうか。
だとすると、その翌年となる2014年は17試合で防御率4.35となっており、少々気になるところです。

 続いてbatted ballですが、87GB:48FB:12LD:17IFFB:6HRとなっており、GB%が51.2%と高い数字を記録しており、一昨年とは打って変わってゴロを打たせる投手に変貌を遂げました(ちなみに一昨年はFB%が49.2%を記録)。
ちなみに被本塁打率は0.84となっており、一昨年は0.3665よりも倍以上に悪化しており、球威面は.119となっており、こちらは一昨年の.123とほぼ横ばいといったところでしょうか。

基本的にGB投手はFB投手よりも被IsoPが低くなる傾向があるのですが、やはり昨季は勤続疲労の色が見え隠れしていたと言っても過言ではないでしょう。

 最後に球種の割合ですが、直球が44%、フォークが36%、スライダーが20%となっており、一昨年と比べるとフォークを投げる割合が倍増しています。
優秀な球種はフォークで、被打率は.208、空振り率は25%と非常に有効な球種となっており、一昨年は.139、24.8%と同じく優秀な数字を記録しています。
逆に直球は昨季.257と案外打ち込まれており、一昨年の.207よりも悪化してしまっています。

 変化球の割合が過半数を越えたことがGB%が増加した一つの要因なのかもしれません。
2年連続で見事な活躍を見せた今村ですが、投球内容を見ていくとやはり所々に疲労の色がはっきりと見て取れ、今季は少し配慮した起用を検討して欲しいところです。
そういった意味では藤井や辻、戸田といった投手らの台頭や復活を期待したいところでしょうか。






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最終更新日  2018.01.25 22:46:02
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