バイバイダディ | わたく史～平凡非凡毎日

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2005年04月24日

私の親友、モモエさんは（名前勝手に書いちゃったけどイイか♪）

３年ほどグアムに住んでいたのだが、旦那さまの仕事の事情で
去年の暮れから日本に戻って来ている。

彼女の旦那さまは今仕事で船に乗っているのだ。
船といってもアノタイタニック号みたいな大きな客船。
ヘタなホテルよかよっぽど大きい。
彼の仕事はお客管理司令室とかなんとか（よく知りません）

あまり詳しい事はわからないのだが、その船、

お客さんは一度乗ったら一週間船の上で思い切り優雅に過ごす。
（非常に憧れます。そんな旅してみたい）
お客が１週間海の上って事は従業員も当然同じ。
だからモモエさんの旦那さまはずっと船の上。
お客さんは目的地に着けば船から降りる訳だが、従業員は違う。
本土→ハワイで行けばハワイ→本土も存在する。
どうやら彼が乗っている経路の船は双方の地を毎日曜出発着のようだ。

もちろん人間だもの、たまには陸地に降り立ちたいだろう。
どういうシフトだか知らないが数日に一度（休日）
ハワイや本土の『陸地』にいる様だ。

こういう特殊な仕事（？）ｏｒ職場（？）な為、

旦那が居ないのに、こんなちっぽけな島（グアム）にいたって仕方ないよ、
という事で、モモエさん＆二人の息子たちは日本へ一時帰国。
つまり旦那さまは単身赴任、というわけだね。
その旦那さまが仕事のタームが一時終了したので
（３ヶ月働くと１ヶ月の休暇がある）

モモエさんが前回彼と離れ離れになったのは半年程前。
彼女の下の子は当時１歳。現在１歳半。
それまではママであるモモエさんよりむしろダディの方に懐いていた下の子。

半年振りにダディと再会、
久々に我が子に会える、と楽しみにしていたダディとは裏腹に
下の子、

まったく覚えていません（哀）

仕方が無いといえば仕方が無いけれど、
やっぱり可哀想な「ダディ」。
滞在予定が３週間なので、まあその内に慣れるだろう、と
自分を励ます本人。
そうだよ、そうだよ、時間だよ時間、と妻や周囲のにんげん。

が、しかし

１週間経っても
２週間経っても

全く慣れず、、

本当に機嫌が良い時は多少近くには寄って行ったりしていたが、
それ以外ではまるで恐ろしいものを見るようにして自分のダディを見る下の子。
またダディも体は大きいわ声は大きいわ、おまけに英語。
『ビビらせる要素』が多い、ってのもあるんだろうけど（＾ｰ＾；）

彼が滞在中私も何度かモモエさん宅を訪れ
何もしなくても子に怖がられる旦那さまを目の当たりにしたけど、
ちょっと可哀想でした。

「ちょっとお～」

とか頑張って日本語で子に話しかけても逃げられ

「ほんとうにー？」

と自分で突っ込みを入れ

「おとうさん。かわいそなあ」（お父さん可哀想だなあ）

と自分で言ってました（涙）

そんなダディ。
いつまでも日本に居られる訳もなく
昨日は最後のお楽しみとして大阪まで大好きなＰＲＩＤＥを
モモエさんのお姉さんの旦那さまと観に行き、
本日、日本を後にしたのでした。

今までは本土⇔ハワイ間だったのが
次期からドイツ⇔ハワイ間になるとかナントカ、、。
いずれにせよまた家族と離れ離れという事です。

「母と息子だけじゃあ淋しいねえ」

私がと言うと

「まっさか！『亭主元気で留守が良い』だよ」

なんて言ってるモモエさんですが、実はソレは強がりで
本当は凄く淋しいんだろうな、と見抜いているワタクシ。

そして何より家族の為に働いているのに肝心の家族が
（特に下の坊っちゃま）
父ちゃんの事覚えてない＆見て怯えるんじゃあ可哀想過ぎ。

ナントカ家族揃って暮らせる上手い方法がないものか。。。
↑いらぬお世話だね、、　部外者の私

貴重な１枚↓
ダディと下の子
コレは喜んでされてました。
普通の高い高いより高い高い
わーい！高い高～い