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2026/05
2008/10/30
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カテゴリ: 金融関連
アメリカは0.5%下げて、ついに1%ですか。実はアメリカではかつてこれ以上下げたことがないようですので、ついに下げしろがなくなったということですね。まあ、落ち着かなければさらに1%を切る金利にすることはあるかもしれませんが、そうなってくるとアメリカ初ですね。こうなると、日銀も0.25%下げるでしょうね。世の中の雰囲気が急速にこの金利引き下げを織り込んできているようですから、逆に下げないということになれば、失望売りが膨らむ感じがします。また預金金利が下がっちゃう日々が到来しそうです。

さて、よく家計の金融資産は1,500兆円とか言われるわけですが、これは、日銀が発表している 資金循環 という統計によるものと思われます。今年の6月末の速報でも家計の金融資産の総計は1,504兆円となっております。

昨日自分のポートフォリオをまとめましたが、さて、家計ではどのくらいリスク資産を持っているものでしょうか。この資金循環統計の6月末速報値を元にグラフを作ってみました。

家計ポートフォリオ

統計によると、やはり一番多いのが円の現金・預金でして、780兆円レベルですから、全金融資産の半分をちょっと超える程度です。でも、次いで多いのは、保険・年金準備金というカテゴリーでして、400兆円の残高、全体の1/4をちょっと超えるくらいです。これは何かということですが、これは、保険の満期金とか、個人年金の掛け金とか、今現在は保険会社などに資産があるが、個人の取り分であるところの資金でしょう。これは、普段の生活では自分自身の資産と認識せずに生活しているのが普通と思われます。保険の満期金でも本来は自分の掛け金が戻ってくるだけですが、臨時収入と考える場合が多いでしょう。私自身も普段の計算では、変額年金のように残高計算できるものは入れてありますが、それ以外は考慮していません。よって、この部分と、他にいくつかある「その他」の部分を省いて書いたのが右のグラフです。

右のグラフに出てくるカテゴリーのみで計算すると、金融資産合計は971兆円となり、その金額に対する百分率が書いてあります。円グラフの色分けは、昨日の私のポートフォリオに似せてありますが、日銀の統計では、株式の部に外国株が、そして債券の部に外債が含まれている可能性もあり、正確には一致していません。また、日銀の統計にJ-REITなんかはないのであって、投資信託か株式のどちらかに含まれているものと思われます。まあ、J-REIT時価総額数兆円の中で個人が保有しているのは1割程度でしょうから、円グラフにしても面積がないくらい細いわけです。よって、赤の部分はJ-REITではなく投資信託という分類にしてあります。私の昨日のポートフォリオでは、投資信託は内容により国内株式と外貨建て資産に分けてありますので、ここが一番違います。

まあ、国内の総計として上の円グラフですから、平均的にも上のグラフの通りなんですが、わたくし的に言うところの、無リスク資産すなわち、円の預貯金と債券で合わせて85%近くになりますので、まあ、日本人的にはまだまだリスクを取っていないということだと思います。よって、今回のようなヒドイ株価の暴落や円高が来ても、家計の金融資産に対する直接的影響度は高々数%程度あるかないかで、ほとんど影響はありません。まあ、こういう局面では強いですね。日本人は。自分は半端じゃない影響受けているんですが。

しかし、この数学的な平均は、家計の「平均的」な姿を現してはいません。だいたい、個人金融資産が1,500兆円ですから、赤ん坊から年寄りまで、1人平均1千万円を超える資産があるわけで、4人家族なら5千万とかの資産となるのが数学的平均です。しかし、実際問題としては、金融資産で数百万かせいぜい千数百万円程度というのが4人家族の「平均的」な中流家庭のように思えますが、いかがでしょうか。実は、金融資産の平均を取ると、ごく少数の大金持ちが平均値を大きく上げてしまうため、このような結果になります。よって、4人家族なら金融資産ゼロ~2千万円程度の家計が相当大多数を占めていると思われます。平均の5千万円まで持っている家計はかなり少数派のはずです。

で、リスク資産への配分ですが、これは、家計の金融資産の総額に大きく左右されるはずです。金融資産ゼロならもちろんゼロですが、ゼロでなくとも、毎月給料カスカスで暮らしており、預金残高は10万円か15万円くらい、といった人は、なけなしの10万円で株を買ったりはしないと思いますので、金融資産が少ない人はリスク資産への配分割合としても低いはずです。逆に、数億、数十億と持っている金持ちが、預貯金だけですべて保有しているとも思えません。おのずとリスク資産の割合も増えるものと思われます。



で、平均的な層の中で、少数派かもしれない一部株式や投信を持っている派ですが、これらの人はどのくらいリスク資産に振り向けているのでしょうか。これは、個人的経験しかないんですが、上記平均の15%程度ではおさまらず、きっともっと多くのリスク資産を持っていそうな気がします。最低でも2割、3割とか、場合によっては8割、9割かもしれませんが、持っている人は持っているということです。というのも、いったん株式や投資信託を買うと、金融資産の1割とかその程度で納めておくことがなかなか出来ず、ついつい追加投資してしまいがちですからね。私も、最初はそういった形でズルズルと投下資金が増えていきました(笑)。まあ、あまりルーズにやっていると、それこそ歯止めが効きませんから、自戒の意味を込めて、ときおりポートフォリオの検証などを行っているわけです。

本日、プロレジが物件を損切りして、174.7億円の借金のうち、たった1.24億円という少額かつ半端な一部返済を行いました。もともと借金の弁済期日は平成22年で、まだ先ですし、しかも有担保。担保価値の点から追い証でも求められて、不可能なら一部返せとでも言われたのでしょうか(まあ、実際ほとんどの物件担保に入っているので追い証は無理かな)。これは相当やばそうな気がする。なにかのまえぶれかもしれない。しかも、長期ですが、リーマンブラザーズ証券から借り入れていることにも気が付きました。あおぞら銀行からの短期借入もあり、農中信託銀行ってのもどうか。銀行のメンツもあまり良くないですね。自己資本比率低下により貸し剥がしたがっている連中が多そう。でもクリードOよりマシかも。新生、あおぞら、GE、AIGですから(笑)。

プライムも物件譲渡で、こちらは2百万円のかろうじてプラス。しかし、親への35百万円の手数料を払えば、実質損切りです。まあ、こちらは、借金増やさずに品川キャナルビルの取得を行うための方策かもしれません。買った相手はヒューリックだが、こちらはまともに上場できるのか?一応、中止とかのアナウンスはなくちょうど本日仮条件下限で決まったようだが・・上場できるとすれば、その資金を当てにしているんでしょう。東京建物等は現在ヒューリックの大株主ですし。





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Last updated  2008/10/30 05:47:53 PM
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