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レ・ミゼラブルはヴィクトルー・ユーゴの長編小説で、ミュージカルで大ヒットして映画化されたものです。(C)Universal Pictures映画「レ・ミゼラブル」この作品情報を楽天エンタメナビで見る大ヒットしてますから、もう観劇した方も多いと思います。毎度楽々はこの小説を高校生の時に受験勉強そっちのけで1週間で文庫本で読みました。ストーリーについてはもうご存知でしょうが、この小説・映画には「恋愛、貧困、別れ、窮乏、暴力、宗教、政治、軍事、人生観、逃亡、妬み、悪人、金、労働、罪人」と、映画やドラマの対象にしているテーマが満載です。言わば映画、演劇製作者、シナリオライターの教科書のようなものです。映画の2時間40分ではとても小説の中で説明されるシーンを描き出すのは難しいでしょう。小説であっても時代背景を良く知らないと本質的なものは理解できないと思います。とはいえ、小説の大切なシーンは全部ありましたから・・・良く描けた映画と言えます。何の下準備、予備知識がなく観れば、罪人が更生する話でもあるし、恋愛もあれば、活劇シーンもあるということでそれぞれ楽しめるようにできています。ここがユーゴの凄いところでどんな人にも楽しめるようなエンターテイメント性を19世紀半ばに発想しているのだから凄いです。天邪鬼の楽々は「この映画はヒットする」のが最初から解っていました。映画は、ミュージカルの映画版ということで全編台詞は、歌になっています。声優を使わずに俳優の生声というのがよろしいですな。歌手としての上手さはもちろん本職の方がいるのですが、それぞれの役者が自分の声で台詞=歌を唄うのですから・・・・ミュージカルものでも吹き替えがありました。マイフェアレディでは、数曲を除いてオードリー・ヘップバーンを マーニー・ニクソンがやりました。こういう仕掛けでないのが良かったのがレ・ミゼラブルです。ラッセル・クロウがジャベール警部役で出ていたのですが、これはチト辛いものがありました。歌唱力はミュージカルやオペラの方のレベルではないので・・・ま、それもまた良しとしてみればたいしたことでもないでしょう。冒頭のシーンは、ツーロン港(フランス南部の軍港であり商港)のドックに大型帆船を何本ものロープで引き入れる作業シーンでした。ここは、コンピューター・グラフィックスだったと思いますが、現実にはこういうことはないと思います。帆船上でも帆を広げたりするときはキャプスタンとかウィンチを使っていましたので、人間が帆船に直接繋いだロープを引くなんていうのはおかしな光景です。第一安全ではないし、コントロールができないと思います。本来ならば、滑車を使って力を使わなくても良いような工夫をしていたと思います。何よりも乾ドックに嵐の日に直接船を引き入れるようなことはないと思います。ドックを満水にして船を引き入れれば軽く引けます。そして、ドックの閘門を閉めて、排水すれば良いわけです。冒頭シーンでジャン・バルジャンが登場するので大勢の人間がドック内で作業する重労働を表現したかったのでしょう。そして、この映画の良いところは「電子音」がないことです。最近の映画は、電子音が多く耳が疲れてしまいます。アクションシーンが多いし、爆発シーンもありますので、楽々はこの大音響が苦手です。眼と耳でショックを与えるのが常套手段の最近の映画です。作品の力というよりもこういう演出に凝っていますね。その点、レ・ミゼラブルはオーケストラと役者の歌ですから、安心でした。ジャン・バルジャンはマドレーヌ→フォーシュルヴァン→ユルバン・ファーブルと名前を変えていきますが・・・ここでジャン ・バルジャンの娘となるコゼットのお母さんの名前が「ファンティーヌ (Fantine)」なんですが・・・日本語だと「泉」という意味です。愛の泉なのか、貧困の泉なのか・・・物語の主人公の一人ですが、意味慎重な名前です。
2013.01.25
