広島カープ考察

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2019.01.13
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『藤井皓哉』

 今回は藤井投手について見ていきたいと思います。
一昨年の8月末頃から一年目に投げていた140キロ後半のボールを取り戻して終盤に一軍に昇格し、昨季は中継ぎとして期待されたものの思うような結果は残せず、8試合に登板して防御率6.14と不本意な成績となりました。

 まず奪三振率ですが、14.2回を投げて21奪三振を記録して奪三振率は12.89と9.00を大きく越える奪三振数を記録しています(ただし三振率は21.8%とそこまで悪くありません)。
ただし、二軍では24.2回を投げて19奪三振となっており、奪三振率は6.93と低い数字となっています。
次に与四死球率ですが、一軍では3.68、二軍では5.47となっており、いずれも一軍よりも二軍の投球内容が悪いというのは珍しいですね。
ちなみにフェニックスリーグでは奪三振率が12.86、与四死球率が3.86となっています。

 続いてbatted ballですが、15GB:20FB:4LD:2IFFB:2HRでFBが55.8%となっており、典型的なFB投手のようです。
球威は被IsoPが.175と非常に高くなっており、被安打数は14.2回で20安打とやはり投球回数を越えています。


 最後に球種を見ていきますと、直球の割合が59%となっており、フォークが26.6%、スライダーが13%、僅かにカーブを投げる投球スタイルとなっており、基本的には直球とフォークを主体とする投球スタイルですね。
その中でも直球は被打率が.222、空振り率は9.19%と優秀な数字を記録しています。
しかし、フォークは.380、スライダーは4割を越すなどボロボロで、空振り率はいずれも10%すら下回っています。
一昨年の二軍の試合のレポートでも「直球は良いが変化球に課題を持っている」と書きましたが、残念ながらその課題を解消できていないことを窺わせます。
また、直球のスピードは一軍の最速は147キロに留まり、春先以降平均は140、1キロに留まり、スピードが出なくなっているところは気になるところで、以前も球速を失っていましたが、どうも140キロ後半を投げられる状態を維持できないのかな?と不安を覚えます。

 藤井が一軍である程度投げられるようになる為にはやはり一にも二にも一軍にも通用する変化球を身に付けることではないでしょうか。
今のままでは直球しか頼れる球種がなく、これでは一軍では通用しないでしょう。
球速も出なくなりつつあり、今季はまた一から立て直しとなりますが、もうそろそろウカウカしていられる立場ではないだけに、奮起が求められます。





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最終更新日  2019.01.13 22:15:01
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