桜も吉野、梅も吉野、
初めて行った広橋梅林、雄大だ!
奈良人リュウちゃん、春になると梅は「月ヶ瀬梅渓」、桜は「吉野」に観に行くことが永年の習慣になっていました、そこから 「梅は月ヶ瀬、桜は吉野」
という「信条」が生まれたのです。
一昨年、「奈良ソムリエ検定試験」の勉強をした時、奈良には 「3大梅林」
があることを初めて知りました。
<奈良の3大梅林>
(1) 月ヶ瀬梅渓→奈良市月ヶ瀬、梅の木約1万本、
(2) 賀名生(あのう)梅林→奈良県五條市西吉野町、梅の木約2万本、
(3) 広橋梅林→奈良県吉野郡下市(しもいち)町、梅の木約5000本、
月ヶ瀬と賀名生には行ったことがあるが、広橋は未踏の地だ、
よし、広橋梅林に行ってみよう!
という訳で3月上旬の天気の良い日に広橋梅林に出掛けました。
リュウちゃんの家から広橋梅林までは以下の行程です。
JR法隆寺~JR郡山駅~(徒歩15分)~近鉄郡山駅~近鉄橿原神宮前駅~(乗り換え)~近鉄下市口駅~(奈良交通バス・洞川温泉行に乗り換え)~広橋峠。
法隆寺駅AM7時28分発の電車に乗り、広橋峠バス停で下車したのがAM9時40分、バス停のすぐ上の丘から広橋梅林が始まっています。
何しろ初めて訪れた所なので、右も左も分かりません。
見たところ、坂の頂上付近が梅林のようだ、
よし、ひたすら上に登ってみよう。
舗装された登り路の右側に何本かの道がつけられていて、それぞれの道には大きな「梅農家」が点在しています。
下の写真は道の分岐点に咲いていたしだれ梅です。
このしだれ梅、美しい!
以下は農家の畑に咲いていた梅と馬酔木、
こんな立派な馬酔木、初めて見た、素晴らしい!
ミツマタ
の花、これも素敵だ!
以下の写真は頂上の「展望台」付近で撮りました。梅林の上は 「高野槙の群生地」
になっていて、ぐにゃぐにゃと枝が折れ曲がった高野槙の「濃い緑」と梅の対比が楽しめました。
約2時間余り、広橋峠の上の梅林を楽しみ、出発点に戻りました。
そろそろお昼時、お腹が空いた。
家から持参したおにぎり弁当とビール(2缶)の昼食、
何処で食べようか?
バス停のすぐ上の丘の上に休憩所があり、無料で使えるベンチが並んでいました、丘からの眺めは正に願望絶佳!
プファ~、ビールが旨い!
眼下に広がる梅と彼方の金剛・葛城の山並みが美しい!
これまで、信条は「梅は月ヶ瀬、桜は吉野」だったが,
ここでは「梅も吉野、桜も吉野」だ!
気分がノリノリになりましたので、休憩所の小さな茶店で、瓶ビール(中瓶)をもう一本飲んでしまったリュウちゃんなのでした(苦笑)
(以下、「奈良・広橋梅林散策(2)~梅林下部」に続きます)