日本と中国とは「一衣帯水」という関係と言われます。もちろんこの「一衣帯水」とは近くの国という意味に使われ、良い意味で「近隣」という使われ方です。しかし、近ければ近いほど争いもあるわけで、それが昨今の「尖閣列島」問題になっていると思います。楽々も20代の頃、中国を訪問しました。もう35年も前です。その頃は中国人の人たちも日本人も「一衣帯水の中だから、両国は仲良くして国交を発展させよう」という発言が多かったと思います。さて、中国の尖閣列島に対する侵略意図ははっきりしているようで、他国の領土を自国領土だと主張しているのは尖閣だけでなく、南沙諸島でも起きています。このような対外膨張主義に転じた中国ですが、日中に関して言えば、国内の不満を日本にぶつけることで押さえているという報道もあります。また、反日教育をこの20年あまり続けてきて「洗脳された人々」が反日無罪という勝手な考えで「暴動」を起こしているとも言われます。要は、中国国内に不満が充満しつつあるし、エネルギーや資源など自国権益を獲得することに対して躊躇しないという中国政府の考え方でしょう。中国政府=中国共産党であり、一党独裁の国です。これは北朝鮮も同様です。前置きが長くなりましたので本題に・・・楽々は中国という国に対して「尖閣」や「反日デモと暴動」だけで反応してはいけないと考えています。日頃のニュースやその解説ではどうしてもトピックスに重きを置かざるを得ないのですが、それでは大局を見誤ると思います。中国の統治者の苦悩はどこにあるかと言えば第一は世界最大の人口の「食」と「職」を提供することでしょう。毎日3食を提供し続けるとして、人口13億4000万人ですから40億2000万食を365日準備し続けなければいけません。国内で食糧を調達できれば良いのですが、改革開放で生活水準が上がり続けている中ではかつてのように自給自足は難しいでしょう。さらに沿岸部の発展と経済発展に取り残された内陸部があります。これが「貧富の格差」としてを大きくなっているのも事実でしょう。経済は自由主義ですから、自由主義=弱肉強食となります。国民全体が均一に発展するというのは難しいことです。日本でも地方と首都圏の格差が激しいのですが、それ以上に中国では発展の度合いが違っています。大学を出ても就職口がないという人もいれば、共産党幹部の子弟は、「太子党」と言われる貴族階級で、権力も職も教育も特別扱いです。この膨大な、圧倒的な人口を養うことに失敗すれば政権は転覆し、国家解体ということになるのでしょう。この人口・・・・について中国政府、共産党は大変な危機感を持っていると思います。第二に「軍」が権力の基盤であるということです。中国人民解放軍は共産党の指導の下にあるのですが、共産党の権力の基盤でもあります。日本では「軍隊=自衛隊」が国家権力の一翼と考えている人はいません。しかし、中国共産党の歴史は「革命の達成」を目標にしてきたわけで、武力闘争・・・つまり戦争で勝利することで現在の体制を築いてきました。日中戦争時代には「抗日」でしたが、今は台湾にある中華民国の国民党との内戦に勝利して「共産党政権」を樹立したわけです。現在の中国は、軍事によって作られたということです。さらに冷戦時代は、西側諸国と対峙していましたし、中印紛争もあれば中越紛争もありました。同じ社会主義革命を実行したソ連とも長い国境線があり、何度も武力衝突をしてきました。地政学的に見ても国土が広大であり、辺境の地であるものの長い国境線を維持するのは大変な労力だと思います。ともかくも、軍隊を掌握することで対外的にも国内的にも権力の基盤となっているのは事実です。経済成長がある故に人民解放軍には潤沢に予算を配分できるし、解放軍やその周辺組織は、経済成長とともに「ビジネス」にも成功しています。第三に「共産党の一党独裁とその弊害」です。西側にいる日本では信じられないのですが、後進国であればあるほど「独裁政権」ができます。これは、政治というのは「利害の調整」ですし、それを民主的に解決しようとすれば大変な手間が掛かるわけです。日本の政治状況を見ても「原発反対・賛成」の論議にはいずれにも主張する理由があります。バラマキ型の福祉制度についても受益している人からみれば既得権益と言われようが正しいと思うでしょう。そんな手間ヒマをかける民主的な政治よりも、独裁制であれば「こうする」と決めれば国家も国民も楽になります。