リュウちゃんの懐メロ人生
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花弁が数千枚もある奇跡のハス、「近江妙連(おうみみょうれん)」。今、開花始まる。7月5日、昨年の夏に初めて名前を知った「近江妙連」を観るために、滋賀県守山市にある「近江妙連公園」にリュウちゃん一人で公共交通を使ってお出掛けしました。この日の奈良の最高気温は33℃、猛暑日寸前、野外散策にはギリギリの真夏日だ。リュウちゃんの家から「近江妙連公園」のある滋賀県の「JR琵琶湖線守山駅」までの公共交通の経路は以下です。「JR法隆寺」~(JR奈良駅経由、約1時間)~「JR京都駅」~(琵琶湖線、約30分)~「JR守山駅」、午前8時過ぎに家を出発、乗り換えの待ち時間もあり、午前10時に「JR京都駅」到着、京都駅に着く寸前、方針変更、午前中に「京都植物園に行き、午後から「近江妙連公園」に行こう。普通、ハスの花は朝に開花して、昼頃には花を閉じてしまうのですが、「近江妙連」は、一旦開花すれば、20日間くらい「咲きっぱなし」になり、花を閉じないのだそうです。「京都植物園」のハスは、皆、午後に花を閉じるが、「近江妙連」は午後でも花を閉じない。開花していれば午後に行っても大丈夫?午前10時30分、「京都植物園」に到着。入口付近には、ユリ、タイタンビスカスが咲いていました。タイタンビスカスはまだ咲き始め、今はユリの季節なのだ!「ハス園」に着く前に、ハス池の東屋(あずまや)で暫し休息、今の気温は、多分30℃超え、むし暑いが清楚なハスの花に癒される。「ハス池」から5分位歩いた所に「ハス園」があります。ここには全て「鉢植え」で、190種類のハスを観ることが出来ます。「ハス園」の手前に咲いていた花です。<アガパンサス><クニフォニア・ルーペリー(別名:トリトマ)>南アフリカ原産の花なのだそうです。こんな珍しい花が、さりげなく植えてある。植物園って、楽しい!さて、「ハス園」です。昨年は7月21日に訪れ、41種類のハスを紹介ました。今年は昨年よりも約2週間早い訪問だったのですが、昨年より4種多い45種のハスを以下に紹介させて頂きます。<巨椋(おぐら)系のハスについて>「京都植物園」のハスには、「巨椋」という名称の付いたハスが多く見られます。これらのハスは一括して「巨椋池系のハス」と呼ばれています。「巨椋池系のハス」は、かって京都市の南部に在った周囲16キロメートルの巨大な「巨椋池」で発見された品種なのだそうです。「巨椋池」は、昭和8年から昭和16年にかけて行われた干拓事業で、約600ヘクタールの農地に姿を変えてしまい、僅かに数十種類の「巨椋池系のハス」に、その名を遺すだけになってしまったようです。<京都植物園のハス、ミニ図鑑>(1)「輪王蓮(りんのうれん)」(2)「巨椋淡桃(おぐらたんもも)」(3)「巨椋ヒラキ淡桃」(4)「黒坊4(巨椋池系)」(5)「巨椋白鳳(おぐらはくおう)」(6)「巨椋斑(おぐらまだら)」(7)「巨椋の白鳥」(8)「巨椋、請所の本紅」(10)「黒坊2(巨椋池系)」(11)「巨椋清平(せいべい)」(12)「巨椋宮西」(13)「五丁田下の段(巨椋池系)」(14)「巨椋豊白(ほうはく)」(15)「巨椋の鳳凰」(16)「巨椋の彩雨」(17)「東観世紅(ひがしかんせべに)」(18)「原始蓮」(19)「大賀蓮」(20)「玉繍蓮(ぎょくしゅうれん)」(21)「姫蓮(ひめはす)」(22)「即非蓮(そくひれん)」(23)「曲院風荷(きょくいんふうか)」(24)「西湖紅蓮(さいこぐれん)」(25)「蜀紅蓮(しょっこうれん)」(26)「碧台蓮(へきだいれん)」(27)「西円寺青蓮(さいえんじしょうれん)」(28)「インドデリー大学」これ、ハスの名称なのかな???(29)「毎葉蓮(まいようれん)(30)「漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)」(31)「京都御苑」(32)「辻弁白八重」まだ「蕾」でした。(33)「中日友誼蓮(ちゅうにちゆうぎれん)」(34)「姫万里」(35)「水晶白(すいしょうはく)」(36)「羅敷粉粧(らふふんしょう)」(37)「矮相思紅(わいそうしこう)」(38)「棗紅(そうこう)」(39)「玉楼人酔(ぎょくろうじんすい)」(40)「紅灯籠(こうとうろう)」(41)「雪美人(せつびじん)」(42)「紅碗蓮(こうわんれん)」(43)「棗紅(そうこう・半八重型)」(44)「悟空(ごくう)」中央上の赤いハスが「悟空」です。(45)「春不老(しゅんふろう)」正午少し前に「ハス園」を出て、京都駅に向かいました。「植物園」は写真で見ると涼しげだが、実際は猛暑で汗ダクなのだ!京都駅ビル2Fにある大衆割烹店「がんこ」で、「寿司定食」と瓶ビール(中便2本)で昼食、プファ~、ビールが旨い!ビール2本飲んだ勢いで、猛暑と熱中症を吹っ飛ばそう!午後1時過ぎ、「JR守山駅」に到着、駅前でタクシーを拾い、約15分で「近江妙連公園」に到着、アチャ~、ハスの葉っぱばかりで、花が見えない。本当に咲いているのだろうか?ハスの葉の近くに寄ってみますと、葉の下に、「近江妙連」の蕾が見えました。「近江妙連」、葉の下にひっそりと咲く小さな花なのだ?ネット調べした情報によれは、「近江妙連」は、「蕾」の時に、その中で花弁がどんどん増えて行き、最初は蕾の中の花弁の数は2000枚くらいなのに、開花する頃には花弁の数が5000枚以上、時には8000枚にもなるようです。残念ながら、リュウちゃんがこの日撮影した「近江妙連」は、開花しているものが一本もなく、蕾ばかりでした(ちょっと時期が早かったようです)でも、「蕾の中で花弁の数だどんどん増えていく」ということは、撮った写真で判ると思いました。「蕾」が若い頃には、普通のハスのようにほっそりとしている。「蕾」が成長すると、太く、丸くなる。開花寸前には、花弁がはみ出してくる。以下、上記の3つの段階にある写真を貼り付けます。<若い蕾><成長して、少し太めになった蕾><開花寸前、花弁がはみ出した蕾>ちょっと悔しいので、ネットからお借りした「開花した近江妙連」の写真を何枚か貼り付けます。「近江妙連」の花びらは、周囲がピンク、中心部が赤いようだ、来年には、7月下旬の「見頃」の時期に、「近江妙連公園」に行って見よう!尚、「近江妙連」の詳しい来歴等に関心のある方は下記のサイトをクリックして読んで下さいね。<近江妙連と大賀ハス>
2024年07月20日
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