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先日、詩人の谷川俊太郎の朗読を初めて聞きました。谷川さんは75才になりますが、とても生き生きとしていました。谷川さんが朗読する前に、詩を読んでみましたが、あまり何も感じない詩もありましたが、谷川さんが朗読すると、とても詩が魅力的な世界へと変わりました。谷川さんが朗読すると言葉に息(魂)が吹き込まれたように、詩の世界が開かれていきます。とても不思議な、楽しい体験でした。谷川さんは、詩は隠語だと言っていました。隠語の意味は、特定の者同士しか通用しないということですが、谷川さんがどのような意味で表現されたのか?私は言葉について時々考えます。人と会話をしていて分かり合っているのか?私の表現していることを人はどのように捉えているのか?人の表現していることを私は理解しているのか?何よりも、言葉は人にとって何なのか?言葉?言葉?・・。言葉が通じ合えると思える人の関係は、特殊な関係なのかもしれません。特殊な関係、谷川さんが言っていた隠語が通じる関係なのかもしれません。私たちは、日々人と言葉を交わしますが、なんとなくどの程度通じ会っているのか分かっているのではないでしょうか。そして、より分かり合っていると思われる人同士は関係が続いていくような気がします。谷川さんは、詩は隠語と言っていましたが、詩の世界に限らず私たちの言葉の世界は隠語なのかもしれません。
2007年08月18日
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