現在の中国は、発展途上国とGDP世界2位という経済大国の2つの面を持っている国です。一党独裁の為に共産党の幹部とその子弟が「個人財産」を築いているとの報道があります。中国の長い歴史では「権力を利用して私有財産を得る」ことは当然のような感じがあります。中国もそれに気付いて腐敗・・・つまり汚職の取締りを強化しているようですが、これは簡単には片付かないでしょう。日清戦争の時の北洋軍の総帥・・・現実は清国を代表していた李鴻章・・・この人物が日本との和平交渉をしたのですがその後ロシアのウィッテに懐柔されて多額の金品を貰っていたとのことです。国家を代表するような政治家、軍人でしたけれど、袖の下を貰うのには抵抗がなかったのでしょう。そういう点では中国共産党の幹部たちは清国時代とあまり変わってないのでしょう。共産党独裁の最大の問題は情報の自由がないことです。ネットですら監視されているわけで、 共産党を誹謗、中傷して、危うくさせる言論は徹底的に取り締まられています。資本主義ではあっても言論の自由がない・・・そんな社会は公正に運用されているはずはないと思います。
2013.01.25
今週の「たかじんの何でも言って委員会」に安倍総理が出演していました。中々民法の番組に総理大臣が出演することはないのですが、たかじんさんと俵山温泉で入浴しながらの対談などもあり、何度か出演しているので義理を果たすという意味で先週の大阪訪問時に番組出演したのでしょう。この時の様子もネットから見ることができます。そして、時間になって安倍総理退出の後に、内閣官房参与に就任した飯島勲さんが出演して色々とお話ししていました。その冒頭で驚いたのですが、1.お茶もでない・・・飲み物は自己負担2.新聞は6大紙から1紙のみで他は・・・自己負担 3.雑誌もとっていない4.名刺は100枚以上は自己負担5.旅費も電車、バスでクルマは使えない6.官邸出入りのパスが500名、総勢で1300名くらい発行されているが、その内80名程度に問題のある人物があり、中には前科のあるものがいた。こちらからネットでご覧いただけます。 http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-25371.htmlもう、驚きました・・・。民主党政権下の首相官邸の内閣官房参与の扱いは酷いものです。これでは総理大臣を補佐するようなことはできなかったでしょう。飯島さんは「村役場以下」と官邸機能を評していました。アメリカでいえばホワイトハウスのようなところですが、何を考えていたのでしょう。番組の中で旧社会党の事務局員がごっそり首相官邸入りをしていたとの話もでました。為替、株価、など経済の機密情報が官邸から漏れるリスクもあったわけです。それにしても酷い政権だったと思います。政策の違いはわかりますが、国家運営の中心である首相官邸機能が低下していたんですね。そして、たかじんの番組後のインタビューで飯島さんが爆弾発言をしています。それは「北朝鮮の拉致問題について近日中にトップどうしの話し合いが゛あり前進する」という話です。http://www.ytv.co.jp/takajin/movie/index.html恐らく参議院選挙の前ということでしょう。楽々は3月か4月ではないかと予想しましたけれど、国会開会中は難しいでしょう。
2013.01.16
こちらのブログでは新年のご挨拶をしてなかったので・・・明けましておめでとうございます。今年も拙いブログを書いていきますがよろしくお願いします。さて、今年の政治情勢・・・まずは7月の参議院選挙で自民党・公明党が昨年の総選挙の余勢を駆って勝利できるかどうかでしょう。衆議院で2/3の議席を獲得したとはいえ、参議院の第一党は民主党です。ネジレ解消には至ってないので、衆議院の優先は予算と条約などに過ぎません。自民党が野党時代にやった政治行動は、予算関連法案について参議院では阻止に回っていたことです。これでは、衆参がネジレてしまい、国会が停滞してしまいます。現下の国内情勢、海外情勢からして、これでは政治の迅速な動きができません。民主党が同様の行動をとるかどうかも注目しないといけません。