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2021.01.08
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テーマ: 読書(8289)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



われ清盛にあらず [ 若木 未生 ]

本の目次・あらすじ


平家一族を率いる棟梁・忠盛。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの武士一門。
その長子である清盛は母が定かでないことから「拾い子」と陰で言われ、正室の子である弟・家盛と家督を争っていた。
家盛と同母を持つ頼盛は、ふたりの兄から「ヨリ」と呼ばれ、その真っ直ぐな心根を愛されていた。
しかし家盛はあっけなく頓死し、跡目を継いだ清盛は平家の勢力を拡大してゆく。
保元の乱、平治の乱、そして、栄華を極めた平家の滅亡―――。

鷺が飛ぶ。
白拍子が舞う。

うつくしきものが、きよらかなものが、うつろい、消えてゆく。

眼の焼けそうなまばゆい光の中で、頼盛が見たものは。

引用


「わたしがなりたいものは――昼間の月です。兄上の輝きを見ていたいのです。おのれは光らなくとも、それでよいのです」


感想


2020年読書:253冊目
おすすめ度:★★★

素敵な表紙絵に目を引かれ、「若木未生?聞いたことある…。『ハイスクール・オーラバスター』の人?」と手に取ったらその方だった。

平家物語。よく調べて書いてある。清盛ではなく、その弟の視点というのも面白い。
面白いんですよ。でも、なんだろうな?トーンをあまり使っていない白が多めのきれいな絵の漫画を途中から読んじゃったような、前後の関係がよく分からない感じ。
たぶんこの漫画面白いだろうし好みなんだけど、関係性が分からなくてストーリーに入っていけない、みたいな。
描写がさっぱりしているせいか、登場人物の内面に同調しない。
主人公の頼盛が何考えてるのかよく分からんし、頼盛から見た兄たちもよく分からん。
うーん、何でなんだろう…。面白いのに…。

あと、私は名前を覚えるのがとっても苦手なので、この時代の名前が似ている人たちは全部同じに見える。
天皇一族もこんがらがって、登場人物相関図付けてほしかった。


西行も「この人って『うた恋い。』で駆け落ちした人だっけ…?」と確認したら違った。それ在原業平で『伊勢物語』や。だいぶ時代違うやん。


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最終更新日  2021.01.08 06:00:10
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