広島カープ考察

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2026.08.04
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『矛盾を抱えている状態』


まずはこちらの​ 記事 ​をご覧いただければ…と言いたいところですが、実は数日前に有料記事に変わってしまって閲覧できなくなってしまいました。
なので内容を少しだけ触れていきますと、競技人口やクラブ数が増加しており、ライブ配信の視聴回数も増えてきていると報じられています。
しかしながら現状は依然としてボランティアに近い運営を行っており、球場などへのインフラ投資もまだ行われておらず、まだプロ化の道は遠いとされています。

 その為には「魅力的なリーグ」にする事が大事であるとしています。
現状では正直なところライブ配信の再生回数やDBL内で掲載されている​ コラム ​や​ youtube ​も閲覧数や再生化数は非常に少ないのが現状です。
なので現状の野球ファン以外の一般人に関心を持ってもらって集客や視聴回数を増やす事が大事で、それが実現できれば広告を出す価値があると判断した企業がスポンサーとなり、やがて放映権契約や行政からの球場改修や新球場建設への出資といった段階にも辿り着く事ができるのではないでしょうか。
ただ現状では同じような段階でプロ野球リーグを目指した中国とは大きく水をあけられており、中国はCPBが設立されて既にドラフト会議が行われてシーズンも開始、更には各球団の本拠地球場建設も進められている上に2028年は当初8球団体制を予定していましたが、予想以上に参入したい企業が多かったからか?12球団体制へ上方修正されました。

 では「魅力的なリーグ」にするにはどうすれば?という疑問が湧いてきますが、勿論「楽しいから行ってみたい」と思ってもらう為のエンタメ要素や球場の雰囲気は勿論ですが、 やはり自国のトップ選手がDBLでプレーする事なのではないでしょうか?
中国やチェコを見ても分かる通り、元々野球の人気があったわけではない国の人々が興味を持つきっかけになるのはやはり国際大会です。
前者2ヶ国はそれぞれWBCやアジア競技大会、欧州野球選手権大会など様々な大会を主催した事により、野球に関心が向けられるようになりました。
現状ドイツはWBC本選には出場できておらず、近年はトップ世代での国際大会の主催などは行っておらず、そこは次回にドイツが開催国となる欧州野球選手権大会で結果を残したいところです。
ただし、ただ単に国際大会で結果を残せば良いというわけではなく、やはり自国のトップ選手達が自国のリーグでプレーしている事が大事なのだろうと感じています。
何故ならば国際大会で見て興味を持ったのに肝心のトップ選手が国内リーグにいなければ視聴や観戦する意味がなくなってしまいますね。
実際この2ヶ国は現状まだMLBとマイナー契約を交わした選手自体は少なく、多くの主力選手は自国の国内リーグでプレーしていた選手達でした。
つまり国際大会で関心を持った後にどこの野球を見るかとなると、自国の国内リーグに目が向けられるという事です。
だからこそ中国はプロ野球リーグ設立へと向かう事ができ、実際に資金力を持った企業や複数の投資家らが名乗りを上げた事で6球団が誕生しました。

 ところがドイツの場合はもう既に10代のスター候補と目される有望株が次々にアメリカへと流出してしまっています。
そうなってくると魅力的なリーグになっていく事が難しくなり、魅力的なリーグにならないという事は人々の関心も向かない、関心が向かないという事は広告を出す価値もないのでスポンサーも現れず、放映や行政の球場インフラへの支援も望めなくなってしまいます。
現状ドイツを始めたとした欧州各国はアメリカへ選手を積極的に送り出している策を取っています。
ただプロ化を目指しているのにアメリカへ選手が流出すれば日本でもよく言われているようにドイツ球界の空洞化が深刻な状況になっていきます。
台湾がトップアマチュア選手がMLBとマイナー契約を結ぶ事が多いのですが、ドイツと違って台湾の場合は野球が盛んで人材の層も厚く、十分に実力を持った選手達が国内ドラフトで指名されて行きます。
ところがドイツの場合はご存じの通り近年増えてきてはいるものの、人材自体はまだまだ乏しく、その貴重な人材が国外へ流出してしまえばDBLの魅力が上がってはいきませんし、日本や台湾以上に空洞化がより深刻なものとなってしまいかねません。
つまりドイツは積極的にアメリカへ有望な選手を送り出す、しかしそれだとプロ化の道は遠くなる、その矛盾を抱えた状態だと言えるでしょう。



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最終更新日  2026.08.04 14:00:10
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