自民党の安倍総裁、石破幹事長が総選挙後にも「勝って兜の緒を締める」というような表現や「政権交代は参議院選に勝利してから・・・」と答えているのはこの為だと思います。選挙後の政府・自民党の動きは迅速な感じがします。昨年末の株価、為替については期待感が大きいような反応です。明日、株式市場が開きますが、昨年末の株価を上回るのではないかと楽々は予測しています。上げ相場という事になると、今年の景気は株価が牽引するような形になるでしょう。政府・自民党は景気回復を最大の課題として選挙に臨み、選挙後も活発に景気対策を考えているようです。まずは、補正予算です。10兆円という規模の補正予算が組めるかどうか・・・そして迅速な執行ができるかどうか・・・です。マスコミ的には、予算が成立すると政治的には終わりという報道が多いのですが、楽々の現役時代の経験からは、予算の執行スピードが問題です。公共投資については相変わらず無駄な投資だとい批判もありますが、地方への波及効果は十分だと思います。アメリカの場合は、これが軍事関連予算と読み替えても良いくらいです。ミサイルにしろ、戦車にしろ軍需産業の立地しているところは田舎町が多く、戦争が始まり大量の兵器が消耗するとアメリカの田舎に潤うことになります。日本の場合は、公共事業ということになりますが・・・公共事業批判をする人は、猿や鹿しか通らない道路を作ってどうする・・・という極論を言う人がいますが、年末のトンネル事故のようにそろそろメンテナンスをやらないと心配なトンネル、橋梁が多いのも事実です。こういうところから手をつけていかなければいけないでしょう。今回、財務大臣が麻生太郎氏なので、地方議員でもあり、どうすれば政府支出が景気回復に繋がるか・・・を重点に考えると思います。中でも予算執行のスピードと波及効果についてはお考えになると思います。補正予算の早急な成立と来年度予算の組立てがとても大切になると思います。そして、景気回復…株価の上昇などが続けば3月末の民間企業の決算期に保有している株の時価評価が下がらず、決算にも好影響を与えてくると思います。為替についても円安水準が定着すると・・・楽々は90円/ドルくらいで安定すればと思っています。100円/ドルということになると・・・これはマイナス要因も出てくると思います。具体的には原油、天然ガスなど電力関係のコストが上がってきますので・・・これが企業業績にも影響を与えるでしょう。政治情勢として読みにくいのは、政党の合従連衡があるかどうかです。自民党の分裂なんてことがあると、これはまたまた政治が混乱するでしょう。衆議院ではその可能性は少ないと思います。国民は政治の混乱を望んでないと思います。年末に政党助成金の関係で「日本未来の党」が分裂しましたし、代表だった嘉田滋賀県知事が年明け早々に分裂した党の代表を降りるとの報道です。こういう何かわからない政党の動きは、本当に国民に迷惑な話です。卒原発、脱原発が国民には支持されていないのですが、ワンイシューだけで政治を語るのはとても危険な兆候です。結果として「生活」という政党を牛耳っている小沢グループが政党を乗っ取った感じですし、総選挙投票日前後の一ヶ月の行動を見ると「怪しい政党」のような気がしてなりません。自民、民主・・・・に関わらず、いずれの政党も新人が多いのでこの人たちがどれだけ真剣に勉強するか…経験するかも大切だと思います。マスコミに露出して自分の選挙に有利になればという考えではダメで、所属する委員会などでの真面目に勉強が大切だと思います。国民の政治への不満は、不勉強な大臣や不適切な発言をする大臣が登場したことです。大臣を目指すのは政治家として当然ですが、その為にも新人時代から真剣に国会の場で勉強してもらいたいと思います。選挙に強い・・・政治家としてはこれが一番ですが、有権者は自分たちの生活、命や財産について「安全で安心」を期待しています。官僚を相手に十分な論戦ができる政治家が必要です。国会での論戦が、足の引っ張り合いだったり、スキャンダルの暴露合戦になったり、爆弾発言で衆目を集めるようでは悲しいことです。
2013.01.03
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